手作業開票が最善<本澤二郎の「日本の風景」(3735)

<2020・7・5都知事選、雨にも負けず清き一票で突撃!>

 幸い、今日の日曜日は、好天とはいえないが、まずまずの選挙日和だ。東京都民は、コロナ禍に屈せずに、清き一票を行使して、よりよい都政を再構築する好機にしてもらいたい。そのためには、東京都選挙管理委員会が徹底して、公正な投開票作業を貫徹、かりそめにも、疑惑を招くような自動開票機任せは返上しなければなるまい。手作業開票が最善であることは、国際的にも定着している。首都である都民は、今回もより心を引き締めて、中央の悪政を、まずは都政改革から変革するの気概をもって、清き一票を行使して、重い責任と義務を果たして欲しい。全国民の願いである。



<公正を貫く東京都選管の手作業開票で全国の手本たれ!>

 民主政治の大事な要件は、その過程・プロセスが中立・公正であることが担保されているか否かを、とことん追及している点である。

 たとえ素晴らしい成果だとしても、それが公正なプロセスに違反、抵触していれば、評価されることはない。結果を生み出す過程が、何よりも重要なのだ。


 したがって、選挙に勝利しても、その人物が偽りの経歴で有権者を騙していれば、善良な市民はそれを容認しない。市民は、勝者に対して訴追をするだろうから、その恐怖に怯えることになる。


 現在の安倍晋三についての、小沢一郎の厳しい指摘がそれである。彼は訴追の恐怖を拭い去ろうとして、解散論をぶち上げている。悪党にとって幸いなことは、閣僚のほとんどが神社本庁・統一教会・創価学会などカルト極右ばかりなので、以前にも分析紹介した「窮鼠猫を噛む」ことで、新たな逃亡の旅に出ようとしている。


 東京都はどうなるのか?1000万都民の現在は、コロナ禍によって、役人や1%族は別格として、厳しい生活を強いられている。精神的にも追い詰められている。それこそアベとは逆の、窮鼠の立場に追い込まれている。


 選挙管理委員会に対しても、従来とは真逆の監視を強めている。選管は、手作業開票による公正選挙を貫徹せざるを得ないだろう。アメリカから導入された、不正選挙も可能な、独占的民間企業による自動開票機の使用をやめるしかない。都民の厳しい監視を期待したい。



<投票率が日本の民主政治の質を占う鍵>

 都知事選の課題は、いうまでもなく有権者の投票行動、つまりは投票率の問題である。マスク・手洗い・うがいと、できればビニール手袋というコロナ対策でもって、投票所に余裕をもって行けば、コロナも退散してくれるだろう。


 無党派層が5割、6割の有権者が、決起することが出来れば、問題は解決するだろう。時間と余裕のある7・5都知事選にしたい。市民に災いをもたらしかねない電通大魔神に身を委ねる都民であっては、我が息子のように命を縮めることになりかねない。


 伏魔殿都政を大掃除することが出来れば、国政を変えることも出来る。無党派層は、万難を排して投票所に突撃すべきである。強く訴えておきたい。



<期日前投票箱のスリカエにも万全の警戒を!>

 総選挙にも二度挑戦したことがある元自民党本部職員に、自動開票機のことを尋ねてみた。「知らなかった」とびっくりしていた。筆者も実施されて大分経って、ジムの物知り博士のような人物に教えられた。このとき、彼に「無知は犯罪だ」とこっぴどく叱られたものだ。


 ITにも詳しい彼は「自動開票機のソフトは操作可能」と言い張った際は、腰を抜かしてしまった。IT弱者の国会議員、官僚、言論人をうまくだますことで、これが導入されて数十年を経たのだが、総選挙に二度挑戦した人物も、筆者が教えるまで知らなかったのだ。


 投票用紙から投票箱、開票機器すべてを民間企業が独占している日本の選挙。こんなことが許されるはずがない。調べて驚かされたことは、その会社株主が米財閥というだけでなく、選挙が近づくと、そこの会社の株が上がる。それを目当てに株買いに専念する国会議員と秘書がいる、というのだ。


 さらに仰天したことは、この大株主かどうか確認はできなかったが、安倍の父親が保有していたことから、当然、その株を息子が相続しているだろうとの、これは憶測かもしれないが、現実に飛び出した。


 このところ期日前投票が急増している。都知事選でも起きているようだ。これも怪しい。投票箱の保管を、誰がどう行っているのか。選管が完ぺきに保管しているのか。保管箱をそっくりスリカエも可能になる。

 怪しいことだらけなのに、野党もマスコミも沈黙している。不思議なのだ。



<開票直後のNHK速報はイカサマ選挙の象徴か?>

 誰でも不思議に思うことは、NHKの開票速報である。都知事選はどうなのか確認したことはないが、総選挙などでは投票が終わり、開票が始まると、間もなく当確という報道が飛び出す。


 これが事実であれば、事前に期日前投票の結果をつかんでいる、自動開票機が一瞬にして開票結果を抽出していることになるのだが、こんなことが果たして可能なのか。出口調査もいい加減であるのだから。


 何かの仕掛けがあるといえないだろうか。偽りの開票結果で当落を決める?怪しい。


 文句なしに、人間による手作業開票が正しい。数日かかっても、人間の開票がいい。これなら誰も文句が出ない。一民間企業に投開票のすべてを任せる選挙は、今回の都知事選では「なし」にすべきだ。選管の責任である。疑念・疑惑のもたれる開票作業は、こと民主政治の根本にかかわることなので、止めるしかない。

2020年7月5日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)