2022年12月

精神病患者の群れ?<本澤二郎の「日本の風景」(4666)

A級戦犯の亡霊に取り付かれた永田町や沖縄の離島

 宏池会の理念を放棄して、改憲軍拡派に呑み込まれた岸田文雄は、死に体内閣だというのに、公邸で家族水入らずの吞気なトーさん!どう見ても精神が狂っている。一国の宰相としての品格も風格もない。官邸を覆いつくしてるA級戦犯の亡霊政権そのものを印象付けている。

 同じような悲しい事態が、沖縄県の離島の与那国島でも起きている。昨夜NHKWEB特集で確認することが出来た。町の過疎化対策だ、地域振興だとほざく愚か人に町政を委ねた結果は、77年前の沖縄を再現する事態に追い込まれている。


<世界3位の軍事大国で9条を亡き者にしたい神道・統教一会・創価学会>

 カルトは怖い、本当に怖い。神道と統一教会が支配する自民党と創価学会が支援する公明党の、いわゆるカルト3大教団が支配する自公両党が、岸信介や笹川良一・児玉誉士夫・正力松太郎らのA級戦犯の亡霊政権の末裔が、遂に決起した。金はないのに5年間で43兆円という、途方もない大金をはたいて、世界3位の軍事大国にするとぶち上げたのだ。

 早くも、来年の空前絶後の114兆円予算案に大軍拡予算も計上した。狂気じみた安倍と安倍女の戯言に過ぎないと判断してきた凡人ジャーナリストは、何ということか岸田が違憲違法の閣議決定をして「やる」と号砲を鳴らしたことに腰を抜かしている。

 コロナ大混乱の中国政府や同盟国の韓国までも腰を抜かした。米兵器の巡航ミサイル・トマホークを朝鮮半島から大陸に発射する、それも先制攻撃もすると勇ましい。戦前の二の舞を繰り返すのか。


 相手国は真っ先に米軍が誇る潜水艦基地の横須賀、空軍基地の嘉手納にミサイルをぶち込む。ことと次第では核弾頭付きだと、もうそれだけで日本沈没である。第三次世界大戦の火付け役の日本である。

 カルトに支配された自公の頭脳は、健康的な判断が出来なくなっている。友人がウクライナでロシア戦車を破壊したジャベリンの実弾一個の値段は2000万円だと調べてくれた。一人の兵士が担いで発射する武器の弾薬一つがこの値段である。人殺しの兵器メーカーの暴利は、想像を超える。

 はっきりと言わせてもらうと、創価学会と神道と統一教会は、戦争目的のカルト教団だったのだ。神道はまぎれもなく戦争神社で、戦死者のための靖国神社まで用意してる。300万人の死では、まだ足りないと文句をいいたいのか。


<拳銃2丁の与那国町に自衛隊基地と米軍のならず者・海兵隊も>

 精神の異常者は沖縄にもいた。与那国町では、以前は警察官が拳銃2丁で町の安全を確保してきた。これほど平穏無事な島も珍しい。しかし、A級戦犯の亡霊政権は「自衛隊の基地をつくれ」と方針を打ち出した。賛成派に小銭を配った。買収選挙で町政が転換した。

 「地域振興だ」「「過疎化を食い止めよう」の町政に急展開し、軍靴の音がすると、間もなく町一番の近代的な自衛隊の基地が誕生した。町の懐具合は一変した。飲み食い町政に対して、歴史を知る一部の住民は、眉をひそめた。

 中国の台湾は100キロ先だ。交易基地としても有望であるが、A級戦犯の亡霊政権は敵視政策を選択し、そのための自衛隊基地だった。

 安倍晋三は「台湾有事は日本有事」と叫び続けた。菅義偉についで、岸田もいい出した。そうすることで、空前絶後の43兆円の超軍拡方針を打ち出したのである。


 驚いた島民の前に米軍のならず者部隊で知られる、人殺しを職業とする女性の敵である海兵隊が押しかけて、演習を実施した。軍用車両が街中を走りだした。住民は驚いた。77年前の沖縄本島で起きた殺戮を連想した。米下院議長のペロシの訪台効果である。東京とワシントンが緊張を作り出して、町政と純朴な住民を恐怖に追い込んでいる。


「今だけ金だけ自分だけ」の漫画町政に腰を抜かす一部住民の哀れ>

 与那国島はいいところだ。もとは平穏ないい町だった。誰も分かっているのだが、愚か者はどこにでもいる。欲の皮が厚い人間がいる。

 防衛省のプロはよく知っている。基地の拡大は、自分たちの権益の拡大となる。A級戦犯の亡霊政権が、彼らに新たな利権を用意した。選挙はカネ次第だ。そして自衛隊基地誘致派の町政が実現した。あとのことは野となれ山となれだ。

 漫画のような与那国島の変貌に怒りが込み上げてくる。アメリカの属国を受け入れたA級戦犯の亡霊政権に腹が立つ。日本人なら怒り狂う。


 昨夜は3年ぶりだろうか。本場の餃子、むろん水餃子を食べた。具は白菜とニラと肉の細切れ。中学生のころを思い出した。馬来田村の駅前に小さな肉屋ができた。たまに母から頼まれるが、決まって細切れ肉だ。安いせいだ。本場の餃子の具は、分厚い肉を俎板で細切れにし、さらに包丁で叩いて細かくするのである。生姜も使う。肉の臭み消しだ。ちょっと贅沢だ。皮は発酵させたメリケン粉からつくるのだが、この技は日本人には簡単ではない。中国の東北地方では、冬至に食べる。しかし、今は北京も食糧不足・薬もない、病院もパンク、死体焼き場も。知り合いも感染している。悲惨すぎる!

2022年12月26日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

五輪疑獄=安倍・森・石原が本命<本澤二郎の「日本の風景」(4665)

<片手落ちの検察の甘すぎる捜査に国民は納得しない>

 7・8安倍銃撃事件のあとから始まった東京五輪疑獄捜査について、市民の評価は分かれる。「よくやっている」との見方がある一方で、多くの国民は「雑魚ばかり捕まえて本丸の森喜朗を任意の事情聴取で放免してしまった。清和会内閣に検察も手が出ないのだ」と片手落ちの捜査に反発している。

 この重大過ぎる五輪疑獄は、フクシマ放射能汚染問題を隠し、東北復興を遅らせた悪質すぎる安倍事件である。2012年12月に第二次安倍内閣が発足した直後に安倍は、電通の高橋治之に押し付けていたことが判明している。「逮捕はさせないから」といって、事実上「手段を選ばずにやれ」と指示していたというから、安倍の五輪利権に掛けた野望はすさまじい。


 そもそも安倍家と高橋家は親類関係といい、治之の実弟-治則は安倍の父親の晋太郎支援者だった。地元の豪邸は、彼の支援で建設されたほど。それにしても「逮捕させない」という検察を手玉に取る手口は、福田赳夫以来の清和会の検察操作の伝統で知られる。安倍の検事総長・人事に異様な対応をしたことも理解できるだろう。岸・福田・安倍の清和会にかかっては、法務検察・法の下の平等は、絵に描いた餅でしかないことが、以上の説明で十分だろう。


 世界に向かって安倍の口癖だった「法の支配」の意味するところが、これである。主権者は本当に馬鹿にされてきた。彼ら清和会にとって、権力の乱用は常識の範囲だった。こんな政権を、合わせて10年存続させてきた日本人・官界・議会と司法の腐敗を露呈して余りあろう。


 さて安倍に五輪開催を売り込んだ人物は、電通以外には石原慎太郎と森喜朗であろう。その利権の巨大さを教え込んだのは電通に違いない。安倍の祖父・岸の電通人脈は、満州国傀儡政権以来からだから、古くて深い。

 安倍を五輪開催に追い込んだ犯人は、岸の配下で知られる石原と森であろう。日中国交正常化のさい、二人とも岸の指示に従って、自民党極右勢力の青嵐会で暴れまくった。石原が息子のオウム真理教問題で、衆院議員を辞任した石原の次の狙いは都知事就任。狙いは五輪開催だった。岸の満洲人脈が作動して実現にこぎつけるのだが、石原は成功しなかった。


 ヒトラーを引き合いに出す必要もない。スポーツは人々の政治感覚を狂わせる効果が絶大だ。安倍がNHK人事に執着すると、途端にスポーツ報道が圧倒するようになった。岸の仲間だった原子力ムラの正力松太郎は、読売新聞で改憲軍拡路線の太鼓持ち死ながら、スポーツ芸能に力を入れた。そのための日本テレビだった。電通との関係強化で部数と広告を伸ばしてきたことで知られている。朝日を抜いた理由でもあった。岸はCIAお工作で政権を手にした。正力もCIA協力者で知られた。

 目下の五輪疑獄捜査は、要に手を入れない画竜点睛を欠く捜査といえる。安倍・石原・森の利権犯罪から逃げている。


<相変わらずマスコミ操作の電通に徹底メスを入れない法務検察>

 電通と政府自民党の関係は、岸の満洲人脈からだから、長期間に渡っている。福田と安倍を経由している。お互い身内同士なのだ。日本最大の悪徳企業といえる。真実の報道も、電通ににらまれると、ゴミ箱に捨てられる。

 70年代に自民党本部職員だった人物によると、電通職員は毎日用もないのに平河町の自民党本部に姿を見せていた。自民党本部担当の平河クラブの政治記者も分からなかった。ついでに言うと、戦前の国家神道の流れを引きずる神道政治連盟も自民党本部に潜在していたが、政治記者の目に届くことはなかった。


 いま「神国日本」という途方もない野望が浮上していると聞く。別の機会に書かねばなるまい。安倍や森が先導している不気味な日本会議のことだ。カルトは統一教会だけではない。五輪捜査の恥部は電通首脳部にメスを入れない点である。岸の右腕となったアヘン王・里見甫から抉り出す必要がある。


<「なぜサメのノーミソを逮捕しないのか」が大衆の疑念と怒り>

 永田町では、森のことを「サメのノーミソ」と評している。清和会関係者でないと、正確には判らないだろうが、最近では庶民大衆も口にするようになった。

 竹下登によると、森の評判はぱっとしない。同じ早稲田の商学部OBとはいえ、彼によると表口と裏口があるというのだ。本人の話だから森も否定できない。



 「日本は天皇中心の神の国」などとほざいて失脚した。そもそも裏談合で首相になった人物である。検察が捜査に配慮する点が怪しい。大衆の疑念と怒りは、膨らむ一方である。岸田沈没にも一役買っている。


<「小池―小泉も危うい」との指摘も>

 小泉純一郎は間もなく81歳になる。米ジャパンハンドラーズから特訓を受けた2世の進次郎の評判もよくない。離婚した妻との復縁をして、世間をあっと言わせてはどうか。

 小泉らの支援を受けて都知事になった小池百合子に五輪主宰者知事として問題はないのか。終始清潔にしたものかどうか?東京都の五輪費用に問題はないのか。ないということは考えられない。小池もまた清和会のメンバーであった。指摘する向きも少なくないようだ。


<アベノミクス物価高で泣いている庶民の4兆円五輪賭博に怒り百倍>

 世界最大のスポーツの祭典にどす黒いカネが動くことは、もはや国際社会の常識である。札幌市は手を降ろすしかない。東京都と北の札幌市で黒いカネが動く?想像しただけでもうんざりである。


 安倍は史上最低の首相を10年も継続して銃弾に倒れた。彼の行政で評価するものは何もない。戦争するプーチンを喜ばせただけだろう。それがなぜ「国葬」だったのか。統一教会問題と共に長く尾を引くことになろう。巨大すぎる負の遺産にたじろぐ国民でいいのだろうか。

 利権まみれの底なし沼に対して、筆者は4兆円五輪賭博疑獄と提起してきたのだが、その感は深まるばかりだ。年収100万円、150万円で暮らしている日本人の怒りは、憎さ100倍である。


 そこへと輪をかけるような2倍軍拡の戦争準備作戦の強行は、あたかも日本列島を沈没させる精神病内閣そのものだから声も出ない。岸の戦前派政権の継続の恐怖にどう向き合うべきか。日本人は生存をかけた正念場に立たされている。

2022年12月25日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)







二階俊博の暴言<本澤二郎の「日本の風景」(4664)

<「コロナで死んだ」というデマ犯人に「叩き殺す」発言は当たり前!>

 史上最低で最悪の安倍晋三政権を自民党幹事長として支えながら、党本部の巨額資金を行使し、党内の言論の自由を封じ込めた二階俊博について評価は分かれるだろうが、安倍の共犯者としての自民党実力者に対して、北京の評価は高くない。

 彼の致命的な弱点は、年齢からくる健康問題だ。本人も周囲も一番それを気にかけている。そんな時にラジオ出演の場面で「コロナで死んだ」というデマをぶつけられ、反射的に「叩き殺してやる」と発言した。

 そんなに目くじらを立てることではないだろう。本人の飾り気のない発言に異論などない。異論反論は、彼の「戦争準備」そのものである大軍拡を批判したことだ。こちらも当たり前の発言だ。「政府は孤立している」という指摘も全くその通りで、二階が珍しく正論を吐いている。

 問題はその先について言葉を濁している点である。日本国民のほとんどが「戦争準備そのもの」である世界第3位になる軍事大国を願っていない。安倍と側近の安倍女以外は「軍事費を2倍にしろ」と迷走発言をしていない。それなのに岸田はそそくさと強行した。自公による閣議決定である。

 国会も知らない。法曹界も学界も知らない。閣議決定そのものが違憲違法であろう。国民は納得していない。朝日と赤旗が公然と批判したという。両紙は岸田内閣打倒に動くだろう。多くの国民は全面的に賛成である。

 問題は二階派が岸田打倒に向かうのかどうか。ここがポイントだ。野党と連携するといいのだが、その覚悟があるのかどうか。岸田沈没後の暫定政権に担がれる可能性を否定しない。


<防衛費急増(戦争準備)の岸田批判は正論=大軍拡予算を阻止せよ>

 平和憲法をないがしろにして米軍の手先となってインド太平洋で覇権行為をする日本を、平和を愛する日本人は見たくない。二度と戦争は御免だ。ロシアとウクライナをみても悲惨すぎるだろう。

 武器弾薬を背後にした外交を目論む日本の外務省は、安倍時代からすっかり精神病の悪魔が乗り移ってしまったのか。国民はアメリカ属国に甘んじ、自立外交を放棄した外務省を解体する運動も開始しなければならない。とんでもない思い違いである。

 林芳正がいまも9条外交に足場を置いているのであれば、外務省解体を念頭に入れながら、人事の大刷新を直ちに始めたらいい。二階は日中友好の外交に舵を切るよう林を支援したらいい。清和会・統一教会の外交からオサラバしなければならない。

 国民は、 いくら説明されても「戦争準備」を理解しない、むしろ大反対する日本国民である。三菱財閥や外務官僚を喜ばせる、国民の血と汗の結晶である血税を悪魔に委ねることなど、断固として反対である。東アジアを火薬庫にしたいワシントンやNATOの策略に乗せられてなるものか。

 二階の言う「唐突で説明不足」はその通りだが、突っ込みが不足している。閣議決定を撤回させるようでなければ、政治家とは言えない。確か彼は若いころ遠藤三郎から反軍教育を受けていたはずだ。


<安倍長期政権の立役者の政治責任は重大>

 思えば、今回の岸田の相次ぐ暴政の土台は、安倍晋三の日本会議と統一教会が仕組んだものである。神社本庁と靖国の亡霊が関わっている不気味なカルトの狙いがある。

 そこに二階も深く関与してきた。二階に政治家としての信念・良心があるのであれば、岸田の暴政を食い止める政治的責任がある。

 彼はもともとは運輸族・観光族として生きてきた。安倍のもとで幹事長になった途端、懐が温かくなった。党本部の金庫を握った成果である。地元の知事選では、清和会の世耕を蹴散らした。その世耕は、台湾有事のために近く蔡英文と会見する。萩生田の二番煎じだ。台湾派の暴走を食い止める責任もあろう。

 

<林訪中を急がせよ=東アジアの火薬庫を阻止する外交責任が>

 今のような場面では、日中の外交当局者による話し合いが不可欠である。台湾有事について、しっかりと確認し、そのことを国際社会に発信する責任が、林芳正に課せられている。

 安倍の焼け木杭には火が付き易い。悲しいかな宏池会には闘う力のある侍がいない。二階の出番であろう。日本を二度と戦場にしてはならない。「カルトの精神病患者に権力を委ねた恐怖を、今の日本人は味わっている」との鋭い指摘もあるほどだ。


 昨日は強風の中、10数本の里芋を掘った。太陽不足の場所だったが、掘った芋の先には、沢山の根っこが栄養を吸い上げていた。その後にJAガソリンスタンドで車に満タン、灯油も35リットルほど。早く戦争を止めさせないと国民生活は、物価高で厳しくなり希望を失い、凍えてしまう。ウクライナ支援は正しいとは言えないだろう。幸い、同級生の佐久間君が白菜1個、近くの畑で耕作している波多野さんがカブ2個を持参してくれた。庶民はお互い助け合って生きているが限界もある。今朝は見事な太陽を、ゴミだらけのベランダで体いっぱい浴びた。永田町の不条理な精神病に清浄な太陽を届けよう。毎日だ!

2022年12月24日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

世論に敵対する売国奴<本澤二郎の「日本の風景」(4663)

<支持率低迷の死に体の先行きは解散も打てずに総辞職も

 あたかも「国民を守る」と見せかけて、自身の営利行為をする輩を「売国」「売国奴」という。岸田文雄内閣は、安倍晋三内閣・菅義偉内閣と同様に売国奴内閣と呼ばれている。

 民意に沿うという宏池会の理念は全くない。世論に抗する悪徳政権の支持率は、正に死に体である。114兆円の超軍拡予算を・カルト政党自公の3分の2議席で押し切ろうとするだろうが、攻める野党も大勢引き締めと立て直しで猛攻するだろう。孫や子供の世代にツケ回しの、超赤字を湯水のようにつぎ込む超借金軍拡予算を成立させてなるものか。

 フクシマの教訓を放棄した岸田にも声が出ない。この人物は人間なのか。国民の悲鳴が聞こえないらしい。統一教会のための統一地方選挙に自公は勝てるのか。おそらく内閣不信任を突きつけられて、解散も打てずに沈没する可能性を否定出来ない。

 最悪の2022年と続く2023年を約束させるような気候変動が、強も日本列島に襲来している。今・金・自分だけの日本を放棄させる新年を迎えたい。


<戦争準備の自公体制では統一教会・統一地方選も厳しい>

 先立つものはカネだ。共産党に忠告したい。政党助成金を受け取れ、といいたい。痩せ我慢するな。活動資金がなければ人は動かないし、動けない。潤沢すぎる自公に対抗できない。遠慮せずにもらったらいい。恩返しは機関紙報道で威力を発揮し、それを市民にガンガン流すのだ。地方選挙ではこれが大事である。


 右派新聞の報道で知ったばかりだが、赤旗と朝日新聞が日本国憲法を踏みにじる大軍拡に反対しているという。正論である。戦争準備によって暴利を得る輩は、100%死の商人勢力の財閥である。自民党のスポンサーである。右翼に資金を流し、真っ当な人々に襲い掛かってくる悪魔とも対決する朝日になれば、人々は再び朝日購読に目を向けるだろう。

 社説原稿1本150万円とか100万円などという暴利を懐に入れてきた論説委員を排除できたのだろうか。年収200万円記者が誕生していれば、朝日は再生できるだろう。この世は情報戦である。情報がカギだ。朝日はそれをやろうとすれば出来る。やらねば沈没するしかない。大衆の目線で書きまくれ、といいたい。朝日の覚醒は市民にとって力強い。本当であればうれしいすばらしいことだ。


<311のフクシマの教訓を放棄したヒロシマの文雄は国賊>

 岸田売国政策は、戦争準備による戦争に国民を引きずり込もうとしている。岸田にいいたい。息子を沖縄の自衛隊で働かせてはどうか。統一教会と関係する清和会議員の子弟も一緒に連れ立って勤務させるのもいいだろう。

 まだある。予算国会をフクシマでやってはどうか。東電原発近くで開会するのである。被ばくを強いられているフクシマの県民も奮い立つかもしれない。


 政府は原発の新方針を決めた。40年経ったら廃炉を60年、さらに引き延ばして稼働させる。54基の原発のフル稼働に加えて「次世代原発」などと触れ込む新たな原発に建て替えたり新しく建設するという。これまた恐ろしい原発計画であろうか。核兵器をアメリカやロシアを上回る保有をするというのか。こんなことは悪魔でない限り出来ない。

 岸田内閣は原子力ムラの傀儡政権かつ財閥の傀儡政権というべきか。

 原子力ムラに屈した内閣は、問題の女川原子力発電所2号機の再稼働に踏み切るという。

 日本は世界に名だたる巨大地震大国である。地震に耐えられる原発などこの世に存在しない。悪魔に魅入られているような政権を1日も早く辞めさせないと、日本は暗黒列島へと落ち込む。


<大軍拡予算の強行採決は内閣不信任、解散総選挙で3分の2確保困難>

 野党に機会を作っている。諸葛孔明のような知恵者はいないのか。必ずいるはずだ。旧社会党を解体し、その流れに乗ってるような人物は無理だろうが、日本の前途に明るさを灯せるような人物が必ずいるはずだ。

 悲しいかな今の立民や共産に人物はいない。執行部は総退陣して一兵卒として党を支えるしかない。共産の言葉としてしか知らないが、民主集中制を取っ払う、自由闊達な政党にするのもいいだろう。

 日本を確実に沈没させる憲法破壊勢力を打倒するための、正義の戦略家に委ねる時を迎えている。野党に正月休みはない。地域に根差している党員の声を聞くことから始めよ。統一地方選で、自公と統一教会を撃破する作戦を練り上げて勝利する。同時に議会攻略で自公を孤立させる作戦も。野党は昼寝する時間もない。とことん挑戦する2023年なのだ。

 統一教会の正体が見えてきた。活動する信者はたったの2万3000人足らずだ。国民は軍縮平和と原発ゼロの日本に目を向けている。「日本人の平和主義はいい加減なものではない」と叫び続けた宇都宮徳馬さんの正義を信頼している。

 昨日は病院で動脈硬化と血管年齢を検査、当面心配ないと判明した。大波乱の2023年に向けてわがペンに問題なしだ。

2022年12月23日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

伊藤詩織さんに続け<本澤二郎の「日本の風景」(4662)

<女優の大内彩加さんも劇作家を提訴=性犯罪は人格否定の深刻すぎる重大な事案=被害者は沢山いる=声を上げよ!>


(日刊スポーツ)劇団「DULLCOLORED POP」を主宰する劇作家谷賢一氏(40)をセクシュアルハラスメントで提訴した同劇団の女優大内彩加(29)が20日、オンラインで会見を行った。550万円の損害賠償を求め、1124日付で東京地裁に訴状を提出。谷氏とのLINE画面も公開した。谷氏は「事実無根」と反論しており、所属事務所は「訴状も届いておらず、訴えの内容を正確に把握できていない状況」とコメント。


大内彩加さんは初めて聞く名前であるが、強姦魔に対して屈せず、提訴した勇気を評価したい。伊藤詩織さんのTBSの山口強姦魔事件が影響したものか。刑事告訴はどうか。改めて詩織効果に注目したい。大半の無名の女性市民は泣き寝入りしている。創価やくざ強姦殺人事件から見て断言できる。

 自衛隊の組織は言うまでもなく、日本の女性はやくざは言うまでもなく、油断すると、どこからでも残忍で獰猛な日本狼に襲われる。肝に銘じるべきだ。阻止する方法は、被害者のすべての女性が声を上げることである。警察は正義の婦人警官を配置して、しっかりと対応する責任がある。警察改革の核心に違いない。中村格のような安倍・菅人事を二度と許してはならない。

 強姦は女性殺人に相当するだろう。ことほど犯罪性は重い。フィリピンのドゥテルテ前大統領のような勇気ある為政者も必要であるが、まずは女性が声を上げる、自立する決断が不可欠だ。したがって今回の大内さんの法廷闘争にも関心を持ちたい。いまだLGBTを理解しない凡人ジャーナリストだが、強姦事件は女性にとって生死にかかわる深刻すぎる重大な事件であるとの認識は、創価やくざ強姦殺人事件の教訓なのだ。

 

<女性のみならず日本人の必読本は山田盟子女史の作品群>

 筆者は、女性の自立が日本政治の健全性と深く関係していると考えている。なぜ自立しないのか、出来ないのか。強姦されても110番通報しないのか。伊藤詩織さんただ一人しか勇気ある自立できないのか。伊藤さんの覚悟の決断に敬意を表しながら「詩織さんに続け」と叫び続けてきたのだが、大内さんを第二の詩織さんと評価して、法廷闘争を注視していきたい。そこで直接関係ないのだが、LGBT問題の専門家・法律家に「山田盟子さんの作品を読んでほしい」と声をかけてみた。

 この本をまだ読んでいないが、概要をインターネットで知って腰を抜かした。偽りの明治天皇と福沢諭吉と岩崎弥太郎の3悪党を、彼女は容赦なく暴露していた。凡人ジャーナリストは腰を抜かして茫然自失の体だったことを白状したい。


 女性問題の専門家は、山田盟子女史の作品を読んでいるのか、はたまた知っているのか。昨今、弁護士の金儲け仕事にうんざりしている反骨のジャーナリストは、ただ一人尊敬できる法律家の反応に興味をもった。彼女はさっそく図書館で見つけたという。読み始めた。


 女工哀史という本の名前をうろ覚えている程度の人間は、それでもまさしく山田盟子本は女性哀史そのものと評価できる。「日本の近代化」という明治の嘘を学校で教え込まれてきた日本人は、明治の3悪人の蛮行を知って声も出ないだろう。

 明治の啓蒙思想家といわれてきた福沢諭吉の正体を、名古屋大学名誉教授の安川寿之助さんの著作で知った時も驚いた。その福沢の手ほどきを受けた、つくられた明治天皇と政商・岩崎の蛮行は、天地がひっくり返るほど悪辣だった。

 出版社は山田盟子女史の作品の復刻版を出して広く国民に読ませたらいい。


<法律家は図書館で借りてきて既に数冊読破>

 不正義に妥協しないLGBTに厳しい弁護士は、それゆえ岸田が「有能だ」として世論の罷免要求を突っぱねている悪女の杉田水脈に手厳しい。安倍の鶴の一声で比例区のに入った、そのため国民が知らないうちに議席を持つという、現行の選挙制度にも怒りを爆発させている。

 典型的な人権派弁護士の一人である。急ぎ図書館で山田盟子女史の作品を借りてきて数冊読破したようだ。すごい弁護士だ。金に執着しない点も、昨今の弁護士の対応に懸念を抱いてきた筆者も感心するほかない。


<「日本の風景」2018年12月30日に掲載済み=近く再掲載>

 昨日はわざわざ電話をしてくれた。「本澤さんは既に4年前にblogで書いている。山田盟子女史の作品を読めと訴えていた。忘れたのか」と。

 さっそく「日本の風景」の2018年12月30日号を開くと確かに書いていた。しかも、このことを教えてくれた人物もわかった。大手の元出版社の編集者だった。そういえば、最近になって本人から電話があった。当時の126メールが止められてしまい、古い友人と連絡が取れない有様に閉口するばかりだ。

 デジタル時代の落とし穴か。貴重な記録を消される恐怖は、KDDIの携帯でも経験した。近く4年前の記事を掲載しようと思う。戦争準備などNOである。


<昨日はうれしい女らしい女性デー=国家手帳にキウリの糠味噌漬け>

 この世は腐りきっている。戦争準備に抵抗しない新聞テレビにうんざりだ。どこもかしこも翼賛体制化している。昨日買ったばかりのPanasonicの携帯ラジオのチャンネルを回すとTBSラジオ。ニュースのあとにスポンサー「日本財団」に仰天した。笹川ではないか。清和会と統一教会を支援する日本財団に取り込まれていた民放ラジオに衝撃を受けてしまった。現に現在も、手玉に取られている文科省ではないか。統一教会顧問弁護士の優雅すぎる高級マンション生活も知った。主権者を馬鹿にしているカルト教団に屈してなるものか。


 いいこともあった。日刊ゲンダイの有能な記者の一人で知られる峰田理津子記者が、来年の国会手帳を送って来てくれた。北京生活をしていた時も、である。頭が下がるのだが、彼女の取材がまたすごい。庶民の目線を貫徹した鋭いもので、当方の言いたいことを100%質問してくる。

 反骨のジャーナリストは、日刊ゲンダイにもいる。しかも、彼女の後輩たちもまた同様である。東京に住んでいたころ、何度も自宅近くまで来てくれた。惚れ惚れする秀才美人だ。NHKの安倍側近の記者とは対照的である。

 以前、北海道新聞の元政治部長が「元気だな」と声をかけてきたが、日刊ゲンダイのお陰だった。先ごろは高知市に住む元自民党秘書からも「コンビニで買っているよ」との声も。いまやタブロイド新聞の雄である。外国特派員の必読新聞というのも頷ける。新聞界のナベツネ化に対抗する唯一の日刊ゲンダイの活躍が、日本の希望といえるだろう。決して誉めすぎではではない。


 もう一つうれしい贈り物があった。近くの親類先に当たる柴崎福江さんが、ぬか漬けのキウリを2本と白菜などの野菜を持参してくれた。もちろん無農薬野菜だ。彼女の糠床は母親のころからだから100年近い、もしも母親がその前からの糠床を拝借していれば、100年を軽く超える。糠味噌文化の源流は、中国の南部の米どころかもしれない。米ぬか文化に沢庵漬け文化が加わると、大陸と半島と列島は、古より一体だったことが理解できる。

 2022年12月21日は、さしずめ本澤家にとって女性の日となった。その数日前には、同級生の佐久間清一君が日本に帰化した韓国人が作ったとみられるキムチを持参した。キムチも最高だ。近隣諸国との仲良しを日本国憲法は政府に指令していることを岸田は忘却している。

2022年12月22日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)


滋賀県警が準強制性交容疑で書類送検した滋賀県高島市の万木(ゆるぎ)豊市議(58)を不起訴とした大津地検の処分を不当として、被害を訴えている同僚の中川あゆこ市議(42)は21日、大津検察審査会に審査を申し立てた。中川市議は「起訴相当を求める。許されない行為」としている。


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