バッハNO!<本澤二郎の「日本の風景」(4145)

<日本人の命なんて軽い?とコロナ五輪強行利権屋を国民は拒絶!>

 「コロナ禍の五輪」を喜んでいる日本人は、せいぜい1%だろう。本当に強行する?できるのであろうか?国民はいまも複雑な思いだ。失業・倒産・ホームレス・病い・家庭騒動など、暗い真っ暗闇の、ありとあらゆる難問を抱えて生きているのだから。1%とは、財閥と政治屋や官僚などの公務員のコロナ無縁の特権的な公人を指す。


 IOC会長の権威は失墜している。悲しいことだが、これは事実である。原発廃止を決めたメルケル首相は大歓迎だが、五輪経費4兆円に飛びついてきたバッハは、来てほしくない。いわんや広島の原爆の地に立って「五輪強行論」をぶってもらいたくない。


 いつまで日本にとどまるつもりか。早く帰ってほしい。日本国民の嘘偽りのない気持ちであろう。バッハNO


<フクシマ隠しが見え見えのバッハは、反人道的な金亡者>

 多くの国民と全ての言論人に見てもらいたい。竹野内真理ファイルのことである。原発ロビーに蓋をかけられ、いたいけな子供・児童らが甲状腺がんから、さらにそこから転移して、二度とない人生を奪われている悲惨な事実に目を向けてもらいたい。同ファイルを開いて、フクシマに両手を合わせて祈ろうではないか。

 次男正文は、原発企業の東芝病院で命を取られた。東芝のフクシマ東電3号機は、核爆発を起こしている。プルトニウム加工燃料のMOXを使用していて、その被害は絶大である。


 制御されていないフクシマを隠すための電通とIOCの五輪に対して、天の怒りなのかコロナが襲来してきた。それでもIOCは、4兆円利権イベントに狂奔するのだという。


 まだある。20年以上もの、核リサイクル・もんじゅ西村成生謀殺事件の法廷闘争を続けている未亡人・トシ子さんの苦闘にも、忘れずに寄り添ってもらいたい。ヒラメ判事の訴訟指揮を監視して欲しい。「コロナでそんな余裕はない」と反発されるかもしれないが、それでも人間の死を全く顧みない原発の恐怖から逃げないでほしい。


 日本の54基の悪魔の原発は、世界には433基以上もある。原発超大国はアメリカだ。103基かそれ以上だ。それこそ広島の悲劇を何千回も繰り返せる量によって、50年、60年と「核の平和利用」という嘘でもって、大量の高熱温排水を海に投機、海水温と二酸化炭素が急上昇している。そのため地球は大激変して、365日超台風・超ハリケーン・大豪雨と熱波で、破滅への道をまっしぐらに突き進んでいる。


 財政破綻国家・日本でのフクシマ隠しの、4兆円賭博を開帳せよ、とわめきたてる利権屋を、なぜ日本国は入国させたのか。


<広島訪問は原爆投下で人間の命を粗末にするヒトラーまがいはNO

 筆者も頭が狂ってしまったものか。バッハとメルケルは、同じドイツ人だが、全く違う。前者はナチスのヒトラーのようである。


 五輪を国威掲揚と侵略の武器にしたヒトラーと似ていないだろうか。

 彼のフクシマの原発訪問を期待したが、違った。被爆地・広島だという。広島県知事の愚かさが露呈、話にならないが、たとえ新聞テレビが太鼓持ちしようとしても、善良な日本人は踊らない、歓迎しない。


 バッハは被爆地に立つ資格がない。何を言っても、日本国民は、1%以外の善良な民は、信用しない。4兆円に食らいつくハゲタカ・ハイエナの言い分に首を垂れるつもりは毛頭ない。


<4兆円コロナ五輪を押し付けたIOCは、今の日本人にとって不快な人物>

 多くの日本人にとって、もっとも不快な人物が、IOCのバッハである。

 彼の大敵は、温和な日本人ではない。新型コロナである。そのことを知っているワシントンのバイデン本人は、科学的見地から来日しない。


 菅内閣の大型ミッションの成果は、米国民の代表ではない夫人で終わった。ざまあみろである。国民が反発する五輪には、皇室の唯一の賢い雅子さんが、行かないこともはっきりした。菅は天皇をロボットに仕立てて、何を語らせようというのか。

 内外の世論から歓迎されない東京五輪大失敗と共に、政府与党は没落することになろう。国民の怒りは、菅内閣と自公維の右翼政党に向けられているように思えてならない。

2021年7月15日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

<広島市民のバッハ訪問反対の署名が県に提出するという前代未聞>

来日中の国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)が16日に広島を訪問する件について、反対を求めるオンライン署名を呼び掛けた広島市在住の女性が14日午前に集約した署名を県に提出することを明かした。

<被爆者手帳交付訴訟に広島高裁はヒラメ判決を葬り去った!>

(毎日)広島への原爆投下後に降った「黒い雨」で健康被害を受けたとして、広島県内の男女84人が被爆者健康手帳の交付を求めた訴訟の控訴審判決で、広島高裁(西井和徒裁判長)は14日、84人全員に交付を命じた1審・広島地裁判決を支持し、国側の控訴を棄却した。1審判決に続き、国の援護対象区域外にいた住民らを被爆者と認めた。

<宇都宮健児の五輪反対署名が菅・小池・丸川・橋本に提出へ>

(東スポ) 東京五輪の反対勢力がラストスパートに入る。かねて東京五輪中止を求めてオンライン署名を展開してきた弁護士の宇都宮健児氏(74)が15日に菅義偉首相(71)、東京都の小池百合子知事(68)、丸川珠代五輪相(50)、組織委の橋本聖子会長(56)らへ署名と要望書を提出することが分かった。

<日本人をチャイニーズピープルとあいさつしたバッハ>

(東スポ)国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)が日本人を中国人と言い間違えた騒動に、中国国民が「彼は中国のファンと判明!」と大きな盛り上がりを見せている。バッハ会長は13日に東京五輪・パラリンピック組織委員会の事務所を訪問した際に「最も大事なのはチャイニーズピープル」と発言。すぐさま「ジャパニーズピープル」と言い直したが、東京五輪のために来日してしかも公式の場での〝失言〟とあって大きな波紋を呼んでいる。

<「日本国民が恐れる必要がない」とおごり高ぶるバッハは何者か>

(共同)東京五輪の開幕まで10日となった13日、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(67)=ドイツ=が共同通信のインタビューに応じ、新型コロナウイルス感染拡大の懸念が根強い大会の開催について「日本国民が恐れる必要はない。五輪関係者と日本人を明確に隔離する措置を講じており、大会の安全性に全幅の信頼を寄せていい」と述べた。

<菅に「歴史的大会になる」と発破・号令をかけたバッハの尊大さ?>

(TBS) 東京オリンピックのため来日しているIOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長が菅総理のもとを訪れ、大会を成功させるべく協力を呼びかけました。「新型コロナという困難に直面する今だからこそ、世界が団結して人類の努力と英知を結集して難局を乗り越え、こうした大会にすることを日本から世界に発信したい」(菅首相)  「我々は長い旅路を経て、ここまでやってきた。困難な道のりであったが歴史的な大会になる」(IOC バッハ会長)

<国際世論調査で日本人の78%が五輪反対>

(共同)大手調査会社イプソスは13日、28カ国で実施した東京五輪に関する世論調査の結果を発表し、57%が開催に反対していると明らかにした。反対が最も高かったのは韓国の86%、次いで日本の78%だった。一方、全体の62%がパンデミック(世界的大流行)を受けた世界が一つになる重要な機会と捉えた。