異様な皇后叩き!<本澤二郎の「日本の風景」(3680)

<神がかり極右・尊皇派の台頭と宗教戦争?>

 日本国民は象徴天皇が誰であろうが、一向に差し支えないと考えているのだが、万世一系などと歴史の捏造にこだわっている、神がかりの天皇制悪用派の極右・尊皇派は、安倍晋三を筆頭に、長州は田布施の輩は承知できないらしい。

 以前も目にしたのだが、最近、かなり激しい、そしてよく整理された雅子さんいじめのネット情報が、多少気になって自民党関係者などから興味半分、情報を集めている。先に「兄貴分と弟分」という小論を、体験と関係者からの聞き書きでまとめたばかりだ。


 大陸は皇帝、半島は王、列島は天皇と区別しているが、おそらく同根に違いない。特に半島と列島は、兄弟関係にあるので、日本人は慰安婦問題など徹底謝罪し尽くして、仲直りするほかない。極右政権の居丈高な半島政策は、国際社会でも通用しない。


 庶民は食うや食わずの貧困時代に、たかだか皇位継承に166億円という巨額の血税投入の田布施手口に怒り狂ったジャーナリストの一人として、やむを得ず天皇問題に、少なからず政教分離原則の観点から評論してきたのだが、その点でいうと、退位した平成天皇は、敗戦後に米国人女性の民主的な薫陶を受けて、日本国憲法と共に成長してきたため、象徴天皇制に徹してきた第一人者として評価できるであろう。隣国との対立を醸し出す、極右内閣の違憲法制強行に反発して当然だった。


 かくして、天皇退位と譲位という予想外の展開は、田布施が仕組んだものだとも理解できる。そして次なる課題が、尊皇派最大の、さらなる天皇後継者の行方という政治課題なのであろう。そこから雅子叩きが、異常・異様に繰り広げられる?と推測できる。


 ネット情報から眺めると、不気味な右翼宗教の神社本庁・生長の家連合と創価学会が激突している?ようにも勘ぐれる。後者が皇后と関係している?などと言うことを、初めて知って驚いていたら、そこに「ワシントンのジャパンハンドラーズの手先」と評されていた外交評論家のコロナ死が割り込んできた。かくして、雅子叩きは一部の世界で激しく燃え盛るものか。最近は「田布施の執念か」との印象を受けてしまいそうだ。



<偽名を使いネットで中傷合戦の「天皇は男系に限る派」の正体>

 当初は、中川名を語る人物が誰なのか、考えれば、存在するわけがない。偽名だ。特定の勢力の仕業であることが見えてきた。理由は、雅子叩きのネットが消えないからだ。


 ある筋からの、意図的な政治的な中傷合戦に相違ない。見過ごす国民は多いのであろうが、一部の国民は、それを真に受けて、女性天皇に抵抗するようになるだろう。しかし、今のところ、国民の多くは男女平等を原則とする近代において、女性天皇は好ましいと判断している。


 国家主義者の中曽根康弘は、彼とのインタビューで「私が尊敬できる日本人は明治天皇だ」と語って、当時は皇太子だった平成天皇を「ひ弱だ」と打ち明けた。なぜか国家主義者は、強さが重要な価値判断となる。戦争を念頭に組み込んでいるのだろう。アベ自公内閣が、戦争三法を強行した理由でもある。

 いまでも平和憲法解体に執着するシンゾウに違和感を抱く。


 雅子さんは、欧米の民主主義を体いっぱいに吸い込んだ魅力的な女性だったろうから、男たちは誰もが彼女との関係に執着したろう。男ならだれでもわかることだ。非難に値しない。


 それでも雅子叩きは、そこに絞ってゴシップという卑猥な手口でもって、彼女をやっつけようとしている。その心は、女性天皇排除の世論操作に狙いがあるのだろう。



<多数国民は「女性天皇」「女系天皇」は時代の趨勢と受容>

 伊勢神宮や靖国神社で、宮司とかいう官職で頂点を極めた、いわば尊王派兼天皇政治利用派の人物が、平成天皇と雅子さんを非難したことが、マスコミに露見したことがある。

 後者が、原始の神がかりの、お祓い宗教・神社神道に関心がないと言って怒っていたのだが、それを知った国民多数は、そのことで彼女の支持者になった。

 昨日、女性天皇問題で、安倍政府が、誰か不明の右翼識者から意見を聞いていた、ということが報道されていた。おそらく女性天皇排除のためのアリバイ工作に違いないが、無駄なことであろう。

 イギリスの王制は、ずっとエリザベス女王である。男女は平等である。差別・格差は動乱の要因となろう。

2020年5月10日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6359377検察庁法超改悪阻止!

政党政治崩壊7年<本澤二郎の「日本の風景」(3679)

<戦前商工官僚+警察・軍事防衛+厚労・不倫のやくざ官僚占拠>

 もうすっかり慣れてしまった永田町風景というと、議院内閣制が機能しなくなって、8年目に入ったことである。昨日は清和会OBの指摘で、目を覚ましたジャーナリストとして「政党政治の崩壊」を記録しておかねばならない。


 三権分立は存在しない。首相官邸に権力が集中してしまって、政党は無力化してしまって7年を経過した。それに誰も文句がいえない。河井事件1・5億円の政党助成金は、幹事長ではなく、総裁の指示で決まったことである。

 せっかくの捜査も、ここにメスを入れない検察だと、黒川弘務と50歩100歩であろう。やくざのような旧商工官僚が手配した警察・軍事の官僚に、今年に入ってコロナ対策の厚労官僚+不倫官僚が加わって、これらが連日、官邸を占拠している。誰も不思議と思っていない不勉強な輩ばかりだ。


 公明党どころか自民党でさえも、刺身のツマでしかない。それに満足するような?よたよた幹事長でしかない。総選挙どころではない。太田ショウコウ主導の安倍の巾着切り政党に徹している公明党は、最近一律10万円支給で戦果を挙げたと鼻高々らしい。


<自公維は特定秘密保護法など違憲法案強行のための将棋の駒>

 ともかく、この7年有余、政党が永田町から姿を消してしまったことに、当事者が気にも留めていない。

 近代民主主義は、政党が国権の最高機関である国会を構成し、国会議員は、主権者である国民の代表者として、法律を作る使命を帯びている。それでいながら、永田町から姿を隠して、することがないから政治屋の中には、新宿の歌舞伎町に出歩いていると聞く。


 本来は、自民党の政務調査会で、民意を反映した法案が検討される。それを総務会でとことん議論して、最後は多くが政府に持ち込まれる。国会でも与野党でもって審議した上で法律ができるのだが、こうした議会制民主主義の基本でさえも、多くの国民も、ジャーナリストでさえも、すっかり忘れてしまっている現在の日本である。


 かくして安倍内閣では、憲法違反の悪法が次々と強行された。教育基本法の改悪から、特定秘密保護法と、ついには自衛隊が戦争する悪法まで、さらには平和を愛する国民の抵抗を排除するための共謀罪も。独裁国と変わらない法制度・戦争三法が強行されてしまった。

 こうした重大な局面で、議会・政党は将棋の駒でしかなかった。不思議なことに、3分の2の議員が、それでも猫のようにおとなしい。


<誰でも務まる自民党三役の金魚のフン>

 無用の長物と化した自民党本部の大黒柱は、誰でも務まることになる。口も足腰も自由に動かないような人物でも、幹事長が務まってしまう。


 数百億円の政党助成金を保管しているだけで満足しているような人物で、およそ見識などない。その方が官邸にとって、うま味があるのだろうが。


 幹事長・総務会長・政調会長が、金魚のフンと酷評されている始末だ。それを御用聞きの番記者は、国民に伝えようともしない。マスコミも政党人も、大金を懐に入れて満足しているのであろう。


 政治に活力がない、いまの永田町である。

 金魚のフンは、人間の体に例えると、それは盲腸である。切除できる。党三役は、それでもじっとして動かない。コロナに沈黙しているのだから、この国も落ちるとこまで落ちてしまった。


<コロナでも民意が反映されない場当たりの金バラマキ>

 安倍は、地球を俯瞰するなどと称して、世界に金をバラまくことに徹してきた。今もである。すでに中国包囲網を名目に、60兆円もばらまいて、その一部を財閥経由で刈り取っている、と見られている。

 商工官僚の手口である。底が浅い。


 コロナ対策として、真っ先に国連のWHOに大金を動かして、日本批判を封じ込めてしまった。ここにきて新たに、1600億円もの大金を、医療環境の不備な国々に拠出すると、大見えを切ったらしい。

 本人も官邸やくざ官僚も、借金などお構いなく、相変わらず花咲じじいに徹している。日銀の黒田が福沢諭吉を刷りまくっているからだろうが、国際社会は円では通用しない。天文学的な借金を抱えた、安倍後の政府を引き受ける政党が生まれるのかどうか?


 没落する日本を象徴する、政党政治崩壊を食い止める健全な政党政治家は、悲しいかなくっきりとは見えていない。中曽根・長期政権阻止に立ち上がった二階堂進の幻の政権構想が、果たして浮上するのかどうか。

2020年5月9日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

自然と人間<本澤二郎の「日本の風景」(3678)

<人生朝露の如し、されど人・自然の道・大義は永遠なり>

 人間の一生は虚しく、はかないものであるが、しかしながら、人自然の道・大義は永遠である、そんな感じがしてならない。

 昨日は鍬をもった、その重さに、この土と共に生きた、父親の偉大さに圧倒される。父が植えた新茶を、妻が摘んで、即席の自然の茶を入れてくれた。いい香りと味で、世間で販売されている高額な茶に、文句なしに勝る。スイカの二本の苗木は枯れた。冷えた大気に配慮しなかった報いである。


 人にも道がある。法則を外れると、裏切り者として、必ず墜ちる。因果は応報であろう。正義・大義は永遠である。権力・金力に執着する、政治屋と財閥と傘下の者たちは、貧に耐える民衆に劣る。


 天の啓示か、PCR検査をしない経産省大臣は、コロナを侮ってはなるまい。

 


<地球をいたぶる科学技術文明は崩壊>

 思うに、17世紀から人類の特権層は、人間を抱え込んで、共に生きてきた地球・大自然をいたぶりながら、傲慢さをまき散らし、時には戦争という人間を殺すことで、贅を尽くしてきた。欧米で確立した科学技術文明が、いま崩壊に瀕している。


 権力を壟断する一部の野蛮人は、平和を口にしながら、平和を破壊してきたのだが、その者たちが今うろたえて、狂喜乱舞を地球舞台で演じている。


 天は、地球を破壊する悪しき文明に裁きを与えている。大災害だけではなかった。働き手である人間の細胞に潜り込んで、ウイルス攻撃に遭遇して、特権層も打つ手なしである。コロナは「自然に帰れ」と叫んでいるのだが、まだ理解できない輩は、戦争の機会をうかがっている。おぞましい人間は、今も存在する。


<5Gの電磁波は徹底検証が先決>

 先日、元出版社の知り合いが、動画をメール送信してくれた。一度、拝借して紹介したが、その第二弾のようだ。今の5Gのことである。

 大衆は5Gの電磁波をしらない。我も、である。電子レンジを使用している電磁波と同じ強力な電磁波を出すという。人間の脳や健康な細胞を、破壊しないものかどうか。同じことは、東京と大阪のリニアも。

 中止すべきではないのか。宇宙にロケットを飛ばし、宇宙戦争を引き起こそうとしている野蛮人も同様であろう。賢者のやることではない。徹底検証が先決である。昨日、買い物をするため、近くの道路を走ったさい、この不気味な5G向けの鉄塔が目に入った。生き物を殺す兵器かもしれない。


決定的な内部告発動画

https://youtu.be/piu04BNWk38


<財閥官僚(旧商工官僚・現経済産業官僚)主導の安倍・自公幕引きへ>

 近代の戦争は、一握りの財閥が、軍閥を取り込んで引き起こす、最も野蛮な資源略奪行為だ。そのため、宗教と教育を利用して、人間の心・精神をケダモノに変身させて、政治的には公然と「自衛」を声高らかに吹聴して、武器弾薬を動員して起こす。


 政権に巣食う、配下の財閥官僚が、政治の実質的主導権を握る。日中戦争も、日米戦争も、そうして起きたものである。戦前の代表的人物が、商工官僚の岸信介である。第一級の戦争犯罪人だろう。それでいて、巧妙な工作を背景に戦後復活、1955年の保守合同の時点で、政権の中枢に遺伝子を、完璧に埋め込んだ。

 いま彼の後裔が、日本政府を指揮している。路線は、すべからく現在の商工官僚・経済産業省の代表である今井尚哉や西村らだ。安倍晋三が、平和憲法を解体・破壊しようとしている根幹の政治路線を掌握している。原発だけではない。その点で、愚かすぎる安倍はロボットに近い。


 コロナがそこへと急襲している、と見えるのだが。彼らは今、彼らの大好きな神話の、ヤマタノオロチよろしく、のたうち回っている様子が見えてくるではないか?


 三井・三菱だけではない。アメリカのロックフェラー、欧州のロスチャイルドも、である。


 地球を破壊、亡ぼそうとする輩は、地球の大義の前に報復を受けている?人・自然の道、大義は永遠なり!

2020年5月8日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


↑このページのトップヘ