黒川・次期検事総長の趣味<本澤二郎の「日本の風景」(3586)

<カジノ・麻雀大好き、カジノ汚職は手を付けない!?>

 週刊誌が、真っ黒い検事総長候補の趣味を暴いたと、けさ連絡が入った。犯罪者のやくざの本業に博打がある。ハマコーやくざのラスベガス150万ドルカジノ賭博だけではない。


 嘘か真か目下のカジノ汚職を指揮している黒川・東京高検検事長が「カジノや麻雀のばくち打ちで有名である」という。

 案の定、それを裏付けるような、カジノ汚職は秋元ネズミ一匹捕獲でお終いなのだ。二階や官邸の周辺には、手を出さないというのだ。法と正義に反するため、これは黒川の証人喚問を求める声が議会で強まってきている。


<韓国までのこのことカジノ視察?>

 博打が好きでは、賭博罪にまじめに取り組むのは、土台無理というものだ。

 ご自分が賭博をしながら、やくざの博打の取り締まりはしない。出来ようはずがない。やくざ跋扈の日本となろう。つまりは、黒川は検事失格なのだ。そんな人物を、事実上、検事総長に祭り上げた法相の森雅子なる政治屋にも、ほとほと呆れるばかりである。


 「黒川は麻雀が高じてカジノにも手を出している」というのだ。お話にならない。しかも、韓国まで押しかけてのカジノ狂という。これ一つで、日本の法務検察の崩壊を裏付けていよう。


 関連して筆者は、こんな手合いの仲間によって、東京・品川の東芝病院・医療事故告訴事件(業務上重過失死)が、松本朗なる悪党検事によって、不起訴を強いられた。次男・正文が哀れでならない。その衝撃で、妻も重い病で亡くなった。東芝によって、二人の命を奪われたジャーナリストも悲劇だ。


 検事ごときに生殺与奪の権限を付与している日本の刑事司法は、ゴーンに指摘されるまでもなく、大改革が必要である。


 しかも、検事がばくち打ちでは、入れ墨やくざと同類、仲間であるから、法治の根幹が崩壊していることになる。TBS山口強姦魔救済事件当事者の伊藤詩織さんの無念を理解できる。そんな彼女をそしる一部の右翼人間は、悪魔に相違ない。


<検察・警察・政治屋の麻雀賭博犯は「木更津レイプ殺人事件」犯のやくざ浜名レベルか>

 刑法は、賭博の罪を規定している。博打は犯罪である。

 やくざは強姦魔というだけではない。賭博の罪人でもある。国民が恐れ、警戒する理由である。「木更津レイプ殺人事件」は、それが創価学会公明党という世界で起きたものだ。徹底追及する理由である。千葉県警と公安委員会がどう処理するのか、見ものである。


 同時に、公明党創価学会の組織としての倫理規範が問われている、深刻な殺人事件である。やくざ浜名も共犯者のヘルパー・吉田フミエも、大工・佐久間清にも、証拠が挙がっている明白な強姦殺人事件である。


 長谷川という創価学会理事長が、現地に入ったとの報告も受けている。どう処理するのか、これも注目を集めている。


 こうした入れ墨やくざレベルの検察と警察と政治屋のばくち打ちと、この際、あえて強く指摘すべきだろう。「検察も警察もばくち打ちが多い」と清和会OBも断言する。松本朗はどうだろうか。情報提供を待ちたい。


 検察・警察・政治屋の博打犯が、まともに犯罪を処理できるだろうか。不運な人間だけが引っかかるという捜査を、法の下の平等といえるだろうか。正義が消滅した法務検察警察に、国民は危機感を抱くべきなのだ。

 

<「安倍晋太郎・料亭麻雀には別室に彼女」は有名>

 清和会OBいわく。「安倍晋太郎は徹夜マージャン好きで知られていた。場所は料亭だ。別室に彼女を連れ込んでいて、病にむしばまれた」という話だが、これは永田町で有名である。

 麻雀とSEXの関係は、ほかにもあるのだろうか。さる閣僚に聞かされた時は、ベテランの政治記者も驚いてしまった。

 黒川はどうか。

 

<「NHKが国会審議の放送を止めた」と国民の怒り爆発>

 今朝の電話で「NHKが国会放送を中止した。NHKに金を払う必要はない」と声を荒げた。

 予算委員会は、第一級の国民の知る権利を保証するものである。公共放送の義務だ。官邸の指示に屈したものか。この国のルールの何もかもが壊れている。

2020年2月6日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

森雅子法相失格<本澤二郎の「日本の風景」(3585)

<真っ黒な黒川検事総長誕生へGO!

 2月4日の衆院予算委員会で森雅子法相が、本多平直議員の追及に対して、数々の悪しき戦歴のある黒川・東京高検検事長を、半年後に検事総長に起用する方針を、事実上認めるような答弁をした。

 ラジオ放送で聞いていて悲しくなってしまった。萩生田・小泉に加えて法相も失格である。民意・正義を貫こうとしなかった罪は重い。


<正義喪失の法務検察を暴露>

 安倍と菅の官邸が重用してきた黒川検事長を定年延長して、検事総長に起用する安倍の意向に森は屈服した。哀れな法相として、国民に記憶されるだろう。


 1972年から永田町を見聞してきて、安倍・自公・日本会議の政府ほど、1%に肩入れ、99%を蹴散らしてきた傲慢な政治を強行した政権は、初めてのことである。

 超軍拡予算に象徴される破憲の政権は、岸内閣や中曽根内閣と比較できないほどである。


 20年余のデフレ経済下に弱者である国民に対して、10%消費税を強行して、消費を真冬のように凍えさせる施策は、世界の笑いものになっている。デフレには、減税で対応するものだ。小学生でもわかる理屈である。


 庶民から搾り取り、それを軍拡に回すという政府は、世界に例を見ない。国民生活を叩き潰す悪政の代表であろう。財閥一人浮かれている日本である。


 それでいて安倍はやりたい放題の犯罪の山を構築、発覚すると、悪しき法務検察に火消しの役割を担わせて、平然と乗り切ろうとしている。その先頭に森は立たされ、それを強行したものである。


 正義の消えてしまった法務検察は、解体するしかない、と思い込む国民は多い。森はどう応えようとするのか。


 過去にA級戦犯の内閣が存在、日米安保改定した。国民の怒りの反発に、首相は当時防衛庁長官の赤城宗徳に自衛隊出動を命じた。赤城は辞表を懐に入れて抵抗、危機を乗り切った。森雅子はそうしなかった。


<カジノ汚職は一匹のネズミを捉まえただけ>

 カジノ汚職は、森川の手腕でネズミ一匹で止めた。これの目的は、安倍の桜事件を隠すためのものだった。

 カジノ汚職は、広くて深い。ラスベガスの大手も、トランプを介して安倍に直接要求してきている。こちらの方がはるかに悪質であろう。


 黒川は官邸の意向に従って、正義を貫徹しない。法の正義に蓋をしている。


<安倍晋三の桜事件にまつわる財政法違反をもみ消す任務>

 黒川の定年延長という閣議決定は、森の法務省の意思として行われた。それは、彼女が政治家か政治屋かのリトマス試験紙でもあったが、後者を選んだ。


 票集めや内閣の人気取りのために、女性が閣僚になる。昔からの保守党の手口である。森もそのレベルだったことになる。


 森の手柄で、安倍は監獄入りを回避したことになるのだろう。首相の財政法違反事件は、前代未聞である。それの火消し役に選ばれた黒川も、悪党の仲間の一人であることを、国民はしかと認識しておくべきだろう。


<大平正芳の盟友・伊東正義尊敬は偽装だった>

 河井の後継者となった森に、当初は多少は期待した。理由は、彼女の尊敬する人物が、福島県を代表する伊東正義だったためである。


 伊東は、護憲リベラルである。反長州の会津の出身で知られる。尊王討幕派の長州と、一戦を交えて敗れたものの、その心は錦である。

 日中国交正常化を実現した讃岐の大平正芳の盟友である。改憲軍拡を排した経済重視の、民意に沿う宏池会の大黒柱だった。


 森の伊東尊敬は、有権者を騙すための偽装だったことになる。安倍の取り巻き連には、公明党を含め、碌なものがいない。

2020年2月5日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

長州は国賊か<本澤二郎の「日本の風景」(3584)

<桜・招待者800人もいて一人として真実明かせない非国民?>

 長州・山口県の田布施に生まれた大室寅之助を明治天皇に担いだ長州には、明治の軍閥・山県有朋、黒幕の政商・岩崎弥太郎(三菱)を、誰もが連想する。安倍晋三もその後裔という。軍服を着せれば山県か。

 その安倍が目下、心臓が止まりそうな場面だ。「安倍事務所が集めた桜の招待者は800人。一人として安倍の嘘を暴こうとする人物がいない。長州の人間は国賊そのものか」との怒りの声が、列島を覆っている。


 明治は、薩長の尊皇派が、国家神道と教育勅語で天皇を神に祭り上げることで、無数の若者を戦場に狩り出した。とどのつまりは、中国侵略で欧米列強と激突、2発の原爆投下で、日本は降伏した。1945年8月15日である。


 国賊・長州は、現時点でも国賊を演じて恥じない。


<安倍事務所は仲介ではなく企画募集の桜の主体>

 千葉県はやくざの県、木更津はやくざの街で有名である。15号台風で雲隠れした知事は、俳優崩れの無恥・無知・無責任の代表として、今も辞めようとしていない。それでも国賊というレベルには、まだ至っていない。


 それにしても800人の長州人は、一人として真実を明かそうとしていない。入れ墨やくざが脅迫して、沈黙を強いているのであろうか。


 東京のホテルニューオータニは、破格の値段で国賊を泊める場所なのか。ここからも、一人として内部告発する善良な人間が現れていない。これでは武漢市を笑うこともできないだろう。


 そもそもは安倍の意向を受けての、恒例の公金横領(財政法違反)事件である。現在、東京地検に告発されている。前代未聞だ。これを阻止するため、閣議決定で、黒川という悪党で有名な東京検事長の定年を延長した。この違法事件にも、告発の動きがあるという。


<一人一人がホテルの領収書受領はすり替えの大嘘>

 昨日は、貧者の一灯よろしく、北京へのマスク16セットを大きな段ボール箱に入れて、国際郵便で送った。重さ6キロ弱、二抱えもする大きさゆえか、送料6800円、結構な値段である。中身は20人ほどの市民が、毎日取り換えても数か月、つまりウイルスが消滅する5月か6月まで持つ勘定だ。


 民営化した郵便局のサービス・職員の対応は悪くない。ただし、担当者は「大混雑なので、いつ着くのかわからない」という。中国人が70万人もいる日本である。大半がマスクを送り続けているわけだから、対応が厳しいのであろう。

 しかし、必ず着くはずである。信じられる。


 午後4時前に散策、両親の墓前に手を合わせ、帰宅してラジオをつけた。国会放送中だ。野党の厳しい追及に、安倍の大嘘答弁にイラつく。

 そのはずで、安倍事務所は仲介しただけで、5000円の支払いは、個々の参加者がホテルから領収書を受領している、という安倍のすり替えの大嘘答弁を何度も。


<野党追及は飼い猫のジャレ質問>

 安倍と野党議員のやり取りを聞いていて、ふと思ってしまった。

 安倍が用意した毛ばりを知っていて、それにかみつき、質問時間ギリギリまで、そのことに終始している。「これって飼い猫が、飼い主の毛ばりにジャレている。そっくりだ」という天からのささやきが聞こえてきた。


 昔は、貧農の家にはネズミが天井裏に住みついて、暴れまくっていた。天敵は猫である。猫は寒い布団に潜り込んで、暖の役目も果たしてくれた。その猫と戯れるのは簡単だった。ジャレてくれるのだ。失礼ながら、野党質問に対する酷評である。


<審議中断で関係者を国会招致、なぜしない、毒饅頭か>

 真っ当な国民の代表者であれば、首相の大嘘答弁に対して、審議を中断させる。安倍事務所やホテルのトップを国会招致する。

 政府与党は反対できない。予算案が人質になるからだ。


 こうした、当たり前の国会質疑をなぜしないのか。安倍というストロング・ナショナリストは、無恥の独裁者である。ゆえに公金の横領を毎年繰り返してきた。妻の昭恵も、である。


 疑惑隠しは、官邸と平河町からの、毒入り饅頭のお陰なのか。毒饅頭でお腹が膨らんでいるのは、公明党議員だけではあるまい。


 話にならない野党である。

2020年2月4日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


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