本澤二郎の「日本の風景」(5470)
<紳士淑女のたしなみ=石破の教訓を学べ>
先日市内の老人福祉センターの100円風呂に飛び込んだ。温泉町の100円風呂ではないが、ゆったりしながら体全体の垢を洗い流すためにはいい機会だ。だが、石破は外交の躓きの一つが露呈してしまって、彼のしつけの悪さをさんざんメディアでたたかれた。珍しく湯船につかりながら紳士淑女のたしなみを、仲間世代の老人から学ぶことにした。
大丈夫だろうか?案の定、やはりぜんぜんいい加減であることが再確認できた。観光地の温泉風呂も同じであろう。外国人客のたしなみはどうか、も気になってきた。日本の湯舟は菌がうようよに違いない。清潔風呂は、利用者から始めよ、である。
<お尻の清潔大丈夫か>
筆者が犬猫に興味を失った理由は、彼らが人間同様の清潔な体ではない点にある。動物好きの友人が、若くして動物からの菌に感染して命を亡くした。その時からだ。一番不潔な体を洗浄することの重要さは、健康で生きるために不可欠だからでもあるが、田舎の貧農の子供として生まれたため、そうしたルールを知らないまま大人の世界に入ってしまった。
考えればわかることだが、お尻を清潔に保つことは、生き物にとって特別大事なことだが、お尻を入浴する前にしっかりと洗浄するという、当たり前のたしなみを知らなかった。
それは15歳で上京して初めて「銭湯」に入っても気づかなかった。ということは、大半の日本人がそうだったことになる。到底近代人と呼べる資格がなかった。結婚して妻に指摘されるまで気付かなかった。
そうして市の老人風呂の様子を点検してみたのだが、10人ほどの老人の誰一人、お尻を石鹼でしっかりと洗ったうえで入浴する者は一人もいなかった。「入浴する前にお尻の洗浄を忘れるな」の張り紙一つで済むはずなのだが!
この地区の周囲は、農漁業として栄えた場所である。帰化した朝鮮人も少なくない。最近になって市の有力者が「やくざ代議士の出自は朝鮮半島」と教えてくれたばかりである。帰化人にもお尻の清潔は問題ありか。
<老人特有の異臭は>
老人特有のにおいも体感できた。
湯船で隣り合わせた老人のにおいである。家庭・家族で注意してくれないのか。それとも夫人を亡くした一人住まいの老人なのか、知る由もない。ひょっとして自分も、他人に対して迷惑をかけていないのかどうか?心配になってきた。
おそらく毎日のように風呂に入る日本人は、一般的に清潔な民族だとの評価を得ているのだが。
<入れ墨専用の風呂もあるハマダ市>
やくざ専用のような風呂も、この異様な地区には存在すると息子や近所の中小企業の経営者が教えてくれた。いうまでもないが、入れ墨が好きな人間はいないだろう。
フィリピンのドゥテルテ前大統領は、やくざ暴力団退治で成果を上げ、女性や観光客に喜ばれた。今トランプが、中南米のギャング・カルテル違法移民を退治して、米国民を感動させているが、連中も日本のやくざ同様に体に不気味な入れ墨をして、市民から強奪・強姦を繰り返し、恐れられている。
米軍の海兵隊でないと対応できないだろうが、これはトランプ効果として高く評価されている。なぜバイデン民主党は同じことをしなかったのか。マフィアを恐れていたのか。
日本も災害に汗をかかないで遊んでいる自衛隊員を「やくざ退治に投入せよ」との声は、特に房総半島の住民の間で強まっている。
<老人のやり取りに頷くやくざ跋扈の房総半島「ハマダ市」>
入浴中の老人同士のやり取りが耳に飛び込んできた。「最近OOの姿が見えない。何かあったのか」「以前にもかなりの期間、見なかったので、尋ねると九州の方へ行っていたという。なぜ九州か追い打ちをかけたら、刑務所に入っていたと抜かした」「なるほどねえ」
聞いてる方が腰を抜かしてしまった。地元有力者の「ここはハマダ市に改名してしまった」という仰天解説に改めて頷いてしまった。房総半島の住民の資質はやくざレベルなのだろうか。
ともあれ不潔な場所は、いつも清潔にするしつけを励行する日本人でありたい。石破茂はその先頭に立って実践してはどうか。夫人の努力が大事であることも付け加えておくべきか。手足は言うまでもなく、お尻の洗浄から健康管理が必要である。便所・台所も。2013年11月に311東電フクシマ原発の被ばくで亡くなったかもしれない妻に感謝を込めて!
2025年3月20日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)