2022年02月

いつか来た道へ驀進<本澤二郎の「日本の風景」(4368)

<恐ろしい自民党と連合の翼賛体制強化で改憲「戦争する日本」か>

 人々の耳目は、疲弊する生活に苦しみながらも、ロシアのウクライナ侵略に釘付けされている。エネルギー高騰に怯えているのだ。そんなさ中に東京では、恐ろしい政治変動が起きていた。日本を代表する労働組合・連合が、こともあろうに7月の参院選挙前にして、安倍晋三内閣以降の極右・ナショナリズム化した自民党権力の軍門に降るというのである。


 想定できない事態だ。連合は女性を代表にしたばかりである。何かあると気付いたが、遅かったのか。筆者は「連合の罪と罰」(データハウス)を執筆した時点で、連合の市民不在の右傾化を確認していたため、遂に来る時が来たとの思いだ。連合を労働貴族と評する向きは少なくない。事実上、財閥の傘下に置かれていた。弱者の声を代表していた総評を呑み込んだ結末が、自民党化・翼賛体制化への道、元来た道へと突っ込んでいる。


<カネと票の公明党創価学会に次いで、連合も戦争党に変身?>

 ロシアのプーチンやウクライナのゼレンスキーの国家主義に注目したい。軽視すべきではない。いまも国粋主義が英雄と弄ばされる時代に変わりない。


 日本が先行していたのではないか。戦犯・岸信介の孫の長期政権で、日本社会は大きく変動、崩壊している。内外政が崩れ、言論界が死んでしまった。


 カネと票が自民党に集中している。公明党創価学会に次いで、いま連合までが白旗を掲げて平河町に接近している。銀行や郵便も医師会も、すべてが自民党になびいて、からめとられている。


 維新は自民党別動隊だ。橋下のテレビの突出度が裏付けている。政府の代弁者だ。国民民主党は、政府予算案に賛成した。自民党化の試験に合格した証拠である。もはや立民とは異なるが、その立民も怪しい。連合の翼賛体制化で足元がぐらつく者が少なくない。となると、まともな国民のために働く野党は、日本共産党のみとなる。


<野党勢力の要が弱者・市民を無視して改憲軍拡勢力に加担>

 戦前の翼賛体制化は、政党に限らなかった。労働組合も、宗教団体などすべての組織団体、もちろん新聞ラジオも、これらに先行した。これこそが日本軍国主義の戦争体制を可能にした。

 昨年、平和主義派の三木武夫側近の志賀節氏が亡くなった。彼は安倍内閣が誕生すると、民意を代表しない選挙区制と、もう一つはヒトラー研究にのめり込んでいった。その成果を聞く機会を失ってしまったが、いまの日本は戦後70余年にして、財閥傀儡政権が鎌首をもたげてきていることに気付くべきだ。

 次男の東芝病院医療事故死のことで、その片鱗を見てしまった。世界にはロスチャイルドやロックフェラー財閥が控えているが、日本にも存在する。原子力ムラの暴走が、立派に証明しているだろう。フクシマに視線を向ければ、誰もが感じられる。

 連合もその一翼を担って、反原発に抵抗してきた。連合は原子力ムラの走狗なのだ。そして平和憲法の破壊へと、自民公明と歩調を合わせているのである。強く弾劾したい!


<原発阻止を封じる原子力ムラの暴走も止まらない!>

 ロスチャイルド傘下かどうか確認できないが、IAEAを活用してフクシマの膨大な放射能汚染水を、太平洋に投棄する目前の自公政府と東電である。電力料金が、悪しき政治工作の要となっていることにも留意したい。


 恐ろしい事態は、10年前から始まっている。安倍内閣から本格的に始動した。311の東電原発爆発炎上にも関わらず、再稼働を強行した。これには議会も言論も屈した。原子力ムラの暴走は続く。旧動燃のもんじゅ西村謀殺事件、東電の渡辺泰子さん謀殺事件に、言論は太刀打ちできなかった。


<参院選後に野党沈没して平和憲法を破壊が本格化>

 おそらくは参院選で野党は、壊滅的打撃を受けるだろう。その後に戦後日本が世界に確約した平和主義の道を踏み外すことになろう。戦争する日本は、核武装の日本を前提にしている。偏狭なナショナリズムが全開するだろう。

 連合の自民党化が約束しているではないか。 


<戦後日本が消えてなくなる!無党派の決起で食い止めるしか手段なし>

 ロシアとウクライナの戦争を軽視することなかれだ。国家主義・国粋主義が乱舞することになれば、戦後の平和日本は消える。残された手段は、無党派の決起だ。小選挙区制を廃止することである。


 いかなる事由があろうとも、武力で問題を処理する政治体制は許されない。

2022年2月28日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

自民、連合と政策協議推進 運動方針案発表、野党分断狙うhttps://www.tokyo-np.co.jp/article/162316

https://www.nicovideo.jp/watch/sm40040731

ウクライナ悲劇と教訓<本澤二郎の「日本の風景」(4367)

<ゼレンスキー大統領の失敗は市民を戦闘に巻き込んだことだ!>

 悲壮な決意で「武器は置かない」「プーチンに屈しない」と叫ぶウクライナのゼレンスキーは、一躍英雄になった印象を内外に与えているが、従う国民は哀れである。モスクワの武器弾薬被害を受ける首都・キエフでは、高層マンションに撃ち込まれたミサイル攻撃に打ちひしがれる。ロシアのストロング・ナショナリスト(国粋主義者)の正体を見せつけて余りあろう。こんなプーチンと8年もの間、血税を使って、美食ダンスに興じてきた日本の国粋主義者・安倍晋三に、改めて驚愕するほかない。


 市民を戦闘に巻き込んだゼレンスキーもまた、ウクライナの国粋主義者なのか?そうだとすると、21世紀の人類の危機は、国粋主義者の台頭と、彼ら同士の争いに、市民が巻き込まれる不安かもしれない。


 被害者は、ロシアとウクライナの兵士とその家族らだけではない。悪党を指導者に選んだ人々の責任でもあろう。


<単身モスクワに乗り込んでプーチンと激論すべきだった!>

 もしも、ゼレンスキーが真の指導者だとしたら、単身モスクワに乗り込んで、血に飢えた狼と、徹夜で激論することだった。彼はそうしなかった。「武器を置かない」と抵抗して、圧倒するロシア軍に対して、市民に「武器を持て」とわめいている。


 国民の命を守るべき指導者としての資格を放棄している。そのうちNATO軍が支援してくれるはずだ、と思い込んでいる?大事な市民の命を戦闘に晒している。

 ロシア軍と対決するNATO軍はいない。わかりきっているのに、一人英雄気取りかと見られても仕方あるまい。指導者の資質いかんで国民の命は、軽くなったりするものだ。


<自ら国民を守るための盾になることだった!>

 国民に武器を持てと叫んだ最悪の指導者は、日本の昭和天皇だった。国家神道という原始のカルト教と教育勅語が開花した場面で強行された。

 横道にそれる。国民は忘れてしまったのか?この教育勅語を幼児教育に教え込んでいた、大阪の森友学園に安倍夫妻が感動した。一連の安倍犯罪による赤木俊夫さん自殺を招き寄せた元凶だ。籠池夫妻がなぜ教育勅語にのめり込んだのか、筆者はまだ知らない。


 深い謎である。日本会議と関係があるのだろうが、そうだとすると、怪しげな日本会議の正体は、いまだ不明である。国家神道・靖国参拝・日本会議という極右の不気味すぎる全体像は、現時点でも定かではない。オウム真理教と関係しているのかどうか、誰も明かしていない。事情を知る石原慎太郎は、その秘事を墓場に持ち込んだ。残るは森喜朗・安倍と笹川陽平らに頼るしかないのか。周辺の麻生太郎や上川陽子にも聞いてみたいものである。


 昭和天皇の謎は、侍従長・百武三郎日記で暴かれたが、まだ天皇の莫大な財産を誰も明かしていない。伊勢神宮の正体は、内務官僚の渡辺一太郎に聞いている。平成天皇は聞いているだろうか?


 日本最悪の暴君は、婦人まで動員して、自身を守ろうとした。竹槍戦法である。「戦後は象徴として、軍部に責任を押し付けて、のうのうと生き続けた」との評価が、昨年になって初めて確定した。これは朝日新聞の成果か。


 国民を盾にした指導者は、戦争犯罪者・人間失格の烙印を押されるかもしれない。被害が大きくならない間の和平合意を祈りたい。


<相手は血に飢えた狼男・安倍と同じストロング・ナショナリスト>

 ウクライナの指導層を全く知らないが、彼らは旧ソ連時代は、同じ釜の飯を食べてきた仲間であろう。元KGBのプーチンのすべてを承知していたはずである。それゆえに西側のNATOに潜り込もうとしたのだろうが、それを一番恐れ、恐怖を抱く人物が、プーチンであることも分かっていた。


 ロシア軍は世界最強を誇る軍事国家で、アメリカと覇権競争に明け暮れてきた実績を有する。軍事対決では、ウクライナとロシアは、大人と子供の勝負にならない。プーチンの侵略に太刀打ちできない。分かりきっていることに、なぜ挑戦したのか。NATO軍を巻き込んで、第三次世界大戦に持ち込もうとしたのか?


 プーチンは知る人ぞ知る国粋主義者、安倍の仲間のような人物である。飢えた狼である。それに立ち向かうウクライナの指導部も、同じくストロング・ナショナリストだった?違うだろうか。

 ゼレンスキーの正体が、今一つ分からない。


<非同盟非武装中立・不服従抵抗運動が最善の道>

 賢いウクライナ戦略は、非同盟非武装中立が最善であろう。次善の策は、スイスのような非同盟武装中立国家でもいい。隣国の狼が食らいつく余地を与えない国家戦略だ。この戦略が、なぜ具体化させられなかったのか。CIA工作の甘い蜜に吸い付いたのか。民意を誤まったものか、残念でならない。かりそめにも、狼が確実に食らいついてくるNATO加盟に突っ込んで、其の結果、墓穴を掘ってしまったのか?無念の極みである。


 今後のウクライナ市民の行動は、非暴力不服従抵抗運動が、国民の命を守り、相応の政治信条を守る戦いが、不可欠ではないだろうか。武器弾薬で解決するやり方は、愚の骨頂であろう。


<日本人は安倍・国粋主義者の改憲軍拡に抵抗せよ!>

 日本は、安倍・国粋主義者のもとで、経済面で深刻な打撃を受けた。特に大衆の生活は、貧困と隣り合わせに追い込まれてしまった。自殺する市民も少なくない。隣国との外交関係は、文句なしに最悪である。この悪しき流れに野党でさえも、呑み込まれて恥じない。言論も乱れてしまった。すべてが深刻すぎて、先進国の仲間から外れてしまった。円の価値は1972年6月レベルに落ち込んだ。ため息がでる。


 隣国を軽視するナショナリストの国は、今では隣国から軽視されるようになってきている。1%国家は、安倍のもとで、とことん深化して庶民大衆は、そのとばっちりを受けている。


 日本は、二度とナショナリストの餌食にされてはなるまい。そのことをウクライナから学ぶ必要がある。安倍の改憲軍拡にNOという国民運動が不可欠だ。

2022年2月27日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

追記 雪国の人たちには申し訳ないが、関東の日中はぽかぽか陽気。昨日は少しばかり庭先にジャガイモを植えた。芽が出るかどうか?フキノトウを一つ見つけ、味噌汁に刻んで浮かせると、正に春の味である。鍬も握ってみると、その後は体の胴体が痛い。肉体の老化を感じさせる。時折パソコンを開いて、ウクライナの様子を見ると、和平交渉の場所で決裂という情けない報道にため息が出る。小異にこだわるナショナリストにうんざりだ。東京ではウクライナ人とロシア人が共にプーチンNOを叫んでいた。そこに神社職員というウクライナ人がネット登場には、違和感を抱いてしまった。

プーチン戦争<本澤二郎の「日本の風景」(4366)

<安倍と似た者同士の国粋主義者=武器による領土拡張の愚>

 人類は1991年に崩壊した旧ソ連(帝国)を忘れているが、当時、スパイ機関KGBで活躍していたプーチンは、典型的な国家主義というよりは国粋主義者となって、大統領の椅子に執着している。大ロシアへの野望実現に動いた。


 ウクライナは、ソ連時代の穀倉地帯で核兵器工業地帯だったことを考えれば、ロシアの国粋主義者大統領の標的が何かを知ることが出来る。しかも、そのウクライナまで、米国主導のNATOが、深く手を突っ込んできていたことを悲しむ。言ってみれば、窮鼠猫を噛む類である。


 他方、欧米が分析して久しい、日本の国粋主義者・安倍晋三の、国家神道による日本帝国への郷愁もまた、日本とアジアの脅威である。暇さえあれば、改憲軍拡を口走る。日本会議の野望もこの点にある。


 プーチンと安倍は、共に国粋主義者として仲間なのだ。よって北方4島返還を棚に上げ、2島返還で譲歩したが、むろん、領土的野心の塊であるプーチンはNOである。「モスクワのエージェントのような、宗男と佐藤優に手引きされた安倍のアホぶりが情けない」という事情通の指摘は、まさにその通りだろう。


<プーチンの罠にはまった米国のバイデン=ロシアの狼に対抗困難>

 今のアメリカは、戦争NOが世論である。ロシアの狼を封じ込めることに失敗したバイデン民主党は、秋の中間選挙で共和党に敗北必至だろう。起死回生策が見つかるだろうか。反対に、台湾問題に突っ込むと、もはや再選の道を閉ざすことになる。今後の米中・日米関係の舵取りが、極めて重要になる。


 それは岸田政権にも言える。東京の国粋主義者は、台湾独立派とは行動を共にしている。安倍と高市の右翼コンビの牙城でも知られる。このことが中国の警戒心を、異常に高める要因となっている。

 

 軍事面を安倍一派が牛耳って、10年以上にわたって、沖縄周辺の軍拡に力こぶを入れて、中国を刺激して久しい。外交面では、台湾問題が岸田内閣のアキレス腱なのだ。安倍が第二のプーチンにならない、と誰も保証できないだろう。安倍―岸の軍拡ラインによる、沖縄と米国と対中外交の危うさが、岸田文雄を第二のバイデンに追い込む危険性を秘めていることを、強く指摘しておきたい。


<ワシントンのNATO作戦の強欲がロ国の戦争屋を誕生させた!>

 プーチンによるウクライナ制圧作戦は、数日で決着をつけてしまった印象を国際社会に発信している。国連も決め手を欠いている。NATOもまとまりがない。優柔不断のバイデンを計算に入れてのプーチン軍事作戦も、底を洗ってみると、ワシントンのNATO作戦が、余りにも稚拙で強欲だった。そこにロシアの狼が噛みついたものだろう。


 そんなワシントンに期待をかけたウクライナの悲劇は、人々の目に焼き付いている。誰も手を出して助けてくれない。同情はするが、NATOは事実上、ソッポを向いているだけだ。ウクライナ指導部のお粗末さが、一般市民にも及んできている。恐ろしくも悲しいキエフであろう。


 あのチェルノブイリは、キエフの100キロ先にある。崩壊した原発までもロシア軍が占拠した。ウクライナの中枢を制圧するプーチンは、21世紀最大の独裁的暴君の地位を確立した格好である。


 バイデンのワシントンに失望する人々は少なくないが、戦場に狩り出されることがない米兵とその家族は、安堵しているだろう。そのことがプーチンの軍事作戦を可能にさせてしまったのだろうが、軍事的に勝利したプーチンによって、世界の人々は、新たな冷戦によって生活を疲弊させてゆく。


 ただでさえもコロナと大不況で命を奪われる人々の群れに対して、各国政府は対応不能状態にある。国民の代表も右往左往しているが、日本のバッジ組は自身の優雅すぎる報酬に内心満足している。他方、超格差社会によって老人・年金生活者は、死への道に追いやられている。


 疫病と恐慌と戦争=21世紀の野蛮すぎる独裁者誕生に世界は、どう対応すべきだろうか。軍事的対応は愚の骨頂であろう。


<徹底抗戦の愚=非暴力不服従抵抗運動の台頭を願う>

 ウクライナ指導者の賢明な対応に期待するしかない。徹底抗戦は最悪の作戦である。人々の死を招くだけである。和平に持ち込むしか打つ手はない。獰猛な牙を向いた狼には、非暴力不服従抵抗運動が賢い対応である。

 戦争回避が賢明な策である。軍事力で野望が実現するという誤ったメッセージを発信させない、せめてもの賢明策であろう。市民の死を誰も見たくない。

2022年2月26日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

安倍・黒田は晒し首<本澤二郎の「日本の風の景」(4365)

<アベノミクスで殺される庶民大衆にロシアの軍事侵攻が襲来>

 悪いことは次々と起きるものである。超格差狙いのアベノミクスで、大衆は生きる術を失って「安倍と黒田は晒し首だ」と怒っているところに、外交無能の安倍晋三を、繰り返し弄んでいた元KGBのプーチンの陰謀めいたロシア軍の侵攻が、2022年2月24日ウクライナで起きた。目下、地球を震撼させている。貧困生活に追い打ちをかける石油・天然ガスの急騰である。


ワシントンのロシア情報は正確だった。ということは、ロシア情報筋が米CIAに対して、詳細を流していたことになる。悲劇は、警鐘を鳴らすだけのバイデンが、ロシアのプーチンというKGB出身の正体を甘く見ていた、其の結果、軍事的暴走を食い止めることが出来なかった点である。NATOも国連も右往左往していて、効果的な外交的手段を失っている。経済制裁を叫ぶのみで、人々に苛立ちを与えるばかりだ。言及するまでもなく、ロシアのウクライナへの軍事侵攻に大義はない。ロシアとウクライナの戦争反対市民が、プーチンを追い詰めるか、その行方も注目したい。ロシアの年金崩壊も表面化する!攻めるロシアのGDPは中国の10分の1、韓国にも劣る。


 獰猛なオオカミが、ウクライナ市民の血を流さないことを祈るしかないというのも、嘆かわしい限りだ。プーチン暴走を許した、ワシントンとウクライナ政府の、NATO対応のまずさ・読みの甘さも問われるだろう。モスクワを追い詰め過ぎた結果でもある。


 寛容さを失っては民主主義外交も、いい結果をもたらすことはないのだ。

 日本では、安倍・黒田のお陰で、日本の円の価値は50年前に落ち込んでしまっていた。前途に不安を抱く人びとの「安倍と黒田は晒し首」論は、止まることがないだろう。


<うそつき晋三に騙された国民と殺し屋プーチンにもてあそばされた心臓>

 清和会OBによると、鈴木宗男が仕えた中川一郎は、アメリカに亡命したKGBレフチェンコの証言から「ソ連のエージェント」と認定され、訪米ビザを止められた。これが中川自殺の原因。

 「安倍のロシア外交は、宗男や佐藤優らのいい加減な罠にはまって、見事にプーチンにしてやられた。結局のところ、プーチンは憲法で北方領土返還を不可能にした。今外務省のロシアスクールと中国スクールは、開店休業状態だ。閑古鳥が鳴いている」とも決めつけた。


 ご存知、国民を嘘で散々弄んだ安倍は、反対に比例してプーチンにもてあそばされた。馬鹿を見た安倍と日本国民である。

 朝鮮半島の南北和解に対しては、米国大統領のトランプにさえもブレーキをかけた安倍晋三の国家主義・国粋主義外交は、歴史の教訓に反する。外交面でも負の遺産ばかりだ。


<1972年6月は安倍の叔父・佐藤栄作退陣のころに戻った皮肉!>

 安倍の祖父の岸信介の実弟・佐藤栄作内閣のころ、日本経済は落ち込んでいく。1971年にニクソン・ショックで、為替は変動相場制に移行、翌年2月にニクソン訪中、沖縄返還は同年5月15日。

 国際決済銀行(BIS)が公表した円の為替レートは、同年6月の低い水準に落ち込んでいた。安倍・黒田の超円刷りの負の実績に愕然とする。超右翼の安倍や高市の口から、アベノミクスという毒薬を耳にする機会は無くなっている。


<安倍広報宣伝のNHKも報道!聞きたい安倍の説明責任>

 円の価値の急落に国民はうろたえるしかない。輸入品は高くて買えない時代の到来である。敗戦後の日本を想起する高齢者もいるだろう。

 BISの発表を、安倍広報を一手に担ってきたNHKも報道した。以下に貼り付けた。外交もダメだったが、内政も破綻寸前だ。日本も年金崩壊が近づいてきている。ロシアを笑えない。


 安倍は、この日本をここまで貶めたことに対して、どう釈明するのだろうか。


<黒田よ!今後も株を買い支えてハゲタカを喜ばせるのか?>

 日銀総裁の黒田の罪も重い。

 株が下がると、日本の中央銀行が買い支えた。日本の株主の筆頭が黒田・日本銀行である。安倍はろくでもない政治屋だが、黒田もまたとんでもない役人だった。長い間、外国投資家に甘い餌を撒いてきて、円の価値の低落に貢献してきた。


 「もうそうした資金も枯渇してきた。日銀が破綻している」というのだ。安倍も悪党だが、黒田も同様である。日本は、二人のとんでもない人物で、衰退へと向かっている。そこに安倍の遊び仲間のプーチンの暴走が始まったことになる。人々に覚悟を求めている。

2022年2月25日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


BIS=国際決済銀行が17日発表した円の「実質実効為替レート」は、先月の数値が67.55と、19726月以来、およそ50年ぶりの低い水準になりました。
実質実効為替レートは、ドルやユーロ、人民元など主要な国と地域の通貨について貿易量や物価水準などを考慮して比較し、通貨の総合的な実力を算出しており、その数値が低いほど海外からモノを買う際の割高感は高くなります。
日本が輸入する原油や穀物などの価格が国際的に高騰しているなかでは、通貨の対外的な購買力の低下は家計への逆風といえます NHK


<林真琴検察のお陰で首がつながる心臓を許せない!が国民の叫び>


本澤先生、安倍の負の遺産です。安倍の犯罪は一発アウトばっかり
ですが?検察が動かない、林真琴の定年迄約5ヶ月です。2/21  仲村
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20220221/1000076926.html

マンションで覚醒剤密造<本澤二郎の「日本の風景」(4364)

<麻薬で衰退する日本は恐ろしい清朝末期へと突入か!>

 麻薬の密造場所がマンションだった!やくざ暴力団の組織犯が初めて逮捕されたが、この国がここまで病んでしまっていることに腰を抜かす。本来であれば、警視総監と警察庁長官を更迭すべき場面であることを、政府に糾弾しておきたい。


 オウムのサリン事件では、悪魔の教団が毒ガス兵器から核兵器開発にまで手を伸ばしていた。それを公安当局は、見逃してきた。そのことで、誰一人責任を取らなかった。もうこのことだけで、この国の病は、回復不能の重症どころでないことが理解できる。


 そして今回、マンション内での覚醒剤密造事件の発覚となると、途方もない事態がこの国に襲い掛かっていることを裏付けている。やくざ組織による大量・大掛かりな覚醒剤が、役人や会社員から、広く家庭の主婦、若い女性にまで及んでいると判断すべきだろう。


 運動選手や芸能人に限らないのだ。高額であろう覚醒剤にまとわりつく日本人?既に、欧米性社会を通り越している可能性さえ否定出来ない。


<「木更津レイプ殺人」犯の入れ墨やくざも麻薬常習者と断定可能>

 2014年4月28日に非業の死を遂げた木更津市の栄養士は、戦争遺児であった。彼女をレイプし、半年ほど性奴隷に縛り付けた、3本指のやくざ浜名を許すことは出来ない。100万回叫び続けようと思う。


 犯人は、カルト教団にも売り込んで、その政治力で介護施設を経営しているであろう浜名を、被害者の栄養士は、真面目な教団信者と思い込んで、一人住まいの自宅に招き入れて、強姦事件は起きた。2013年夏のことである。覚醒剤常習者にとって、強姦は朝飯前なのだ。


 富津市出身の浜名を知る市民は「明らかに薬を使っていた。彼の立ち居振る舞いから判断できる」と断定している。彼と一度面会したことのある市民も「大声を上げて訳の分からない話をしていた」と証言している。浜名と仕事をしている大工のS、ヘルパーのYは、浜名のすべてを知っている。これまで何度も固有名詞で追及してきたが、彼らは逃げまくっている。


 以来、それまでの凡人ジャーナリストは、社会部記者経験が薄かったせいで、麻薬事情に疎かったが、今はおおよその見当がつく。「マンション内での覚醒剤密造を軽視すべきではない」と強く関係方面に訴えることが出来る。氷山の一角だ。今食い止めないと、この国は覚醒剤戦争に敗北して、衰退する運命にあるだろう。


 中国の最後の帝国・清朝を滅ぼす原因となった、アヘン戦争を想起することも可能である。


<女性の人権は守られないやくざ跋扈の社会に無責任警察>

 日本の警察は優秀?嘘である。カラクリがある。警察正常化協議会の大河原宗平氏らが内部告発している。警察と検察と裁判所が癒着・連携しているため、法廷では99%有罪が確定するが、事実はトリックに過ぎない。


 覚醒剤という強姦武器を力づくで強要されると、まず99%の女性は屈服するほかない。覚醒剤の恐怖である。やくざの場合は、強姦七つ道具のようなものも用意しているため、動画撮影もしてしまう。被害女性は逃げられない。逃げれば「ネットに流す」という脅迫で、完璧に女性の人権を奪ってしまう。


 このやくざの手口を真似る輩がいる。たとえば、薬物を使用した強姦魔の罠に、伊藤詩織さんはかかってしまったものだろう。声を上げた彼女の勇気に、全国全世界の人々が、支援の手を差し伸べている。これにはヒラメ判事も逃げられない、と見たい。


 不幸にしてこの悪辣な性犯罪に対して、安倍と菅が待ったをかけた、と誰もが信じている。実行犯は、現警察庁長官の中村格。警視庁は強姦魔を、意図的に逃がしてしまった。立派な法律があっても、運用する人間が悪魔だと、法も機能しないという不条理を証明した事例である。


 「木更津レイプ殺人事件」で判明したことは、警察はやくざ捜査を回避することに慣れていることだ。しかし、そうはさせない。   


<暴力団と癒着して恥じない日本警察の不条理>

 事情通は、今回のマンションでの覚醒剤密造事件の発覚を、警察の成果というよりは「何かの手違いによってだろう」と冷ややかである。それは「警察とやくざ暴力団は、上の方でつながっている。アメリカと同じ」という。「本格的な捜査はしない」のだと。頷ける?

 以前は、よくハリウッド映画を見た。悪徳警官とマフィアの結びつきなどが描かれるものだから、民主主義のアメリカで?とひどく驚いた。それが日本でも、というのである。


 医療事故で泣かされてきた元自民党代議士秘書は「警察は税金泥棒」とあけっぴろげに批判する。最近は「やはりそうか」と納得できるようになった凡人ジャーナリストである。暴力団やくざの腐れ縁は、お話にならない。

 警察正常化協議会が警察の裏金作りを糾弾するのも、けだし当然なことなのだ。市民の個人情報を集めて、それを秘密のファイルにして、極秘保管しているという指摘には、正直なところ、うんざりだ。本物の政治改革が不可欠だ。


<警察不信=警察が企業に個人情報提供の恐怖>

 市民運動家が、岐阜県で発生した、これまた恐ろしい裁判結果をメール送信してきた。警察が違法に収集したであろう個人情報を、特定の悪徳企業に流したという許しがたい違法事件のようだ。


 これは全国ニュースではないか。地方レベルではない。国民すべての秘密ファイルの存在を、裏付けて余りある。独裁的警察監視社会そのものであろう。大変な日本だ!日本国憲法は全く定着していない。戦前特高警察が生きているのか!


 特に、女性に対して、決起するように懇願したい。女性の人権は守られていない。覚醒剤とやくざに取り囲まれている社会では、誰でもが「木更津レイプ殺人事件」の栄養士のような運命が、待ち構えている。「明日は我が身」なのだ。自立する女性が主役になる社会にしないと、女性はオオカミと共存する危険な日本で、これからも生きなければならない。伊藤詩織さんの事件は、誰でも起きる。声を上げる勇気が不可欠だ!

2022年2月24日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


NHK東京・新宿区のマンション1室で覚醒剤を密造したとして、暴力団幹部ら4人が逮捕されました。暴力団がみずから密造したとして摘発されるケースは珍しいということで、警視庁は密売で得た利益が資金源になっていたとみて詳しいいきさつを調べています。

NHK岐阜NEWS WEB 0221日 1927分 
住民情報を警察が企業に提供はプライバシーの権利の侵害で違法
https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20220221/3080008264.html

TBSニュース    211709
岐阜県警が個人情報を・・・風力発電反対住民が訴え 220万円支払い命令
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye6003916.html
警察正常化協議会・大河原宗平講演https://www.youtube.com/watch?v=BOGO5A88iRM

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