2021年11月

憲法定着か改憲(悪)か!<本澤二郎の「日本の風景」(4280)

<安倍・日本会議と維新の極右にひれ伏す岸田文雄の政治資質は是か>

「首相就任6か月の間は、ただ無我夢中」といった首相がいたが、いまの岸田文雄もそうなのだろう。原子力ムラ派遣の首相秘書官が書いたり、目を通す原稿を読んでいるだけなのか、まるで安倍晋三と変わらないか、それ以上だと不安視する、真っ当な記者も少なくない。


 「オウム事件の黒幕」との指摘もある安倍の黒幕は、カルト教の日本会議、もうひとつが日本財団。近年、この財団の人物がメディアに登場するようになったことも驚きの一つであろう。


 日本最大の労組・連合の女性会長の右翼ぶりも際立ってきている。「財閥の支援勢力」との姿勢に注目が集まっている。護憲リベラルと信じていた国民民主党が、関西の極右・維新と共闘しているではないか。


 気が付いたら、護憲リベラルに誇りを抱いていると思われていた立憲民主党の代表選挙(本日投開票)で、改憲・改悪の流れを是とするような輩が飛び出してきている。これも仰天するばかりだ。これではまともな政党は、共産党のみか?


 時代は、憲法を定着させる時である。国際情勢は、日本国憲法の正しさを証明している。愚かすぎる核兵器・原発の時代では、政府の戦争を許さない最高法規が、70余年前の悲劇の繰り返しを回避する唯一の道である。日本会議や日本財団の策略に乗せられてはなるまい。


<「宏池会は護憲リベラル」と岸田に薫陶した宮澤喜一!>

 戦争遺児というと、宏池会の最高顧問である古賀誠である。父親を天皇の戦争で奪われた。彼は仕方なく靖国参拝をしたことがあるが、神社神道の戦争勢力に自らの魂を委ねたことはない。断言できる。


 木更津レイプ殺人事件被害者の戦争遺児は、決して戦争神社に参拝しなかった。一人安倍晋三の戦争三法の強行に走った、裏切り者・太田ショウコウに反撃ののろしを上げた、最初の創価学会員だった。創価学会公明党は、いまもこの悲惨な事件捜査を、政治力で止めていると見られている。事情通は「中村格はTBS強姦魔救済に続けて、今も悪魔の世界に入ったままだ」と決めつけている。


 拙著「総理大臣 宮澤喜一」(ぴいぷる社)は首相就任直前の筆者との単独会見で「宏池会は(護憲)リベラル」と断言。彼の叔父の小川平二は、信州の名門で知られている。実父平吉は中国革命の孫文との交流が深い。彼の書いた「敬天愛人」が、ごく質素な小川邸の玄関にかかっていた。彼は「宮澤は座談の名人。護憲リベラルです」と筆者に紹介した。池田の創立した宏池会は、大平正芳・宮澤喜一の時代、すばらしく光り輝いていた。取材が楽しかった。


 宮澤は、親類でもある岸田文武の息子の文雄に、政治の基本を教えている。宮澤の保守本流・護憲リベラルをしっかりと伝授、宏池会の復興を頼んだはずである。しかしながら権力奪取のためとはいえ、宏池会の歴史と伝統を放棄するような、昨今の改憲軍拡論はひどすぎる。


 日本帝国も大英帝国も、戦後のソ連も崩壊した。アメリカは衰退過程に突入して久しい。軍事力で国民を豊かにできない。百害あって一利なしだ。


 「安倍は、日大事件で藪本が安倍献金をしゃべっていることでイライラの日々を送っている。平家物語の安倍を誰も知っている。安倍を相手にするものはいない」とは清和会OBの解説だ。改憲軍拡は愚の骨頂である。


<憲法を定着させての帆船・日本丸の航海は波静かなり>

 まともな憲法学者が、もしも存在すればの話だが、間違いなく「改憲?冗談言うな。憲法を定着させることが先決だ。歴史を繰り返すことなど論外である」というであろう。


 「読売のナベツネもフジサンケイの久枝も、所詮は財閥の金欲しさに改憲論に与しているだけさ。あとは自身の蓄財に賭けている愚者に過ぎない。数百億円の蓄財を国税がメスを入れると、空っぽさ」とは泉下の平和軍縮派の宇都宮徳馬さんの高笑いが聞こえてくる。


 筆者は核も原発もいらない、自然エネルギーで航海できる、帆船の日本丸建造が最善であると信じている。憲法を定着させたいという本心はこの点にある。これこそが9条国家である。これにケチをつける国や為政者がいるだろうか。答えは、いない。まさに理想の国造りを憲法が指し示している。


 沖縄は平和のリゾート島、東京は平和の国際都市になるだろう。帆船日本丸の会を立ち上げよう!

2021年11月30日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

記事が消える「日本再生」<本澤二郎の「日本の風景」(4279)

<国会議員の報酬と定員を半減に国民は大賛成だが>

 ここ数日、本当に疲れる。やっと書き終えた記事がパッと消える。ネットを操作する輩がいるのであろうが、被害者のストレスはたまらなく大きい。本日は友人が週刊ポストを見たといって、記事の概要を伝えてきたので、日本の国会議員の世界一高額報酬のことを細部にわたって報告してくれた。最近も批判記事を書いたが、改めて書いてホッとした瞬間、二度と消されまいとして保存マークを押した途端、全て消えてしまった。復元しようにも不可能だ。


 本日消された記事は、日本の国会議員の数が多すぎる。半減すべきだ。報酬も半額に削る。それを実現したい。まず隗より始めよ、と。しかし、お手盛りで世界一の報酬を懐に入れている国会議員に猛省させる手段は、落選させればいいだけのことだが、それが出来ない。学校教育も必要だが、時間がない。


 現在、議員に歳費と文書交通費などで、実に4600万円支払っている日本国民である。受け入れる愚民を何とかしなければなるまいが、これは簡単ではない。真っ当な国民や一部のいい政治家が「議員半減給与半減政党」を立ち上げて、来年の参院選に挑戦すればいい。小銭をためた若者中心・女性老人中心の政党を創立すれば、世界的に報道され、存外大量の支持票を手にできるだろう。


 4600万円だけでない。このほか議員特権を合計すると、1000億円が。一人当たりにすると1・5億円だ。安倍の河井事件の金額と同じ額だ。


 まだある。311億円が政党に対して税金から支出している。この政治改革にのめり込んだ小沢一郎に猛省を促したい。共産党はさすがに立派、拒絶している。このカネは不要である。直ちに廃止すべきだ。


 「いくらでも借金できる」と信じ込むエコノミストに気付かされているが、いずれはハイパーインフレを起こし、国は滅びる。いまその気配が始まっている。円安だ。庶民大衆は耐えることは出来ない。


<週刊ポストの特集記事に賛同する永田町監視人>

 上が腐ると、下も腐る。地方議員が多すぎて、しかも高給に酔いしれているというのである。指摘されると、頷くほかない。実に3万2860人もいる。コスト1587億円と、これまた高額である。恐ろしい高給取りだ。


 国が衰退すると、同時に地方も衰退する。地方議員には政治活動費というお手盛りの第二給与もある。ため息が出る。

 民主主義の先輩国・イギリスの地方議員は、ロンドン市議を除くと、すべて無報酬・奉仕が基本である。日本も右ナラエすべきだろう。


 濡れ手に粟の国と地方の議員給与にメスを入れると、母子家庭など生活困窮者は、救われることになろう。永田町監視人は「地方議員にもメスを入れると、軽く800億円が浮く」と決めつけた。


<日本国民はゆでガエルから卒業しませんか>

 国も地方も狂って久しい日本ということになろう。

 財政再建も議員にメスを入れるだけで、再生の先が見えてくるだろう。日本国民のゆでガエル生活は、返上しなければなるまい。

 動ける人間は街灯に、声の出る人は声を、ペン持つ人間は、思い切り書きまくろう。ネット操作に屈してはいられない。


<識者・文化人は声を上げていい日本を子供たちに継承しませんか>

 事情をよく知る識者・文化人は、声を上げよ、である。新聞テレビを活用できる人々は、声をからす時期であろう。


 岸田の耳は、死の商人の方に向いているが、まともな日本人は平和憲法に向かっているのである。武器弾薬から帆船日本丸に舵を切れば、コロナも怖くない。各国とは固い友情を結んで、相手の非をしっかりと正義と道義で伝えるのである。日本の為政者は、確たる歴史認識を持つことである。


 識者・文化人が声を上げると、人びとは目を覚ます。各位の奮闘で、この国を健康的で安全なまま、孫や子供たちに継承させる、それこそが日本人の夢・希望である。

2021年11月29日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


(追記) 正直疲れてしまった。記事を完結にして終える。それにしても、ネットぐらい自由に書かせてもらいたいものである。

自民党神社神道と名実ともに一体化した公明党創価学会<本澤二郎の「日本の風景」(4278)

<清潔と平和の大衆政党から見事に決別した公明党創価学会>

 変われば変わるものである。カルト教団・創価学会の政治部門の公明党の変質である。池田大作氏の「人間革命」の成果なのか。平和主義を放棄して戦争党へ、清潔の党から腐敗政党、大衆政党?から極右・富裕者のための政党に、見事に変身、そのおかげで700万の票を獲得した。


 自民党も一皮むくと、神社神道政党であるが、前世紀の神主の面々も感動しているようだ。戦前の日本帝国へと、改憲政党よろしく自民党と一段と連携を強めるのであろうか。


<自民党職域支部・トラック協会の支援でバッジ付けた国交省・斎藤鉄夫>

 それにしても落選必至と見られた、国交相・斎藤鉄夫の当選を支えたとみられる全国トラック協会は、自民党の職域支部で、郵政の特定郵便局長会と同レベルである。

 斎藤候補者の個別演説会の参加者に5000円配って、国交相当選に一役買った。大胆極まりない買収選挙で、これは茨城県でも発覚した。「演説会に参加すれば5000円出す」という不埒な自民党組織にも仰天するばかりだ。


 過去に東京都の調布・府中・狛江の3市のトラック協会に参加した人の話では、3市に5000社加盟していた。ということは、郵政の全特と肩を並べるくらいの、強固な集票と集金組織といえる。ついでにいうと、神社の氏子はそれを上回るわけだから、いかに内閣の支持率が低下しても、底力のある自民党といえる。権力に執着するアリ軍団なのだ。


 公明党は創価学会の政治部門であるが、池田大作が体調を崩して一戦を遠のくと、公明党が創価学会を指導する体質に変わった。政高信低がいまの信濃町の実情である。


<戦争党に変質させた太田ショウコウ(昭宏)の裏切り>

 公明党は平和の党を売り込んで、政界に登場したものだから、庶民は安心した。特に中国の周恩来は、池田を信頼して中日友好の礎とした。日中友好こそがアジアの平和と安定の基礎だとの信念で生きてきたジャーナリストも、その限りで多少の信頼を寄せてきた。


 まさか安倍内閣の戦争法制の一翼どころか、全面的に支持した太田には驚愕したものである。このことをいち早く警鐘を鳴らした木更津市の戦争遺児の

「太田裏切り」の叫びに共鳴して当然だった。

 彼女は学会のやくざにレイプ殺人という悲運に泣かされなかったならば、婦人部の対応は変わっていたかもしれない。犯人は公明党に守られてか、警察も手を出していない。焼けぼっくいの状態だ。


 この太田を支えたのが、公明党を率いる山口那津男だった。もう一人が、ごちごちの改憲右翼の北側一夫。池田は、見事に人物評を間違えたことになる。創価学会の没落もやむなしか。


<野党が真っ当なら斎藤はクビ、臨時国会補正予算の生贄か>

 この機会に野党がまともであれば、全国トラック協会の会長を国会に呼んで、証人喚問すべきだろう。補正予算が人質になろう。国会審議にブレーキをかけることで、斎藤の首はさらし者にされる。


 トラック協会にとって、仕事柄、賄賂攻勢の対象は旧運輸省・現国交省である。事情通の指摘は正しい。もう一つが、悪名高い警察庁である。国交相からの一言で右にも左にも動く組織なのだ。

 斎藤は、当落線上というよりも、落選必至と見られてきた。落下傘候補で、学会の組織票では落選する、しかも、選挙区は河井1・5億円事件の渦中というハンデがあった。

 国交省挙げての支援が行われた。つつけば誇りは山ほど出るという。最近暴かれたが、斎藤は太田・山口・遠山らと肩を並べる金権政治屋である。夫妻で株転がしをしている。しかも、国交がらみの株というから、なかなかのものだ。警察庁の中村格をしり目に有権者が刑事告発した。

 まず斎藤の逃げ切りは困難であろう。


 今日は午前中泣かされっぱなしだった。電通・原子力ムラ・公明党創価学会の記事を書いていると、記事が消える。何とか消えた記事を探し出そうとしたが、ネット音痴、半日頑張っても駄目だった。やむなく午前中に書いた3分の1程度で締める。

 貴重な資料も消されてしまった。

2021年11月28日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

小池百合子知事直訴<本澤二郎の「日本の風景」(4277: jlj0011blog (livedoor.blog)

安倍311福島制御論必殺本誕生!<本澤二郎の「日本の風景」(4276) : jlj0011blog (livedoor.blog)

小池百合子知事直訴<本澤二郎の「日本の風景」(4277)

<木下都議辞職に成功、ならば公園協会の杉嶋拓衛君の養育義務は?>

 東京都知事・小池百合子さんに直訴するしかなくなった。交通法規違反の木下都議を辞職に追い込んだ手腕は、おおむね60点、まずはお目出度い。しかし、都庁関係職員の不祥事は、まだ決着がついていない。


 東京都公園協会幹部の杉嶋拓衛君の、人の道に反する養育義務違反問題である。高給を食んでいながら、自らの不始末から逃げて恥じない。反原発で知られているというタンポポ舎で「活動家の女性をたぶらかして、子供だけ作って、あとは野となれ山となれ」と第三者に思われるようでは犬畜生に劣る。


 それを公園協会は、本人を説得しようともしていない。こちらも逃げている。しかし、都庁の最高責任者は違う。逃げることは許されない。入院生活で体調も悪くなさそうだ。これとても、所詮は狸戦術の一つだろうが。


 一瞬の快楽を楽しんでハイサヨナラでは、人道に反する。小池さん、こちらも直ちに処理してほしい。職員の不始末は、知事の責任である。岸田文雄や山口那津男を真似て「聞く耳」を持つべきだろう。


 杉嶋拓衛君を知らないが、男ならケジメをつけろ、である。母子家庭は泣き叫んでいるのだから。最近は、たまりかねて幼子が悲鳴の電話までしている。養育義務は、命がけでも果たす都庁の日本男児であってほしい。


<女性を大事にする政治家なら母子家庭養育義務違反職員の指導を?>

 都庁職員とその関連の職員は、税金で生活をしている。民間人よりも厳しいルールが存在している。目下の貧困家庭は、母子家庭に絞られている、との指摘もある。


 コロナ禍の被害者は、真っ先に幼子を抱えた母子家庭に集中することになる。男に見捨てられた女は、生きるために何でもしなければならない。売春婦に成り下がる母親も少なくないようだが、今はその仕事も客がいないという?


 餓死するか自殺するしかなくなる。

 救済するには、公人である政治家が、生活困窮者に光を当てる、これが世の常でもある。母子家庭の貧困をなくすためには、政治家の思いやりに尽きる。小池さんは、其の点が問われている。


<政治家のコロナ禍の大事な任務は貧困救済、特に母子家庭>

 岸田に限らない。正確には政治屋ばかりなので、政治家という活字は使いたくないのだが、あえて政治家と使用する理由は、正義を貫くため、真っ先に人の命と健康に執着する責任がある、そのためである。大方のところ、一瞬の快楽を良しとする男に騙される女馬鹿?によって、母子家庭は生まれる。


 母子家庭が生き延びるためには、逃げた男が養育の義務を果たすしかない。果たすように職場も地域も応援することで解決する。


 言及するまでもない。貧困が、人間の健康と命を奪う元凶である。


<自殺の原因は貧困から病気を苦にしての絶望人生にあり>

 貧困と自殺の因果関係を否定する者はいない。

 貧困は不健康な生活を約束する。確実に病を引き起こすだろう。重い病気になっての生活苦から逃げる手段は、自殺しかない。病気による絶望感が、人を死に誘い込むことになる。


 自業自得ともいえるが、民主主義社会は、そうした母子家庭を支える政治を約束している。その覚悟を政治家に求めている。小池さんは、ひざ詰めで杉嶋拓衛君という都庁関連職員を説得する義務がある。それゆえの今回の直訴である。軽視するなかれ、である。

 

 ついでにいうと、第二の杉嶋君を作らないために条例で罰則を設ける。罰金100万円、懲役1年でどうか。法務省も法整備に動くだろう。母子家庭放置は、とどのつまり男尊女卑に起因する。


<どうする4兆円フクシマ隠しの五輪賭博のツケ>

 小池さんは、安倍や菅と共に大変な失政をした。フクシマ放射能制御という大嘘とIOC買収で強行した、4兆円フクシマ隠しの五輪賭博強行である。世界の物笑いとなったコロナ五輪のツケはどうするのか。


 IOCは満足しているが、各国とも日本の大馬鹿行政をあざけっている。莫大な負債を処理する義務がある。病院に隠れてもだめだ。都民の心臓は破裂寸前である。1000万都民は、小池都政に厳しい目を向けている。


<行財政改革待ったなし、新宿の狸で逃げられない>

 一大行財政改革が待ったなしだ。世界一の東京都の高給賃金体制は破綻した。都議の給与半減、都庁職員も同様であろう。


 たとえ新宿の狸に化けても、莫大な負の財政は都民に襲い掛かる。自民党幹事長の二階が仕掛けた、五輪廃止を決断しなかったツケは、如何にも巨大すぎる。しかし、断行するほかない。もはやゆでガエル都政は通用しない。まずは母子家庭救済から、隗より始めよ、である。健闘を祈る!

2021年11月28日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


五輪施設運用SOS

NHK)都が東京オリンピック・パラリンピックに向けて新たに建設した6つの施設のうち、すでに夢の島公園アーチェリー場はスポーツ施設として開業していて、カヌー・スラロームセンターなど残る5つの施設は、改修工事を終えたあと来年から再来年にかけて開業する予定です。しかし、現時点では5つの施設で年間の収支が赤字となる見込みです。

恐ろしや防衛費6兆円超える!安倍戦争体制継続の岸田内閣!

(毎日)政府は26日に閣議決定した2021年度補正予算案に、防衛費を補正では過去最大の7738億円計上した。厳しさを増す安全保障環境を踏まえ防衛力強化を急ぐため、防衛省が22年度当初予算案の概算要求に盛り込んだ装備品調達費を積極的に前倒し計上した。この結果、年度を通した防衛費は初めて6兆円を超える。

安倍311福島制御論必殺本誕生!<本澤二郎の「日本の風景」(4276) : jlj0011のblog (livedoor.blog)

安倍311フクシマ制御論必殺本誕生!<本澤二郎の「日本の風景」(4276)

<原子力ムラに屈しなかった唯一生き残りの竹野内真理最後の執念>

 平和憲法を破壊する、日本核武装狙いの311後の再稼働は、10年経っても止まらない。国際社会が警戒する、プルトニウム大国日本と、地震と火山による第二、第三のフクシマの恐怖、そして原発からの膨大な量の、温廃水による気候変動に、人も自然も生き延びることは出来ない。


 それでも原子力ムラによる、フクシマ隠しの4兆円五輪賭博は強行された。気が付いてみると、日本経済は不況下の円安に見舞われて、庶民大衆は一段の底なし沼の貧困社会へと追い込まれるのか。


 東電フクシマ3号機の東芝製プルトニウム加工燃料の核爆発は、いまだに蓋をされている。廃炉に100年かかる。200万福島県民は、特に311時の30万人の子供たちの健康被害にさえも、原子力ムラは分厚い鉄板で見えなくさせている。非情きわまりない。


<誰も書かない311の闇だらけのフクシマの真相を日英中3か国語構成>

 悲しいことに、日本の学者もジャーナリストも、文化人も誰一人として、原子力ムラに太刀打ちできないでいる。もんじゅ西村謀殺事件を、初めて世に問うた竹野内真理もまた、フクシマ放射能で甲状腺をやられた。不運にもマイクロ波治療で、詐欺的な医師による頭部と目の照射で、健康な体を奪われ、1年以上前から、自由に書くことも出来ない障害者となって、前途に赤ランプが灯り始めたという。


 そんな生死をかけた、厳しすぎる環境下でまとめられたすごい本である。多くの人々にフクシマの真相を知ってもらいたいために、英語と中国語にも翻訳されている。一度は原子力ムラによる乱暴な刑事告訴事件(侮辱罪)で叩きのめられそうになった。誰一人助っ人は現れなかった。それでも戦った。彼女は、国際的言論の自由を守るために組織された「国境なき記者団」の、二度にわたる抵抗声明で、原子力ムラの圧力を撥ねつけた。


 原発全廃を叫ぶ全ての人々に読んでもらいたい。以下に彼女の生々しいメッセージを添付した。筆者はもんじゅの西村謀殺事件や東電幹部社員の渡辺泰子さん謀殺事件などから、ようやく目を覚ました凡人ジャーナリストである。

フクシマは、ヒロシマとナガサキに勝るとも劣らない。教訓を政治に生かさないと、日本は第二のフクシマで首都圏も関西圏も崩壊するかもしれないのだから。


<健康・平和に生きようとする日本国民必読の一冊!>

 目下、立憲民主党の代表選挙が繰り広げられている。悲しいかな、歴史を知らない候補者の暴言に打ちひしがれている国民は少なくない。時代に変化が起きても、人類の平和と健康は、普遍的な価値である。平和憲法は日本の唯一の誇りである。


 日本の理想は、したがって帆船日本丸だ。武器弾薬にこだわらない。原発も空母もいらない。自立した国家としての外交立国が、憲法の誇れる立場である。原子力ムラはいらない。そんな思いで、竹野内本を読もうと思う。以下の竹野内メッセージは、日本人のいまを生きる道の大事なことを指し示している。

2021年11月26日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)



https://savekidsjapan.blogspot.com/2021/11/mariscontactgmailcom.html

 医療事故から半年ばかりたった後、「生きている間に、私の遺作ともいえる本を書こう。貯金も少しならあるし。。」と思いつき、2020年大晦日から、「寿命が少しくらい縮まっても本を出す!」と無理をして書き始めた。気分が悪い時は手に脂汗を書きつつ、書き進めた。(医療事故の詳しい経緯は、まり日記(1)をhttps://diaryofmaritakenouchi.blogspot.com/2021/11/blog-post.html

頭の神経が痛いので、髪を濡らし、おでことこめかみに冷えピタを張りながら、作業を進めた。でもこのモヤモヤとした頭の捻挫のような感覚はいかんともしがたく、ふだんのようには書けない。踏ん張りがきかない。集中も続かない。以前のアパートでは冷蔵庫が机の隣にあったが、これが頭痛の元凶の一つであることも判明。電化製品の近くにいるだけでも頭が痛くなるのである。

「いま書けるものしか書けない。以前に放射線関連の翻訳本を出した時のような、あの緻密な作業はもはやできない。それはそれで仕方がない」と自分を納得させながら、作業を進めた。

執筆の際、福島でM7を超える地震があったり、ストロンチウム90も飛散している栃木でひと月近くの山火事があったり、トリチウムの放出が決まったり、コロナとワクチン問題が浮上したりと、重大事象が続いたので書き足して言ったら、バンダジェフスキー論文が40ページほどであったにも関わらず、全体で277ページもの本になってしまった。

「とにかく、死ぬ前にどうしても出したい一冊だから、ごちゃごちゃしても、何でも放り込まねば!」といった感じであった。写真や図表も入れたかったので、そういった章も設けた。インタビューや手紙の章も設けた。最後には私から原子力産業の皆様への書簡も。

出版は、3.11には到底間に合わず、結局、8月の広島長崎の日に間に合わせるため、7月末となった。ところがアマゾンキンドル電子書籍にはなったものの、アマゾンの紙媒体には11月末の今でも載せられないでいる!!!

かなりのお金を払い、製本したものが山積みのまま。途方に暮れている。(支払いはちなみにまだ途中。)

私の本の購入にご興味ある方は、ぜひ、竹野内真理のメール、mariscontact@gmail.comに、件名を「書籍購入」として、本文にお名前とご住所を書いてメールください。。本の価格は1800円なのですが、私は沖縄に住んでいるので送料200円をプラスさせて頂き、2000円を以下の振込先にお願いします。振込確認次第、送らせて頂きます。

沖縄銀行 本店 2414856 

タケノウチマリ

メール:mariscontact@gmail.com

(件名に書籍購入と書いて、本文にお名前とご住所。)

手作業でお送りするため、もしも日にちがかかってしまったら、ごめんなさい!!

もちろんなるべく急いで、必ずお送りいたします!!! 

以下に表紙と目次を掲載します。

 

英日中3か国語のエコロジー本『地震・福島・子どもの健康・チェルノブイリ森林火災』ブログアクセス数300万を超える日本人ジャーナリストとベラルーシ人でチェルノブイリ研究第一人者ユーリ・バンダジェフスキー博士との共著。貴重な写真や図表を交え、将来世代に捧げます!

 

目次

 

私がこの本を書いたわけ・・・・6

 

コロナとワクチンのニュースは真実なのか?6/ 私の体調不良9/ 福島事故2年前からスターングラス博士の本を訳して13/ 東京の2011315日とバンダジェフスキー論文14/ 「森林火災でも被害なし」国連のIAEA…17/ フランスによるタヒチ核実験19/ 無視された放射線の遺伝影響と2020年稼働したベラルーシ初の原発20/ 今も心配な福島の地震とチェルノブイリ地震説22/ 日本政府の言い訳の「想定外」はまったく想定外!24/ 福島事故10年後に国連科学委員会「健康被害なし」29/ 福島のある病院で白血病が1030/ エートスがベラルーシから福島にやってきた!32/ 米国と日本における人体実験32/ 国境なき記者団が、私のツイート刑事告訴事件を世界のニュースに!34/ 原発と地球温暖化問題35/ 放射性水トリチウムの生物への破壊的影響37/ 活動のきっかけはイラク問題38/ 原発とコンピュータ問題を知ってから反原発に41/ 強靭な七角形の原子力村と米国によるコントロール45/ 11人が行動する時代48

 

Chapter 1 図表と写真

 

世界の原発と地震51/ 今日まで原発稼働または計画があった国52/ 原子力村癒着相関図53/ 世界における放射線防護システム54/ 国連と原子力55/ 世界原子力協会メンバー企業と組織57/ チェルノブイリ汚染地図とベラルーシ初の原発59/ 逮捕されたバンダジェフスキー博士と東京講演60/ チェルノブイリ森林火災と子ども達62/ 竹野内の週刊金曜日記事とバンダジェフスキー本64/ 日本の地震と原発66/ 地震に弱い福島原発と女川原発69/ 東京から120km東海における大いなる危険71/ 想定地震といまだ稼働する原発72/ 核実験とセシウム・ストロンチウム汚染74/ 米国における核汚染と健康被害75/ 日本における小児がん増加79/ 乳歯とストロンチウム90と日米比較80/ 日本の汚染地図82/ 2011315日の東京の汚染83/ 4歳児の甲状腺がんと秘密会84/ 日本原子力産業会議のページ87/ IAEAと台湾を訪問88/ 中国の原発と地震90/ 私の松戸市選挙ポスター91/ 福島の山の所有者の自殺92/ プルトニウムファイル日米における放射線人体実験93/ 写真家福島菊次郎氏の『原爆と人間の記録』94/ 米国における人体実験/ 米国における人体実験99/ Save Kids Japan ブログ100/ 原子力にまつわる不可解な事件の数々101/ 日本における未解決事件の数々103

 

Chapter 2 原発:世界最大の問題108

 

事故10年後にも福島でM7.3の地震108/ 西日本で稼働中の原発の危険性も!110/ 世界のM6以上の地震の22%と活火山の7%が日本に113/ IAEA職員「日本で500万人死んでもおかしくない」115/ 信憑性の高いチェルノブイリ地震説118/ 原発事故こそ最大の世界のエコロジーと健康の問題122/ チェルノブイリで最も著名な医科学者、バンダジェフスキー博士123/ 2015年と2020年のチェルノブイリ森林火災126/ IAEA「チェルノブイリ森林火災で健康被害なし」127/ 森林はストロンチウム90をため込むマイクロ原子炉128/ 放射線の遺伝学的影響を解明し、逮捕されたバンダジェフスキー博士130/ 胎児や子どもの放射線による死者数はゼロ131/ ベラルーシ初の原発稼働、マスコミのニュースにならず133/ 米国の偉大な良心的科学者、スターングラス博士とゴフマン博士134/ トリチウム放出計画は中止すべき136/ 乳歯のストロンチウム90…140/ 原発の温排水による海の温暖化146/ 温排水問題を真っ先に指摘した水戸巌博士の不審死151/ 福島の273人の子どもに甲状腺がんでも、国連が福島事故10年の健康被害なしと報告!152/  7q11遺伝子で甲状腺がんの原因が被ばくかわかる158/ 肺転移した甲状腺がんの子の壮絶なヨウ素131治療160/ Unit 731から福島まで医師や専門家による隠ぺいと理不尽な負の遺産163/ 1号炉爆発後、双葉町で毎時1.59mSv/hと降下物164/ 原発労働者にも心筋梗塞!167/ 福島エートスによる私のツイートへの刑事告訴173/ 放射線人体実験、ビキニ事件、日本の原発導入175/ 沖縄にやってきた福島の刑事さんたちとの会話180/ 1mSv=体内被ばく3Bqは超危険!181/ 10Bq/kgから子供に心電図異常183/ 優しかった福島の刑事さんたちはコロンボファン184/ 白血病についてのブログがきっかけか185/ エートス事件が国境なき記者団の国際ニュースに187/ 偉大なジャーナリスト大沼安史さんの限りなく美しい言葉189/ 長崎の日に向けて~ありがたかった匿名のブログ191/ 一枚の写真ジョー・オダネルと竹野内真理さん!192

 

Chapter 3 報道されなかった記者会見、郡山市民の声、東京の初期被曝

 

ノーモアヒバクシャ!ノーモア原発!記者会見2011…199/ 原発導入の歴史的背景について:ビキニ水爆実験ヒバクシャ by 大石又七200/ 「心筋梗塞含む健康被害を補償対象に」 by 梅田隆亮、元原発労働者203/ 「福島事故で健康被害が出ている」by 肥田舜太郎(広島原爆被爆医師)205/ 「子ども達の避難、バンダジェフスキー研究の考察、原発禁止を」by 竹野内真理、ジャーナリスト207/ 「汚染地帯の子どもを救うため、国民は眼を開いてほしい」by 佐藤幸子、福島の母210/ 初期被曝についての郡山のある市民からのメール214/ 東京での初期被曝体験: NY医学アカデミーでの発表220

 

Chapter 4 チェルノブイリ森林火災と子どもの健康(英語版)

 

Chapter 5 チェルノブイリ森林火災と子どもの健康(日本語・中国語)

 

あとがき:私たちに何ができるか?269

 

すべての原子力関連企業の皆様への書簡273

息子と共にこの本を製作275

 

 

 


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