狂気の沙汰<本澤二郎の「日本の風景」(4640)

<岸田内閣=米巡航ミサイル「トマホーク」500発購入2027年まで

 恐ろしすぎる政府の大軍拡を象徴する動きが表面化した!中国や北朝鮮に対抗する武器弾薬が、低空を飛来して敵対する基地や施設を破壊する巡航ミサイル「トマホーク」。超高額兵器を500発も買うという。犯人・防衛省有識者会議の罪は万死に値する。よくぞこんな計画をぶち上げるものである。


 日本人90%を奴隷のように酷使しなければ実現しない超軍拡!その前に日本政府を、自由のない人権封じの凶暴な強権国家にする必要が出てくる。自公維体制で強行するのであろうか。背後で統一教会が拍手している様子も見えてくるではないか。


 恐ろしい安倍・統一教会人間が政府部内にもいるのだろう。全体の奉仕者は一人もいないかのようだ。こんな計画が分かっただけで、官僚の大半が辞職するはずだが、それもないのか。安倍・統一教会の最後っ屁となった岸田起用は、つまるところ日本国民を奴隷にすることだった。


 言及するまでもなく、統一教会は弱い立場の孤立した日本人を呪いにかけて全財産を奪い取るもとだったが、岸田の自公維内閣は全国民から搾り取る策略といえるだろう。隣国の市民の叫びが、日本列島から噴き出るだろう。地方選挙では自公候補者を一人残らず落選させないと、巡航ミサイル500発買いが具体化する!


<「安倍も泉下で涙を流している」莫大な利権は誰が?笹川財団?>

 この世は地獄なのか。史上最低の「国賊」である安倍晋三が、泉下で涙を流して喜んでいる姿が目に浮かぶようである。平和軍縮派の宇都宮徳馬や後藤田正晴らは、こぶしを振り上げて怒っているではないか。

 A級戦犯の岸信介や笹川良一、それに文鮮明らは安倍にならって「しめしめ」と表情を崩しているではないか?


 それにしても、戦争放棄の日本でこんなふざけ切った計画を打ち出したのは、ワシントンのジャパンハンドラーズと提携する笹川財団ではないか、との憶測も浮上してきている。原稿棒読みの大臣をしり目に500発構想を実現しようとしている有識者会議は、誰なのか。国家犯罪人として刑事告発したい日本人は少なくないだろう。これだけでも空前絶後の軍事利権が派生する。誰が懐に入れるのか。


<血税がそっくり武器弾薬に変わる!年金崩壊必至か

 日本では、赤ん坊が生まれると、その瞬間から1000万円の借金を背負わされる経済破綻国家、ただし国会議員や公務員は違う。前者は世界一の高給を食んで恥じない。それでも金集めに狂奔する守銭奴ばかりだ。自民党だけではない。公明党だけでもない。飲み食い女遊びに呆ける屑ばかりだから、自公維の言うがままの悪政が強行されることになる。


 人殺しのための軍事費はゼロがまともな国の対応である。コスタリカを見よ、である。だが、岸田が推進している大軍拡を実施すると、国民が汗水たらした血税が、人殺しの武器弾薬に化けることになる。大増税と大借金を受容しなければならなくなる。医療福祉は破壊される。いまを生きる、将来を生きる国民は生存権を維持できないため、1%が生きるだけの日本となる。

 カネもない。自由もない人間として生きられない日本へと追い込んでいく。幻想ではない。


<ありえない台湾有事を口実!第三次世界大戦の芽が日本からも

 日本を侵略する国があるだろうか。あると判断する人は、被害妄想である。精神の崩壊を裏付けていようか。日本を侵略する国などない。

 ほかに「台湾有事は日本有事」とする安倍・統一教会は、被害妄想のたぐいであって、これもない。第一、台湾人は賢い。今回の地方選挙が証明した。独立派の大敗北である。現状維持派が大勢である。これでは北京の強行派も手を出すことが出来ない。それこそ中国の人民も、軍も反対する。

 今時殺し合いを正当化することは不可能だ。プーチンのロシアが証明している。ロシア軍の士気は上がらない。ウクライナもゼレンスキーの好戦的な檄も落ち込んでいくだろう。

 戦争はいかなる理由を付けようが、正当化などできない。台湾有事をいくら叫んでも、戦争は起きない。安倍・統一教会の煽りは終わったはずだ。防衛省有識者会議の利権屋の暴走によって、暴兵損民の日本にしてはならない。議会はこれに命をかけ阻止せねばならない義務がある。


<平和軍縮派の自公維の大軍拡政権打倒を幻想にするな

 健全に生きようとしている日本国民は、大減税・消費税ゼロを願っている。そうして市民の消費で、経済を回転させることに熱心だ。

 善良な日本人はいる、いなければ必ず出てくる。大軍拡の安倍・統一教会の自公維政権を打倒するに違いない。幻想ではない!平和軍縮派が敗北するはずがない!

2022年11月30日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
地下鉄サリン事件捜査資料を破棄した司法の犯罪
https://www.tokyo-np.co.jp/article/215955
改憲審査会=ふざけるな議員任期の延長
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221126/k10013904171000.html?s=09