自殺遺言の証拠能力<本澤二郎の「日本の風景」(3269)

<恥を知る(廉恥)公僕の遺言は圧倒的>

 NHKが軽く報道するニュースこそが、国民がもっとも知りたいものである、という不思議日本は、いつまで続くのであろうか。昨日からの大ニュースは、森友事件を左右する財務省公文書改ざん事件の責任をとって自殺した赤木俊夫さん(54歳)の遺言書のことである。彼は安倍や麻生ら無恥人間と違って、廉恥の人だった。国民に対する裏切りを、自害して責任をとった公僕だった。その場面で人間は、本当の自由を手にする。そうして書かれた内容である。その証拠能力は、圧倒している。これに検察も判事も逆らうことなど出来ない。その威力は、天を貫くほど強力である。


 犯人は佐川理財局長(当時)と、彼に指示したであろう安倍・麻生らと、支持した自公内閣全員が加害者だ。彼らもまた、損害賠償の当事者であろう。


<赤木俊夫未亡人!よくぞ生き抜いてくれました>

 それにしても、多くの国民は、改めて涙を流したはずである。未亡人が立ち上がって、声を上げてくれたことに対して、である。

 正直なところ、筆者は「よくぞ生き抜いてくれました」と絶賛したい。彼女の苦悩を取り除ける人間など、この世に一人もいない。

 彼女もまた、絶望の淵に追いやられて、後追い自殺するような場面であった。真っ暗闇に突き落とされている間にも、やくざの脅しが繰り返されて、窒息する寸前だったはずである。


 110番通報をしても、警察は動かないことはわかりきっていたのだから。親類縁者も「辛抱して」と泣きついてきたかもしれない。動くに動けなかった。亡き夫の遺言が、生きる支えだったのだろう。


 完ぺきな後追い自殺の舞台装置に、耐えられる人間などいない。それでも耐えた。それは「夫の無念を必ず、いつか晴らしたい」との一心であったろう。その時が今である。


<彼女の意図をくめない人間は、人間に値しない>

 昨日の国会での答弁などから、安倍や麻生、それに財務省の役人は、彼女の必殺剣に抵抗している。彼らは人間ではない。

 強姦魔のようなケダモノかもしれない。


 善良な人間は、彼女に対して全面的に支援・声援を送っている。当たり前の人間は、未亡人の味方であろう。官邸や霞が関には、悪魔のような人間が多いだろうが、中には廉恥の人がいる。声を出してほしい。



<森友改ざん事件を不起訴にした女特捜部長は森雅子レベル>

 森友事件の改ざん刑事事件を不起訴にした当時の女大阪地検特捜部長を国民は、いまも記憶しているだろう。


 森雅子に期待したように当初は、彼女の采配に希望を抱いたジャーナリストも、まもなく失望させられてしまった。

 友人いわく「検事も判事も、女性のほとんどが男性にかしずいてしまう。森雅子だけではない。資格試験の成績はよくても、人間性に欠けている。彼女らこそが、出世欲の塊で、人格的に尊敬できない」と。


 最近の傾向は、森雅子が国会の大舞台で毎日のように演じてくれるので、納得するほかない。

 日本人エリート女性は、自立していない。伊藤詩織さんのような人物は、山尾志桜里さんくらいだろう。



<都知事候補は山尾志桜里か山本太郎だ!>

 そう考えているものだから、今朝ほど連絡してきた事情通に伝えると、彼は「シモの方が心配だ」とクレームをつけるものだから、もう卒業しているはずだと反論。


 事情通は「都知事候補に山尾か山本を担ぐと面白い」と真顔で言い放った。筆者も飛びついた。

 沈黙する日本文化・強姦文化に対抗できる点で、自立した二人は合格点だ。急いで、二人で話し合ってはどうかと提案したい。石原慎太郎退治を公約した小池は、もういらない。

 五輪は消えた。大半の選手が練習する場所もない。トランプのみならず、各国の五輪関係者から、公然と延期論が叫ばれている。そもそも「五輪を利権の巣」としていることに大義などない。ギリシャに返上したらいい。


 話題が、大分横道に反れてしまったが、自立した赤木俊夫未亡人の健闘を祈りたい!

2020年3月19日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)