本澤二郎の「日本の風景」(5281)

<権力監視止めた公共の電波NHKの深刻課題>

10余年前からNHKは、明らかに権力監視という公共放送の責務を放棄して、安倍の清和会応援団と化した。新聞でいうとナベツネ読売化である。安倍長期政権の裏事情である。筆者がテレビを廃品業者に無料で引き取ってもらった理由だ。


たまにNHKラジオのnewsを聞くのだが、昨日は9時前にかけると、なにやら意味不明の関西弁おじさんと中年アナが、実にくだらないおしゃべりをして、笑いに興じているではないか。公共放送のレベルを逸脱して公共の電波を破壊している。気になったことは、そこで「京都五輪開催論」を楽し気に宣伝していた点である。


<「京都五輪」?をこっそり宣伝>

午前9時台のラジオは、夫を職場に送り出した主婦や老夫妻目当ての番組に違いない。あるいは、国会に駆け付ける与野党議員や秘書連が、車でラジオを聞いている時間帯か。不勉強な永田町の愚か者は「面白いアイディア」と思い違いをするかもしれない。飛びついて「そうだ」と口走る馬鹿者愚が出てこないとも限らない。


あぶない!イベントは政治屋・電通の巨大利権ではないか。森喜朗や石原慎太郎・安倍晋三の利権で知られる東京五輪疑獄。財政負担で首が回らない財務省の今である。そのことを十分知りながら、二人の男女は、NHKラジオを国民のためではなく、電通や政治屋のために悪用している!

心底からNHKは解体すべきだと思う。時間の余裕があれば、進軍ラッパはNOだが、平和的な美しい音楽を流せばいい。スポーツ番組に狂奔するNHKは、政府による愚民化政策に便乗するもので、公共放送に値しない。


<コロナワクチンで暴利の加藤勝信宣伝放送に仰天>

9時になると、たちまち番組が自民党本部にハイジャックされた。びっくりしていると、自民党総裁選に出るという加藤勝信の宣伝番組になった。しばらくして聞くのを止めた。1960年代ならいざ知らず、アベノミクスの悪政で日本沈没に追い込んだ責任者の一人でありながら「所得倍増計画」?

国民を馬鹿にし、騙すのもひどすぎる。彼は茂木派に所属しながら、安倍家のお庭番として入閣し、厚労相にもなった。既に40万人もコロナワクチンの副作用で亡くなるという、世にも恐ろしい加害者ではないか、と医学者の一部から指弾されている。

「コロナワクチン利権でしこたま金をため、総裁選に飛び出し、再び入閣か派閥の継承ねらい」などと巷でささやかれている。安倍の腰ぎんちゃくでも有名だった。

まさに官僚上がりの政治屋の代表格であろう。そのためにNHKは独占的に報道していると感じて衝撃を覚えてしまった。テレビでも同時に流したのか。既に狐の目をした安倍側近や「蛇の目をした軍事オタク」なども手を上げている。

100万党員をいかに騙すか、の共演に興味などない。平和主義者ゼロ、反原発派ゼロの好戦派同士の争いに浮かれる国民はいない。


<岩田女の差し金?>

安倍のスポークスマンとなって20年の岩田女性の真相には、男と女の関係などに興味を抱く向きも大いにあると聞くが、むしろ60兆円を各国にばらまいた血税資金を懐に入れた日本企業の具体例を知りたい。大方財閥に違いないが、一日も早く知りたい。公正が担保されない血税の海外流出疑惑は、この国の行方とも関係している。彼女のメモの公開を強く期待したい。むろん、安倍の金庫の実情も。

やくざが跋扈する房総半島から、問題の人物があまりにも多いのが気になる。畝本直美検事総長も疑惑について会見して、真相を明かして(AIが邪魔してくる

2024年9月11日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


戦争体制推進の山口那津男・太田昭宏は万死!

(FNN)公明党の山口那津男代表は10日、午前の会見で、公明党代表を退任する意向を表明した。18日に告示される公明党の代表選には立候補しない考えを示した。


本澤二郎の「日本の風景」(5280)

<畝本直美検事総長の重大疑惑に驚く!>

アベノミクスはつまるところ財閥株屋1%に空前の暴利を与え、大衆を空前絶後の円安による物価の急騰で生活を困窮させて社会を混乱させている。政府・日銀の超格差社会によって、政治と経済を破綻させたその罪で岸田文雄は、退陣に追い込まれたものの。その後は連日のように安倍・菅・岸田の出来損ないの子分たちが、いわくつきの政治刷新論をぶち上げて、世論を惑わしている。いうところのナベツネ言論が炸裂し、永田・大手町の真実に蓋をしている。


昨日は、YouTubeで超有名な「レ・ミゼラブル」を見て、途中で止めた。登場する蛇のような捜査員に付き合わされる方もたまらない。日本にはあれほどの検察官は存在しないだろうが、その逆の検事はいくらでもいる。

新任の女性検事総長に、早くも重大疑惑がまとわりついていたことに気付いた。週刊金曜日などで活躍しているAさんが、彼女の不正疑惑の状況証拠を自宅に郵送してきた。資料から思い当たる疑惑が次々と沸いてきた。ことによると、目下の自民党総裁選は彼女の手のひらで踊っているのだろうか、と本気で疑ってしまった。


<森喜朗事件と安倍・清和会の裏金議員救済の検証不可欠>

清和会の創設者の福田赳夫が怒りで泣いている。息子の康夫も同じに違いない。

森喜朗が政権を担当した時点で、戦前の国家神道を継承した神道政治連盟が鎌首をもたげた。「神の国」に怒った世論が、森を引きずり下ろしたが、鹿児島田布施の小泉純一郎が、真相を理解していなかった田中真紀子を巻き込んで、森路・神道政治を継承した。この時点で、清和会の理念は、A級戦犯勢力の岸信介へと移行した。戦前の極右政治は、山口県の田布施の安倍晋三へと、そして現在は再び小泉の倅にバトンタッチされていく?


一方で、五輪疑獄の元凶である森が逮捕寸前まで追い込まれていた。同時に清和会の裏金事件の元凶でもあった森は、二重の犯罪でほぼ100%獄門が決まっていた。まともな法治国家であれば、森の再起生存はなかった。誰もが「森の獄死」を予想していたが、首相の岸田周辺が、森救済に専念した。そうして泥被りの検事を登場させた。安倍の黒川は失敗したが、岸田の畝本は大成功を収めてしまった?石川県の森喜朗が、いうなればヒロシマの岸田退陣を決定づけたことになろう。


<「夫の元高検検事長は森喜朗顧問弁護士は本当か>

岸信介を神のような人物とあがめてきた神道派の古狸は、岸内閣を支えた黒幕の極右・笹川良一の船舶振興会が、いまやいくつもの「平和財団」を名乗り、相変わらず運輸利権最大のギャンブルを独占し、国交相ポストを信濃町の公明党創価学会に与えて、不正腐敗の牙城を築いて、森はそこで悪徳人生を終えようとしている、と見られている。


それもこれも畝本夫妻の大それた大芝居のお陰だ、と一部の専門家やYouTubeのプロが指摘している。驚いたことに高松高検検事長で退官した夫の畝本毅が「森喜朗の顧問弁護士」という情報が流布しているではないか。

元検事の若狭は知っている。いつYouTubeで発信するのか、それともしないのか。


<市民の追及を逃げる検事総長発覚>

市民活動家のAさんは、公然と検事総長に疑問を書面に明記して厳しく追及しているが、検事総長畝本は回答しない。回答できるわけがない。彼女は検事失格である。国会は彼女を呼んで、真相を確かめる責任がある。総裁選・総選挙とも関係する重大疑惑であるのだから。


<畝本直美検事総長番記者の追及も議会追及ゼロ=怪しいナベツネ言論と与野党>

その前に番記者は、定期的に彼女と懇談・記者会見を行っている。疑惑を質問もしないことは、自ら犯罪的言論を容認することになる。断じて許されないだろう。自民党の犯罪に蓋をした重大疑惑は、戦後政治史の一コマとして50年、100年後に継承される。


岸田の最悪の選択だったことも強く指摘したい。森・小泉・安倍・岸田の不正腐敗の蓄積は、後世を生きる日本人の教訓ともなろう。情にもろい凡人ジャーナリストも、疑惑の概要を知った以上は沈黙できない。恐ろしい日本は、確実に歴史を繰り返そうとしている!


<検事総長夫妻の手のひらで踊る自民党総裁選は許されない>

ちゃぶ台をひっくり返すような深刻すぎる事態に、政府部内からの告発はなく、国会も声を上げない。法治を貫徹できない日本の三権分立に対して、法律家も沈黙しているのだろうか。この国に正義の士はいないのか。声を上げよ!


こんな不条理を黙していいわけがない。ナベツネ言論と清和会の清算を回避することが今ではないのか。識者・言論人の決起を強く要望したい。

2024年9月10日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


本澤二郎の「日本の風景」(5279)

<平和主義が消えた自民党の盲目・好戦的反憲総裁選>

43歳以上の日本人すべてが、岸田後継総裁選挙に強く反発している。何もわからない無知・盲目の世襲候補が「若さとマスク」で首相になるかもしれないことに対して、内心衝撃を受けている。


<43歳の公約を信じられる日本人の頭はどうかしている>

世はまさに、暴力と詐欺が横行している21世紀の地球である。油断も隙も許されない点で、日本もアメリカや中国・ロシア・インドと大差ないだろう。


<首都県紙政治部長は赤じゅうたんを闊歩していた無知人間>

最高権力者の首相と月一回の官邸での懇談では、官邸の名物のカレーライスを平らげながら、永田町四方山話をして悦にいる盲目の政治ジャーナリストだった。自民党派閥政治に首を突っ込んで14年ほど経っていた。

鈴木善幸・中曽根康弘・竹下登・宇野宗助らが官邸の主だった。在京政治部長会のほとんどは、本社でのデスクワークに翻弄されていたが、わが東京タイムズの政治部長は、相変わらず永田町を駆けずり回っていた。

各派の総裁候補や派閥の金庫番まで、金と権力にまつわる情報に一喜一憂して、それらの一部を活字にして社長賞をもらったりして満足していた。その先の家族の悲劇的運命など知る由もなかった。日中友好活動に熱を入れたころだ。

一人前の教育など受けなかった政治記者は、おそらく読売の渡辺恒雄のように、ちいさな傲慢さを抑え込むのに苦労もしていたのだが、派閥の権力抗争取材に満足していた盲目の記者は、ほとんど全ての週刊誌記者の取材に、恥ずかしげもなく応えていた。


<自民党政治屋は官僚と金庫番におんぶにだっこ>

最近、無知なノンフィクション作家が、中曽根の金庫番の名前を活字にしていたことを知った。彼らの手にかかると、世紀の悪党もえらい人物にさせられ、それを歴史家が引用し、真実とは無縁の物語が創られる。歴史の真実は、常に闇に葬られる運命にある。

わが新聞社の先輩の早坂茂三でさえも、角栄の金庫番には逆らえなかった。中曽根事務所や小沢一郎事務所でもそうだった。金庫番は決まって「政治屋の女」だ。


政治屋の政策論は、霞が関の官僚任せだ。この官僚の人事権を官邸が奪うと、国士のような官僚は姿を消した。昔は違った。善悪を理解している官僚が、政治屋を指導していた。過ちが少なくて済んでいたが、これを安倍晋三と菅義偉が奪ってしまい、官僚らしい官僚が姿を隠した。NHKの岩田女が詳しいはずだ。

永田町で蠢く「女」に、女らしい女は100%いない。悲しいことだが事実であろう。女らしい女が、神がかりの神道カルトの永田町や大手町で活躍する時代が到来するのか?

日本崩壊を底辺で支えてきた官僚の、現在はいない日本である。政治屋が暴走する理由だ。岸田はその典型人となった。


<憲法政治家はほとんどゼロ・歴史を知らない政治屋ばかり>

日本の政府・政治家・公務員は、憲法を尊重し、擁護する責任と義務を負っている。当たり前であろうが、この一番大事な民主主義の大原則が崩れている。ここに日本危機の元凶が存在している。


憲法を理解する政治家がいない。弁護士でも秘書給与を詐取し、外国人と不倫を重ねていた女代議士が、自民党に存在した。発覚しても即座に辞めようとしなかった。法律家も腐っているのである。

憲法を読んでいない、知らない政治屋は、安倍・菅・岸田がその代表だった。

彼らは近現代史を学ばなかった。小泉父子だけではない。岸田の周りには、中谷や小野寺という「死の商人」に取り込まれた悪党が、外交や武器弾薬政策に嘴を入れていた。

あの空前絶後の80年前を知らない輩が、次期首相になるのだという。恐ろしい事態が目の前で演じられている。それをナベツネ言論が囃し立てている。漫画である。


<改憲軍拡の太鼓持ち=武器弾薬利権=総裁選出馬>

彼らのお目当ては43兆円大軍拡利権だ。ワシントンのバイデンや米産軍体制を喜ばせただけではない。プーチンとゼレンスキーの好戦派とイスラエルのネタニヤフが、第三次世界大戦の導火線の役割に狂奔していることに便乗している。


世界に誇れる日本国憲法の出番ではないか。それをまったく理解しない自民党総裁候補ばかりだ。武器弾薬利権にまとわりついて莫大な金もうけに狂奔している。違うだろうか。

対抗する立憲民主党が、輪をかけて情けない有様だ。顔つきで突如として打って出る代表選挙候補に反吐が出る。一人として真っ当な平和主義の候補がいない。嘘で消費税を引き上げ、東電原発を止めない悪党ばかりが目立つ。日本人一人一人が試させられている2024年であろう。

2019年9月9日の15号台風では、かろうじて生き残ったわが埴生の宿の先行きも心もとない。

2024年9月9日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


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