2021仰天ニュース<本澤二郎の「日本の風景」(4311)

<昭和天皇の平和主義は真っ赤な嘘だった!>

何十年ぶりだろうか、今朝ほど雪というよりも「あられやこんこん」!子供のころの記憶が戻った。2021年(令和3年)12月31日は、大地も驚いて、天気にも影響したものか。それにしても、ここ数年、関東は房総半島でさえも異変続きである。

 仰天ニュースを記録したい。好戦的昭和天皇や島津レポート、それに足元で福島の放射能が検知されたことなども。


 中国侵略や太平洋戦争は「軍部の暴走」「天皇裕仁は平和主義は虚構、真っ赤な嘘だった」という歴史の真実に、虚構を信じ込まされてきた国民はうろたえてしまった。明治以降の戦前も、戦後の歴史もすべて書き直さねばならない。まともな歴史家がいるのだろうか。


 天皇の側近である侍従長・百武三郎日誌が、初めてまともに公開されて、ヒロヒトの正体が判明したことは、天地をひっくり返すほどである。陸軍も海軍も、共に天皇の配下である皇族が指揮していたのだから、軍部独走は考えられない。百武日誌が、戦後史をもひっくり返したことになる。


 長州は田布施ですり替えられた、祖父の明治天皇を見習ったであろうヒロヒトは、大混乱の大陸へと侵略の駒を進めた。豊臣秀吉が果たせなかった皇帝への挑戦が、つまるところ真珠湾攻撃を誘引、これに率先して飛び込んだヒロヒトは、敗戦後に一転して動物学者のような柔和な人物に変身して、日本国民・アジア諸国民・国際社会を見事に欺いたのだ。怪人20面相も顔負けだろう。


<好戦派ヒロヒト天皇が扇動した侵略戦争と日米開戦>

 現人神として軍権から国民の命すべてを掌握していたヒロヒトは、それゆえに朝鮮半島から大陸へと進軍ラッパを吹きまくったことになる。満洲を拠点にして、傀儡政権をつくり、そこから全土掌握を狙った。其れを良しとしない欧米と激突、ドイツ・イタリアとの三国同盟でもって対抗したが、結果は自爆戦争に突入、ヒロシマとナガサキに2発の原爆を落とされて、万事休す、無条件降伏した。


 因果応報とは、まさに戦前の軍国主義の行き着く先を示している。愚かなることこの上なく、言葉も出ない。


<哀れ3、400万人の戦死者は謝罪もされず永遠に浮かばれない>

 まともな議会・政府・司法が確立していれば、たとえ極東裁判で救われたとしても、ヒロヒトの処刑は当然であった。少なくとも退位は必然であった。しかし、戦後選ばれた国民の代表は、戦前派・戦争責任者か、その配下だった。


 ここに敗戦後になっても、日本の民主主義が、正常に機能しない根本的な原因があった。この国の政治的倫理的限界を露呈していたのである。

 裕仁の命令で犬死にした兵士300万人、その他家族市民を合わせると、400万人、500万人に達したはずである。そして、さらに重大なことは、裕仁は彼らに一言も謝罪しなかった。


 ヒロシマ・ナガサキの教訓は、全く生かさなかった。それを正力松太郎や中曽根康弘・渡辺恒雄という悪しき人物が、311にもかかわらず、原子力発電所を推進、いずれ核武装国家を目指し、改憲軍拡の波をこれ見よがしに起こしている!

 国家主義と天皇主義は同義といえる。


<オウム真理教に黒幕が存在した!ABEISHIHARASASAGAWA疑惑浮上=元ジャパタイ記者の島津レポート>

 「ジャーナリストは何でも知っている」という御仁がいたが、その反対である。無知の知の職業である。正義と足で稼ぐ取材力が決め手となる。


 今年は、もんじゅ西村成生謀殺事件や東電渡辺泰子謀殺事件などから、原子力ムラという、世紀の悪魔勢力の存在を学ぶことが出来た。日本を牛耳っている輩は、財閥・経産省原子力ムラ・電力・原発メーカーなどである。配下に連合労組ややくざも抱えている、もっとも危険な売国奴たちである。彼らが政府・霞が関・議会・司法を操っている。工作資金の多くは電力料金、すなわち国民が支払う電気代だ。


 まったくの偶然のことだったが、島津レポートなる英文の記事を、少しだけ触った。この島津という人物は、元英文新聞・ジャパンタイムズ記者という。彼のネット配信記事を、英文につよい大沼安史さん(故人)というジャーナリストが紹介していた。


 そこから麻原彰晃なる悪魔のオウム真理教の黒幕・スポンサーの存在が見えてきた。ABE/ISHIHARA/SASAGAWAという固有名詞を挙げていた。

 指摘されてみて、なるほどオウムのモスクワ戦略はすさまじい。信者獲得は言うに及ばず、大学まで立ち上げている。武器弾薬にも手を出しているではないか。


 こんなことは、奇怪な新興宗教が即座にやれるわけではない。闇のスポンサーが存在するという島津レポートに脱帽である。


<核兵器開発のため豪州でウラン採掘の仰天>

 確かTBSの報道特集番組でも確認したのだが、オウムは豪州で核兵器の原料であるウラン採掘をしていた。核武装に興味を持つ勢力は、自民党内の極右・日本会議らだ。


 坂本一家殺害事件捜査の手抜きとも関係してくる。オウムは権力の一部と関係していたことになろう。山梨県の上一色村のオウムの兵器工場に対して、優秀な公安当局は見て見ぬふりをしていた。


 オウム死刑囚を集団で処刑した前夜、当時の安倍首相や上川陽子法相が祝杯を挙げる写真がネット配信されていた。オウム事件はまだ終わっていない。悪党政治集団は、目的のためにカルトの教団を操る?本当かもしれない。


<武漢ウイルスは米ウイスコンシン大学の日本科学者によって誕生>

 世の中は不思議なことばかりなのか。中国は武漢でのコロナ騒ぎで、すっかり味噌をつけてしまったと信じ込まれていたのだが、どっこい島津レポートはなんと米ウイスコンシン大学で誕生したものである、と決めつけていた。これも驚きであるが、確かトランプもバイデンも、こぶしを振り上げて中国を叩いていたが、数か月前から口にしなくなった。


 島津レポートは続く。武漢ウイルスは日本人の学者が作り出したものだ、と断言している。その人物が、あろうことか加計孝太郎の獣医学部の教授にもなっていた。どうやら事実らしい。


 闇だらけ、陰謀だらけの日本なのか。ABEは知っている?


<袖ヶ浦放射能に腰を抜かした凡人ジャーナリスト>

 千葉県袖ヶ浦市は、木更津市の隣だ。官房長官の地元・市原市の隣でもある。同市の水源地で高い放射能が検知された。地元林地区の役員が、同市から線量計を借りて測定したものだから、間違いなく不法投棄場所の盛土の地中深くに、フクシマの除染土壌が大量に埋まっている。間違いない。


 まさかの事態に腰を抜かしてしまった。林地区の役員が、隣の高谷地区の区長に連絡すると、その人間の屑は「道理で最近の米はおいしくなった」と皮肉って、そのまま逃げてしまった。腰を抜かすどころではなかった。


 木更津市は有名なやくざが跋扈する土地柄だ。やくざ代議士の地盤でも有名だった。袖ヶ浦もそうだが、富津市はやくざの生産地?君津市などもそうである。ここで「木更津レイプ殺人事件」が起きた。


 やくざの都市は、なぜか陰気であるが、凡人ジャーナリストの埴生の宿も、その一角にあるため、その陰気を吹き飛ばそうとして、周りの大木を伐採して花を植えたりしている。とはいえ足元に放射能!これは深刻である。地下水は水田や河川を確実に汚染する。粉塵として人が吸い込む、あるいは野菜穀物から口に入る!それでも「うちは関係ない」といえる房総の民度が、事態を一層悪化させてしまうだろう。


 利己主義者の民度に、やくざも安堵しているのかもしれない。

 地獄へと追い込まれていることに気付かない、ゆでガエル日本の先駆者にはなりたくないものである。

2021年12月31日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


(追記)本年も365日、休まずに書くことが出来た。ネタが多いせいだろう。「ジャーナリスト同盟」通信を立ち上げた長沼節夫さんは、無念にも白血病で倒れた。当方の反骨の精神は健在である。

 昨日は実家で餅をついた。本日包丁で切って冷凍、毎日その都度、焼いて海苔を巻いて食べるのが楽しみである。しかし、東京湾の海苔はいつまで続くのか。猛毒トリチウムを海に垂れ流す態勢が出来ている。魚介類とも縁を切らねばならないという悪政を、断ち切る日本にしなければ、孫たちは余りにも悲劇ではないだろうか。今朝ほどの雪ならぬあられは、60年ぶりか、70年ぶりかもしれない。民度に警鐘を鳴らしたのかも。