精神病患者の群れ?<本澤二郎の「日本の風景」(4666)
<A級戦犯の亡霊に取り付かれた永田町や沖縄の離島>
宏池会の理念を放棄して、改憲軍拡派に呑み込まれた岸田文雄は、死に体内閣だというのに、公邸で家族水入らずの吞気なトーさん!どう見ても精神が狂っている。一国の宰相としての品格も風格もない。官邸を覆いつくしてるA級戦犯の亡霊政権そのものを印象付けている。
同じような悲しい事態が、沖縄県の離島の与那国島でも起きている。昨夜NHKのWEB特集で確認することが出来た。町の過疎化対策だ、地域振興だとほざく愚か人に町政を委ねた結果は、77年前の沖縄を再現する事態に追い込まれている。
<世界3位の軍事大国で9条を亡き者にしたい神道・統教一会・創価学会>
カルトは怖い、本当に怖い。神道と統一教会が支配する自民党と創価学会が支援する公明党の、いわゆるカルト3大教団が支配する自公両党が、岸信介や笹川良一・児玉誉士夫・正力松太郎らのA級戦犯の亡霊政権の末裔が、遂に決起した。金はないのに5年間で43兆円という、途方もない大金をはたいて、世界3位の軍事大国にするとぶち上げたのだ。
早くも、来年の空前絶後の114兆円予算案に大軍拡予算も計上した。狂気じみた安倍と安倍女の戯言に過ぎないと判断してきた凡人ジャーナリストは、何ということか岸田が違憲違法の閣議決定をして「やる」と号砲を鳴らしたことに腰を抜かしている。
コロナ大混乱の中国政府や同盟国の韓国までも腰を抜かした。米兵器の巡航ミサイル・トマホークを朝鮮半島から大陸に発射する、それも先制攻撃もすると勇ましい。戦前の二の舞を繰り返すのか。
相手国は真っ先に米軍が誇る潜水艦基地の横須賀、空軍基地の嘉手納にミサイルをぶち込む。ことと次第では核弾頭付きだと、もうそれだけで日本沈没である。第三次世界大戦の火付け役の日本である。
カルトに支配された自公の頭脳は、健康的な判断が出来なくなっている。友人がウクライナでロシア戦車を破壊したジャベリンの実弾一個の値段は2000万円だと調べてくれた。一人の兵士が担いで発射する武器の弾薬一つがこの値段である。人殺しの兵器メーカーの暴利は、想像を超える。
はっきりと言わせてもらうと、創価学会と神道と統一教会は、戦争目的のカルト教団だったのだ。神道はまぎれもなく戦争神社で、戦死者のための靖国神社まで用意してる。300万人の死では、まだ足りないと文句をいいたいのか。
<拳銃2丁の与那国町に自衛隊基地と米軍のならず者・海兵隊も>
精神の異常者は沖縄にもいた。与那国町では、以前は警察官が拳銃2丁で町の安全を確保してきた。これほど平穏無事な島も珍しい。しかし、A級戦犯の亡霊政権は「自衛隊の基地をつくれ」と方針を打ち出した。賛成派に小銭を配った。買収選挙で町政が転換した。
「地域振興だ」「「過疎化を食い止めよう」の町政に急展開し、軍靴の音がすると、間もなく町一番の近代的な自衛隊の基地が誕生した。町の懐具合は一変した。飲み食い町政に対して、歴史を知る一部の住民は、眉をひそめた。
中国の台湾は100キロ先だ。交易基地としても有望であるが、A級戦犯の亡霊政権は敵視政策を選択し、そのための自衛隊基地だった。
安倍晋三は「台湾有事は日本有事」と叫び続けた。菅義偉についで、岸田もいい出した。そうすることで、空前絶後の43兆円の超軍拡方針を打ち出したのである。
驚いた島民の前に米軍のならず者部隊で知られる、人殺しを職業とする女性の敵である海兵隊が押しかけて、演習を実施した。軍用車両が街中を走りだした。住民は驚いた。77年前の沖縄本島で起きた殺戮を連想した。米下院議長のペロシの訪台効果である。東京とワシントンが緊張を作り出して、町政と純朴な住民を恐怖に追い込んでいる。
<「今だけ金だけ自分だけ」の漫画町政に腰を抜かす一部住民の哀れ>
与那国島はいいところだ。もとは平穏ないい町だった。誰も分かっているのだが、愚か者はどこにでもいる。欲の皮が厚い人間がいる。
防衛省のプロはよく知っている。基地の拡大は、自分たちの権益の拡大となる。A級戦犯の亡霊政権が、彼らに新たな利権を用意した。選挙はカネ次第だ。そして自衛隊基地誘致派の町政が実現した。あとのことは野となれ山となれだ。
漫画のような与那国島の変貌に怒りが込み上げてくる。アメリカの属国を受け入れたA級戦犯の亡霊政権に腹が立つ。日本人なら怒り狂う。
昨夜は3年ぶりだろうか。本場の餃子、むろん水餃子を食べた。具は白菜とニラと肉の細切れ。中学生のころを思い出した。馬来田村の駅前に小さな肉屋ができた。たまに母から頼まれるが、決まって細切れ肉だ。安いせいだ。本場の餃子の具は、分厚い肉を俎板で細切れにし、さらに包丁で叩いて細かくするのである。生姜も使う。肉の臭み消しだ。ちょっと贅沢だ。皮は発酵させたメリケン粉からつくるのだが、この技は日本人には簡単ではない。中国の東北地方では、冬至に食べる。しかし、今は北京も食糧不足・薬もない、病院もパンク、死体焼き場も。知り合いも感染している。悲惨すぎる!
2022年12月26日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)