本澤二郎の「日本の風景」(4939)

<やくざが跋扈する千葉県=袖ヶ浦市議会の惨状に衝撃>

極右・神の国を信仰する安倍晋三のロボットで米国バイデンのポチの岸田文雄。口を開くと「法」を口走る。それでいて側近に「酒と女」の売春防止法違反の木原誠二を起用、防衛相にやくざ代議士のやくざ人脈を継承していた浜田靖一を起用していたことが発覚、内外に波紋を広げている!


他方で、やくざが跋扈する千葉県の袖ヶ浦市では、水源地に核汚染ごみ不法投棄事件が発覚し、林と高谷の自治会住民代表の御園豊(同市選管委員長)が覚悟の怒りを爆発させている。しかし、肝心の市議会は、自公の腐敗勢力はいうまでもなく、共産党委員長を千葉県から擁立している共産党市議までも、追及をしない。

「市長はやくざ人脈に乗る粕谷という怪しげな人物。そして11月の市長選で無投票当選!民主憲法の下で、こんな無様なことが許されるか」と市民団体の「大気と水は人権4市市民連絡会」を中心に怒りと激しい反発が広がって当然。


このような場面で衆院千葉12区で新しい動きが起きてきた。「安心安全の房総半島」の公約を掲げた樋高剛。周辺では「防弾チョッキを切る覚悟で浜田を打倒する」と気勢を挙げている。この黒潮のような流れが、いま袖ヶ浦市にも及んできている。するとどうだろう、袖ヶ浦市議会が丸ごと市長と市の幹部に懐柔されていた、という信じがたい事実が発覚した。


<役人が手取り足取りの議会運営=市民代表は形だけ>

実は、市民団体を率いる元木更津高校教師の関巌らが、3年前から「市議は何もしないで血税を手にしている。許せない」と正義の声を上げた。

議会の質問は言うまでもなく、まるごと市長と市の幹部が請け負っていた!開いた口が塞がらないとはこのことか。

「もし質問内容まで役人任せであれば、この事実をチラシで全戸に配布する覚悟を決めていた」と関は明かす。かくして昨日閉会した市議会で、質問内容まで役所が用意することはやめることが決まった。しかし、それでも核汚染ごみ事件追及の質問は、共産党議員からも出なかった。むろん、公明党からも。

やくざにひれ伏す市議会と市当局を、繰り返し厳しく断罪したい。


<国民のための政治ゼロ=市民のための地方行政もゼロ>

やくざ代議士のやくざ人脈をそっくり引き継いでいた事実を、週刊文春が証拠を突き付け、公然と暴露した。これには岸田も浜田を更迭するしかなかった。むろん、木原誠二の官房副長官留任も消えた。筆者の眼力は、ツネの敗北とみている。誰か理解する国民やジャーナリストが出てくれるか、大いに注目したい。それにしても崇高なはずの首相官邸が、やくざにからめとられていることに、改めて度肝を抜かれた。2014年4月28日に非業の死を遂げた「木更津レイプ殺人事件」の被害者の泉下からの痛撃と見たい。


国政どころか地方自治もまたやくざに支配されている!あなたはどう思うだろうか。覚せい剤まみれの議員ゆえに厚生労働省の麻薬Gメンは少ない。取り締まりも弱すぎる。カネがないというのであれば43兆円を削れ、と言いたい。人殺しのための43兆円を許すと、78年前の悲劇を繰り返すことになろう。


<やくざが跋扈する千葉県では議会討論内容を役人が代行>

その昔、田中角栄の盟友・大平正芳が記者懇談で「角はえらい。議会中の答弁を毎日午前3時に起きて目を通した。役人も大変で、野党質問者から質問内容を聞き出してきて、それの答弁内容を徹夜で作成して目白の角邸に届けていた。心労で顔面神経痛になってしまった」と。


現在の麻生太郎も権力を乱用してきたが、それでも顔面神経痛になった、と周辺で語られている。

だが、やくざが跋扈する千葉県の袖ヶ浦市議は、毎日昼寝ができる。殿様家業であるが、これは税金泥棒であろう。ようやくにして市民団体の決起が事態を改善したのだが、むろんのことで11月市長選の行方を市民は重大な関心を持っている。

その昔、都知事選に青島幸男というタレントは、選挙運動をしないで当選している。「青島方式でもやくざ人脈に胡坐をかいている現職をたたき落とせる」との声も上がってきている。


<安心安全が保障されない房総半島・袖ヶ浦市の惨状>

「木更津レイプ殺人事件」はカルト教団に入会して、善良な栄養士を強姦した前代未聞の性凶悪犯罪である。

それでも警察は捜査をしない。「公明党創価学会の政治圧力」と事情を知る関係者は指摘している。


一方で、林・高谷地区の核汚染ごみ事件を取材していくと、千葉県警、特に木更津署のマル暴担当の刑事は、やくざとつるんで何もしないという。「過去に加藤という刑事は、地元やくざと一緒にばくちをしていた。刑事をやめるとハマコーが待ち構えて、君津市議のポストを用意した。これは県警内部で有名な話」というのである。

2023年9月29日記(反骨ジャーナリスト・政治評論家)


追記・日韓秘話の真実!

「仏国寺という有名な寺に宿泊しました。寺で晩さん会が開かれ、ご馳走になりました。そこで、韓国側の人たちが『皆さん、これをご存知ですか』とおもむろに剣や鏡、勾玉を持ち出して見せてくれた。それがナント、三種の神器なんです。『日本の天皇さんは、これを日本に持ち帰り、模倣して作ったんです』と言うではないですか。要するに、日本の天皇は韓国人の子孫なのだから、大人しくわれわれの言う通りにしなさい、と脅しているわけで

す」


以上の証言は1965年の日韓国交正常化秘話の一つ。天皇半島出身説について、1945年の敗戦後、伊勢神宮を徹底的に調査した内務官僚の渡辺一太郎元千葉県警本部長も、筆者に語っていた。政界には半島出身者がいっぱいいる。情けないことに現役時代は分からなかった。


訂正・浜田靖一の後任は木原稔。台湾有事派で油断できない。