またまた逃亡首相!<本澤二郎の「日本の風景」(3717)

<国民は生きるか死ぬか=安倍や議会人・役人・裁判官は巨額ボーナス>

 新型コロナウイルスで幕を開けた2020年の通常国会の会期末を迎えた6月17日、国民の延長要請を切り捨てて、安倍晋三という犯罪まみれの自公内閣は、またしても疑惑審議から逃亡する。


 コロナにおびえながらの生活を強いられている99%の国民をあざ笑うかのように、安倍を始めとする官邸・霞が関の役人や与野党の議会人、裁判所の関係者、地方自治体関係者は、これ見よがしとばかり巨額ボーナスを懐に入れて、愚民を睥睨していることになろうか。


 賢者不在の日本の三権指導層に対して、絶望するだけの民衆でいいのだろうか。人材出でよ、と天は叫んでいる。

 


<電通大魔神など問題山積=国会延長を閉める自公維の暴政>

 それでも、成果は一つだけあった。命名した大魔神の存在である。財閥を束ねて、言論統制から血税を引き抜いていた吸血大魔神・電通の正体を暴くことが出来た。

 したがって、その正体をつまびらかにする会期延長は、主権者の切実な叫びだった。だが、悲しいことに新聞テレビは、悪魔の表面をかするだけである。なぜなら、彼らは第四の権力を誇示しながら、その実は、大魔神の手先でしか主張もできない御用言論でしかなかったのだ。


 善良な国民は、初めてこのことを知り、驚愕して、それでいてなすすべを知らないのである。

 民主主義も絵に描いた餅の日本でしかなかった。国民の代表が命がけの戦いをする場面だが、彼らもまた、国民向けに少しだけ政治的演技をして、やり過ごしてしまった。


 しからば、憲法・法律の番人である司法が、行動を起こすであろう場面だが、日本に勇者はいないかのようだ。事情通は「最高裁長官は、10年間、何もしないで寝て暮らしている。それでいて、年収3500万円を懐に入れている。この事実を国民は知るべきである」と繰り返し叫んでいる。


 せめて、形だけでも内閣不信任案を上程して、議会の良識を示すべき大事な場面であるのだが、それはないと報道されている。新聞テレビも正論を吐けないことを、見事に証明している。



<踏んだり蹴ったりの99%日本国民=国民の代表は寝て暮らす>

 不正と腐敗が政界・官界・司法界にはびこってしまって、それにマヒしてしまっている99%の主権者の日本人!


 それでも宗教的利権・経済的利権のため、およそ3割前後の国民は、自公維内閣を支持して、進んで不正腐敗路線を容認している。「人間のやることは、昔からこの程度さ」とあきらめ、改革の意思はない。人間精神を腐らせることで生きる愚民でもあろう。


 おそらく5割から6割の国民は、進んで政治を拒否して、政治的無関心でもって生きている。したがって、政治不信は、結果的に不正腐敗政権に塩を送っていることになるのである。これまた愚者・愚民なのであろう。


 無力野党の元凶といえるかもしれない。彼らは、命を張ろうとはしない。巨額の報酬を懐に入れて、それでもって満足している。「いつか風が吹くかもしれない」という点からすると、都知事再選狙いの小池百合子レベルなのであろう。



<安倍に比例して国民も腐ってしまっている!>

 とことん問い詰めてゆくと、身も蓋も無くなってしまいそうだが、これが悲しい日本の民度ということになるのだろうか。麻生太郎の民度論は怪しい。


 達観すると、気が楽になるのであろうが、それは絶望という諦観になりかねない。新聞テレビは問題にならないが、インターネットの世界では、威勢のいい主張がよく見受けられるのだが、点検してみると、かなりいい加減であることが分かる。


 自己を名乗れないイカサマ人間が少なくない。本名で堂々と主張している例が誠に少ない。権力を恐れる理由もわかるが、右翼でさえも、名前を名乗っていない。双方とも出鱈目と言われかねない。


 かくして安倍逃亡は、繰り返し行われて、反省も謝罪もしない。息子の命を奪った東芝病院レベルなのだ。国民の生命財産を守る意思などない。

2020年6月17日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)