2021年08月

トリチウム水は猛毒!<本澤二郎の「日本の風景」(4186)

<風評被害では全くない!環境被害と健康被害!>

ヒロシマ・ナガサキに次いで、311のフクシマと、3度も放射能被ばくを受けて居ながら、それでも核の恐ろしさを理解ない日本政府。最近までの筆者もそんな一人だから、8月24日の「福島第一原発 処理水の風評被害へ新たな基金創設へ」というNHK報道にも特段の反応を示さなかった。しかし、今は違う。ここでいう「処理水」とは、猛毒のトリチウム水である。翌25日東京電力は、沖合1キロ先にトリチウム水を放出するという恐ろしい計画を発表した。


 予定通り、猛毒のトリチウム水を、美しい大海に放出する構えなのだ。列島を汚し、ついで太平洋を汚染する。即座に韓国政府が反発した。日本の54基の原発など世界の原発は400基、そこから空前の温排水が放流され、地球の温暖化による、恐ろしい強大な気候変動を引き起こしている。大ハリケーン・大豪雨・大洪水、はては砂漠化による森林大火災で、人間は健康的に生きられなくなっている。


 昨日記事にした元芝浦工業大学教授の故水戸巌が、以前から警鐘を乱打していたことが、現実化しているのである。それを見越した窮地の原子力ムラは、登山中の水戸父子を殺害した、との疑惑が持ち上がっている。いま彼の後輩の小出裕章が、偉大な先輩の、物理学者であれば当然の、真実の危険性を訴えている。


 猛毒のトリチウム水は事実である。生き物は生きていくことは出来ない。その猛毒を大海に放出すればどうなるか?子供でも理解できる。


 風評被害ではない。真実事実なのだ。原子力ムラの責任において処分すべきだろう。彼ら原子力ムラ1%が「安全なトリチウム水を毎日飲んで、のんで1000個の大型タンク内の汚染水を空にする責任がある」のである。


<恐ろしい放射性元素、海に垂れ流すと魚介類は食べられない>

 昨日Youtubeで、ロシアのシベリア地方都市の映像を見た。おいしそうな海鮮料理が、日本と比べると、安く食べられる。近年の人気の観光都市なのだ。


 もしも、日本が大量のトリチウム水を垂れ流すとどうなるか。韓国や中国の大連や青島でも、海鮮料理は姿を消すだろう。海水浴も消えることになろう。福島県の漁業者のみならず、全世界の水産業者が反対運動を引き起こし、治安は悪化することになろう。テロが頻発する地球になるかもしれない。


 トリチウムは、人体に悪影響を及ぼす猛毒の放射性元素なのである。人間の体は、大半が水である。水がないと生きられない。その水がトリチウム水に汚染されると、もはや地球と人類の死を約束する。100%の確立で具体化する。


<恐怖のトリチウム体内被ばくに打ち勝つ方法はない>

 韓国の時代劇を見ると、やたらと食卓に毒が登場する。王の後継者争いに打ち勝つ方法が、毒を用いるのである。毒見するものもいる。それでも毒を使って政敵を倒す。そんなドラマが多い。


 解毒剤も登場する。しかし、地球には核分裂で出てくる、猛毒の放射性物質を解毒する方法は、ほとんどない。


 体内被ばくに対処する方法は、医学的にもない。真っ当な物理学者は、真実を語り、原子力ムラは抵抗する正義の科学者を追放か殺害する。それも秘密裡に始末する。CIAの世界だ。おそらく水戸巌父子の不可解な死亡も、そうして行われたものだろう。


 未亡人は、夫の遺訓を守って原子力ムラと戦っている。高速増殖炉もんじゅ西村成生謀殺事件は、旧動燃が犯人であろう。未だに故人の遺品を隠し、遺族に返還しようとしていない。未亡人は既に20年余の法廷闘争をしている。凡人ジャーナリストは最近知ったばかりだ。


 チェルノブイリ原発事故をなぞることで、311のフクシマの、より深刻な実情を見て取れる。汚染の野菜や穀物を食べると、体内被ばくする。健康な細胞が破壊されていく。


 解毒剤はない。政府が公表した311フクシマの汚染は、中通りに集中している。そこに今も人びとは住んでいる。老いたものはともかく、子供の内部被ばくは深刻であるが、安倍・菅の自公内閣は、フクシマの安全を吹聴するだけで、若者の健康管理に関心がない。


 4兆円賭博ともいえる、フクシマ隠しのコロナ五輪に狂奔している。生きるか死ぬか、生活苦の日本での五輪狂騒曲に、人々の怒りは頂点に達している。


<弱い放射能でも赤ん坊は致命傷=竹野内真理blogで確認を>

https://takenouchimari.blogspot.com/2013/04/blog-post_500.html

https://takenouchimari.blogspot.com/2013/04/blog-post_500.html

 低線量内部被ばくの恐怖を、正義の医学者や物理学者は、ずっと警鐘を鳴らしてきている。凡人ジャーナリストは、いまようやく覚醒した。竹野内真理blogや、最近Youtubeで小出裕章講演を見たからである。


 まだ多くの日本人は知らない。新聞テレビは報道しない。トリチウム汚染水の海洋投棄など、論外である。猛毒トリチウムの知識を知れば、誰でも恐れおののくだろう。


 一部の福島県民は知っているが、原子力ムラの圧政に屈してしまっている。200万福島県民を棄民化する政策は、4兆円五輪賭博の裏返しと思えばいい。


 小泉純一郎でさえも、原発ゼロ運動の先頭に立っていることに、やはり注目したい。

2021年8月26日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)
http://www.asyura2.com/20/genpatu53/index.html

政府 福島第一原発 処理水の風評被害対策へ新たな基金創設へ20218241148分 福島第一原発 処理水NHK

東京電力福島第一原子力発電所の処理水を海に放出する方針をめぐり、政府は、水産物の需要が落ち込んだ場合は、国の基金で一時的に買い取るなど風評被害の新たな対策をまとめました。

(毎日)東京電力福島第1原発でたまり続ける処理水の海洋放出を巡り、政府は24日、風評対策を議論する関係閣僚会議(議長・加藤勝信官房長官)を開き、対策の中間案を取りまとめた。水産物の風評被害が生じた場合、救済するための基金を設けるほか、漁業者らが東電に損害賠償を求める際、東電が損害額を推認して漁業者らの手間を省く仕組みを整備するよう、東電に指導することなどが柱になる。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210824/k10013220011000.html

(共同)東京電力は25日、福島第1原発の処理水海洋放出の全体計画を発表した。海底トンネルを新設して沖合約1キロで放出するほか、海での放射性物質トリチウムの監視強化や、風評被害が発生した場合の賠償方針を盛り込んだ。9月に準備工事に着手し、2023年春ごろに放出を始め

「加速する地球温暖化、人類存亡の「厳戒警報」 IPCC報告書」 
AFP 2021/8/9
https://www.afpbb.com/articles/-/3360974

89AFP】私たちは警告を無視してきた、もはや手遅れだ──国連(UN)の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は9日、地球温暖化の勢いはすさまじく、地球の平均気温は3年前の予測よりも10年早い2030年ごろに、産業革命前と比較して1.5度上昇するとの最新報告書を発表した。

加速する地球温暖化、人類存亡の「厳戒警報」 IPCC報告書 (AFP)  魑魅魍魎男 (asyura2.com)


【ソウル時事】韓国首相の下にいる具潤哲国務調整室長は25日、東京電力福島第1原発の処理水を1キロ程度沖合の海に放出する計画について「最隣国である韓国政府との事前の協議、了解なしに一方的に進められていることに改めて強く遺憾を表する」と述べた。
(追加)
【新華社北京8月26日】中国外交部の汪文斌(おう・ぶんひん)報道官は26日の定例記者会見で、日本政府と東京電力がこのほど海底トンネルを建設して福島第一原発の放射能汚染水を海洋に放出すると決定したとの報道について、次のように述べた。

偉大な故・水戸巌教授<本澤二郎の「日本の風景」(4185)

311や東海村危機可能性を予告していた物理学者を竹野内真理が紹介>

救える命が救えないという、信じがたいコロナ社会で、目下、身障者五輪が強行されている。そんな時、311フクシマ放射能汚染を予告していた、勇気ある良心的物理学者が日本にいた、と国際ジャーナリストの竹野内真理レポートが、本ブログにメール送信されてきた。芝浦工業大学の故水戸巌教授。権力・原子力ムラの圧力に屈しない、反骨の物理学者で知られる。一般人は知らないだろうが、今思うと偉大な人物であることが理解できる。原発ゼロ運動の小泉純一郎も、水戸巌著書に目を通すといい。目下静かに大活躍している小出裕章氏の恩師だという。


 関係者の間では、例の原子力ムラによって登山中殺害されたと見られている。高速増殖炉もんじゅ西村成生謀殺事件だけではなかった。原子力ムラによる謀殺に屈せず、西村未亡人は法廷闘争でヒラメ判事と戦っている。水戸未亡人は、夫の遺訓を守って今もフクシマ救済のために奮戦している。彼女の活躍の様子も竹野内真理blogyoutubeで見ることが出来る。


<東海村核施設が事故を起こすと首都圏は壊滅する!!>

 東京で最も危険な核施設というと、茨城県核施設群である。最近も日本原子力研究開発機構(動燃・核燃から改名)大洗の核施設で作業員が5人内部被ばく、大問題になっている。第二のフクシマには、より東京に近い東海村再処理工場の危険性も浮上している。ところで、動燃で謀殺された西村成生の勤務先でもあった。

 いち早く水戸巌が「危ない」と警鐘を鳴らしてきた東海原発なのだ。大地震で崩壊すると、首都圏崩壊を約束する。直ちに廃炉にしなければならない、危険極まりない原子炉である。地元の筑波大学に、物理学者がいないことが悲しい。東大も御用学者ばかりで、真実を語らない。


 そして今原発派の菅首相と梶山通産相による「フクシマ隠し五輪4兆円賭博」の開帳である。西洋の「競い合いの文化」は、核とミサイルの時代を約束させた。日本も国策と称して、原子力ムラが密かに手を突っ込んでいる。物理学者も核問題記者は、以前から知っているが、それを主権者に伝えない。

 凡人ジャーナリストはいまようやく気付いた。現在の海水温の上昇による気候大変動も、原発が主犯人である。


http://www.asyura2.com/21/senkyo282/msg/667.html


<「原子力ムラ」による殺害か、西村成生謀殺事件だけでなかった!>

 以下のリポートをしっかりと見て、読んでもらいたい。冒頭のYoutubeをみると、夫を殺されても屈しない水戸未亡人の活躍に驚く。

https://www.youtube.com/watch?v=5ICBvZnHbwg 

 

2021822() 12:56 Mari Takenouchi <mariscontact@gmail.com>:

故・水戸巌芝浦工業大学教授(小出さんの恩師であり、私の最も尊敬する物理学者。殺されたに違いない。)

 

(信頼できる四国の伊方原発ジャーナリスト、近藤誠さんから、水戸さんが殺されたに違いないと私は聞きました)

 

原発からの温排水問題については、故・水戸巌芝浦工業大学教授が最も早期に鋭く問題を指摘していたので以下に列記する。氏は、「事故が起きたら被害は東京に及ぶ」と、東海第二原発(茨城県)の住民訴訟に証人として参加していた日本の反原発科学者の草分け的存在であった。

以下彼の発言より抜粋

1.100万キロワットの原発は一秒あたり70立方メートル(利根川の3分の1にあたる)、一日600万トンの温排水を出し、日本全国の年間河川流量及び年間降水量に匹敵する量であり、日本全国の気象に大きな影響を与えることは明らかである。

2.海水の温度が上昇することにより、溶存酸素量が低下し、生態系に悪影響をもたらす。

3.冷却管の付着生物を殺すために化学薬剤が加えられている。

4.温排水には、低レベル放射性廃液が含まれており、トリチウムはそのままろ過されずに排出され、コバルト60やマンガン54も海の生物から検出されている。

***

 

水戸氏は1986年チェルノブイリ事故の年に、双子の息子さん2人と共に山での不審な遭難死をされた。あるジャーナリストから「水戸氏は推進側に殺されたのではないか」という噂が広く知られている、と聞いたことがある。先日、『原発は滅びゆく恐竜である』という著作を読んで、奥様の書いた遭難時の状況説明を読み、その可能性はあると感じた。

 

推進側によれば、原子力はCO2はあまり排出せず、温暖化対策に良いエネルギー源とされているが、とんでもない欺瞞である。第一に原子力は直接海を温めているのであり、第二に、核燃料の製造から、大規模建設、廃炉、使用済み核燃料の冷却にかかるエネルギーとCO2の排出は膨大だからである。そして何より、CO2とは比較にならない、そばに立つだけで人間が即死してしまう高レベル核廃棄物の処分の解決はいまだにめどが立っていない。



 

 

"チェルノブイリの事故の年である1986年、不可解な遭難事故で双子の息子と共に亡くなった東京芝浦工業大学故・水戸巌教授と双子の息子。嫌がらせは日常茶飯事であり、切断された指が送り付けられたり、「命があると思うな」と電話がかかったりしていたという。日本の反原発の草分け的存在で原発の温排水問題も訴えていた。198612月、双子の息子ともども山で遭難して死亡。妻の嘉世子さんによれば、「テントのファスナーは閉じていて、谷に向いた面だけにT字型の破れ目があって、そこから谷筋に向けて体が放り出されたと思われる。この破れ目は何が原因でできたものか、なぜ靴はテントに残したまま、全員が寝袋と共に靴下姿で谷筋から発見されたのか、頭部の血痕の原因は何か、などなど登山家たちから聞く『気象遭難説』だけでは説明したことになっていない。」

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私のブログでも、原子力村殺人事件をすべてひとつの記事に(長くなり読みにくくなっても)まとめています。点は線でつなげないといけないと思っています。西村さん裁判も更新したページ。https://savekidsjapan.blogspot.com/2021/07/jaea-formerly-donen-murder-case-trial.html

 

2021年8月25日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

フクシマ
浪江町津島地区原発訴訟で住民勝訴!ヒラメ判事を排した佐々木健二裁判長
原告住民は「原状回復」求めて控訴へ
2021-08-24 23:06:43kazojimasa@docomo.ne.jp 写道:
>本澤先生、先月官邸前の反原発行動で署名を頼まれ提出日迄の時間的な余裕が無く3日間で49筆を集めました、合計8万筆と聞いて居ます。原発関連訴訟での勝訴は珍しい事と思います、原告側の苦しみを考慮すればごく当たり前の事です。記事としては新鮮味に欠けますが(社会新報)の 掲載が
>825日ですので、、
>)日刊ゲンダイに先生の記事が載って居ましたので(珍しくも無いことですが)
>送ります。8/24   仲村
京都では「自公戦争法制廃案」デモが毎月実施(社会新報


競わせる文化<本澤二郎の「日本の風景」(4184)

<「フクシマ原発放射能隠し」の4兆円五輪賭博の愚は西洋科学文化>

 しばらく前の五輪開会式に登場した、身障者の元野球選手の痛々しい姿に感動した人がいたのであろうか。今日からは、身障者にまで金銀銅のメダル(カネ)を、目の前にちらつかせて競わせるIOCJOC、それに小池・橋本・丸川の「三馬鹿トリオ」が主導する「パラリンピック」が強行されるという。菅義偉の気が知れない。棄民化されて10年の、200万福島県民の心情は、如何ばかりだろうか。


 国民だれしも「4兆円をフクシマ救済に使うべきだった」と考えているはずだ。IOC賭博五輪に賭けた菅と自公両党の暴走に対して、横浜市長選結果が裏付けた、両党は自滅の党でしかない。


 20年前に始動した清和会の原発推進・核兵器開発路線が、事実上、頓挫したことになる。阻止しないと、東アジアは滅ぶしかない。思うに西洋で誕生した「競わせる文化」は、遂に科学面での核に手を突っ込んだ。それが日本のヒロシマとナガサキで使用された。科学者が人殺しの先端を走っていたのだが、背後で延々と競争を強いられてきた競争文化の悪しき成果だった。


 古くギリシャ・ローマに目を向けると、巨大な円形の闘技場が、今も遺跡として威容を誇っているが、人類史にとっては、もっとも嘆かわしい遺産の一つであろう。そこに戦争で奴隷にされた勇者と猛獣を、大観衆の前で血を流させて楽しんだ。時には、奴隷同士を死ぬまで戦わせる。競争は死の文化だ。


 およそ人間とは思えない、悪魔に魅入られた競い・争いの文化を象徴している。そこには人間性や人の道・倫理はひとかけらもない。その延長線上に五輪が存在するわけだから、IOCJOCの獰猛さと、いまでも王侯貴族の遊びと金儲けが脈打っている。これほど恐ろしいことに気付かない人類がいる。


 戦前の天皇制国家主義者らは、放射能汚染の200万福島県民と全く制御されていない東電フクシマ原発を隠ぺいするために、清和会・神道政治連盟

が知恵を出し合って実現にこぎつけたものであると分析できる。


IOC買収とフクシマ隠しの核武装派の安倍・石原・森に屈した世論>

 これに真っ向から水を浴びせた新型コロナだった。普通のウイルスと違って、夏場でも感染力が強い。明らかに、戦前の関東軍のハルビン・731部隊の生体実験を連想させる。

 ワシントンの産軍複合体に、第二の731部隊が存在していることは、よく知られている。誰がどんな目的で用いたものか、ワシントンの保守派は、中国の仕業だと大宣伝しているが、真っ先に米軍の生物兵器研究所を探索すべきだろう。必ずそこにヒントが出てくる。バイデンに出来るだろうか。


 フクシマ隠しの原子力ムラは、安倍・自公3分の2体制を立ち上げると、原発再稼働の野望を強行した。多くの国民も、その先の核兵器開発を容易に想定できるだろう。米ロ中の核戦争に応戦しようというのか。文字通り原子力ムラが支配する日本である。岸信介・正力松太郎・中曽根康弘から派生した原発派の主流は、20年前から神道政治連盟の清和会へ。森喜朗の「神の国」だ。平沼赳夫・石原慎太郎ら反共主義者の面々である。


 対中戦略である。台湾を武器で守るという安倍の実弟が現在の防衛大臣だから、親中派の二階俊博との激突の行方が注目される。


 清和会原発派に割り込んだ人物が、茨城県東海村を地盤とする旧田中派の梶山静六・弘志父子。梶山に師事した菅ということになる。大衆から強制的に収奪する電力会社と、背後の財閥が、日々莫大な富を構築している「原子力ムラ」が支援している。広告を独占している電通大魔神が大々的に関与、ほとんどの科学者・文化人・言論人から、はては野党にまで懐柔・攻略してしまう現在である。はとになる。彼らは、悲しくも情けない、競争の文化に呑み込まれ、酔いしれる戦争屋・死の商人とリンクしている。原発派は核武装派で改憲軍拡派なのだ。安倍の長期政権の黒幕だった。


<東洋ははるか以前に克服した平和の文化が存在した>

 争い・競争の文化を、東洋ははるか以前に克服していた。

 インド・中国に開花した儒学や仏学は、平和の思想哲学である。キリスト・イスラムと異なる人間学である。史書五経を知らないが、自然と人間を重視、人殺しを許さない。

 為政者は、すべからく修身斉家によって、治国平天下の人となると喝破している。修身は人間学、人の道を学ぶことで、家族をまとめ上げることが出来る。中世の王道学は、儒学の論語や大学や礼記を、幼くして学んだ。

 其の点、昨今の自民党や公明党の「国民の代表」は、政治屋で人間失格の烙印を押されそうである。競う文化は戦争文化に通じる。原爆・原発で、地球と人類を滅ぼそうとしている。

2021年8月24日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)
(ワクチンの恐怖)
http://takenouchimariessay.blogspot.com/2021/05/blog-post.html

清和会・極右政治の敗退<本澤二郎の「日本の風景」(4183)

<菅に軒下貸して母屋・土台を乗っ取られた小此木家の横浜市長選>

 菅義偉の地元・横浜市長選の結果は、予想をはるかに上回る大敗北で、小此木八郎は再起不能、政界引退へと追い込まれた。さしずめ菅に軒下を貸した小此木家は、白アリに土台まで食いつぶされた格好である。後者の惨憺たる敗北に同情論まで出たらしい。地盤・看板・鞄の三バンも効果なかった。


 敗因は、神道極右清和会・安倍の改憲軍拡・核武装化目当ての「311東電フクシマ隠しの五輪計画」「命軽視のコロナ五輪強行」「原発再稼働」などに対する不条理・国民無視の政治に、とうとう市民が決起、先の都議選に加えて、今回の国際都市でもくっきりと証明されたものだ。


 菅・安倍の自公3分の2独裁体制に対する怒りが、311東電原発3号機の爆轟のように破裂したものであろう。菅選挙全敗である。


<敗因は命より「フクシマ隠し五輪強行」の菅・安倍の暴政に審判>

 菅の手あかのついたカジノ促進の、愚かな現職女性市長も、有権者は相手にしなかった。


 今回の敗因分析は、きわめて重要であろう。20年前からの清和会・森喜朗の「神の国」という前時代がかった、国民軽視の神道政治連盟主導の天皇制国家主義、76年前の歴史の教訓を放り投げての隣国への覇権的外交、311さえも無視する原発再稼働の野望の先に見えてきた日本核武装化、200万福島県民を棄民化した原子力ムラの強権政治、遂には自公の3分の2体制で、あろうことか特定秘密保護法・戦争法制・共謀罪の「戦争三法」強行にカジノ法である。


 神道に引きずられた創価学会・カルト教団の敗退でもあった。

 森喜朗から始まった清和会政治を総括した、横浜市民の見事な審判に敬意を表したい。

 3分の2体制に屈してきた沈黙市民が、遂に菅の地元で本心をさらけ出した見事な審判であって、コロナ無策もその一つでしかなく、根っこは余りにも深い。


 NHKをはじめとした新聞テレビの読売化も、人々の精神を狂わせてきた元凶でもあった。生意気なことは言えないが、人々が「原子力ムラ」の猛威に気付き始めた証左でもあろう。


 歴史は動いている。政治も動いている。核武装化を目指す清和会政治にオサラバする時であろう。バランスのない右翼片肺政治の限界を示している。


<コロナ政局=解散か総辞職=安倍・麻生・甘利・下村・高市・萩生田・加藤・梶山・小泉を「政界から追放せよ」と清和会ご意見番>

 自滅の自公両党であることも判明したことはいうまでもない。

 菅は解散か総辞職か、であるが、自民党内の乱の行方次第だ。完璧に寿命が尽きた。もはや自民党を立て直す人材は、おそらくいないだろう。


 清和会のご意見番が、興味ある指摘をしている。参考までに紹介すると、安倍・麻生はいうまでもなく、甘利や下村、高市、萩生田、加藤、梶山、小泉を政界から追放せよ、というのだ。


 総裁選に名乗りを上げている、高市を支持する自民党議員がいるのかどうか?山本拓議員に聞くといい。下村は加計孝太郎事件で、大金を懐に入れていると文春に報じられている。萩生田?加藤は日本医師会との問題、馬毛島疑惑あり、甘利事件は余りにも有名である。


 梶山は旧動燃の高速増殖炉もんじゅ西村成生謀殺事件について、未亡人に説明する責任があろう。9月にはヒラメ判事の判決が出る。

 ワシントンで日本統治の特訓を受けた進次郎は、不適格である。


 要するに、次期総選挙で野党が「横浜方式」を採用して、彼らの選挙区に候補者を一本化して擁立すれば、菅を含めて落選させることができる。ボールは野党に投げられたのだ。贅沢は言わない、自公以外の政権であれば、よりましなのだ。


 地球温暖化防止・気候変動防止のために原発を全廃する、日本核武装化を阻止する。原子力ムラを退治する、この一点で共闘すれば、野党は政権を担当できる議席を確保出来る。200万福島県民を棄民化している悪政も廃止するのである。


 茨城県の東海村で核爆発が起こると、首都圏が崩壊する。被ばく者の多くが死ぬ。これを阻止するためには、旧動燃の組織を廃止するのである。54基の原発を廃炉にする。そのために特化する、野党共闘に身を捨てる、野党の結束が、日本人が生き延びる唯一の方法である。

2021年8月23日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

自滅へ?公明党創価学会<本澤二郎の「日本の風景」(4182)

<清和会OBが土曜日なのに「朝日が大報道・公明党が潰れる」と>

時々刻々、世の中は変わっていく。政党も新聞も変わる。読売日テレ主導の言論界も変わる。自公3分の2議席体制も変わる。池田大作の平和主義をドブに捨てた公明党創価学会も、運命の自滅への日が迫ってきている!


 土日以外、毎日電話をくれる永田町監視人が、珍しく土曜日の21日にも連絡してきた。理由は、同日付の朝日新聞の朝刊記事だった。「公明党創価学会特集記事にびっくりした。問題の信濃町の、深刻で大混乱な有様を詳細に報道している。こんなことはかつてなかったことだ。例の遠山事件の致命的な事件の全容を暴いたのだ。もう公明党創価学会の再起は不能だろう」と。残念ながら朝日を見ていないが、彼の指摘する遠山事件の処理に、ナツオや太田ショウコウ以下公明党と創価学会が慌てふためいている様子が目に浮かぶ。


 自業自得だ。自民党に負けず劣らない、腐敗の海に呑み込まれていた結果であろう。安倍晋三の戦前の天皇制国家主義に傾倒、憲法違反の「戦争三法」やカジノ法を強行したツケを払わされているのである。「自民党も救いようがないが、信濃町も腐敗まみれで、もはや宗教政党の体をなしていない」とも斬り捨てたものだ。


<安倍暴政の元凶は3分の2議席体制の主犯は信濃町>

 国民は、安倍の首相犯罪に辟易している。国権の最高機関を嘘の連発の場にしてきた。それでも政権は存続、悪政の数々を引きずる長期政権だった。なぜか。


 原因を考えない国民は多い。専門家でさえも指摘しない。テレビに出てくる御用評論家は、決して触れない。連中は血税である官房機密費で雇われているためだが、それゆえに安倍が潰れることはなかった。


 「犯人は公明党創価学会」との正解を、即答できる日本人は今もいない。政治を理解できないからだ。安倍の暴政は、3分の2議席にある。野党も言論も手が出せない独裁政権を実現した主犯が、公明党創価学会なのである。それゆえの「戦争三法」とカジノ法だった。小学生でもわかる。


 その莫大なツケを信濃町は、秋の総選挙で支払う義務を負った。逃げられない。新聞と野党の覚醒も求められていることを付記したい。


<原子力ムラを排除する政権の誕生が、日本の生きる唯一の道>

 朝日新聞も、ようやく気付いたのか、読売の後追い新聞では生き延びることが出来ない、と判断したものだろう。そのうち読売を決定づけている「原子力ムラ」にも、メスを入れる責任がある。放射能まみれのフクシマは、人間が住める安住の地ではない。ゆえに、五輪はフクシマ問題を隠すための政治的魔術だった。これに4兆円を使い果たし、結果的にこれの借金の行方が問われ続けていく。もうこれだけのことで、菅は議会に立つことが出来ないだろう。


 朝日覚醒は、毎日新聞やブロック紙の東京新聞、西日本新聞、北海道新聞、中国新聞にも波及する。沖縄の新聞も元気が出てくるはずだ。ポスト自公の時代への、跳躍への2021年8月なのである。


 日本学術会議も覚醒する重大な場面である。駄目なら解体するほかない。小出裕章のような、勇気ある物理学者に政権を委ねるしかないだろう。200万福島県民を、棄民にするなかれ、である。


<池田大作の護憲平和を放り投げた太田ショウコウも安倍と共に墜落>

 わが地元・房総半島の木更津市にも、野党にもいない、勇気ある公明党創価学会の婦人がいたことに、改めて心底誇りたい。特定秘密保護法を太田ショウコウが、安倍の指示に従って強行した際、彼女は怒りをもって「裏切り者」と叫んでいたことを知ったからである。


 戦争遺児が、心からの怒りを、裏切り者の悪党である太田にぶつけた。もしも、池田大作が元気であれば、太田は即破門になっていたはずだ。「護憲平和の池田は、日ごろから学会幹部らに対して、太田を監視せよ、油断するなと警鐘を鳴らしていた」という事情通の解説に納得したい。その太田に一撃を加えた最初の人物が、木更津市の戦争遺児だった。


 「木更津レイプ殺人事件」の被害者を強いられた彼女を殺害した、やくざ浜名逮捕・極刑にこだわる理由でもある。内外の支援者の決起に期待したい。


 実際問題として、公明党創価学会は、太田どころか、ナツオ以下の全公明党と原田と谷川の創価学会も、戦争犯罪人・岸信介の神道の軍門に降ってしまっていたのだから、仏罰は必然と思われる。今後の行方を監視したい。


 その契機を遠山の銀座通いが作った。途方もない不正融資詐欺事件で、前代未聞の公明党議員事務所への、東京地検特捜部による家宅捜索へと拡大した。国会議員の事務所のある議員会館の捜索は、戦後初めてのことだったことからみても、検察の力の入れ方を見て取れる。


 林検察は、この勢いでもって、検察審査会が「安倍桜事件の不起訴不当」の議決という、重すぎる民意を軽視することなく、安倍逮捕へと駒を進めるしかないだろう。時代の変化を読み取る検事総長として、見事な実績を見せてもらいたい。


<原発再稼働・核武装化は地球と人類を100%の確立で滅ぼす!>

 大義のない東京五輪の中止を訴えてきて、改めて地球と人類を滅ぼす真犯人・殺人鬼・死の商人でもある「原子力ムラ」の暴走に辿り着いた凡人ジャーナリストである。


 核兵器開発のための高速増殖炉もんじゅ西村成生謀殺事件の存在を、なんと20年後に気付いた。筆者の覚醒が遅れたことに、正直恥じ入るばかりだが、それでもこの重大事件と関連する、10年前の蓋をかけられていた、311フクシマの恐怖の現状を、竹野内真理ブログ・ファイルで認識させられた。


 フクシマのことを忘れたわけではなかったが、その蓋掛けが「原子力ムラ」の仕業だと確信的に理解できたことは、したがって最近のことだった。「電通五輪強行」と「制御されたフクシマ」・原発再稼働(自公)の太い鋼鉄の結びつきに、ようやく気付くことが出来た。科学技術が人類と地球を破壊している日本と世界に驚愕するほかない。


 元京大の物理学者は「無限の核エネルギー」研究に取りつかれたものの、発見したことは、人間と大地を破壊する悪魔のエネルギーであることを悟った。真っ当な科学者は、皆知っているが、原子力ムラに制御され、カネで沈黙させられていたのである。


<もんじゅ西村成生謀殺事件・竹野内真理blogに目を向けよ>

 原子力ムラを支える神道・創価学会のカルト教団が、核兵器製造に突進していたのだ。正義の物理学者は「石破茂は危険」だと警鐘を鳴らしていたことを、昨日になって知って驚いている。凡人ジャーナリストも、ようやく覚醒したと胸を張れる現在である。


 もんじゅ西村成生謀殺事件裁判が、覚醒のきっかけを作ってくれた。改めて指摘しておきたい。手元の「原子力ムラの陰謀」(今西憲之)は核兵器開発という原子力ムラの真の目的について、意図的なのか、回避して蓋してしまっている。西村未亡人は「政治的圧力を恐れたのではないか」と語った。


<仏罰か「菅も見放した証拠」の遠山事件捜査の拡大止まらず>

 話を公明党創価学会に戻そう。池田の護憲平和を放り投げた、太田やナツオと原田と谷川の裏切りには、誰もが驚きを禁じ得ない。彼らは、人間の道から外れている。


 核武装化で再びアジアで覇権を求めたいとの、国家神道・天皇制国家主義の野望に共闘した公明党創価学会を、どう理解すべきだろうか。角度を変えてみても、理解できないだろう。

 悪魔の化身なのか。そうだとすると、誰かさんが叫んでいたように、公明党創価学会は仏罰が落ちるしかない。第二のオウムでなければ幸いである。落ちるとこまで落ちた信濃町である。

 池田の無念は、推して知るべしか。


<「谷川が新聞から消えた」との情報も>

 最近の創価学会機関紙「聖教新聞」によると、腐敗に厳しい「婦人部」と「女子部」を廃止して、新たに「女性部」にしたという。こざかしい組織の改編である。遠山問題に厳しかった婦人部長を更迭したのだろうか。


 安倍と菅に縋りついた次期会長候補・谷川について「聖教新聞が報道しなくなった」との異変情報も入ってきた。組織替え・まともな幹部更迭の信濃町なのだろう。むろん、世間を納得させることなど出来ない。


<「すごいblogがいま大変話題になっている」とメール送信>

 断末魔の公明党創価学会を伝えるblogが話題になっているらしい。友人がメールしてきた。


本澤先生、おはようございます。

フェイスブックに貼り付けられていました。かなりの方が観ている?ので貼り付けました。  八千代、青柳

乗っ取り原田創価悪党宗教マフィア! : yamanoyokohama2050blog

http://yonagototori2050.livedoor.blog/archives/10973743.html?_f=sl

2021年8月22日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


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