2020年08月

公明党をつぶせば明日がある!<本澤二郎の「日本の風景」(3831)

<忘恩・裏切りの徒を震え上がらせる野原節の炸裂!>

http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/367.html

 このURLのコメント7に、山本太郎顔負けの野原善正の見事な演説が貼り付いている。気づくのに少しばかり時間がかかったが、これをクリックすると、誰しもが大喝采をするであろう、沖縄の勇士・野原節が飛び出す。日本の政治改革の根幹を教えてくれている。

http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/367.html

 この8年近い史上最低最悪の自公政治によって、財閥1%は肥え太って喜んでいるが、そのツケを弱者の民衆が負担を強いられてきた。若者たちは、正規の社員になれない、いつでも首を斬られる非正規労働者で、収入は激減してしまっている。結婚も出産もままならない。夢も希望も喪失させられている。


 大事な福祉・年金基金が危険な株式に投入、その株買いの主犯は中央銀行の日銀である。本末転倒の狂った経済政策によって、不信と不安が渦まく日本列島だ。


 あまつさえ「戦争三法」を強行、米国の戦争に自動的に巻き込まれるという「戦争国家」に変身させられてしまったのだが、その元凶が平和と福祉をないがしろにして、日本会議の極右・安倍内閣に服従・支援をしてきた公明党創価学会の赫々たる実績である。


 「おかしい。池田先生の教えに反している。今の公明党創価学会執行部は、忘恩の徒・裏切りの徒ではないか。まずは公明党をぶっ潰すことが、日本に夢と希望をもたらしてくれる」

 野原節は、500万世帯ともいわれる公明党創価学会に対して、実に分かりやすく訴えている。聴衆の反応は、山本を優に超えている!


 一人でも多くの人が、この野原節を見て、聞いて欲しい。


<「平和を忘れ、国民をいじめる公明党は、直ちに潰せ」と創立者厳命>

 国民の多くは、公明党の前身である公明政治連盟を知らない。野原は知っていた。その際の創立者・池田大作の厳命も記憶していた。

 すなわちそれは、平和を忘れ、国民をいじめる政党になれば存在価値はない。「潰しなさい」と言明していたという。


 このことを太田ショウコウも山口那津男ら公明党幹部は、みな知っている。創価学会会長の原田も知っている。彼らは承知の上で、戦争党になることを選択したのだ。確信犯である。

 野原節の真骨頂は、正にここにある。彼は繰り返し叫んでいる。聴衆の拍手は止まない。迫力満点である。公明党創価学会は誰も反論できない。沈黙して嵐が通り過ぎるのを待っている、という無様な有様である。


 野原節の公明党攻撃は、馬力が弱くなった共産党でも出来ないだろう。


 池田は後継者作りに失敗したが、不正と腐敗まみれになる公明党の将来をある程度予測して、政党を立ち上げたのだ。「権力は腐敗する」を熟知したうえで、カンヌキをかけて誕生させたのだ。ここは凡人のレベルを超えている。


<謎のコメント7「LADY IN SATIN」はお見通し>

 この野原節をコメント欄に貼り付けてくれた人物なのか、グループなのか、「LADY IN SATIN」という謎の面々であるが、おそらく目覚めた創価学会婦人部の人たちであろう。


 野原節の核心的な演説を撮影して、それを大衆に見せてくれたのだから、まずは感謝したい。これが列島に流布すれば、公明党創価学会の執行部は、すべて責任を取って辞めることになろう。


 忘恩・裏切りの徒らが、長期間、生き延びることはない。仏教の因果の法則は、科学論とも一致しているのだという。


<阿修羅「創価学会婦人部編漫画大注目」のコメント欄注視>

 ネット社会は、様々な出会いや材料を提供してくれる。先日の「創価学会婦人部編漫画大注目」にしても、ネットで発見したものだ。護憲リベラルの不安を見事に漫画で解説、国民に油断大敵を教えてくれている。

 池田門下生を自認する野原は「これこそが池田の理念」と信じて疑わない。今の沖縄を象徴している。木更津の戦争遺児に次いで、沖縄の野原ら池田門下生が決起した。いまや燎原の火のように、列島から世界へと広がっている。


<激震!公明党創価学会瓦解と日本の政治改革>

 思うに体調を崩した池田の今を知らないが、弟子たちの裏切りに怒り狂っているだろう。野原のいう「創価改革」は、池田の意思を体した野原が、池田親衛隊長となって、目下、蛮勇を振るって信濃町の不正と腐敗に立ち向かっているのかもしれない。公明党瓦解が、日本の政治改革を先導する!

2020年8月31日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

大魔神の影<本澤二郎の「日本の風景」(3830)

<菅義偉にも取りついている電通・大魔神の実力?>

 もう5、6年も前になろうか。官邸筋から「菅には電通の元ドンがついている。住まいも地元の横浜。つまり相当以前から大魔神と昵懇の間柄だ」との連絡を受けたが、当時は電通のことについての知識が全く不足していた。


 東芝病院での医療事故で、次男の命を奪われた遺族でありながら、その処理を電通がチャラにしていたことにも気づかなかった。


 わが最大の弱点は、経済部記者をしてこなかった、それゆえに財閥・財界事情に無知なことだった。電通が国民に災いを招く大魔神であると察知したのは、コロナのお陰である。


 政治記者も腐っているが、もっと腐敗している記者が経済部というところまでは知ったが、電通が新聞テレビを完ぺきに掌握しているという悲劇的事実を知らなかった。国民は無論知らない。


 電通大魔神を知り尽くしている少なくない悪党集団は、それを秘匿して生きているのである。この国の腐敗の元凶の元凶は、財閥の特務機関の電通なのだ。その電通が、安倍・日本会議政権を操ってきたが、並行して官房長官の菅をも、腕の上で躍らせてきたことになる。


 安倍沈没によって、菅を浮上させている。この仕掛けをほとんどの国民も自民党員も、気づいていない。当の菅でさえも疑心暗鬼に違いない。



<菅宣伝に忙しいテレビ各社>

 政界に関心のある者であれば、この半月余りの間、テレビというテレビが菅との単独インタビューをしていた。なぜ菅だけ宣伝するのか?答えは電通のお陰なのである。


 今では、菅は自民党幹事長の二階俊博と連携している。自民党総裁選ルールは、二階の下で推進することも決まった。総裁選のルールでも、菅が先行していることになる。


 愚かな国民を相手に、無能無責任で、軽すぎる第二の安倍となる菅義偉を、次期自民党総裁・首相に担ごうというのである。東京五輪パンクによる電通の損失は、電通自身が破産するほどの負債を被ることになるのだが、そこを血税で補填する一番の好都合な人物が、菅なのだ。



<繰り返された安倍犯罪の第一共犯者>

 あらゆる安倍事件に関与してきた菅である。特に、彼が直接手を染めたと信じられている事件の工作人が、自身の手足となって、あらゆる秘密工作に関係してきた元警視庁刑事部長の中村格であろう。


 菅は、官邸の警察官僚とも連携して、TBS強姦魔事件をチャラにした、重大深刻すぎる性凶悪事件の黒幕として暗躍したとされる。この事件は、被害者の伊藤詩織さんが、現在も強姦魔の山口を相手に裁判を繰り広げ、一審は強姦魔を屈服させている。いまでは、国際的ジャーナリズムでも認知もされている。


 やくざや右翼を動員して、被害者を痛めつけているようだが、反対に伊藤さん支援の輪が、一段と拡大している。


 現在、中村は警察庁のNO2という。菅が後継者だと、強姦魔をチャラにした人物が警察庁長官?これほど国民をなめた人事が具体化するのだろうか。


 あらゆる安倍事件の泥被り役を演じてきた菅の登板を、電通が成功させることが出来るのであろうか。


<安倍事件=菅事件>

 官房長官は政府スポークスマンである。同時に女房役だ。夫婦の間柄である。政治的には、安倍の妻の昭恵ではなく、菅が安倍の女房として、安倍の腐敗のすべてを覆い隠してきた、文句なしの共犯者なのだ。


 要は、安倍事件は菅事件そのものなのである。まともなジャーナリストや野党議員であれば、岸田や石破よりも好都合な人物ということになるのだが、そこは電通がすべてを抑え込む。朝日も毎日も手も足も出ない?


<電通も安倍も安心?>

 菅が政権を担当することになれば、安倍も電通も胸をなでおろすことになろうか。「菅だと、自民党が崩壊することになる。それほど自民党員は馬鹿ではない」という正論も、今朝ほど届いたのだが?政界一寸先は闇である。

2020年8月30日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

電通の飼い猫<本澤二郎の「日本の風景」(3829)

<1・5億円・桜・モリカケ追及さえしなかった最後の記者会見>

 日本最大の記者クラブの内閣記者会・永田クラブが、6月18日以来雲隠れしてきた晋三の、最後となる記者会見にどう対峙するだろうか、そこに焦点を絞って首相辞任表明会見を、ネットの生放送で見聞した。


 心臓に突き刺さっている1・5億円の河井事件、公金横領の桜事件、モリカケTBS強姦魔事件を、どのように追及するだろうか?

 予想はしていたものの、結論を言うと、彼らは電通の飼い猫でしかなかった。飼い犬なら少しは吠えたであろうが、それさえも見られなかった。民主主義の存在しない国家主義のレベルでしかなかった。


<佐藤栄作長期政権記録を塗り替えることに的を絞り辞任表明>

 7月に官邸内で吐血した、といううわさ話は事実だったのだ。その先に慶大病院での2度の長時間診断で、持病の再発と深刻化が判明して、大好きな官房機密費という血税を使っての美食三昧が止まった。


 すぐにも入院すればいいのに、そうしなかった。8月24日にこだわった。佐藤栄作の政権存続記録を塗り替えようとしたのだ。それだけのことだった。ここには、政治家らしい信念・責任・恥の観念が、全くなかった。



<事前に整髪も済ませ、会見前には念入りな化粧も?>

 彼は8月24日の入院前日の日曜日を利用して、大好きな床屋に行って整髪していた。記者会見向けの準備態勢である。

 記者会見で、彼は辞任の決意を24日と打ち明けたが、実際はもうそれ以前からだった。


 ネット生放送で目撃した印象では、彼の表情から憔悴しているとの感じがしなかった。直前に、化粧を施したのではないだろうか。


 会見では、一つだけ安倍のメディア対策についての嫌味質問が出たが、まともに答えようとはしなかった。


<心臓は電通工作にこの上なく感謝、感謝!>

 辞任するに当たっての心臓は、なにもかにも、行き届いた配慮をしてくれた電通に感謝したであろう。政府のみならず、三権を掌握した戦後の特務機関・電通の威力、とりわけマスコミ対策に驚いたはずである。

 NHKからは、まともなジャーナリストをきれいさっぱり追い出してしまった。かつての公共放送は存在しない。安倍放送に取って代わった。

 御用ジャーナリズムは読売や産経、日経に限らなかった。新聞テレビのすべてが安倍にひれ伏して、編集首脳陣が全てナベツネに殉じた。


 新聞テレビに労働組合はあるのか知らないが、たとえあっても、そこも抑え込まれていた。日本の言論機関が死んで、国民・主権者ではなく、心臓を支えた。抵抗した唯一の夕刊紙・日刊ゲンダイは、その分、大いに活躍することが出来た。


<神輿は軽いほどいい、無能無責任が扱いやすい典型>

 昔から「神輿は軽いほどいい」と言われてきた。無能無責任の神輿の方が扱いやすいのだ。千葉県にもいるが、おそらく全国的に多いのかもしれない。


 担ぎ手の電通も扱いやすかった。311の東電福島の放射能漏れを「アンダーコントロール」と大嘘を言い張り、IOC委員を買収しても、日本の新聞テレビは報道せず、批判もしなかった。


 政策の多くを経済産業省の役人が独占した。戦前の商工官僚である。安倍の祖父・岸信介こそが、戦前の第一人者だった。財閥の代理人である。電通とは同じ穴の狢だ。東芝は、それに呑み込まれて破綻した。

 電通の最大の敵は、コロナである。五輪崩壊をどう乗り切ることが出来るのか。


<戦争三法は信濃町に裏切られたが、9条を阻止した日本国民>

 平和を愛する日本国民とアジア諸国民は、多少安堵している。それは安倍の軍国主義・9条を改悪する野望を、見事に封じ込めた点である。


 安倍の背後を固める極右靖国派・日本会議は、あわてて「改憲ラッパ」の声明を出して、自民党総裁候補をけん制している。電通も一役買っているのかもしれない。


 戦争三法は、無念にも公明党創価学会の裏切りで強行された。オウムのようなショウコウは、池田大作から心臓に乗り換えたが、次は誰か?創価学会婦人部OBが注目している。


 ともあれ、9条を阻止した日本国民に対しては、国民の一人として喜びたい。

2020年8月29日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

創価学会婦人部編漫画大注目<本澤二郎の「日本の風景」(3828)

<平和憲法死守の一番まともな団体が安倍内閣で狂う漫画的変異>

http://seoul-life.blog.jp/archives/62149212.html

 まずは上記のURLを開いてもらおう。昨日ネット掲示板で見つけたもので、そこには護憲リベラルを貫徹していたころの創価学会婦人部編の、改憲軍拡の野望に対しての警鐘漫画である。とても分かりやすい。登場人物は世の母親と息子である。

 政治に無関心で、騙されやすい日本人の代表を登場させているのが、この漫画のミソなのだ。政治に無知な女性、自立していない女性、レイプされても110番通報しない女性と、同じく政治無関心の若者。


 気が付いたら、平和の日本と信じていた女性と若者の上空を戦闘機・ミサイルが飛んでいる。警察が若者を戦場に引きずり出そうと、強引で懸命な捜索活動を繰り広げている!空も大地も恐怖が覆っていて窒息しそうだ!


 国家神道と教育勅語と大日本帝国憲法で、天皇を神と信じ込ませるという罠に人々を陥れ、全ての若者を、死を強いる戦場に狩り出した、明治天皇と昭和天皇の世紀の日本再現である。


 油断するな、と本を読まない、思考しない女性や若者たちへの警鐘漫画は、実に分かりやすい。日本国民のすべてが、この漫画を見るべきだ。


<戦争遺児や野原善正の「太田ショウコウ裏切り」批判は池田の怒り!>

 どっこい、現代史は警告を発した漫画が、いま現実のものになろうとしているではないか。それゆえに人々は、安倍・自公・財閥・日本会議の政府に対して、猛然と抵抗を始めている。


 既に秘密保護法・自衛隊参戦法・共謀罪という戦争三法を強行可決している。犯人は、この警鐘を発した創価学会公明党だった!国粋主義者の安倍の野望を実現した勢力は、それまでは平和を吹聴してきた公明党創価学会だったのだ。

 歴史の皮肉とはいえ、これほどのどんでん返しは、日本史上初めてのことである。宗教の怖さ、教団の裏切りも極まっている。日本国憲法と主権者を愚弄する信濃町の正体に、議会も霞が関も裁判所も手も足も出ないのか。こんな日本でいいのだろうか。三権分立が機能していない日本でいいのか。


 空想をたくましくしなくても、人類は油断すると、米中戦争が起きる可能性を否定できない。既に中国は、南の海域に4発のミサイルを発射、米国の空母をけん制している。

 有事には、真っ先に台湾と沖縄が戦場に巻き込まれる。ここで公明党創価学会が決断した自衛隊参戦法が作動する。自衛隊が、米中戦争に参戦するのだ。アジア大戦争か、第三次世界大戦へと拡大する危険性も否定できない。


 創価学会婦人部が警鐘予言した事態の再現である。


<池田は太田を「ショウコウ」と呼び、危険人物と警鐘を鳴らしていた>

 信濃町の内情に詳しい人物がある時、不思議な話をしてくれた。

 「池田は当初は太田を信頼していたが、ある時から野心家と知り、創価学会から公明党へと移した。彼をオウムにかこつけて、ショウコウと呼び捨てていた。側近らに対して、太田を警戒せよ、油断するな、と注意を促していた」と。


 太田は矢野純也の後輩だ。池田側近の警戒は、長く続かなかった。御大が体調を崩して、一線を離れてしまった。折あしく安倍・国家主義の政府が誕生し、太田は国交相として入閣、安倍側近へと鞍替えした。軍配はショウコウに挙がってしまったのだ。


 ショウコウは、池田大作や婦人部をあざ笑うかのように、憲法違反の戦争三法強行に突っ込んでいった。ショウコウの悪魔性は、山口那津男ら公明党全体に及んでいった。ここが宗教政党の恐怖でもある。


 新聞テレビは「安倍に実績なし」とほざいているが、悪しき負の実績は、自衛隊参戦法と、言論の自由を束縛する特定秘密保護法、戦争反対派を拘束できる共謀罪の戦争三法である。


 善良な日本人は、いま改めて非戦の平和憲法と向き合っている。電通傘下の新聞テレビの右翼化と、隣国への批判記事に翻弄される、女性と若者のナショナリズム化にたじろいでいる。


<証拠の漫画が今インターネットで大炎上!>

http://seoul-life.blog.jp/archives/62149212.html   拡散希望

 創価学会婦人部編のこの鋭い漫画は、日本人の護憲リベラルそのもので、池田の理念でもある。戦争遺児や野原の戦いの原動力なのだ。野原の辻説法が、人々の注目を集めるゆえんであろう。

2020年8月28日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


昭恵夫人の出番ですよ<本澤二郎の「日本の風景」(3827)

<自宅か公邸での愛妻弁当作りで夫婦円満>

 最近、首相夫人の話題が届いてこない。夫の健康不安という深刻な場面である。もっと早く指摘すべきだったのだが、愛妻弁当を自宅か公邸で作って食べさせることが、今は何よりも大事なことであろう。


 仮面の夫婦という噂を、吹き飛ばせる好機ともなろう。今日からでも、夫婦円満の愛妻弁当作りに本腰を入れてはどうか。健康管理は食事にあり、なのだから。



<持病持ちの美食三昧が病状を悪化させた遠因>

 ともかく、この8年近い間、外遊に美食三昧の日々の夫の不健康生活である。いかなる人物でも、これでは体調を壊すことになる。ただでさえ大腸の炎症を抱えているわけだから、過労と心労で倒れるに決まっていた。


 そこを抑えるための強い薬を使用するため、副作用が表面化する。おそらく、この7、8年の食生活は、主治医泣かせであったろう。


 ましてやコロナ禍の今年は、ストレス解消のためのゴルフもできないなど、健康管理のための運動もしなかった。持病が悪化して当然だった。


 政策面では、鳴り物入りのアベノミクスは、財閥を肥え太らせるだけで人々を苦しめるだけだった。それもコロナが押しつぶしてしまった。外交のすべてが大失敗、1ミリも前進させることが出来なかった。唯一、悪しき実績は、国民が反対した憲法違反の戦争三法を、公明党創価学会の強力な支援で、強行成立させた。


 主権者を裏切った創価学会公明党は、それ故に内外から反発が噴き出して、確実に衰退へと突き進んでいる。



<野菜・海藻類の健康食が晋三に不可欠>

 昭恵夫人の実家では、甘い菓子の製造販売で利益を上げてきたという経緯から、おそらく甘党一族に違いない。敗戦時の何もない時代はいざ知らず、飽食の今は、むしろ不健康食品の最たるものである。


 健康食品は、野菜や海藻類たっぷりの料理が最高である。ご飯は麦飯か玄米が最適で、白米は歓迎されない。

 野菜は、可能であれば無農薬、除草剤を使用しないものがいい。海藻類は、放射性物質が付着しているものは、避けるといい。となると、多くの日本人も、これらを確保することは、ほぼ不可能であるのだが。


 安倍邸の全体を見たことがないので断言はできないが、なんとなく大きくて堅固な住宅で広いようだ。そこを活用すれば、無農薬・新鮮野菜を栽培できるはずなので、即座に実施してはどうか。


 昭恵夫人の出番とは、以上のことである。即座に実行あるのみ、だ。慶応大学病院の主治医は、大喜びのはずである。



<稲葉修元法相は毎日、議員会館事務所で愛妻弁当>

 愛妻弁当について、過去にロッキード事件の時の法務大臣をした稲葉修さんの夫人が、毎日実践していたことを、今急に思い出したからである。


 昼前後に事務所を覗くと、そこは稲葉家の食卓が会館に移動していて、夫人が鎌倉の自宅から持ち込んだ愛妻弁当を、稲葉夫妻と娘の秘書、男性秘書らが、ワイワイガヤガヤ言い合いながら、おいしそうに食べていた。何度か同伴させてもらったものだ。


 稲葉さんは、中央大学の憲法学者から政界入りした御仁である。当方は護憲リベラルの政治記者だから、ずいぶんと激論を交わしたものである。一点で同志的結びつきがあった。


 それはA級戦犯から首相に上り詰めた安倍の祖父・岸信介を、彼は「戦争を風化させる」といって岸の行く手を遮った。囲碁仲間の宇都宮徳馬さんとは、反岸で連携していた。


 そういえば、稲葉事務所の田中君がすごいことを教えてくれた。戦前は、稲葉さんの長兄が政治家をしていたのだが、その彼は東京帝大で岸と同級生だった。岸を知る長兄が、弟の修さんに厳命したことが一つだけあった。それは「いかなることがあっても、岸と政治行動を共にするな」ということだった。


 長州の財閥代理人である商工官僚・岸の生きざまは、満州国のアエン利権にのめり込むなど腐敗の権化のような人物だったことが、その理由だったと思われる。



<ロ事件で本丸を捜査すれば中曽根内閣は幻だった!>

 平成の妖怪・中曽根康弘は、まことに悪運の強い政治家だった。健康管理にも目を向けていて、特に針とサウナに徹していた。ナベツネとの二人三脚が自慢の種だった。それでも、三木内閣の自民党幹事長の時にロッキード事件が爆発して、窮地に立たされたが、稲葉修の法務検察が、本丸の中曽根捜査を回避して助かった。


 中曽根内閣は、いうなれば稲葉が作ったような政権だった。後継者を竹下登にした時点で、二人の信頼関係は破損した。


 政権の運不運は、側近の対応にもよる。安倍はどうか?


<人生は一度しかない、死の恐怖に耐えられる人間はいない>

 明日にも安倍は、逃げまくっていた記者会見をするという。自民党も野党も緊張して、サイコロの目がどう転ぶのか、に関心が集中している。


 真っ当な政治家は、運命に逆らうことなく、きれいに辞めて、後継者は党員・国会議員の選挙に委ねるものだが、安倍は違う。それにもいくつか方法がある。


 ともあれ、昭恵夫人は今は愛妻弁当作りに専念するのがいい。義母の悲願でもあろう。一度きりの人生である。死の恐怖に耐えられる人間は、たとえ神社神道でも、およそいかなる宗教家でもいない。



 この機会に、電通出身の夫人に一つ直訴しようと思う。それは人間の命に向き合おうとしない東芝と電通によって、毎日悲しい人生を送っている遺族がいるという事実である。反省と謝罪する電通・東芝になるように、一声かけてもらいたい。


 電通は、いま第二の安倍政権作りに必死であるが。昭恵夫人の善に期待したい。

2020年8月27日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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