東芝は手順が間違っている!<本澤二郎の「日本の風景」(3721)

<株主還元の前に医療事故死の反省謝罪が先ではないか!>

 昨夜、ロイター通信の記事を見て、相変わらず東芝経営陣の不条理に気づかされた。19万人の労働者の生活の底上げよりも、株式の一部上場や経営陣の懐を膨らませるためでもある株主還元に狂奔しているという。経営者の経営方針は、米英が「時代遅れ」と判断して手放した、原発WH買収に突進、挙句の果てに、空前絶後の粉飾決算で沈没した狂った経営と大差ない現在なのか。まずは、東芝病院での完璧ともいえる医療事故死に対する、反省と謝罪が先ではないのか。再生への手順が間違っていると強く指摘したい。東芝株主と社員にも訴えたい!



<社員株主は新型コロナウイルスで目を覚ましたはずではないか!>

 昨年暮れからの、今世紀最大の疫病・新型コロナウイルスの直撃で、人々の精神・思考に大きな影響を与えている。結果、旧来の政治も経済も根底から崩壊、大自然・人間重視の新たな時代の到来を求めている。


 消費者を騙すための東芝製の「社会貢献」は空文化して久しい。まずは社員の人間性を重視、そこから人材を育て上げる本物のモノづくりでなければ、社会と消費者が受け入れてくれることはない。


 コロナ危機は、人々や産業に新たなチャンスを付与している。ところが、悲しいかな原発に特化、暴利にのみ狂奔する東芝経営は、旧態依然、戦前の軍需産業時代と変わらない。これは新生東芝では全くない。



<遺族は電通大魔神の庇護にもう騙されない!>

 東芝の背後には、超巨大財閥の三井住友が控えている。社会正義の言論封じに対しては、電通大魔神が共犯者として控えていることが、最近になってようやく判明した。


 言論から司法までも操る、人々に災いをもたらす、筆者命名の「電通大魔神」の正体も、コロナ予算で発覚した。知らずに、反省も謝罪もしない東芝を業務上過失致死事件として刑事告訴したものの、法治も法の下の平等も三井財閥と電通にかかると、糠に釘で、社会正義もドン・キホーテでしかなかった。


 だが、天の使いか?コロナ危機が、電通の大魔神をあぶりだしてくれた。東芝経営陣の非人間性は、背後の三井住友と電通が防御壁となって、正義のペンを封じ込めていた。警視庁の書類送検を蹴飛ばした東京地検・松本朗が、悪徳検事・黒川弘務の配下であることも、ほぼ判明した。

 遺族の無念の元凶が電通だった。敵は本能寺・電通だった。ゆえに最愛の息子は、世の中に知られることなく、無念の生涯を閉じさせられたものである。

 東芝による事件事故で泣いている市民は、息子だけではない。無数に存在、泣き寝入りを強いられている。それを良しとする東芝経営陣であるかぎり、東芝の再生はない。



<車屋社長は我が息子・正文の霊に跪け!>

 東芝の経営体質は、経営者の暴利一辺倒の非人間性ゆえに、最も危険で高価なエネルギー・原発企業に特化した。因果応報による巨大な損失は、粉飾決算で社員と株主を騙して、やり過ごそうとしたのだが、天は許さなかった。


 

 「鳥になりたい」と母親に語り掛けていた息子・正文は、天から東芝を監視して、その不条理な様子を、父親のペンを動かしてくれる。思考と文字を有する人間精神の強さである。

 銀行マンの車屋社長に子供や妻がいるのだろうか。息子は、誤嚥性肺炎で救急搬送されて、東芝病院に入院したものの、看護師センターから離れた個室に押し込まれた。そこに警報装置もつけずに、看護師が100分も放置するという、信じがたい医療ミスで窒息死、この明白な医療事故死に対して、東芝は反省も謝罪もしない。


 大魔神電通が、警視庁捜査・東京地検に手を回して、今も何食わぬ顔をして、やり過ごそうとしているが、ペンはいま初めて電通の正体に気づいた。

 三井銀行OBの車屋に人間性が蘇るのだろうか?東京地検不起訴の場面で、介護の妻も体調を崩して、息子の後を追ってしまった。反省と謝罪もしない東芝は、我が家から二人の命を奪った。


 「過ちは改むるに、はばかることなかれ」である。正文の霊に跪くことを車屋に強く提案したい。


<東芝経営陣は無能以前に非人間性を克服すべし!>

 この10年来の東芝データから、専門家から無能経営陣との指摘が少なくない。確かにそうであろうが、その前に、彼らの暴利を追及するだけの非人間性にある、と大声を上げて叫びたい。

 数年来、折れて示談交渉を呼びかけたが、東芝の顧問弁護士は門前払いよろしく、一度たりとも当方の依頼人と接触しようとしなかった。東芝顧問弁護士も鬼である!


 「仰いで天に恥じず」を車屋と東芝弁護士にプレゼントしようか。「悪事千里を走る」という。東芝製品には、人間の魂が込められていない。ゆえに消費者に敬遠されている。車屋に再度、猛省を促したい。人間性のある株主・社員にも呼びかけたい。



[東京 20日 ロイター] - 東芝が、保有する半導体メモリー大手のキオクシアホールディングス(HD)の株式を段階的に売却する方針であることが20日、分かった。関係筋が明らかにした。キオクシアHDの上場後に売却し、売却益は税引き後の約半分以上を自社株買いなどの株主還元に充てる方向で検討している。

東芝は昨年末までに7000億円の自社株買いを実施。東芝株を保有するアクティビスト(物言う株主)からはキオクシア株の売却などを通じ、さらなる株主還元を要請する動きが出ている。

東芝は米原発事業での巨額損失で経営危機に陥り、2018年にベインキャピタルが主導する企業連合に約2兆円で旧東芝メモリホールディングス(現キオクシアHD)を売却。その後、3505億円を再出資し、議決権ベースで約40%を取得した。キオクシアの時価総額は数兆円との試算もある。

東芝は同日、事業ポートフォリオの見直しや保有資産の取り扱い、株主還元策などの可能性については従来から検討していると明らかにする一方、「決定した事実は現時点ではない」とのコメントを発表した。

キオクシア株を巡っては、東芝が段階的に売却する方針を固め、売却益を株主還元の原資に充てると先に日本経済新聞が報じた。

2020年6月21日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)