画竜点睛を欠く<本澤二郎の「日本の風景」(4191A

<原発温存のバイデン・再稼働の菅では、永遠に気候変動解決せず>

 巨大ハリケーン・大水害・大森林火災のアメリカの今、日本は熱波に悲鳴、心配な台風シーズン目前だ。気候変動に向けて前進し始めた米国バイデン政権のケリー特使が来日したが、相変わらず地球温暖化の犯人を「二酸化炭素」とピンボケ対応で哀れを誘う。


 主犯は、アメリカの100余基の原発と、日本の54基の原発再稼働である。本末転倒である。日米と世界の温暖化対策は、意図的に「原発はずし」の対策で、気候変動に誤まれる対応である。これでは永遠に、温暖化による異常気象は収まらない。より年々悪化してゆく。人びとは大災害で殺されていく。原発派の巨大金融資本には、人間性は皆無なのだ!

 今のコロナワクチンも怪しい。


 反原発・非核の世界にするしか、地球も人類も生きることが出来ない。悲しいかな、原子力ムラに制圧されている戦後の日本である。日米ともドイツに続いて原発を止め、世界の原発を廃炉にしないと、地球は100%滅ぶ!人々よ、大声を上げよう!平和軍縮派の宇都宮徳馬なら「原発で殺されるよりも、原発に反対して殺されるほうがましだ」であろう。


<関東大震災から100年近い=巨大地震と第2第3のフクシマの恐怖!>

 9月1日は防災の日、10万人以上の人命を奪った「関東大震災の日」でもある。大正12年・1923年から98年、間もなく100年になる。多くの日本人は、すっかり忘れている。現在も山裾の人家や地震地帯の原発に仰天するばかりだ。第2のフクシマが、100%の確率で起きようとしているというのに。それでも原発を止めようとせず、反対に再稼働へと自民党と公明党が、新たな舵を切って、人々を恐怖に追い込んでいる。腐敗した両党が支えている安倍内閣と、続く菅内閣である。


 カルトの神道政治連盟の腐敗政権が誕生して20年、この間、ワシントンはアフガン・イラク戦争に狂奔、ようやく8月30日に撤退を完了した。狂気の日米政府に腰を抜かすしかない。


 日本政府は、今も過去の教訓を全く学ぼうとしない、悪魔的な自公連立が今後とも継続すると、第2のフクシマは明日にでも起きる!誰もが分かっている。


<自公連立の日本政府は平和を放棄した原子力ムラのための悪魔政権>

 菅は、東海村原発を拠点に政界に足場を築いた政治屋の梶山静六の子分であることを、もんじゅ西村成生謀殺事件を取材して分かったばかりである。その因果の中で、原子力ムラの経産大臣が梶山の倅になったものである。


 岸信介・児玉誉士夫・正力松太郎・中曽根康弘・渡辺恒雄の改憲軍拡派・原発派・日本核武装派の悪魔の人脈の、戦争神社・靖国崇拝派の源流は、カルトの神道政治連盟に辿り着く。


 この恐ろしい恐怖の人脈に、それまで平和を謳ってきた公明党創価学会が参入して、危機は増大して今日を迎えてきている。まずは「自公以外の政府を樹立させることが先決」との指摘は正しいかもしれない。


 原発全廃政府の樹立にまい進する主権者でないと、日本は確実に破滅することになる。茨城県沖の巨大地震による東海村の核施設が爆発炎上すると、首都圏は消えて無くなると、まともな物理学者は叫んでいた!人類に警鐘を鳴らすための東海原発だったのだろうか。

 原発再稼働の自公政権の野望は、平和を人々から奪おうとしているのであろう。そうとしか思えない。歴史の教訓を否定する神社本庁はともかく、創価学会までが突進している!狂気の沙汰である。


<世界の原発を止めない限り地球も人間も滅ぶ!>

 100歳で亡くなった母は、関東大震災で裏山が崩れ落ち来て、危うく助かった。その恐怖が長じて鉄道が走る平地に嫁入りした。姉は羽田空港近くの漁師の家に嫁いだ。長男の息子は、山の中の大きな墓地を平地に移した。地震大国への小さな対応である。 


 だが、自公連立政権は、いまだ原発と核武装化にこだわり、日本を滅ぼそうとしている。日本国民の覚醒が待たれる次期総選挙である。自民のコップの争いに狂奔する新聞テレビを原子力ムラは喜んでいる。

2021年9月1日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

(時事)菅義偉首相は31日、バイデン米政権で気候変動問題を担当するケリー大統領特使と首相官邸で会談した。「脱炭素社会」の実現に向け、日米両国が緊密に連携していくことで一致した。

本澤 先生、公明党議員の不出記事が読売デジタル記事になりました。

貼り付けます。  八千代、青柳

https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20210830-567-OYT1T50258

ロスチャイルド・原子力推進功労賞としてのノーベル賞 次はグレタ・トゥーンベリが受賞するだろう  (広瀬隆)
竹野内真理blog
https://takenouchimari.blogspot.com/2021/09/blog-post.html東京都の小池百合子知事は1日、関東大震災で犠牲となった朝鮮人の慰霊の式典に追悼文を送らなかったことを明らかにした。歴代の都知事は追悼文を送付してきたが、小池氏は2017年以降、5年連続で送らなかったことになる。(時事)