NTTの政府攻略施設<本澤二郎の「日本の風景」(4024)

<会員制迎賓館会KNOX談合接待攻勢で政府要人コロリ>

 国営企業の民営化で脱線した郵政は、危機的な状況を迎えて久しい。小泉・郵政民営化は何だったのか。そして電電公社の民営化で、目下、深刻極まりない腐敗の構造が露呈、政権の中枢を直撃している。


 政府が30%以上の株を有する33万人のNTTによる政府・政界工作の秘密の会員制工作施設が暴かれて、国民に衝撃を与えている。東京・麻布の迎賓館KNOXでの、超接待攻勢に歴代の総務大臣から旧郵政官僚が、手玉に取られていたのである。


 筆者もようやく気が付いた。携帯・パソコン・光電話で1か月1万円以上。長電話は、相手先に負担してもらっていたのだが、それでもこの高額料金の原因が、KNOXの仕業だった。


 主権者はいいように彼らの餌食にされ、その一部が政官界工作に使われていたことになる。文春砲は、まだ入り口に辿り着いた程度なのだ。


<歴代男女総務大臣超高給接待で人事・事業計画はスルー認可>

 男性に比べて、女性の腐敗は軽微

だと信じてきたジャーナリストも、NTTの接待攻勢に政界官界の女性も、同列だったことが裏付けられた。従来の認識を改めねばならない。


 菅だけではなかった。菅の倅だけではなかった。NTTは公営事業である。NTT法の規制を受けている。それでいて日本一の迎賓館を子会社に任せて、日本一の接待賄賂攻勢で、やりたい放題のぼろ儲けビジネスを貫徹していたのである。


<総務省とNTTの腐敗構造は酒と女で完結>

 閣僚だけではなかった。総務省を丸抱えするような巨額接待システムを構築して、官僚どもも意のままに操っていたのである。


 携帯電話なしで生活は出来ない時代である。

 筆者は、ずっとKDDIを使ってきた。数か月留守していて、預金引き落としが遅れた途端、AU携帯番号を使えなくさせられた。稲盛和夫も悪党であろう。本当に驚いた。しばらく携帯から離れて暮らした。しかし、無理だった。やむなくドコモNTTを購入した。パソコンも光電話もNTTである。3セットまとめると安くするというので、そうしたのだが、逆に割高料金に怒り狂っていたら、永田町で問題が表面化したのである。


 KNOXの名称は、まだ知ってから数日であるが、インターネットを開くと、もうそれだけで秘密の宮殿のような個室映像が飛び出してきた。超高級の銀座クラブも知らない人間だが、怪しげなアラビアンナイトの雰囲気を醸し出しているではないか。


 NTT社長の澤田純は、ここで贅沢三昧の接待で、NTT暴利を実現していたのである。「酒と女」を誰もが連想する。


<天文学的脱税・同裏金・同闇献金の疑惑も浮上か>

 巨額接待でことは終わらないだろう。闇献金疑惑が存在すると断定できるだろう。闇献金するには、裏金が必要となる。東芝と同じだ。

 無数の子会社間を転がせることで、裏金は容易にできるだろう。そのための脱税が不可欠だ。それをうまく処理する公認会計士や、やくざのような弁護士をはべらかせていると思われる。


 澤田を徹底してつるし上げれば、菅の秘事も表面化することも判明した。


<独禁法どこ吹く風=民営化で羽を自在に伸ばすマンモス33万NTT

 平成の妖怪・中曽根康弘も登場させるべきか。彼の元で国鉄・電電の民営化が強行された。若い政治記者は、その先を見通すことが出来なかった。


 電電公社は、民営化で大きく羽を伸ばして、独占的利益を懐に入れてきたのだ。そのための電波料金体系が敷かれた。そのことに野党も沈黙した。野党の郵政族にも、おこぼれが流れていたのである。


 弱者の国民の財布から収奪した暴利の仕掛けが、迎賓館のKNOXだった!腰を抜かすような事件ばかりだが、まさしく日本国民は収奪される奴隷なのである。


<公正取引委員会・国税庁の監視強化が不可欠>

 システムとしての民主主義は、公正なビジネスを原則としている。独占禁止法が存在している。NTTは明らかに独禁法に触れる。公正取引委員会の出番である。

 しかし、NTT工作は公取委に対しても手を打っている。

 そして国税庁にも、である。腐敗の連鎖である。野党・言論も腐敗に巻き込まれると、国民は泣くしかない。こんな不条理な日本を放置していいものか。公取委と国税の決起が不可欠である。


<総務省(旧郵政)の莫大利権を発見した元横浜市議の天下取り>

 菅が天下取りの野心をたぎらせた契機が、総務大臣になってからなのだ、という理由を知ることが出来る。


 秋田県のイチゴ農家の長男が上京して、段ボール箱製造会社で働く傍ら、法政の夜間で居眠り勉強、その後に中曽根派の小此木彦三郎の事務所で秘書見習い、運よく横浜市議になっても、到底天下を仰ぎ見ることなど出来なかった。


 しかし、旧郵政利権ポストを手にして、驚くなかれNHKから新聞テレビを抑え込むことを知る。野心が開花したものだと見たい。間違いないだろう。NHKを安倍の広報に、いま自らの広報機関として活用している。


 総務省こそが、菅の天下取りの契機となったものなのだ。野党も新聞テレビもこのまま屈するのであれば、日本国民から100%見捨てられるだろう。伏魔殿NTTKNOXの全貌を暴くことが出来れば、列島にも明るさが灯されるものと信じたい。

2021年3月14日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


如月一止さん(@YKuro50)が2:25 午後 on , 313, 2021にツイートしました:
だれ、こんなヒッピー野郎今や昔の物語?￰゚メᆭ?￰゚メᆭ
https://twitter.com/YKuro50/status/1370606870595915776?s=03



(時事)参院予算委員会は15日、集中審議を実施する。  総務省幹部接待問題で、野党が参考人招致を要求した放送関連会社「東北新社」の中島信也社長とNTT澤田純社長が出席。NTT側と当時の総務相らとの会食も明らかになっており、野党は、政治家が関与して行政に影響を与えた可能性もあるとして、経緯をただす方針だ。