平成の妖怪<本澤二郎の「日本の風景」(3878)

<先輩・早坂茂三に土下座した「大勲位 中曽根康弘」>

 東京タイムズ政治部の早坂茂三さんは、弁も立つ頭も切れる逸材だった。田中角栄を男にして、存分に楽しんで生涯を終えた。もしも、はないのだろうが、息子の医療事故がなければ、筆者にも多少は、似たような人生が待っていたかもしれない。その早坂に土下座したのが、大勲位である。

 田中の支持がなければ、中曽根内閣はなかった。仲を取り持った人物が、読売のナベツネである。そのナベツネが、昨日10月17日の内閣自民党の合同葬儀での弔辞代読で「中曽根さんは私の師」と笑ってしまいそうな言葉を使った。


 「女はうそをつく」と言って、女性を冒涜した政治家失格女議員が話題になっているが、実際は「悪党人間は嘘つきである」。「昭和の妖怪・岸信介」は誰が命名したものか。宇都宮さんか?「平成の妖怪・中曽根康弘」は筆者がつけた。


 間違いなく正しい。証拠を並べることが出来る日本人は、沢山いるだろう。ロ事件で中曽根救済に全力投球した、当時の法相・稲葉修の晩年の中曽根評は、厳しかった。河野太郎の実父・洋平も同じであろう。


 倅が勲章や認証官制度を廃止して、国民皆平等の社会にすれば、評価が上がると予告したい。


http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/594.html

<戦後右翼のドン・児玉誉士夫の靴磨きも>

 以前清和会OBが、元海軍主計中尉?の鹿児島出身の福田赳夫側近・中馬辰猪の思い出話の中に、中曽根が土下座に似た行動を、右翼のドン・児玉に対してもあった、と証言していた。


 「児玉の靴磨きをしていた」というのである。事実に相違ないだろう。木下藤吉郎の草履取りを彷彿とさせる行為である。同じようなことを、小泉純一郎は福田邸の下足番をしてバッジをつけたというが、これも事実に近い。


 野心猛々しい人物ほど土下座をいとわない。千葉県のやくざは、選挙中田植えをしている農民に向かって土下座、票の取りまとめを依頼した。これをまねた北海道の中川一郎秘書は、安倍のプーチン外交に成果のない手口を教え込んでいた。


 右翼・やくざ・土下座は、一連のもので、連携しているらしい。


<恥知らずの内閣自民党の合同葬儀に血税2億円>

 いいたいことは、政府の金は血税であること、自民党のそれは、政党助成金だから、こちらも血税である。血税総計2億円の中曽根葬儀に参列した菅首相以下衆院議長らの政治屋は、到底まともとは言えない。


 昨日午後2時半過ぎに、パソコンでこの葬儀を延々と実況中継していたテレビ局があることにビックリして、すぐ止めた。公共の電波の悪用である。


 そこでの菅弔辞は「国際社会の平和と繁栄に貢献した」と語った。どうかしている?菅は中曽根を全く知らない。知らないから安直に嘘をつく。弔辞を書いた役人も、事実を知らないのである。


 嘘が歴史的事実に格上げされる日本に、反吐が出てしまいそうだ。日本を改憲軍拡まみれ、原発まみれにした政治屋を、大勲位に格上げする天皇制が、21世紀に存在することも、不思議なことである。


<恩師・宇都宮徳馬さんはナベツネを「忘恩の徒」と断罪>

 ナベツネの恩師は、平和軍縮派・戦闘的リベラリストだった宇都宮さんのはずである。ナベツネがケダモノにでもなれば別だが、彼の師は中曽根ではなく、宇都宮さんである。


 なぜか?東大で左翼運動をして就職もできないナベツネを拾い上げて、読売新聞の保証人になって入社させた人物が、戦前の読売で、時の軍部を批判していた宇都宮さんなのだ。


 読売新聞記者となって児玉と格別な関係を築き、右翼に転向するや、政界では大野伴睦の広報官、次いで児玉と共に、中曽根のためにあらゆる支援をし、読売を改憲軍拡原発推進新聞に衣替えしたナベツネに対して、師の宇都宮さんは、信頼できる弟子だと信じ込んだことを、真っ向から裏切られて衝撃を受けた。筆者に何度も「忘恩の徒である」とナベツネを容赦なく断罪した。


 筆者は、恩師の無念を「平成の妖怪 大勲位・中曽根康弘」(健友館)で対抗、恩師の墓前に捧げた。


 彼らは、我が大学の講座を奪い、テレビ出演を封じ込め、糧道を絶った。幸いなことに、わずかな年金が防御してくれ、今日がある。年金が救ってくれたのである。



<右翼・不正に屈しなかった正義の士・恩師・宇都宮徳馬>

 首相や大臣などの肩書などを蹴散らして生き抜いた宇都宮さんは、中曽根と違って、そばで見ていて実に痛快だった。不正腐敗を追及することで、国民の側に立つことに徹した。彼こそが本物の政治家・国際的な政治家だった。


 肝臓の特効薬で知られるミノファーゲン製薬を武器にした、文字通りの浄財を駆使して、自立外交どころか、常に正論を言論界でぶちあげた。中国の国交正常化にいち早く取り組んだ。実父・太郎陸軍大将からは「朝鮮の文化は日本よりも高い。お前は大人になったら、朝鮮の女性と結婚しなさい」と言われた徳馬少年は、政界に入ると、中国と共に、金日成の北朝鮮との国交正常化に取り組んだ。


 金日成が信頼した日本人は、宇都宮さんだった。彼は田中内閣の木村俊夫外相の活躍に期待していたが、文春と清和会右翼の金脈問題追及で挫折してしまった。冷静に見て清和会の森・小泉・安倍外交は、隣国との対立に狂奔するばかりで、評価するに値しない。

 右翼から「赤」と中傷されても平気だった。国会前では、右翼の街宣車に向かって怒りの言葉を発し、一歩も屈することはなかった。


 中曽根にも期待した一時期があったが、彼が首相としてワシントンを訪問すると、なんと「日本列島不沈空母」と発言し、それまでの中曽根評を一変させた。反岸は、反中曽根となった。中曽根新聞となった読売にも激怒した。


 中曽根は明治天皇を尊敬して止まなかった国家主義者であることを、首相となって開花させた。それは岸路線であり、安倍路線の基軸ともなった。


 日本国憲法の平和主義を破壊しようとした為政者は、岸と中曽根と安倍である。菅も安倍を踏襲する。昨日は靖国神社に、安倍同様の真榊の奉納をして、日本会議に屈して見せた。

http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/598.html

 中曽根葬儀に半旗を掲げた北海道大学が報道されていたが、恥を知れと断罪したい。

2020年10月18日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

弱者いじめの最高裁<本澤二郎の「日本の風景」(3877)

<上級国民による上級国民のための判決をする裁判所>

 福沢諭吉は「学問のすすめ」で天は人の上に、と引用したが、反対にアジア蔑視の脱亜入欧を唱え、日本の半島と大陸への侵略を正当化させた。彼は慶應義塾を創立して、政商や財閥に人材を供給、日本資本主義を支えて、現在も1万円札の顔となっている。


 敗戦で、国民は皆平等の地位を確保したものの、実態は上級職試験や司法試験合格者らが上級国民となって、圧倒的多数の民を統治している。その典型が、最高裁の判事15人である。


 目下、アメリカでは財閥1%の保守派のための、連邦最高裁判事問題が大統領選の争点ともなっているが、日本では極右・安倍内閣が任命した最高裁判事によって、判決は大方のところ、上級国民のための判決が下され続けてきている。


 事実上、日本の裁判制度は正常に機能していない。最高裁判事を罷免する国民運動が必要である、との怒りの声が浮上してきている。理解できるだろう。


<バイトを奴隷扱いか=特別手当不払いは許される判決に衝撃>

 最近の最高裁判決で、国民に衝撃を与えた事案は、バイトの人たちの労働権確保の訴えに対して、女性裁判長はバイトの弱者を奴隷の地位に貶めるような判決を下したことである。

 ボーナスをバイトに支払わない企業・組織体は、不当労働行為に相当するはずだが、本来、男性に比べて優しい心の持ち主と思われていた裁判長までも、雇う側の企業体に軍配を上げた。


 正社員も契約社員もアルバイトも、同じ労働者として対等である。この当たり前の判決をしない最高裁判事は、民の心や生活実態を理解していないことになる。なぜか?


<民(たみ)を慈しむ女性判事もいない最高裁>

 昨夜韓国の王朝テレビドラマを見ていて感心したことは、日本の徳川幕府の初期のころの国王の目的が「民の目線で、民のための統治こそが聖君なり」というものだった。いま菅内閣は「国民のために働く内閣」と喧伝しているようだが、そのことはそれ以前の安倍7年8か月内閣は、国民のために働いてこなかったということらしい。確かにそうである。


 菅も「国民のため」といいながら、安倍暴政に執着している。歴史の教訓を踏まえた日本学術会議を解体させようとして突進、波紋を投げかけており、それは結果的に、安倍犯罪の蓋掛けをしていることになる。


 そもそも安倍が任命した最高裁判事に、民に心を寄せる者はいないか少ない。上級国民の目線で判決を下すため、弱者の民が勝つことはない。つまりは、裁判制度の大改革の必要性を人々に印象付けている。


<10年間、遊んで暮らして年収2500万円以上>

 医療事故の問題で最高裁まで争った経験のある友人の最高裁判事の評価は、当然のことながら厳しいものだが、しかし的を射た指摘である。紹介したい。

 彼は「最高裁判事に任命されると、遊んでいて10年間、身分を保証されて、しかも血税を2500万円以上も懐に入れることが出来る。それでいて、彼らに警察も検察も手が出せない。国会議員と比較しても、大変な特権を手にしている。国民審査もいい加減で、これまで罷免された判事はいない。つまりはすべからく最高裁判事は、保護されている。それでいて国民のための判決はしない」と指弾している。


 どなたか異論があろうか。あれば聞いてみたい。


<「上川陽子の出自に興味」とO君の指摘に頷く我>

 昨日は、千葉市に住むブログ読者のO君が手土産をぶら下げて、予告なしに突然、来訪、久しぶりに友好を温めることが出来た。東大理工学部で学んだという彼は、詩吟愛好者である。自宅に上げることもできないため、玄関口での立ち話だったが、不意に法相に再任した上川陽子について「出自が気になる。何かがある」とアドバイスしてくれた。


 派閥記者として永田町20年の記録保持者も、政治屋の出自について関心がなかった。山口県田布施の岸・安倍家の出自についても、知らされて10年も経たない。


 リベラル派宏池会メンバーの上川を重用した、極右の安倍と菅である。「上川が落選中、秘書を菅が面倒を見た」とは本日、聞いたばかりであるが、上川と菅・安倍の間に、知られざる何かが存在するのかもしれない。

 O君の話では「笹川良一は子供を60人も作った」とも教えてくれた。事実であれば、これは記録ではないだろうか。

 笹川良一・陽平親子と清和会の深い結びつきは、古い歴史を有している。


<ロ事件で中曽根は救われ角栄を逮捕した、知られざる裏事情>

 その笹川を退治しようとした田中角栄だったが、笹川を救ったのは清和会に違いない。今では日本財団として大手を振って、その構成員をNHKなどが重用して、公共放送の権威を失墜させている。


 苦学して東大法学部を卒業、大蔵省で官僚として勤務、当時の大蔵大臣・田中角栄に見初められて政界入りした山下元利の話を思い出した。彼の政界人生は、ロッキード事件で変わった。


 堀田力という検事が、本丸の中曽根康弘を逮捕していれば、中曽根の首相就任はなかった。法相・稲葉修と堀田のお陰であろう。堀田は検事総長の道が開かれたが、彼は突然辞任した。理由は「息子が薬物に手を染めていた。逮捕をしない条件で、検事をやめた」と事情通は明かす。


 ついでに言うと、石原慎太郎の突然の国会議員辞任は、息子がオウム信者だったことを封じるための、捜査当局との取引だった。オウム事件の真相を知る石原一家ということだろう。


 さてこの山下がロ事件の時、彼は悔しそうに「角さんが東大法学部を出ていれば、逮捕されることはなかった」とぶちまけたものだ。旧制高等小学校卒の角栄を、上級国民の検察が標的にし、中曽根を救ったのである。


 戦前の日本軍の犯罪について詳しい事情通は「軍法会議にしても、陸大卒の上層部は、常に傷をなめあって助け合っていた。それは今の最高裁判事も同様である。国民運動で、安倍任命の右翼判事を追放しないと、日本の裁判制度は、正常に機能しない」と指摘した。確かであろう。


 中曽根は首相失格者である。実績もないに等しい。それでも本日、内閣自民党の合同葬に2億円の血税を投入する。そればかりか全国の大学や教育委員会に対して、黙とうをささげさせるという。安倍と菅の正体を露呈させている。許しがたい暴挙である。

http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/561.html

http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/545.html

2020年10月17日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

暴かれた電通腐敗五輪<本澤二郎の「日本の風景」(3876)

<ロイター通信がJOCIOCを操る大魔神の全貌報道>

 昨日、偶然に見つけることが出来た、ロンドンに本社のあるロイター通信の特ダネに、改めて感服してしまった。さすがに世界の通信社である。英BBCに劣らない公正中立な報道は言うまでもないが、東京五輪を操る電通の巨大利権の全貌を暴いて、実に壮観である。


 1日も早い店締めをすることで、国民の負担減と経済打撃の緩和が、政治のかじ取り役に課せられている。安倍晋三の人類を欺く嘘の連発と、IOC買収によって獲得した東京五輪は、人類に害を与えるだけで、健全なスポーツの祭典と無縁のものである。およそ大義のあるスポーツイベントとは言えない。


 善良な日本人の常識となっている。いわんや放射能汚染とコロナ汚染で、観客も選手も動員できない。無観客のわずかな選手のみの五輪は、スポーツの祭典とは言えない。電通=安倍・森のための利権と国威掲揚という邪な思惑に、莫大な血税を投入することは許されない。


 安倍退陣の理由は、五輪破綻とトランプ再選なしが理由であることが、既に明らかにされてきている。「安倍犯罪首相と安倍犯罪もみ消し菅首相の暴走を止めろ」との合唱が、列島から聞こえてきているではないか。


<電通株主の時事と共同は配信しない、出来ない哀れ日本の通信社>

 この深刻・重大なロイターニュースを、共同通信と時事通信は国内に配信したであろうか。念のため、ネットで確信したのだが、見つからなかった。

 このロイターニュースを転載する新聞があれば、それは電通支配から抜け出そうとしている証拠なのだが。


 ご存知、共同と時事は電通の大株主である。時事は政府御用立ての通信社で有名である。共同は少しはましな通信社のはずだったが、実際は違う。息子の東芝医療事故死の時に、体験させられた日本人として、断言できる。


 弱者に対しては双方とも冷たい通信社である。

 NHKは莫大な資金で運営されているため、通信社の配信を受けているが、それだけではロイター通信の特ダネを入手できないが、ネットから容易に知ることが出来る。しかし、電通批判報道をすることはない。


 日本の言論の自由を信じて新聞記者をしてきた愚か者からすると、この8年の国家主義内閣の下で、それが極端に低下してしまっている。それは国際的な報道人の常識となっている。そもそも言論の自由があれば、憲法違反の戦争三法の強行成立は、想定さえできなかったことだ。


<フランス検察の疑惑捜査に、逃げる前JOC会長の竹田恒和>

 ロンドンに本社のあるロイター通信にとって、フランスのパリは、日本のソウルのように近い。パリの検察の動向を容易に取材することが出来る。


 「JOC前会長の竹田恒和は、汚職関与容疑で、正式な捜査対象」と報じている。いま竹田はどうしているのか。「逃亡の仕方を安倍に学んでいる」のであろうか。

 彼は元皇室の出だとされる。皇室の倫理は、戦前戦後も変わらないということか。皇室に対する国民的イメージは、著しく落下している。


<東京オリンピックは電通の巨大ビジネスと断罪するロイター通信>

 ロイターの記事は、実に明快である。電通が、以前からIOC利権に食い込んでいたことなどにも斬り込んでいる。すなわちIOCが、健全なスポーツの祭典から逸脱して、巨大なビジネス五輪に変質してしまっている。そこへとすかさず食い込んでいた、そこからの買収工作だったのだ。


 日本の新聞テレビは電通指令を受けて、巨大ビジネス五輪祭りを大々的に宣伝、その不健全な祭典を、健全な青少年に植え付けているのである。


 不条理極まりない五輪を、電通と政府・東京都が一体となって、新聞テレビを使って大掛かりに報道させているのである。国家主義政府と電通の意のままに、主権者を舞い上がらせる。ここにおいて正義の、反骨の言論人は、沈黙させられ、反対に太鼓持ちの達人にさせられている。


<企業からのスポンサー料3000億円以上かき集める>

 企業とりわけ財閥企業と電通は、一体で身内同士でもある。彼らを五輪スポンサーにして、大金をかき集めるのである。ただし、コロナ恐慌の現在、企業の懐は寒くて冷たい。


 それでも3000億円以上もかきあつめたとロイター通信は、明かしている。新聞テレビを動員する電通は、日本企業も手玉に取っている。企業は自民党政府のスポンサーでもある。言論・政府・財閥・自公政府を操っての電通巨大ビジネス五輪は、こうして途方もない利益を懐に入れるのである。それは壮大なる腐敗構造を露呈していることになる。


 主権者の意思は無関係・無視である。自公政府にしても、主権者の2割か3割程度の支持なのだ。


JOCにはした金6億円を寄付して手玉に取る電通大魔神>

 足元のJOC組織委員会に対しても、お小遣いを配るのである。その寄付金はざっと6億円以上であるが、電通にとっての6億円は、はした金であろう。


 金、金で動く電通五輪なのだ。

 フランス検察のお陰で、日本国民は雲の上の利権祭典の裏側を見て、ひたすら驚愕するばかりである。ロイター通信にも感謝したい。


<幻想五輪に笛太鼓の新聞テレビに国民は浮かぬ顔>

 五輪の金メダル国のアメリカ・ドイツなどの欧米は、コロナで政治も経済も混乱して、収拾がつかない有様である。

 唯一のコロナ退治に成果を出した中国は、先の国慶節休暇に実に6億人が観光としゃれ込んで、アメリカを仰天させた。当然、コロナ感染者が少し出るだろう。すると数百万単位でPCR検査を実施して、これまた世界を驚かせている。


 米国は、11月3日の大統領選挙とコロナ騒動で、五輪参加の余裕などない。選挙後の混乱も予想されている。トランプの吹聴するワクチン開発にしても、ささやかれているほど明るい見通しは立っていない。

 エイズやサーズにしても、ワクチン開発は出来なかった。コロナワクチンが、問題なく開発できるとの確実な見通しはない。


 新聞テレビが「コロナ幻想五輪」を宣伝しても、国民は信じられず、浮かぬ顔をしている。

 

<五輪破綻後の日本経済のどん底大不況におびえる経済専門家>

 経済専門家は、来年7月以降の日本経済の沈没に怯えている。「とことん落ち込んでしまう。財政は先進国一番、天文学的借金に首が動かない。打つ手なしだ」と天を仰いでいる。

 「安倍犯罪もみ消し菅首相の日本に、フランス検察の本格捜索も始まる」ということのようだ。

2020年10月16日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員) 

↑このページのトップヘ