一大事!<本澤二郎の「日本の風景」(3536)

Niftyに次いでアメーバのブログが消された!>

 またしても一大事である。北京入りした直後にNiftyのブログが使えなくなった。そして昨日は、ランクインするようになったアメーバも使用不能になってしまった。3月には、故長沼節夫氏が立ち上げた日中友好派記者団のライブドアブログ「ジャーナリスト同盟」通信も潰された。ライブドアの筆頭株主が創価学会ということも分かった。

 ネット世界での言論弾圧には、素人には打つ手がわからない。現在は、ライブドアブログjlj0011に100人ほどの読者がついているのみだ。これも、まもなく潰されるのか、ハラハラする時を過ごすことになる。


<安倍家も家庭騒動でテンヤワンヤ>

 安倍家の嫁と姑の大げんかは、毎度のことで、そう驚くことはないだろうが、今度ばかりは相当深刻だった!

 東京からの特別情報がメールで届いた。紹介するに値しようか。

 「今回の騒動の発端は、安倍訪中に一緒に行くといってきかなかった昭恵に、岸信介の長女の母親・洋子さんが、行かせないと抵抗した。晋三はサンドイッチにされて動きが取れなかった」というのだ。


 そういえば、公邸にお化けが出ると吹聴する向きもあって、公邸嫌いの晋三を喜ばせてきたが、最近は珍しく公邸に泊まる機会が多かった。理由はそのためだったのかもしれない。


 安倍家の3階に洋子、2階に心臓、1階に昭恵が生活の拠点にしているようだが、この辺の詳しい事情は、NHKの御用記者の岩田が詳しい。もう一人は安倍晋太郎の盟友・加藤六月の未亡人だ。

 秘事は露見するものだ。

 要するに、安倍家は犬と猿が同居していると思えばいい、と極論する清和会関係者もいるほどだ。今回は訪中がらみだから、外務省も知ってしまった。


<昭恵ゴシップに心臓が止まる?!>

 ともかく昭恵も強いが、洋子も負けてはいない。岸の長女で、夫の晋太郎には泣かされてきた強みもあろう。


 「安倍の犯罪スキャンダルというと、森友事件から始まって、加計孝太郎事件へと続くのだが、昭恵も無傷ではない。メディアの監視も強化されている。安倍にとって昭恵が、事件隠ぺいの邪魔をしていると感じている」

 「山口強姦魔救済の一件にも、TBS山口強姦魔の姉と昭恵は仲間ということから、ことさら話題を呼んでいる。洋子は何事も、息子の安倍を困らせているのは、出しゃばり女のせいだ、と決めつけている」

 かくして「心臓は昭恵がニュースになることを一番恐れている。新聞種になると、心臓が止まりそうになる」というのだ。

 単なる憶測とも思えない。


 安倍の病はストレスからくる。公邸住まいは医師の判断かもしれない。中国での記念写真をみると、その表情は文在寅と比べると、曇っていてさえない。


 臨時国会を延長していれば、完全に体調を崩してしまったかもしれない。安倍の病状が、官邸と自民党内でささやかれている。当然、霞が関でも。死に体政権なのだ。


<内閣記者会覚醒に菅義偉も青息吐息>

 安倍を不安に陥れているのは、女房役の菅義偉の、このところの「桜」会見である。

 内閣記者会が変わってきている。読売・産経の、政権よりの姿勢から、朝日や毎日、東京のペースになってきたせいでもあろうが、内閣記者会の覚醒は、国民と野党に期待を持たせている。


 それ以上に「桜」という政府の公式行事に、安倍の選挙応援団のみならず、安倍支援の日本会議メンバー、さらにはお年寄りから数千億円も詐取したジャパンライフ関係者、そして入れ墨やくざを「国の功労者」として大接待していたことに問題の本質があるのだが、したがって菅は真っ当に発言できない。

 内閣記者会は、ここにきて東京新聞の望月記者効果が出てきたのだ。さらには、TBS山口強姦魔裁判の敗訴が勢いづけている。菅の頭では処理できなくなっている。安倍も菅も無力化している。


 その前に自ら入閣に骨折った閣僚二人が公選法・政治資金の違法行為発覚で首になってしまった。一時は安倍後継を売り込んだが、その余禄は残っていない。

 そこに降ってわいたカジノ汚職で逮捕者が出た。検察を掌握していた安倍と菅の暴政にたてつく検察である。あるいは?安倍事件隠しの事件化なのか。


<閣僚二人失格とカジノ汚職で一人逮捕の二階派総崩れ>

 二人の違法閣僚は、菅が推薦した二階幹事長の配下である。

 このところ二階も気がヘンになって、記者の質問に対して、やくざまがいの暴言をするありさまである。

 俄然、参院議員の世耕の元気が出てきた。次期衆院選では、二階の地盤からの出馬を狙い始めた。


 カジノ汚職で一人逮捕者が出た。二階派だ。「上に大物がいる」とのうわさも流されて、二階の動揺も激しい。

 さすがに「安倍4選」という彼のとぼけた暴論は消えてしまっている。一大事とは、安倍も、菅も、二階も、である。


<安倍の足元・細田派側近は傷物で四分五裂>

 安倍は清和会のメンバーでありながら、面倒を見た者はほとんどいない。

 「せいぜい女の稲田、ついで下村と萩生田だが、3人とも加計事件関与で失格者。安倍が信頼する甘利も傷物。清和会の細田派は、現在も四分五裂の状態が続き、総裁候補が一人もいない。安倍家の執事といわれる加藤厚労相は、経世会の人間。安倍を支えるものなどいない」が清和会筋の分析である。


 内閣支持率の低下で、じんわり新聞テレビが覚醒しつつある。NHKがどこまで安倍を支える報道で、国民をたぶらかせることができるのか。


 財閥もアベノミクスというまやかしの1%暴政で、莫大な内部留保金を懐に溜め込んだ。「もう安倍の役割は終わった。犯罪首相を卒業させるしかない」という判断に傾いてきているようだ。「やくざと同居する官邸はだれも相手にしない」のはわかりきっている。


 第二次安倍内閣発足今日で7年。先が見えてきた。

20191226日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)