あっぱれ安倍・自公内閣<本澤二郎の「日本の風景」(3462)

<政府は武器弾薬大国に浮かれ、国民は防災小国に泣く!>

 いま1012日の午前740分ごろ、直前に湯を沸かしてポットに入れた。その後に、急いでパソコンに向かっている。いつなんどき停電になるかもしれない、という焦りの中で、キーボードを叩いている。15号台風の教訓からである。


 昨日の衆院予算委員会では、失格議員を大量に閣僚任命、野党追及をそちらに向けて、心臓は安堵していた。日刊ゲンダイ記者が腹立たしそうに、それを記事にするといって電話してきた。


 いま現在、19号台風直撃を目前にして政府を断罪できることは、極右日本会議と財閥が主導するアベ自公内閣は、武器弾薬大国で浮かれ、民は防災小国で泣いている、という現実である。


 議会では、やくざにおびえて直球を投げようとしない野党の無責任質問にも、涙が出てくるではないか。


NHKは台風19号放送の直後にスポーツ報道>

 午前7時のNHKラジオニュースを聞いてしまった。

 19号の関東・東海接近と住民の防災への呼びかけを報道した後、なんと野球放送である。ヒトラーをまねているのであろう。国民に警戒させ、同時にスポーツで浮かれさせるという、子供じみた国策電波である。


 民度の低い国民向けのNHK報道も、確かに政府は安堵、安堵であろう。


1012日午前7時に停電区域が>

 今現在の木更津市は、風はほとんど吹いていない。雨が時折降っている。もうそれだけで、このあたりで停電が発生している。


 これはどういうことか。どういうことか。理解できない。

 15号の後始末は90%終わっていたはずなのに。解せない。ゆえに停電に合わせて記事を書いている。


<老人世帯は竜巻情報におびえる!>

 気象庁は、このあたりに竜巻が発生するというのだ。これは恐怖である。アメリカでよくみられる恐怖の竜巻である。

 直撃されたら、もうおしまいであろう。住宅もろとも飛ばされてしまうのだから。

 覚悟を求められる。


 思い出した。宇都宮徳馬さんの核兵器反対の覚悟である。「核戦争で殺されるよりも、核に反対して殺されるほうを、私は選ぶ」と。

 現実の今は、防災小国ゆえに命を奪われるかもしれないのだ。地球温暖化ゆえに、である。原発ムラ・経済産業省の利権行政の後始末を、国民が命で支払わされることなのだ。

 これほど割の合わない闘争も、極右内閣のせいであろう。軍事小国・防災大国に切り替えないと、日本人は生きられない。


 昨日の予算委員会では、安倍も野党議員も、北朝鮮からミサイルが飛んでくる、と本気で論じていた。連中の頭は完全に狂ってしまっている。


 やくざややくざまがいの狂った人間を政界に送り出している、現在の民度をレベルアップすることが、この国の将来を決めるだろう。


<館山・木更津の風速70メートル(15号)を隠ぺい、千葉市57メートル>

 NHKはことさらに15号風速を千葉市の57メートルと宣伝している。大嘘である。館山や木更津市などでは、風速70メートルが正しい。気象庁は嘘をついていないか。


 我が家は頑丈な住宅ではない。しかし、風で家が揺れたのだ。9・9台風に寝て居られなかった。午前1時ごろには、飛び起きていた。同2時に停電になり、ローソクをつけた。


 ローソクの炎も揺れた。風速70メートルに揺れたものである。なぜ館山や南房総市、富津市、木更津市の風速を公表しないのか。


 気象庁の狂いが、9・11人事へと流れていったものだ。断言できる。防災小国のNHK報道と気象庁は狂っている!


 19号台風を受けて、東海・関東の日本人が覚醒できるのか。福島は大丈夫か。防衛省が何かしている、との情報がないのが、悔しい限りだ。

20191012825分木更津市発信(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)