安倍軍拡の正体<本澤二郎の「日本の風景」(3788)

<10年がかり1兆円の玩具(おもちゃ)のイージスアショア>

 1972年の沖縄返還の日米出鱈目交渉から関与してきた人物が、陸のミサイル防衛(イージスアショア)の出鱈目の実態を整理、報告してくれた。そのうえで「安倍の脳みそは腐った豆腐」と断罪した。


 「基地建設やレーダー整備などに4600億円、10年がかりの訓練など総計で1兆円もかかる。問題の落下するブースター対策に2000億円も。しかも、ありえない有事を仮定しても、相手は固形燃料で移動できるトラック。標的を特定できない。敵基地攻撃も不可能。第一、襲い掛かる超音速のミサイルを打ち落とせる能力などない。どこも実験成功の例がない。バカ高いオモチャのミサイル購入。これが安倍軍拡の正体だ」


 この一件をもってしても、安倍晋三の途方もない恐ろしさ、電通大魔神の血税吸血、奴隷化した日本人を見て取れるだろう。率直にそう感じる。


 自公3分の2の暴政の一コマである。軍事オタクの石破も同じではないのか。彼がイージスアショアを反対したという報道を聞かない。軍拡論者に騙されるな、の証明であろう。



<米国の大馬鹿に言われて即座にイエス、既に200億円支払った>

 なぜこんな代物、玩具ミサイルを買わされたのか。

 二回ほど来日したトランプに要求され、二つ返事でイエスと応じた日本の第一級の大バカ者の決断だった。


 「日本はアメリカのポケット」という思考は、日本政府を操るジャパンハンドラーズ(ジョセフ・ナイ、リチャード・アーミテージ、マイケル・グリーンら)の手柄でもある。

 彼らの特訓を受けてきた小泉進次郎や、最近、自民党二階派に入会したとされるなんとかも要注意である。一時、朝日新聞にも一人いた。


 このインチキ・ミサイルシステム購入資金として、200億円近く支払ったという。

 「河野と茂木は、売国奴でないというのであれば、全額取り戻さねばならない。無理なら自腹を切れ」と事情通は怒る。


 「歴代の防衛相と外務相によって、どれほど血税を無駄遣いされたのか、番記者の悪たれ共も同罪だ」とも。事情通の怒りが収まらない。これほどコケにされても、ひたすら沈黙する哀れ奴隷民族・日本国民なのである。



<ミサイル1発50億円、48発注文の亡国・売国奴の心臓>

 その昔、広島出身の池田勇人内閣の官房長官をした黒金泰美さんの、実に適切な言葉を記憶している。

 「(憲法違反の)防衛庁の連中は、オモチャを欲しがって困りますよ」と。保守本流・宏池会(こうちかい)の良心は、いまの野党、日本共産党レベルだった。ゆえに、安心して日本政治を見聞することが出来たものだ。


 宏池会が原点に戻ることが出来れば、安倍のような極右内閣は誕生しなかったのだが。岸田の坊やには無理か。


 このイージスアショアのミサイルが一発50億円。買い手が世界にいるだろうか。いるわけがない。

 安倍の馬鹿は48発も注文した。「小僧は人間の頭脳ではない」という清和会OBの指摘に頷くほかない。「岸の遺伝子が間違いなくある」のだろう。長州は田布施の研究が必要かもしれない。



<現場・制服組も「ひどい」と反発、軍拡大臣突き上げる>

 これの設置に抵抗した秋田県民に敬意を表したい。人々は、ブースター落下に怯えて反対したという。それよりも、逆襲されて核搭載のミサイル攻撃を受けて、第二の広島・長崎を心配したものであろう。


 このミサイル玩具に抵抗していたのは、なんと防衛省の現場・制服組だったという。「使い物にならないひどすぎる陸上イージスなど要らない」と河野を突き上げたというのである。


 事実であれば、真っ当な愛国自衛隊員がいたことになる。



<米軍需産業の言い値、前払いで財閥商社はぼろ儲け>

 この乱暴すぎる商談でぼろ儲けできる連中は、言うまでもなく財閥である。財閥商社である。

 商社は利益の一部を、官邸や自民党防衛族にばら撒くだろうことは、ロッキード事件が裏付けている。ひょっとして、公明党にも防衛族が存在しているかもしれない。


 この8年間で、日本は完璧といえるほど狂ってしまった。安倍が狂い、公明党創価学会の信仰が狂ってしまった。3分の2の暴政はまだ続くのか。国民の覚悟が求められている。


 無知は犯罪である。NHKと電通を退治して、自由な言論を確立しないと、日本は駄目になる。

2020年7月18日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)