2019年12月

徹底追及しかない!<本澤二郎の「日本の風景」(3531)

<伊藤詩織本「黒箱」が中国でベストセラー!>

 昨日いつものことながら、偶然にMicrosoftニュースで近藤大介というジャーナリストが、中国で出版されているという「黒箱」がベストセラーになっていて、伊藤詩織と山口敬之が知名度抜群だと書いていた。知らなかったが、詩織本の「ブラックボックス」が中国で翻訳、爆発的に売れているというのだ。


 中国の人口が14億人だから、これはすごい。印税による法廷闘争も助かるだろう。一大ニュースに違いない。早速、日本語を教えている教師や院生などにメールを送って、様子を聞くことにした。

 もっとも、中国人は老いも若きもスマホを使用していて、最近はなかなかパソコンメールを開いてくれない。返事が届くのはいつごろになるか、皆目不明だが、レイプ文化と沈黙の文化の日本を知ってもらえる効果を期待できそうだ。


<「木更津レイプ殺人事件」は第一級殺人で極刑>

 TBS山口強姦魔事件に興味と関心を抱き始めた時期は、そう遠くはない。2014428日に木更津市の美人栄養士が、入れ墨やくざにレイプ、性奴隷の挙句、逃げ出そうとして殺人的ドーカツに遭遇、その恐怖で突発性の大動脈りゅう破裂で即死するという、この世の最悪の悲劇的性凶悪犯罪を徹底追及したおかげである。


 日本人女性の9割は、強姦されても警察に告訴しない。告訴しても、逆にいびられるような日本警察の捜査に、被害者がひるんでしまうからである。かくして9割が泣き寝入りしている、というのが、悲劇的な日本の実情であることが分かったからである。

 詩織さんが強姦魔に襲われた事件が2015年だから、時期的に近接していることも、関心を強めた理由である。この「木更津レイプ殺人事件」についての徹底取材をしていなければ、多くの凡人ジャーナリストのレベルでしか認識できなかったろう。


 現在の武田国家公安委員長には、繰り返し訴えたい。入れ墨やくざの正体を知るようなので、千葉県警に徹底捜査を指示してもらいたい。犯人も共犯者も特定している。「合意の上だ」と逃げ切ろうとするが、うそ発見器にかければ、すぐにボロを出す事件である。

 殺人事件としては、第一級殺人で、極刑に相当する重大・深刻な事案である。国家公安委員長の奮闘を期待したい。

 同じく、山口強姦魔の黒を白に言いくるめる裁判は、東京地裁の事実認定で覆されたわけだから、警視庁に対して再捜査の義務が生じたことになる。安倍に忖度することなく、中立公正な立場で指示してもらいたい。


 なお、伊藤弁護人グループとしては、不起訴相当とした検察審査会に対しては、再申請する権利を手にしたわけだから、刑事事件の法廷闘争も本格化してもらいたい。


<権力に屈しないジャーナリストの誕生>

 昨日、やはりネットで日刊ゲンダイの坂本記者による詩織さんとのインタビュー記事を、初めて読んだ。彼女の生の声を初めて知ったのだが、これを読めば凡人でも怒りが込み上げてくる。

 そのうえで「強姦はしていない」「合意の上だ」などと叫ぶ山口の卑怯卑劣な法廷闘争だったことを知ると、人間であればだれもが真っ先に感情的に反発する。どこかの世論調査で、山口のふるまいを聞いてみたらいい。


 あたかも入社権限があるかのようにふるまって、うぶな女性ジャーナリストをたぶらかして、食事に誘い、そこですきを見てのレイプドラッグで意識を失わせ、ホテルへと連れ込むという手口からして、果たして初犯といえるのかどうか。あえて強姦魔と決めつける理由である。


 TBSに言いたい。公共の電波を使用している立場から、山口の一大不祥事に対して、しかと処分をする責任があるはずだが、どうなっているのか。国民に明らかにする義務が、報道の倫理上、存在する。うやむやにはできない。


 この事件の本質には、強姦魔を安倍・自公の首相官邸がチャラにしたという、これまた重大・深刻な権力犯罪が存在している点である。強姦が女性の人生を奪う殺人に相当するはずなのに、それをもみ消してしまうという、法の支配を排除する憲法犯罪をも積み重ねている信じがたい暴挙を、自由と民主主義が断じて容認しない。


 伊藤詩織さんの叫んでいるブラックボックスであろうが、これだけは放置容認できない。法治国家の一線を死守する使命が主権者にある。

 これ以上、成蹊大学教授の指摘する無知と無恥の晋三政治を許してはならない。詩織さんは、いまその先頭に立って戦っている!人間であれば、彼女への支援を惜しんではならない。

20191221日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

伊藤詩織弁護人の出番!<本澤二郎の「日本の風景」(3530)

<強姦事件不起訴の検察審査会はやり直し>

 外国特派員協会は、日本記者クラブに比べて自由で民主主義の雰囲気に包まれている。そこへと山口強姦魔事件の敗者が、1219日に記者会見した。事件発覚以来、姿を消していた元TBS記者の山口敬之が、問題弁護士?と共に公衆の面前に立った。それをジャーナリストの伊藤詩織さんが取材していた。よく知らなかったのだが、彼女はジャーナリストなのだ。権力に屈しない本物のジャーナリストである。

 彼女は自分に降りかかった火の粉を振り払うために、命がけで戦うことで、フリーランス・ジャーナリストという強固な地位を手にしたのだ。実に頼もしい。伊藤弁護人もやりがいがあろう。強姦事件を不起訴相当にした検察審査会の判断に対して、さっそく再審査を求めるべきだろう。

 刑事事件は終わっていない。


<「合意なし」の司法判断に警視庁は再捜査の義務>

 悪人に限って強姦事件が発覚すると、決まって「合意の上」という手口で逃げてしまう。男女間の二人の秘事に隠れて、罪を逃れる手口は、悪徳弁護人の常とう手段であろうが、それは被害者が姿を見せない隠れた法廷でのことである。


 対して今回の被害者は、恥を忍んで素っ裸になって、生死をかけて法廷に立っている。これを国際社会も支援している。201543日深夜の強姦事件は、2か月後の68日に警視庁高輪署が逮捕状をとって、ワシントンから帰国する当時TBSのワシントン支局長の山口を待ち構えていた。

 逮捕直前に、今では刑事部長の悪党でしられる中村格が、逮捕状を握りつぶしてしまった。高輪署の担当捜査員はすぐ配置換えしてしまった。これだけでも、ものすごい犯罪性を醸し出している。


 そもそも、恥ずべきで、いかがわしいことだが、警察は強姦事件をやろうとしない。それでも、被害者の屈辱的すぎる証言と証拠を積み重ね、さらにタクシー運転手、ホテルのドアマンら目撃者証言で自信をもって逮捕状を用意、それを裁判所が容認したものだ。それを高々行政官にすぎない中村が封じ込めた。官邸の指示であると断定できるが、ここにこそ重大な犯罪を認知することができるだろう。多数国民の認識でもある。


 中村は捜査一課にやり直しの政治的捜査をさせて、形だけの書類送検、待ち構えた東京地検の悪徳検事が不起訴にした。これが強姦魔救済の流れであるが、東京地裁は判決で「合意はなかった」と判断した。この事実認定が覆ることはない。国民の目が光っている。官邸の悪党も分かっている。菅と安倍が、御用記者の救済に走ったものの無駄なことだ。


<薬物使用を徹底して洗え!>

 昨日、東京の友人が連絡してきた。彼は、国会で国政調査権を使って恐ろしい麻薬問題を、厚生省や警察の担当者と一緒に取り組んできた経験者である。薬物に詳しい。覚醒剤だけではない。レイプドラッグなど実に詳しく、教えられることが多い。


 その彼が、山口強姦魔の薬物使用を、当初から指摘している。2軒目の店で意識を失った詩織さんは、薬物を盛られた、と断定している。薬物について知識のない第三者も、説明されると、理解できるだろう。


 薬物使用となると、これを独占しているやくざ、入れ墨やくざが加害者の周辺に登場すると推認できる。ちなみに、やくざと入れ墨は一体である。「木更津レイプ殺人事件」で学んだ事実である。大声だけで女性は屈服しないが、入れ墨をみると、もうそれだけで腰を抜かしてしまう。普通の男もそうである。やくざを弁護する金亡者の常識であろう。


 ともあれ、伊藤さんが意識を失った原因である薬物について「徹底したメスを入れろ」と忠告してきた。遊び人の常とう手段であることも分かってきた。日本のレイプ文化は、やくざと薬物が深く関係している。

 

<安倍・官邸と山口強姦魔の関係をあぶりだせ!>

 永田町を政治記者として20年、それも自民党と首相官邸にのめりこんできたジャーナリストにとって、ストロング・ナショナリスト(国粋主義者)が政権を担当することなど想定さえできなかった。

 「桜を見る会」には、何度か足を踏み入れたが、その場に入れ墨やくざが紛れ込んでいるということなども想定できなかった。警察官僚が官邸の防護役を担っていることも、である。


 こともあろうに、強姦魔を救済する首相官邸をだれが想像できようか。空想さえできなかった。

 相応の倫理観が官邸を防護したはずなのに、今は違う。国家主義政権に対して監視を強める理由である。ジャーナリストの責任である。金を積まれても、悪人を擁護するペンは持ち合わせていない。右も左も体質に合わない人間なのだ。


<議会は徹底して中村格をあぶりだせ!>

 議会の責任であるが、北村と中村のことについて、本格的に追及するべきだろう。安倍・自公・日本会議の政治手法が、くっきりと見えてくるからである。

 悪に染まると、エスカレーターが動き出し、出世が待ち構えているという、信じがたい霞が関の悪のルールを解明するために、野党に奮戦してもらいたい。必ずや、上手の手から水が漏れるだろう。

 中村と北村と山口の深い仲を、NHKの岩田はご存知だ。さらに山口と安倍、菅も浮上してくるだろう。


 レイプ文化は、沈黙の文化でもある。ジャーナリスト・伊藤詩織が、その分厚い壁を粉々にぶち破っている。この壮大なる戦いと挑戦に、国民が覚醒して取り組んでいけば、結果的に日本の社会は活性化、再生することになる。

 悪党をのさばらせる日本に未来はない!伊藤弁護人は歴史の巻頭に立っていることを想起すべきだろう。

20191220日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

#MeTooの象徴<本澤二郎の「日本の風景」(3529)

<伊藤詩織さんの戦いは全女性の声なき挑戦>

 まずは東京地裁での損害賠償請求の勝訴(12月18日)に「ご苦労さん」というべきだろう。元TBS山口強姦魔に対して、女性としては生死をかけた伊藤詩織さんの叫びに、日本国憲法に全幅の信頼を寄せるジャーナリストの一人として、改めて敬意を表したい。欧米のメディアも速報、彼女を「#MeTooの象徴」と称えた。

 強姦魔の背後には、腐敗と不正の象徴のような安倍・自公・日本会議の官邸がついているようだが、まさにそれ故に欧米メディアも特報扱いで、彼女の勇気と勝利に、支援の報道を惜しまなかったものだろう。声を上げられない、日本の全女性が声援を送っている感触が伝わってくる。


<深い傷が癒えることはない>

 天地がひっくり返ったとしても、もはや彼女が敗訴することはない。常識的な判断能力のある判事なら、元TBSの傲慢不遜な山口敬夫を擁護する判断を示すことはない。ことほど山口の手口は、事情通に言わせると、やくざまがいだとこき下ろしている。


 信じがたいことに、この安倍側近強姦魔は徹底して開き直り、1億3000万円の損害賠償を要求する裁判を起こしていた。これでは、どんな判事でも目を丸くするばかりであろう。


 悔しいが、彼女の傷が癒えることはない。筆者は息子を東芝病院で孤独死させられた。入院直後である。看護師が誤嚥性肺炎の息子を100分も放置していたため、タンが喉に詰まって窒息死したものだ。担当医の指摘にも関わらず、東京地検の松本朗という悪徳検事は、解剖による死因が特定していない、という口実でもって東芝を不起訴にした。

 検察審査会も松本の言いなりだった。このあくど過ぎる検察の仕打ちに対して、父親として息子の無念すぎる深い傷が癒えることはない。あれから9年も経っている。生きている限り、東芝を徹底監視していくことになる。詩織さんも同じ思いのはずだ。その覚悟の告訴だったろう。


<学者・文化人も支援の輪に>

 山口強姦魔事件は、民事による攻防戦となったものだが、これからも高裁、最高裁へと続くかもしれない。背後の勢力と資金力でいびろうとするだろうが、声を上げられない女性を含めると、ほとんどの日本人女性から海外の女性が、詩織さんの支援を惜しまないだろう。


 レイプ文化追放のため、心ある弁護士は、奉仕の精神で詩織さんの弁護をお願いしたい。裁判には腐敗した権力がまとわりついていることから、国会議員・学者・文化人その他ジャーナリストも参加したらいい。伊藤弁護人も知恵を出してもらいたい。日本弁護士会も助っ人役を買って出てほしい。筆者は小さなペンで、日々いつでも強姦魔退治に力を尽くしたい。


<社会的法的に立ち遅れているレイプ文化の日本>

 この事件の本丸には、刑事事件を不起訴にするという官邸の荒業に対する国民の怒りが、背景に存在している。

 警視庁高輪署が詩織さんの告訴を受理、徹底して証拠を確保したうえでの山口逮捕状を裁判所から取って、いざ逮捕という場面で、菅官房長官秘書官を歴任した、当時警視庁刑事部長の中村格が、あろうことか逮捕状を握りつぶしたことである。



 国民の多くは、安倍側近の御用記者救済に官邸が動いて、法律の適正な運用を抑え込んだものと受け止めている。実に卑怯卑劣な手口である。

 憲法が保障した法の下の平等を握りつぶした罪は重い。山口と官邸の警察官僚とのやり取りメールの存在も発覚している。ずばり安倍犯罪の極め付きといっていいだろう。許しがたい暴挙で、妥協は許されない。

 安倍犯罪の中でも、最も悪質で薄汚いものである。欧米ジャーナリストが注目、報道する理由でもあろう。


 問題は、目下の「桜を見る会」騒動でも露見したように、女性を強姦、性奴隷にして、左うちわの入れ墨やくざを、国の功労者として招待していたことからも、日本のレイプ文化が、官邸にも伝染していることを証明している点である。


 やくざと政治屋の闇の提携関係に問題が潜んでいる。山口強姦魔事件の手口にもそれが見受けられる、と事情通は指摘している。


 やくざ強姦事件は言うに及ばず、レイプ事件に対する警察の取り締まりは、極めて甘い、甘すぎる。司法の判断もひどすぎる。刑罰が恐ろしく軽すぎる。それをよいことに、ろくでもない弁護士が、カサにかけて被害者の人格を法廷でいびりつくす。司法も、強姦文化になじんでしまっているかに見える。


<反省謝罪が見られない元TBS記者の山口敬夫>

 けしからんのは、加害者の安倍側近の元TBS記者の態度である。反省の色が全く見えない。「合意の上だった」という手口は、やくざ強姦魔のそれと同じである。

 反省と謝罪が見られない山口は、一連の安倍犯罪事件における安倍の手口と似ている。もうそれだけで彼が、全女性をなめ切っている様子を見て取れる。


 強姦魔が大手を振って歩ける日本であっては、自由で民主主義の国の国民が生きてはいけない。本事件は、日本の唯一の恥部であるレイプ文化の行く方と無関係ではない。

 「木更津レイプ殺人事件」の教訓は、ほとんどの被害者が泣き寝入りして、110番通報をしていないことである。


<詩織さんは日本女性の英雄、断じて屈しない>

 強姦事件の9割以上が秘匿されている。その点で、伊藤さんの決死の勇気は、まさに英雄ものである。日本のレイプ文化追放のためにも、屈してはならない。国民あげて詩織さんの支援に立ち上がろうではないか。

 #MeTooの象徴の次なる戦いは始まっている!

20191219日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

流れを変えよう!<本澤二郎の「日本の風景」(3528)

<安倍・自公の1%向けの暴政は、もう真っ平御免>

 日本人の辛抱強さは、どこから来るのであろうか。外国であれば、暴動が起きるはずだ。そうして7年も続いた安倍・自公・日本会議の暴政をお蔵入りする時を迎えている。

 日本の中学・高校生にもグレタさんはいっぱいいる。声を上げないだけだ。もう耐えられない。老人も夫人も若者も声を上げて、流れを変えよう。ナショナリスト政党から、国民のための政治に切り替える2020年にしよう。


201912月は勝利への、希望へのスタート台>

 筆者が2019年初頭から心配してきた憲法破壊の野望は、安倍の相次ぐ政治スキャンダルで潰えた。201912月は、勝利へのスタート台である。希望の日本再生へのスタートを切ろう。


<隣国と手をつなぎ、平和と安定の日本>

 国民の不安を少なくして、隣国との関係を正常化する当たり前の、自由で民主主義の日本である。全国民がこの流れに参加しよう。できる、必ず実現できるだろう!


 意見の食い違いは、徹底した話し合いで乗り切れる。人間には、もともと知恵が備わっている。アジアの平和と安定を実現するのである。武器弾薬はいらない。原発なんて地球を亡ぼすエネルギーはいらない。帆船の日本丸が、究極の安全航海の航路である。


<99%政治で消費税は5%、次いで0%で消費浮揚の減税経済>

 小さいが、希望の一つを実践して見せてくれた山本太郎に感謝したい。新聞テレビが排除しても、彼の真摯で、まともな叫びに有権者は反応した。安倍の暴政をあぶりだした。


 野田佳彦の大嘘で消費税は8%、いま安倍自公で10%に跳ね上がり、消費を減退、日本経済を窒息死させようとしている。

 消費税導入を竹下内閣に指示したのは改憲軍拡派の中曽根康弘だったが、彼もこの世から消えた。もう消費税はなしにして、経済を活性化させよう。最初は5%に半減、その後にゼロにすればいい。


 すでに立憲民主党内の50余人の国会議員が賛同している。国民は大賛成である。国民の生活を考えない議員などいらない。1%政治から99%政治に大転換させる2020年にしよう。不況に減税は当たり前の政策である。


<財閥内部留保金500兆円にメス、年金・医療重視>

 安倍暴政で何が変わったのか、というと、その一つは財閥の内部留保金である。もう500兆円近くたまっている。これの有効活用で、消費税などはいらない。



 野党一本化の政府は、自公の1%傀儡政権ではない。99%の国民政権である。日本国憲法を生かす、実践する真っ当な政府である。

 年金・医療・福祉を重視する政権である。障害者・母子家庭・老人など、所得の低い市民に目を向ける政府である。安倍・自公とは、真逆の福祉優先政策である。

 金持ちからは、相応の負担を強いることになろう。


<世界の宝・平和憲法を生かして軍縮・原発ゼロ>

 日本国憲法は、どこの国の憲法と比較してもひけを取らない、すばらしい憲法である。戦前派にとって戦争禁止の憲法は耐えられないらしいが、平和を悲願とする国民多数は、最高の宝物である。


 軍縮平和が日本の外交政策の基本である。対話を旨とする。武器弾薬NOが国策である。軍拡費用をゼロにすれば、それを国土の強靭化や福祉に向けられる。


 この憲法を生かす2020年にしたいものである。

 この世で最も危険で、人間がコントロールできない原発はゼロにする。広島・長崎の体験だけではない。311のフクシマも証明している。


<野党は候補者一本化で政権交代の2020年>

 安倍・自公の暴政を日本国民は、しっかりと見せつけられてきた。法務検察の不正を見てきた。悪徳権力の番犬である法務検察に、真っ向からメスを入れる必要があろう。国民に奉仕する法務検察の大改革が急務だが、2020年はその年となろう。


 極右の維新なる政党を除外した野党の一本化で、政権は100%交代するだろう。汚れた安倍桜が散るときを迎えている。野党の一本化は今、着実に前進している。

2019年12月18日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

どうなる日本!<本澤二郎の「日本の風景」(3527)

<アベノミクスで借金、借金の山、山>

 ストロング・ナショナリスト(国粋主義者)に99%の叫びが届くわけがない。この7年間、税収相当の大借金をして、列島を金まみれにする経済路線を踏襲、其の結果、単純に毎年の50兆円前後の借金を総計すると、ざっと350兆円の天文学的な借金の山を築いてきたことになる。小泉内閣を上回る安倍の清和会予算に驚く。第一、たかが天皇交代劇に166億円の巨費を投入する無駄遣いをするわけだから、このツケは下々の懐に襲い掛かる。現にそうなってきている。さらなるお先真っ暗な、国民生活が待ち構えている。不甲斐ない国民・野党・言論であろうか。


<安倍官邸は腐敗の山、山>

 その主催者の首相官邸は、借金に比例して腐敗の山を築いて、善良な国民の怒りを買って、いまや爆発寸前である。悲しいかな野党が弱すぎて、政府批判が議会で炸裂することがない。


 自公の3分の2の壁と、政府寄りの新聞テレビに押し切られてきた7年である。

 国家主義・国粋主義による独裁政治の下では、確実に腐敗が表面化する。安倍・自公・日本会議の基盤は、神の国という戦前のカルトの宗教組織が固めていて、外からは見えにくい。

 それでも教育勅語を教え込む幼稚園への国有地払い下げ事件が発覚して、安倍夫妻の関与が判明した。今時の教育勅語に度肝を抜かれた外国のメディアは、これを大きく報道した。


 ついで安倍の親類の教育機関を、特別優遇する加計孝太郎事件が発覚した。これに文科省、農水省などが支援するという、大掛かりな腐敗に国民は驚かされたが、新聞テレビと野党の追及の弱さから、安倍は逃亡に成功した。


 問題は、これらの安倍事件を捜査当局が、捜査をしないで逃げてしまうという責任放棄に、国民のいら立ちは倍増している。そこに今度は、春の恒例の政府主催の「桜を見る会」に、国の功労者という資格で、安倍後援会員850人を動員していることが分かった。その中には、反社会的勢力で知られる、女性を強姦、性奴隷にして歓楽街に送り込んでいる、入れ墨やくざ暴力団までも「功労者」にしていることも発覚した。

 あわてて臨時国会を閉幕したものの、年初から春先にかけての解散総選挙で、国民の審判が下る可能性も出てきて、野党の一本化の動きも本格化してきた。


<超軍拡と10%消費税と福祉増税で大衆は青息吐息>

 ナショナリストの台頭は欧州でも見られるが、先行したのは日本であった。中国と北朝鮮の脅威論を流布させることで、この7年間の軍拡費用はうなぎ上りだ。毎年、超のつく軍拡予算が編成されている。

 対中戦略として米軍沖縄基地の強化や、南西の島々の軍事要塞化などが、安倍軍拡の特徴である。


 ツケは、大衆課税という形で国民が負担を強いられている。10%消費税の強行で、人々の生活は厳しさを増している。消費が冷え込んでいる。加えて、老人に対する福祉が減少している。特に、年金と健康保険料にそのしわ寄せが出てきている。

 世界に誇れた日本の福祉は、安倍・自公の軍拡のとばっちりを受けて、激減しているのが実情である。


<60兆円バラマキで中国封じ、一転して友好?>

 安倍外交は、ワシントンとの連携で、当初は中国封じ込めに専念した。そのために中国の周辺国を中心に、実に60兆円の血税をばらまいた。こうした大掛かりな手口は、異例である。

 現在は、一転して友好政策に舵を戻したが、先行きは不透明である。


 狙いは、2019年の憲法改悪を念頭に入れたものと筆者は分析しているが、この目算は、自己の腐敗発覚で崩壊した。2020年に先送りした。平和諸国民の覚悟は、2020年ということになろう。

 戦争する日本国への憲法改悪は、東アジアのみならず、世界各国にも波紋を投げかけることになる。国民は、日本の戦争国家に反対が多数である。


<公金投入による株価操作がアベノミクスの核心>

 ところで、鳴り物入りでぶち上げたアベノミクスとは何だったのか。最近は、口にする人は少ない。

 はっきりしたことは、国民の資産である年金を使って、株価を維持、引き上げることにある。ところが、年金基金の投入では不足と分かって、日本銀行にも株購入をさせて、株価を支えている。

 財閥企業に変化はないのだが、株が値上がりするというカラクリに特徴がある。本来の株式は、企業業績によって株が売買されるのだが、アベノミクスはそれとは関係なく、公的資金が株式を売買して、株価の安定を図る。そうすることで、日本経済の安定を内外に吹聴できるという、いわば詐欺的株操作といえる。

 そのための福沢諭吉の天文学的印刷だ。円の価値を下げることで、輸出を有利に展開できる。これはすべて1%財閥のためのアベノミクスということになる。財閥の内部留保は500兆円近くに膨らんでいる。国破れて財閥ありの日本ということになる。


 99%の安定した日本再生の時代は到来するか。それは共産党を含めた野党一本化を実現できるのか否か、に尽きる。自公を打倒できるかどうか、この一点にかかっている。


 3分の2の壁を破ることができるか?幸か不幸か3分の2の主役となってきた公明党創価学会は、安倍路線に付着することで、池田大作路線をドブに捨ててしまった。このことで、内部闘争が起きている。平和党から戦争党に変質した公明党には、池田親衛隊が抵抗し始めている。

 野党一本化にかける小沢一郎が浮上するかどうか。政権交代が起きて国粋主義を放逐することができると、日本とアジアの関係はよくなる。日米関係も修正されるだろう。


 株価操作による詐欺的日本経済も終幕を迎えている。これに政権の交代が結びつく2020年にしたい、99%の期待である。

20191217日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


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