2021年04月

近づくXデー<本澤二郎の「日本の風景」(4070)

<電通五輪中止=決断政治家は二階俊博と小池百合子か>

 言論の自由を求める国民の非難を一身に受けながら、それでも政府のお尻に釘を打ち付けて、五輪強行に突っ走る電通である。「コロナを打ち勝った証の東京五輪」だと安倍や菅に言い聞かせて、ここまで走ってきたが、コロナは収まってくれない。それどころか関西圏で爆発的に感染者が急増している。国民のほとんどは中止に傾いている。


 中止宣言のXデーは、直前に迫っている。誰が「決断する政治家になるのか」に永田町は注目している。一番手は「駄目ならスパッとやめるしかない」と菅の訪米直前に発信した自民党幹事長の二階俊博。4月25日の衆参補選・再選挙3連敗にも、予想されたことだとどこ吹く風で、幹事長に居座っている。大事な決断待ちと見られている。


 もう一人が、二階と水面下、連携をとっている都知事の小池百合子。後者はとっくの昔に都知事のポストに執着していない。都議選にも関心は薄い。第一、コロナ禍での五輪開催は、彼女の政治生命を絶つことになる。


 かくして決断する政治家が、当面する政局を主導することにもなりかねない。二階と小池のXデーに注目が集まっている理由だ。株式の激震も、そして日銀の悪党の首も危うくなるという。



<コロナ感染一大イベントにするのか=米ニューヨークタイムズ>

 米紙ニューヨークタイムズは、このところ日本問題について、タイムリーな記事を流して、日本の政治屋に警鐘を鳴らしてくる。それも当然で、反骨のジャーナリストには、有能な日本人記者を配置、日本国内の世論の動向を掴んでいる。的外れは少ない。


 最近は、菅訪米をあざけるかのように、東京電通五輪を「コロナ感染一大イベント」とこき下ろした。まことに正鵠を射た指摘に、ワシントンのバイデンも特別に留意したようだ。


 わざわざ日本からの大型代表団を率いてきた、安倍の汚れ処理で、後継者となった菅義偉に対して、日本政府の五輪強行計画について「イエス」とは言わなかった。それどころかバイデンは、目下の米国のコロナ対策を、本人の政治生命がかかっている途上にあるため、コメントできる状況になかった。



 「コロナ感染一大イベント」とは、実に分かりやすい東京五輪を象徴する言葉である。「コロナを退治した証としての東北復興五輪」とほざく電通の言い分との落差は、天地の差があろう。


<五輪観戦日本訪問?米国選手派遣ノーコメントのバイデン大統領>

 今のアメリカ人も日本人同様に、のんびりとスポーツ観戦をしたいという精神的な余裕は、1ミリもないだろう。IOCJOC電通利権の、不条理な五輪に歓喜する人類を探すことなど出来ない相談であろう。


 新型コロナと共存できる地球にしないことには、人びとの活動そのものが止まって、貧困へとまっしぐらだ。それでも武器弾薬に特化する、カルト教団・神道の日本会議路線に、心底辟易するばかりである。争いから、友好・協力にすることが不可欠であろう。人が生きるための道である。


 バイデンは、トランプに比べると、なかなかしたたかで、かつ賢い。中国封じ込めに日本をダシにするのに懸命だ。戦前の大英帝国の手口である。歴史の教訓を学ぼうとしない戦争神社研究に徹している、ワシントンの東アジア戦略といっていい。


 この悪魔の作戦に唯々諾々と従属する日本を、たとえば沖縄の米軍基地に対する日本政府の対応からも、実に正確に読み取れる。自立し、アジアに立つ野党勢力さえも存在しない。CIA工作に屈する財閥と政界・官界・司法界であることに、ワシントンの陰謀家は満足している。


 つまり、この程度の日本分析に、それでもポチのような仕草をして、ワシントンに従う学者・文化人の日本に安堵している。


 コロナ危機をよそに、日本五輪訪問など想定できないのだ。国民的人気のスポーツ選手団を、危険にさらすはずもない。ましてやトランプ再選に賭けてきた、日本政府・外務省である。ワシントンの今を、警察官僚の北村に依存する菅内閣に、ひたすら呆れるばかりである。知らぬは日本国民なのだ。


<6万人の選手関係者を医療団不可能、500人看護師も協会無理>

 無観客でもアスリート1万人以上が来日?すると計算すると、取り巻き連など総勢6万人。これの安全対策を万全にできるか?無理である。


 日本財政に多少の経験のあるだけの武藤という事務総長は、文書で日本看護協会に対して、500人の看護師を派遣してもらいたい、と要請した。

 これが大変な反発を呼んでいる。日本看護協会に詳しい人の説明では「看護協会にそのような要請文を出しても、協会は何もできない。そんな力も影響力もない。武藤はなにも分かっていない。看護協会は赤十字病院や国立病院が中心の組織。看護師集めの機能も能力もない。第一、そのような余裕はない」という。


 まさに捕らぬ狸の皮算用の類なのだ。

 決断する政治家の出番だ。他方で、菅と二階の対立と安倍と麻生にからめとられる菅、そして1・5億円という政党助成金の行方など、政局激震の材料は、相変わらず事欠くことはない。

2021年4月30日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)



警察検察の大改革が日本最大課題<本澤二郎の「日本の風景」(4068) : jlj0011blog (livedoor.blog)


徹底追及「木更津レイプ殺人事件」<本澤二郎の「日本の風景」(4067) : jlj0011blog (livedoor.blog)


やくざ減少は大噓<本澤二郎の「日本の風景」(4060) : jlj0011blog (livedoor.blog)
立派なジャーナリスト見つけた!

https://ja.yourpedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E9%87%8E%E5%86%85%E7%9C%9F%E7%90%86 

女の永田町<本澤二郎の「日本の風景」(4069)

<弁護士夫人自殺に涙涙=山尾志桜里は国会から永久追放>

 凄い事件である。声も出ない。昨日、毎朝電話をくれる知り合いの時間が遅れた。理由は「週刊文春」の記事を読んでいて、途中で止めることが出来なかった、と釈明したものである。

 それにしても、山尾志桜里という暴走女には、呆れかえってしまった。凄い女だ。いや普通の女ではない。れっきとした国会議員である。


 確か立憲民主党に所属していた。検事あがりの衆院議員である。安倍晋三追及で、人の見る目のない筆者も、一度応援の記事を書いてしまった。大変な間違いをしてしまった。その後に、正体不明の国民民主党に鞍替え、安倍レベルの改憲運動に必死とされる。


<弁護士失格、弁護士会から追放、それにしても凄い男女関係>

 倉持という弁護士も失格人間だろう。二人とも道を外れている。世の中をなめている人間が、社会の指導層を占拠していることに震える。弁護士夫人を追放し、自殺へと追い込んだ山尾と倉持は、共に人間失格ではないだろうか。

 興味のある人は、コンビニで文春を立ち読みすることを勧めたい。


 国民の代表者ではない。永田町から追放すべきだと叫びたい。深緑の季節だというのに、心が晴れない悲惨なニュースにうんざりである。国民民主党も解散したらいい。


<小泉進次郎の女秘書が大活躍、公用車を乗り回していた!>

 昨日は、福井県が40年使用した原発を、あと20年使用するための再稼働を決断したと報じられ、同県と原発地元民の、311を無視した民度の低さにあきれ返ったものだが、永田町も負けてはいなかった。


 環境大臣に抜擢された、小泉・靖国首相の倅の女秘書が、なんと環境省の車を乗り回していたことも、文春が報じた。女の暴走は、政治屋も秘書も、だった。情けない日本の国会であろうか。


<野田聖子の夫が法廷でやくざだったと認知されていた!>

 次なる大ニュースは、新潮である。新潮も必死で文春に食らいついて、特ダネ報道に徹している。「週刊誌の新潮と文春と、新聞では日刊ゲンダイを見ていないと、世の中から振り落とされる」という声が、外国特派員協会から聞こえてきているが、本当であろう。


 新潮の特ダネは、自民党幹事長代行の二階俊博の側近・野田聖子の旦那の経歴が、司法の場である法廷で、確認されたというのである。


 京都に会津小鉄会というやくざ組織が存在、野田の夫はそこの組員だった。今は、指を詰めて足を洗っているのかどうか。これはこれからのことだが、こんな女議員が自民党の総裁候補と聞かされると、誰もが「ふざけるな」と怒り出すだろう。

 やくざと政治屋はしっかりと結びついている。千葉県に限らない。「木更津レイプ殺人事件」の地元は、ハマコーの地盤で知られるが、彼は生涯、やくざのまま亡くなっている。警察は知っていて公表しないで、かばってきたのだから、これまたお話にならない。


 筆者が「警察改革」を国民向けではなく、言論界と議会に発信する所以である。「木更津レイプ殺人事件」被害者への道義的責任からでもある。ネット掲示板の怪しげな連中に対しても、警鐘を鳴らす理由なのだ。ついでに言うと、宗教団体の創価学会に対する警告でもある。


 やくざを排除しないと、この国の法制度も企業、社会も、正常に機能しない。まともな民主主義の国として、胸を張ることは出来ない。そのことを今の菅も、一番よく理解しているはずだ。


 清和会OBいわく「野田も小泉も総裁・首相の器では全くない」と断言しているが、国民のほとんどがそうした認識をしているだろう。政治記者の嘘・フェイクニュースに踊らされるなかれ、である。


 昨日は、元文教族の西岡武夫の秘書を歴任、現在娘の顧問をしているS君が、樋高剛君の出馬を連絡してきた。彼はやくざ退治・警察検察改革に取り組んでくれるかもしれない。まずは房総半島から、やくざを排除することが、昨日命日を迎えた戦争遺児へのジャーナリストの責務なのだから。

2021年4月29日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


(通信社記事)国民民主党の山尾志桜里議員が、国会議員に支給されるJR無料パスを私的に利用していたと、28日発売の週刊文春が報じた。山尾氏は自身のツイッターで謝罪。玉木雄一郎代表は記者会見で「不適切な使用が含まれていると言わざるを得ない」と事実関係を認めた上で、山尾氏を厳重注意処分としたことを明らかにした。

警察・検察の大改革が日本最大課題<本澤二郎の「日本の風景」(4068)

<企業も個人も紛争処理にやくざを用心棒=信頼しない警察・検察はずし>

 学者・文化人・言論人は、日ごろから上を向いて歩いているため、普通の市民生活や企業・団体活動について、よく分かっていない。筆者もその口だった。政治家とやくざの関係は、薄々感じてはいたが、個人や企業・団体が、問題の処理に警察や検察を頼るのではなく、やくざに任せているという事実を、当事者から直接聞かされたばかりだ。


 例の広島戦争では、やくざの親分が真っ先に動いたことが、本人が週刊誌「アサヒ芸能」の取材に応じて、自白して判明したのだが、それによると、河井陣営の依頼を受けて、真っ先にライバルの反安倍の現職・溝手顕正のスキャンダル探しだったと証言した。


 地方選挙で、やくざを利用していた具体的事件もあった。安倍晋三が地元の市長選で悪用した。長州・山口県だけの手口ではなかった。広く自民党候補のライバル潰し作戦だ。やくざが枢要な役割を担っていた。


 魅力的な女性を強姦して、性奴隷として性ビジネスに投入して、左うちわの生活をしながら、政治屋や企業、富裕層の用心棒としても、大活躍をしている日本やくざなのである。


 このことについて新聞テレビの記者は知らない。よって警察発表によって、やくざ暴力団は大幅に減少、日本社会は安全になっている、と平然と嘘の情報を垂れ流している。せめてネットで真実を伝えようとすると、これまた無知無能なネット人間が掲載を止めてしまう、あるいはやくざの意向に従って、真実を報じないようにしている。現在がそうなのだ。


 日本の言論界は恥を知るべきである。警察も検察も役立たず、の国と地方の名前だけの治安機関ということになる。彼らこそゆでガエルの暮らしをしている、結構な職業ということになる。中村格の感想を聞きたい。


 現在、コロナ禍のアメリカ最大の問題は、銃で差別する警察の取り締まりを、どう阻止するのか、そのための法改正について、米国民の関心が集まっている。思うに日本こそが、それ以上に警察改革不可欠へ追い込まれていることに、議会も司法も言論も気付かねばならない。


<官邸の番犬=主を逮捕しない、捕まえない捜査当局=税金泥棒>

 国民の生命財産を守るべき、最も大事な任務を帯びている警察と検察を、全く信頼できない日本とアメリカというのも、興味深い現象であろう。何か不都合な事態が生じると、金持ちも役人も、警察や検察に駆け込もうとしない。用心棒に相談するのである。これは本末転倒である。


 役に立たない税金泥棒とは、友人の清和会OBの口癖である。彼は医療事故事件で、千葉県警の対応で泣かされた体験から発した怒りの言葉である。


 やくざに強姦されても110番通報しない、できない女性だけではなかった。しからば、彼ら犯罪捜査の警察検察は、何をしているのか。答えは官邸の番犬ということになる。安倍や菅の護衛に徹して、国民のための守りを、放棄しているといわれかねないだろう。


 この8年の間、いくつもの安倍犯罪が露見した。国民が怒り狂っても、警察も検察も動かない。法の下の平等に反する行動を貫いて、平然としたものだ。正に税金泥棒である。この国の社会が壊れるのも当然なのだ。


 知り合いに森友事件や加計事件、TBS強姦魔事件、東電福島原発関連の井戸川裁判とさらに、赤木裁判・西村トシ子裁判などの応援に駆けずり回っているNさんの口癖は「安倍を逮捕するまで頑張る」と張りきっている。コロナ禍も関係がない、といわぬばかりである。頭が下がる。


<正義が消え、法の下の平等が失われた意気消沈する日本国民>

 正義のない社会は、到底民主主義とはいえない暴力社会である。日本よりも銃社会のアメリカの方がひどい。

 筆者が体験した刑事告訴事件に対して、東京地検の松本朗は公然と不起訴にした。「民事を起こすのであれば、資料を提供しますが」でケリをつけられた。人間の命に向き合えない検事と警察に対して、とことん失望させられた。


 何らかのことで、検察や警察に関わった者であれば、同じような経験をしているだろう。断言したい!官邸の番犬は、悪しき権力者の守護神であって、肝心要の主権者への思いやりや配慮はない。


 したがって、特に善良な市民ほど、政府と捜査機関に対して、失望し、絶望させられるのである。捜査機関を監視する市民運動が、群馬県に誕生して、警察監視を強めている。これは注目したい。全国に拡大してほしいものである。


<やくざが大手を振る・跋扈する日本列島でいいのか!>

 政治屋とやくざの結びつき、金持ちとやくざの癒着、やくざ用心棒に期待する企業という実態が、ようやく見えるようになった。宇都宮徳馬の「50、60は鼻たれ小僧。男盛りは真っ八十」という指摘は、孔子のそれよりも正確ではないだろうか。


 悪党が大手を振って歩ける社会は、異常というよりも異様であろう。敗戦で廃墟の中から立ち上がった日本も、その実、財閥が戦争で潤い、国家神道が過ちを認めないまま、右翼政党を支えて今日を迎えている日本だ。そこに天皇教団や平和を売り物にしてきた詐欺的教団がまとわりついて、政権を支えている。ようやく、底が見えてきた現在である。


 日本国憲法を除くと、誇れるものは何もない日本である。


 やくざ跋扈する日本から、どう脱却するのか。「わからない」という政界官界司法界の人たちは、フィリピンに行けばいい。目の前で正解を教えてくれるだろう。ドゥテルテ大統領は知っている。簡単なことである。マニラの治安はよくなった。女性も観光客も安心して、街中を歩けるようになってきている。


 中国も黒社会壊滅作戦に必死のようだ。韓国の昔はやくざが一人もいなかった。なぜ日本だけが、やくざ跋扈の社会なのか。考えなくても分かるだろう。警察改革を断行すれば、容易に壊滅できる!


<アメリカ議会最大の政治課題は銃規制・警察改革>

 アメリカの警察官が、黒人をやたらと銃で殺害し続けてきたことに対して、デモや暴動が発生した。新大統領が登場して目下、徐々に変化してきている。裁判でも、白人陪審員も覚醒してきている。残るは法整備である。議会の動向に国民は注目を集めている。

 菅・バイデン首脳会談後の記者会見で、アメリカの記者は真っ先に銃規制を取り上げて、菅と同行の金魚のフンを驚かせた。ワシントンの警察改革を、対岸の火事視してはならない。これこそが、今日の日本再生のための、最大の喫緊課題なのである。


<「木更津レイプ殺人事件」のやくざ強姦魔を逮捕しない日本の警察>

 小此木八郎に告ぐ!本日4月28日が「木更津レイプ殺人事件」被害者の命日である!

2021年4月28日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

日米とも警察改革不可欠<本澤二郎の「日本の風景」(4064) : jlj0011blog (livedoor.blog)
徹底追及「木更津レイプ殺人事件」<本澤二郎の「日本の風景」(4067) : jlj0011のblog (livedoor.blog)

徹底追及「木更津レイプ殺人事件」<本澤二郎の「日本の風景」(4067)

<残酷!やくざ強姦魔につかまると創価学会員も死ぬしか道はない>

数日前から公明党創価学会が、ナツオの写真を貼り付けた3枚セットの大きな宣伝ポスターを木更津市にも登場させた。会期末解散、7月選挙に動き出したものだろう。以前なら「木更津レイプ殺人事件」被害者の塀に取り付けられたはずだが、戦争未亡人の助産婦が生涯かけて購入建設した、中学校前の宅地と瀟洒な住宅は人手に渡り、今はゴミ山と破損したキャンピングカーが駐車場を占拠して、見る影もない。


 古来より美人薄命と言われた。戦争遺児は同じ創価学会のやくざ浜名に強姦、性奴隷を強いられた挙句、最期はドーカツされ、その衝撃で大動脈りゅう破裂で卒倒、2日後に息絶えた。2014年4月28日だから、明日が命日である。


 犯人のやくざ浜名は、JR岩根駅近くの住宅を借りて、デーサービス「かけはし」を妻にさせている。市民に姿を隠した浜名は、なかなかの知恵者なのだ。厚労省認可をどう処理したのか。「公明党が動いたはず」と周囲から見られている。権力とやくざは、自民党の専売特許ではない。公明党もまた、やくざを抱えているのだろうか。


 恐ろしい時代を象徴する事例の一つだが、4月25日の3か所の国政選挙で、自民党と公明党は共に破れた。広島でも、無党派の山によって大敗した。安倍の復権はない。1・5億円の使途であぶりだされるのは誰か。公明党創価学会も無傷では済まないだろう。


 「木更津レイプ殺人事件」は、やくざにつかまった女性ことごとくが、生きる術を失い、死への道に否応なしに歩かされることを証明している。2014年からの徹底取材の成果である。あれから満7年、明日から8年目に入る。この間、やくざ浜名の様子は、ようとして伝わってこない。もう60歳を過ぎているはずだ。


<毎日仏壇の前に3時間の祈りも虚しく、知り合いは取材拒否の仕打ち>

 人間は弱い、本当に弱い。誰かに縋ろうとする。受け皿の一つが宗教である。カルトの教壇は、創価学会に限らない。国家神道を継承する神社神道も、である。統一教会などいくつもあるが、清和会の安倍政権以来、近年はこの3つが突出して話題を提供している。


 戦争未亡人は、娘のためにいくつもあった再婚話を断って、亡き夫の形見に縋って生きがいとして生きてきた。戦前から戦後にかけて、およそ3000人の赤子をその手で抱いた未亡人を忘れない。筆者もその一人である。恩義を感じる人間として、戦争遺児を強姦殺害したやくざ浜名の極刑を目的として、既に数百回活字で取り上げている。創価学会公明党がらみの、極刑に相当する「強姦殺人」であるため、当然のことながら道義的政治的な責任を負う、重みのある性凶悪犯罪事件でもある。いい加減にあきらめるわけにはいかない。



 取材してみて驚いたことは、殺害される数か月以上前から、あるいは事件後の半年余かもしれないが、彼女は仏壇の前に毎日3時間祈っていた。このようなことは、本業の坊主でも出来ないことだろう。


 捜査官である警察に飛び込んで、真実を打ち明けることが出来ない。警察を信用できない、という日本の女性が大半である。性犯罪について、女性は本能的に、その衝撃を自ら秘匿するという事実も、取材で学んだ。悲劇も悲劇、これほどの犯罪を、他に求めようとしても無理であろう。


 この苦悩・苦痛を、伊藤詩織さんは理解してくれるだろう。元やくざを夫にした、自民党幹事長代行の野田聖子はわかるまい。辻元清美・福島瑞穂は分かってくれるだろうか。「証拠を見せろ」と警察官のようにいうのか?強姦の証拠などあろうはずがない。被害者は地獄に突き落とされてもう7年だ。これほどの残酷な犯罪を、他に知らない。


 当初は、レイプ殺人の真実追及を隠して、被害者の人脈を洗って全体像を掴んだ後、核心に迫る取材を始めると、学会の中堅幹部クラスの態度が突然変わった。これに驚かされた。予想外のことだった。学会員の非情さに対してである。


 結果的に、彼女らはやくざ浜名をかばい始めた。元大幹部も逃げてしまった。非は被害者にあり、といわぬばかりの無慈悲な、よそよそしい態度を取り始めて、逆に取材を妨害するようになった。

 

<犯人・浜名を、殺害される寸前に告白した戦争遺児の執念!>

 しかし、徹底取材に徹することで、市民に姿を隠したやくざ浜名を特定することに成功した。それは戦争遺児が殺害される数日前に発した一言だった。


 それまで彼女は「内職で大工仕事をする浜名さん」と周囲に紹介してきた。彼女の大事な友人にも。そして友人の自宅リフォームを強く求めてきた。現に友人は折れて、見積もりをさせるため、やくざ浜名と同僚の本物の大工を自宅に入れた。2014年4月20日の夜7時過ぎだ。やくざ浜名だと知らない友人は、自宅内で不可解な行動をとった浜名に疑念を抱いた。そのことを彼女にも問い詰めたほどである。


 彼女とやくざのやり取りが、携帯電話を使っていたことにも気付いた。両者の関係の深さを証明していた。見積もりは大工・佐久間清が担当、浜名はやたら大声でわめいていた。つまりは浜名の正体を知る人物の一人が、佐久間だったことになる。


 友人は佐久間に対して「他の業者の見積もりと比べて判断する」とFAXで21日夜に回答した。案の定、浜名は正体をひけらかし始めた。22日午前、仕事はやらない、と携帯で、彼女に伝えてきた。彼女から連絡を受けた友人は「良かった」と喜んだのだが、そのあとの一言が、その後の徹底取材によるレイプ殺人の決め手となった。


 「浜名はやくざよッ」

 だが無念にも、彼女のこの事件のすべてを裏付ける一言を、友人は正確に理解できなかった。聞いた筆者も、猛省するばかりである。浜名が「お前はとんでもない男を紹介したな。約束が違う」といってやくざ特有の因縁をつけ始めたことに、友人は全く気付かなかったのだ。悔いても悔やみきれない場面である。そのことで彼女は命を失ってしまったのだ。


 強姦事件を察知して、一緒に警察に駆けこもう、という次なる手段を取ることが出来なかった。彼女へのドーカツが、連日、繰り返されることになったことも。そして26日午後、彼女はついに、耐えきれずに自宅居間に卒倒して、二度と目を覚ますことはなかった。友人はこの日昼過ぎに電話した。直前に次女と長男と大事な話をした、と友人に伝えた。長女は5月1日に来るので、その時に話す、いう元気そうな声に、その場は安心したのだが、それが最後となった。


 友人は別の用事のため、午後2回3回と30分おきに電話をかけたが、彼女の携帯は通話中音でつながらなかった。浜名の殺人的脅迫が繰り広げられていた、何よりの証拠である。090-4459-1637の通話記録が、浜名レイプ殺人犯を特定している!


<「やくざの女」と暴露されると、道を歩くことも出来ないムラ社会>

 事件は都会のど真ん中で起きたものではない。木更津市の山間部に近い場所である。まだムラ社会が色濃く残る地域である。


 大都会であれば、被害者はやくざから姿を隠すことも出来る。しかし、田舎ではそうはいかない。彼女は、文字通り狼にかみつかれた状態の子羊同然だった。逃げるに逃げられなかった。


 やくざは携帯という武器で、レイプした女性を性奴隷として、夜は酒好きの男たちの接待、時には賭博の接待、昼は内職のリフォーム注文で、被害者を自由自在に酷使していたことになる。


 日本の新聞テレビも警察も、やくざの本業である強姦について一行も報じない。警察はやくざは減った、減ったと嘘を垂れ流して、警察の成果を宣伝している。それをネットでも大量に流している、いわばやくざと警察の共犯者であることに気付かない愚か者ばかりである。


 「やくざの女」を武器にしている女性がネットで散見できるが、それは数人のレベルである。ほとんどが性奴隷にされて泣いている。現代の従軍慰安婦なのだ。社会部記者や警察モノの脚本家は、現場を全く知らない無知人間と断罪できるだろう。


 ムラ社会では「やくざの女」として生きることは出来ない。公明党創価学会に猛省を促したい。


<沖縄の野原善正を除名した学会が、殺人鬼・やくざ浜名は除名しない!>

 世の中には不条理なことが多いが、創価学会公明党の「木更津レイプ殺人事件」に対する沈黙はその一つであろう。先の福岡幼児虐待事件では、遅い決断をしたようだが、沖縄の野原善正除名は、欧米でのカルト教団という見方を裏付けてしまったようだ。


 野原の公明党創価学会批判は正当なモノで、非は安倍の神道政治議員連盟に加担服従した信濃町にある。彼の猛省を促す建設的な批判を受け入れなかった創価学会は、とうの昔に池田路線を放棄してしまった戦争勢力に変身してしまった証そのものである。 


 続く「木更津レイプ殺人事件」に対しては、警察の捜査にブレーキを賭けている疑惑が浮上している。状況証拠も挙がってきている。戦争遺児は地獄に突き落とされている。しかし、犯人のやくざ浜名に対しては放任している。これの不条理も甚だしく悪質であろう。


<美しいバラ園・瀟洒な住宅も、今はゴミの山と廃車のキャンピングカー>

 昨日は近くの医院に行く途次、戦争遺児の旧宅の前を通り過ぎたのだが、以前の庭には草花で瀟洒な家全体が明るく輝いていた。

 戦争未亡人は、亡き夫を偲ぶために草花で庭を整理していた。夏に咲くサルスベリの木は、数本我が家の庭に植えてある。戦争遺児が強姦事件の結末を予見して、そうしたのかもしれない。彼女がくれたポポの木に、今年は実がなるかもしれないが、肝心の旧宅はゴミの山と朽ち果てたようなキャンピングカーが7年もの間、駐車場に居座り続けている。


 誰が住んでいるのか、近くの親類も近づこうとしない。郵便局の駐車場の裏手の未亡人が建立、遺児が時々手入れをしていた墓地は、掘り返されたままで変わりない。

 母親殺害の事情を知っているはずの長女は、時々母親の庭の手入れに訪れていたが、もうそれも過去の思い出となってしまった。


 公明党宣伝の大きな看板は、戦争遺児旧宅近くの休墾地に立てられたばかりだ。「木更津レイプ殺人事件」は、秋田県由利本荘市から房総半島、そして沖縄など列島に拡がっている。

2021年4月27日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


日米とも警察改革不可欠<本澤二郎の「日本の風景」(4064) : jlj0011blog (livedoor.blog)

自公沈没か<本澤二郎の「日本の風景」(4066)

<都市部無党派層が動くコロナ総選挙=2補選・1再選挙が裏付け>

 この8年有余の安倍・日本会議の選挙というと、自民党の足らざる票を、フル回転の公明党創価学会が補完して、びっくりするような3分の2議席を確保、そこから改憲軍拡・原発推進・財閥優遇という、国民いじめの暴政が繰り広げられてきた。新聞テレビも、全て御用報道に徹して、日本列島をゴミためのようにしてしまった。


 そのことが、とうとう有権者によって暴かれるようになった。それが昨日の投開票で判明した。コロナに感謝したい気分である。都市部の無党派層が反乱を起こしてくれたのだ。彼らが自公・日本会議・神道勢力を排除したのである。


 数か月後に行われるコロナ総選挙で、極右の暴政は食い止められるだろう。自公は、共に衰退する運命にある。因果応報であろう。


<安倍復権は完全に消えた!広島戦争最後は1・5億円の使い道>

 河井案里墜落の後継者を選ぶ参院広島・再選挙は、安倍の暴走に対する広島県民の審判が下ったことになる。広島戦争の怨念は、安倍に対する県民全ての評価となって表れた。自民党候補は、反安倍の槍衾にされたようなものである。対抗者のスキャンダルさえも弾き飛ばしてしまった。


 それは公明党創価学会の敗北ともなった。安倍に食らいついての、国交利権アサリも、もはや時間の問題であろう。安倍の敗北でもある。安倍復権は消えた!岸田文雄の菅後継も厳しい。


 残るは、安倍の1・5億円の使途を誰が明かすのか。検察か自民党の二階か、それとも主犯の河井夫妻なのか。


<野党が受け皿を用意できれば政権交代も現実味>

 無党派の山は、そんなに大きくはないが、動いている。主権者は、堅い岩盤と信じさせられてきた神社神道の自民党と創価学会の公明党を破壊、彼らを政権から引きずり降ろせる距離に届いたのだ。


 問題もある。野党の受け皿が用意できるのかどうか。立憲民主党が、財閥にぶら下がる一部の勢力を弾き飛ばして、日本共産党と共闘を組むことが出来るのかどうか、である。福島瑞穂・小沢一郎・山本太郎の出番か。期待半分・失望半分の今である。


 この場面で、最も苦しんでいるのは神社本庁と財閥かもしれない。改憲軍拡の日本会議・神道政治議員連盟は、激しい地盤沈下について深刻そのものであろう。電通・NHKなどを駆使することで、回復できるのかどうか。平和軍縮の流れに恐怖を抱いている輩である。ワシントンもやきもきしていることだろう。モスクワ・北京・ソウル・平壌も注視しているかもしれない。


 放射能汚染水を、海に垂れ流す自公政府の決断に対して、真っ向から反対している全漁連や市民の、自民党候補を落選させる運動の表面化にも関心が湧いてくるではないのか。


 まともな野党指導者が存在すれば、政権交代近しである。


<戦争三法+デジタル庁+カジノ法=廃案+安倍逮捕も>

 捕らぬ狸の皮算用ではないが、平和軍縮政権が誕生すると、日本列島は装いをがらりと変えることになろう。戦争体制は不要である。日本国憲法を定着させることで、列島に再生の気を蘇らせることが出来るだろう。


 人権を認めないデジタル庁は不要である。百害あって一利なしだ。戦争三法はいらない。家庭を崩壊させるようなカジノ法も要らない。


 法の下の平等を確立すれば、安倍は即逮捕される。菅も、共犯者として事情聴取の対象者となろう。


 どこの国や地域とも仲良し・協力することで、コロナも解決する。安心・安全なワクチンを打つことも出来るだろう。


<検察・警察の大改革は必要不可欠+電通に厳しい歯止め> 

 安倍暴政下、言論の自由が奪われた。電通の暴走が極まった。独禁法を適用することで、電通に規制を加えなけれなならない。

 安倍の暴走を許してきた検察・警察を、とことん改革しなければならないだろう。市民の心からの願望である。法治に徹する警察・検察が、民主主義を維持するうえで不可欠である。


 やくざが跋扈する日本列島も変えることが出来る。無党派層の反乱に感謝したい気分である。夢幻にしてはならない。

2021年4月26日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)日米とも警察改革不可欠<本澤二郎の「日本の風景」(4064) : jlj0011blog (livedoor.blog)

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