2021年02月

帆船日本丸は可能<本澤二郎の「日本の風景」(4009)

<英国の風力発電は原発32基分、日本はたったの2%>

 鈴木善幸首相が国会で答弁したように、日本国憲法は世界に冠たる平和憲法である。これを定着する時代が到来した。安倍晋三の改憲軍拡による外交的成果は、負の遺産だけだったことも判明した。


 帆船日本丸の時代だろう。もはや夢ではない。実現する技術的な目途もついた。そのことを同じ島国のイギリスが、立派に証明して見せてくれた。イギリスの風力発電量は、既に原発の32基分であることが公表された。日本はまだ2%である。風力のほか太陽光発電もある。波力や地熱など自然エネルギーは豊富だ。超エネルギー大国を目指すことで、帆船でも自由に航海することが出来る日本になれるのである。

 武器弾薬は海中に沈めればいい。技術革新で1家に1台の太陽光を取り付けるだけでも、大気を清浄化できる。地球は改善する。危険すぎる原発の廃炉は、ドイツを見習えばいい。物まねは日本人の特性ではないか。


<英国を追い越し、54基の廃炉促進で核軍拡阻止>

 東電福島原発の廃炉は、技術的に困難視されている。核爆発を起こした東芝製3号機は不可能である。チェルノブイリ方式で蓋をするしか方法はないらしい。それ以外の原発は、ドイツを追いかけて廃炉を急がせるのである。

 廃炉は、日本右翼と財閥の野望である核兵器生産計画を100%頓挫させ

るため、国際社会の信頼度を一段と高めることが出来る。日米安保を段階的に解消して、平和友好条約に切り替える。これの国際的影響力はすごいだろう。そうすれば、米中関係の間を取り持つ日本になれる。自立した日本外交力は、著しく高まるだろう。これはアメリカン・リベラルの期待でもある。


<地球温暖化を食い止め、地球の寿命を延ばせる>

 日本の平和外交は、被爆国として核廃絶運動の主導権を握って、堂々と国際舞台で活躍することが可能である。同時に、地球破壊の温暖化阻止に、主導権を発揮することもできる。またそれを強力に推進しないと、地球そのものが崩壊、生き物が住めなくなるのだから、もう待ったなしである。


 2050年までに解決する?などとのんびりしていられない。聞けば出光興産は、ガソリンに見切りをつけたという。ガソリンスタンドは、電気自動車の充電基地に変身させるのだという。トヨタのライバルは米テスラよりも、出光のEV車になるかもしれない。

 原発も石炭火力も廃止することで、帆船日本丸は安全に航海できる。残るは、人殺しの武器弾薬を捨てるだけのことである。したがって、武器の購入はしない。この一点だけでも、安倍の犯罪は明瞭であろう。改憲軍拡は論外である。

 軍縮平和論は、地球環境にやさしい国際社会を約束する。比例して外交力の強化が不可欠になる。霞が関の一部に、武器弾薬を持たないと、外交ができないという、不埒な外交官がいるようだが、このような戦争派は、全体の奉仕者たりえない。


<やれば出来る自然エネルギーで安全航海できる日本>

 日本の技術力と資金力を、自然エネルギー革新に特化するのである。経産省の原発派に代わって、自然エネルギー派が主導する日本丸だ。手にした技術は、惜しみなく発展途上国に支援してゆく。


 日本国憲法を海外に輸出する日本でありたい。世界の国々と人々の信頼のみならず、尊敬を手にすることが出来るだろう。この道こそが、最高の安全航海を約束し、国際社会で確実に認知されるだろう。

 国連には、やくざはいない。何も持たない不戦の平和国家に殴り込みをかける野蛮な国は、21世紀の今日において存在しない。夢ではない。


<松江の平和ビジネスを全国展開=財閥包囲で武器弾薬を海中へ>

 日本の企業は、すべからく平和ビジネス、特に自然エネルギー大国を象徴する事業に集中するのである。武器弾薬は捨てるのである。


 現在、平和ビジネスで成功している会社が、松江に存在している。小松電機産業である。利益の一部を平和運動に向けて活動している。日本の企業が、小松電機のように展開・発展することで、戦前の侵略戦争を先導した財閥を包囲、平和企業へと衣替えさせるのである。

 このこともまた、憲法を定着化させる大事な点である。


<日米軍事同盟解消で149兆円軍事費大削減で世界安定>

 いまも軍国主義に呑み込まれている米国は、軍事費に149兆円を投入して、世界を震撼させている。日本との軍事同盟も一端を担っている。これを早く解消して、平和友好条約に切り替えるのである。国際社会から賛同されるだけでなく、米軍事費の大幅削減にも貢献するはずである。

 米国の大軍縮は、中国とロシアの軍縮を推進するだろう。今回は、大まかな帆船日本丸のガイドラインを提起するにとどめたい。

2021年2月28日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

311東芝製3号機作業員の被曝死<本澤二郎の「日本の風景」(4008)

<大角信勝さん(60歳)が核爆発数か月後、作業数日で非業の死>

 友人がロイター通信の記事をメール送信してくれた。まもなく311から10年が経つ。この間、何も変わっていないという現場報告である。日本の新聞テレビが報道しないため、ロイターが頑張ってくれている。感謝したい。


 その関連で、ネットで初めて、驚くべき事実を知って、本当に腰を抜かしてしまった。大角勝信さん(当時60歳)のことだ。彼は、311の2か月後に福島に飛び込んだ。原発事故処理作業員として、東芝の下請けの仕事に「人稼ぎできる」と喜んで出かけた。彼は、妻の故郷に戻り、耕運機を手に入れて、水田を耕し、コメを生産するというささやかな夢を実現するためだった。


 なんと彼の小さな夢は、福島に出かけて、数日後に奪われてしまった。亡くなったのだ。こんな人生があっていいのだろうか。東芝は呪われている!改めてそう思う。


 原発作業は、これまでも数回経験している大角さんだったが、誰も東芝3号機が核爆発を起こし、周囲にプルトニウムが沢山飛散していることを知らなかった。東芝は知っていても教えなかったのだ。今も、である


<タイ人妻(53歳)に対して「50万円やるから帰れ」の仕打ち>

 夢の実現に胸を膨らませていた妻は、数日後に東芝関係者が用意したであろう車に乗せられて、地元の警察署に安置されていた亡き夫と対面した。

 彼女にとって、それまでの日本はましな国だった。大角さんと小金を作り、帰国すればコメ作りが出来る。ささやかな幸せが、確実に約束されるはずだった。


 ところが、東電福島の3号機の核爆発について、今も10年迎えても政府も東電も水素爆発と嘘をついている。東芝は沈黙したままだ。安倍晋三は「アンダーコントロールされている」と国際社会に大嘘をついたままだ。そのことさえも、新聞テレビは報道できない、言論の自由のない日本である。


 こんなひどい民主主義の国があろうか。あってはならない。しかし、これが現実の日本なのである。誰も否定できない日本の真実なのだ。


 善良な日本人に呼びかけたい。大角さんに両手を合わせてもらいたい。どんな立派な行為や言動も、大角さんの前では、紙ッぺら同然なのだということを。


 東芝の対応がまたすごいのイチゴに尽きる。妻に対して「50万円やるからタイに帰れ」だった。これは人間のやることではない。鬼か悪魔である。東芝は鬼なのだ。「鬼滅の刃」が本当であれば、鬼退治の標的は東芝でなければなるまい。


 いま63歳になっている大角未亡人は、どうしているだろうか。東芝が逃げるのであれば、車屋の古巣の三井財閥がなんとか救済の手を差し伸べるべきだろう。無茶な要求だろうか。


<人間として扱わない東芝病院で命を奪われた息子を想起>

 まもなく桜咲く4月になると、東芝病院で看護抜きで窒息死させられ、それでも反省謝罪なしの次男・正文のことを思い出して、胸に錐(きり)を突き刺されるように痛い。同情不要だが、だれも理解もできない。311の1年前の4月7日のことだった。


 東芝には法律も、法の下の平等も存在しない、日本最大の悪徳企業であると断罪したい。経営陣だけではあるまい。守銭奴の株主もそうだろう。一人ぐらいまともな株主がいても不思議ではないが、誰も声を上げない。


 わが妻も哀れ、次男の後追いをして、これまた無念の生涯を終えた。人生無情であるが、せめて正義が存在しても罰が当たらないはずだが、どうだろうか。


 二人の死が、我がペンを鋭くさせてくれている。


<ペンの盟友・長沼節夫さんの白血病死とも関係が?>

 2019年に我がペンの盟友・長沼節夫さんが、虎の門病院で白血病で倒れてしまった。金大中救済に健筆をふるったジャーナリストである。


 亡くなる前に、福島取材について、問いただしてみた。正義の塊のようなジャーナリストは、やはり福島に行っていた。おそらく、被曝が原因であろう。核爆発の地に行こうとしない安倍と菅義偉、そして永田町・霞が関・大手町の悪党の面々が思い浮かんでくる。


 被爆地の双葉町は、誰一人戻っていない。戻れるわけがない。浪江町には1579人が戻った。それでも、全体の11・4%と少ない。覚悟の帰還者なのか。痛々しいかぎりである。福島の人たちは、東芝3号機の核爆発を目撃しているはずである。


 311の際、時の官房長官の枝野は、家族をシンガポールに避難させたとして

非難されて、今も人気が上がらない。当時の要人は、みな責任をとって、政界を引退すべきだったのだが、すべて残って高給を食んで恥じない。せめて被爆者第一号の大角さん夫妻に対して、謝罪すべきであろう。わからなければ、浪江町に遷都すればいい。永田町・霞が関・大手町を引っ越しすれば、数百年以上もかかる東北復興のことを理解できるだろう。是非とも、この提案を飲んでもらいたい。


 直近の2月13日の福島沖大地震の被害もまた、隠ぺいする東電と政府・経産省そして東芝である。東芝3号機の地震計故障を放置したほど、現場は弛緩しているのである。これ一つでも恐ろしい事態なのだ。東電・東芝に責任はあるのかどうか。


<除染費用4兆円はやくざとゼネコンの掴み金=銀座で飲み食い>

 除染費用4兆円、廃炉・汚染水処理8兆円、賠償約8兆円である。既に支出された金額であろう。


 繰り返すが、大角さんの未亡人50万円は、明々白々不当違法である。明白な犯罪である。善良な政治家なら、このことを追及、問題提起すべきだろう。


 筆者の耳にも、この日本国民が負担してる血税の多くが、悪徳ゼネコンと連携するやくざの懐に吸い込まれていると、何度も届いてきている。

 「血税が銀座の高級クラブに流れている」というのだ。お笑い草で済ませようか。自立した国家では、到底想定さえ出来ないだろう。

 最近、菅内閣は例によって、出鱈目な机上の復興基本方針の概要をまとめたというのだが、廃炉不可能下、どうしようというのか。ここから聖火ランナー?「サメの脳みそと頭空っぽの橋本らしい発想だ」と清和会OBは突き放している。島根県知事が、このことにお灸をすえた。


<ロイター通信が東電原発爆破炎上地区の真実を報道>

 ロイター通信というと、東京五輪は安倍の嘘とIOC買収で獲得したものであることを知り、これを追及するフランス検察の動向を注意深く報道している。


 パリ革命の地・フランス検察は、不正を容赦しない。電通五輪の腐敗に的を絞って捜査を続けている。それを、ロイターが追いかけている。「安倍、森や石原もあぶりだされる」との声も。


 そのロイターが、この9年人気のいない、崩壊している原発避難地区を撮影している。「9年前と全く同じだ」と元住民の声も伝えている。是非とも見てもらいたい。


<東芝製品の不買運動を世界に提起したい!>

 社会的責任を果たせない企業は、生き残ることは出来ない。鬼のような東芝は、消費者にとっても危険極まりないだろう。

 2010年から我が家は、東芝製品の購入を止めた。購入した家電製品も壊れ、買い替えた。現在は、他のメーカーに替えて、今自宅に東芝製品はゼロ。


 韓国や中国の市民にも、東芝不買を強く呼びかけてゆきたい。社会的責任を果たさない東芝はいらない。不買運動が市民の責務である。被害者は大角さんだけではない。ほかにもいっぱいいるはずである。東芝が消えても、世界の消費者が困ることはない!

2021年2月28日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

3号機は水素爆発ではなく 実!>は 臨界爆発で 圧力 格納 容器は 無い政府は 米軍の撮影した 3号機真上からの写真を 公開できない

プルトニウムの測定どころか 東電発の 圧力 温度 炉内水位 全データが ウソ 常習犯(掲示板「阿修羅」に掲載中)本澤先生、おはようございます。

YouTubeをツィーターから貼り付けました。八千代、青柳

https://twitter.com/akasakaromantei/status/1365207012586315776?s=09 


(追記)中国ではコロナ封じ込めにほぼ成功している。昨日北京の義母・玄愛華さんが、春節の始めと終わりに、わざわざ高額の国際電話をかけてきた。ことし97歳になるが、寝台から元気そうな顔を見せてくれた。中国・東北で生まれ育った彼女は、幼くして侵略軍の関東軍と抗日義勇軍の戦闘に巻き込まれた。父親を亡くし、母親の手一つで、それも放浪生活を余儀なくされた中で。危険と隣り合わせ、生きるか死ぬかの戦場で生き抜いた。

 長じて抗日戦争に飛び込んだ。看護兵兼通訳である。朝鮮戦争では、母と夫と幼子二人家族総出で、死ぬかもしれない志願軍に身をささげた。生きるも死ぬも家族一緒という、こんなすごい経験は、中国人でもたった一人に違いない。そこで、投降していた関東軍の軍医と看護兵と一緒に肩を並べて、軍務を全うした。この戦争で、毛沢東は長男を亡くし、悲嘆にくれた。

 関東軍看護兵から、彼女は東北ハルビンで、ソ連兵から逃亡するため、幼子の首を絞め殺したこの世の地獄を聞かされた。ともに女同士泣き崩れた。このころ、日本の歌も覚えた。昨日は、滝廉太郎の「荒城の月」を歌ってくれたのだ。これまた驚くべきことである。「春高楼の花の宴」と日本語で、97歳になる中国人の日本への思いに、胸にぐっと来た。彼女こそが、疑いもなく、本物の偉大な平和の使徒なのであろう。97歳になる老婦人が「荒城の月」を歌って慰労したのだ。我が誕生日向けである。彼女は中国に埋もれている、素晴らしい偉大な人間に違いない。中国の強さだ。そういえば拙著「中国の大警告」翻訳本に感動した一人で、ほかには胡錦涛と肖向前だ。この本で、筆者は中国の本当の友人になることが出来た。我が家の庭は、いま梅花爛漫である。

創価に女傑あり<本澤二郎の「日本の風景」(4007)

<山口那津男を震え上がらせ、遠山女好き排除に成功!>

 事情通が、すごい信濃町情報を持ち込んできた。多分、創価学会婦人部の女傑と思われる。例の遠山という、東京の高級銀座通いの、女に溺れた腐りきった政治屋を、それでも必死になってかばう公明党のナツオを封じ込めて、容赦なく真っ向から切り捨てた、というのである。


 漫談のネタになるような活劇が、信濃町で密かに繰り広げられていたらしい。彼女は、珍しく自立した女性に違いない。それもそうだろう、学会婦人部は腐敗堕落した信者候補を、無報酬で日夜くまなく票取りに専念してきたのだから。


 思うに、学会のエリート議員の女好きは止まらなかった。飲み屋の世界には、虐げられた婦人部員が安月給で働いている。中には上層部に下ネタが持ち込むだろう。たいていは握りつぶされるが、今回の遠山事件では、週刊誌にも通報されたのだろう。


 仏教では因果応報を説いている。当然の報いを受けた遠山を拾い上げるのは、太田ショウコウかナツオ、それとも菅か安倍なのか?坊さんには、なれるかもしれない?


 事情通は、注目の女傑の名前は教えてくれなかった。信濃町では有名人に違いない。週刊誌が追いかけているかもしれない。


<返す刀で黒幕・菅の子分=飛ぶ鳥落とす勢いの佐藤浩も撃墜>

 彼女のすごいところは、討ち取った遠山を、酒池肉林の銀座クラブに誘い込んだ犯人を、返す刀で切り捨てたというのだ。


 近年、聞くことも無くなった、鮮やかな成敗だ。女性だから、武器は薙刀かもしれない。佐藤浩という人物が、途端に有名人入りした。この男は創価学会副会長の上位の所属しているという。「学会本部の職員上がり」という。


 菅の一の子分という評価を得ているが、一般には知られていない。5、6人の知り合いに声をかけたが、誰も知らなかった。世間では無名の人物なのだが、現実には、菅の威光を背景にして、公明党のナツオや学会会長の原田らも動かすやり手らしい。「太田ショウコウや信濃町NO2の谷川ともつながっている」とされる。


 公明党創価学会が、自民党極右・清和会と癒着して20年になるが、権力の犬になることで、信濃町で勢力を拡大してきた代表的な人物だという。「佐藤の関係で、長澤という参院議員も女性問題発覚によって、議員辞職している。彼は公明党創価学会幹部らに対して女作戦で、自民党には票作戦。いずれ学会を牛耳る野望を抱いていた」との憶測も聞こえている。


 「池田大作の教えなどどこ吹く風」の公明党創価学会執行部といって間違いなさそうだ。落ちるところまで落ちた信濃町は、もはや隠しようがない。女傑決起も故なしとしない。


<千葉県知事選は自主投票=自民候補は敗北必至か>

 こうした不祥事・大混乱の責任は、信濃町の二つの組織の中枢に及ぶことになろう。原田と谷川の責任問題、そして太田ショウコウとナツオの責任問題へと波及することになる。


 政治的自由を容認する動きも出るだろう。生長の家教団も政治に手を出して大やけど、今では一部の狂信派が、極右の日本会議に紛れ込んでいる、と聞く。「安倍と共に去るしかない」ような信濃町だ。


 よって「4月の千葉県知事選で自公体制は崩壊することになる」というのだ。自民党は大馬鹿な知事の後継者に、無名の県議を擁立したが、都市部では前千葉市長が優勢なので、敗北必至と見られている。自民党支持のムードはない。昨夜電話をくれた君津市の前市議の話では「菅が4月総選挙を想定して準備を始めたが、それも無くなり力が入らない」と明かしていた。


 神奈川と千葉は、共にやくざが跋扈する土地柄だ。木更津市の戦争遺児は、学会員やくざにかみ殺されてしまったのだから、そこで大掛かりな選挙活動など出来るわけがない。早々に撤退を余儀なくさせられた、ともいえる。


<「池田家の意向を受けている」との声も出ている>

 学会婦人部を知らないが、その迫力と馬力から想定すると、彼女の背後には池田夫人や長男など池田家の意向を受けているのかもしれない。


 サメの脳みそ発言で、日本における男尊女卑の雰囲気は、昔も今も変わりないことが露呈した。原因の一つに、各界で活躍している女性の多くは、特に政界などでは、男性の尻に惹かれるような性格などで、課題を抱える女性が目立つ。


 本物が中枢に出れない風土は、戦後も変わらない。悲しいレイプ文化が浸透している日本なのだ。したがって、それは信濃町もほぼ同様であろう。しかし、今回は女傑が薙刀を縦横に振るって見せた。ということの背後に、やはり池田家の存在を見てとれそうだ。


<会長後継人事に異変が起きている!谷川の前途もSOS

 清和会極右政権において、権力の走狗に徹してきた公明党創価学会は、他方で、平和福祉教育を公約にして、それが生命維持装置の役割を果たしてきたのだが、この20年ですっかり様変わりしてしまった。


 比例して公明党議員の腐敗堕落は、体質化してしまった。もはや有権者に訴えて、相手の心を揺さぶる材料がない。エリート議員のはずが、その実、自民党のふしだらな政治屋以下となっている。


 学会幹部が、安倍事件のもみ消し屋の菅の子分になって、暴政の中枢にいたのだ。「安倍1・5億円の分け前をもらっている」という重大な疑惑も持ち上がっている。佐藤浩の沈没で、彼とつながる人物が、原田の後継者になるのは無理だろう。


 本命とされてきたという谷川もSOSとなろう。その莫大な資金力で新聞テレビをコントロールしてきた、これまでの方法が、今後とも継続できるのかどうか。電通頼みなのか。


<公明党創価学会執行部は池田裏切り人ばかり=野原善正は正論>

 「池田先生は、公明党が大衆をいたぶるようになったら、即ぶっ潰せとおっしゃっている」という沖縄の野原善正の正論が、再び注目されてきている。

 「原田と谷川の学会執行部は、まともな会員を除名にして、新たに傷口を深くした」ことの説明責任を、まだ果たしてはいない。


 戦争三法を強行した太田ショウコウとナツオの政治責任は、極端に重い。泉下の戦争遺児の一撃に対して、両者とも沈黙している。平和を願う東アジア諸国民の不信も、この一点にある。


<すばらしい!戦争三法違憲訴訟が全国的に拡大している!>


2015年9月に安保関連法案が強行採決されて以降、弁護士を含む市民らによる違憲訴訟が全国の各地で次々に提起されてきた。その原告など関係者による「安保法制違憲訴訟全国ネットワーク」(代表・寺井一弘弁護士)が1月21日「私たちは戦争を許さない」市民集会をオンライン開催した。 (週刊金曜日)


<菅長男+総務省腐敗官僚=東京地検に刑事告発>

衛星放送関連会社に勤める菅首相の長男らから総務省幹部が接待を受けた問題をめぐり、市民団体が菅首相の長男や総務省幹部など17人を贈収賄の疑いで東京地検に刑事告発しました。 市民団体は、26日、菅首相の息子など衛星放送関連会社の社員ら4人を贈賄の疑いで、総務省幹部ら13人を収賄の疑いで東京地検に刑事告発しました。 (日テレ)


<愛媛県でやくざ・みかじめ料追放同盟が結成!>

暴力団らによる不当な「みかじめ料」の要求を拒絶することで安心安全な街づくりを目指そうと、松山市中心部の飲食店による同盟が26日に結成されました。 新たに結成されたのは「番町地区みかじめ料等縁切同盟」です。 松山市の条例で暴力団排除特別強化地域に指定されている番町地区では、県警などの協力を受けて地区の飲食店約100事業者が26日に同盟を結成、暴力団らによる不当な「みかじめ料」などの要求を拒絶することを申し合わせています。 (テレビ愛媛)


追記  庭の梅が満開だ。ツバキも沢山咲き始めた。春は3月、花見時である。この地上から不正・腐敗を退治する時でありたい。あらゆる組織を健全化する春である。声を上げよう!

2021年2月27日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

人殺し兵・海兵隊は鬼か<本澤二郎の「日本の風景」(4006)

<日米軍事同盟解消の21世紀日本へ=平和友好条約が最善!>

 世界恐慌とコロナの、二重苦の地球という厳しい時代状況下、日米安保による軍事同盟は、東アジアに生きる日本にとって、負の要素が余りにも多きすぎる。解消して、平和友好条約を締結する機会としなければなるまい。


 沖縄に駐留する、世界で最も野蛮な兵士・海兵隊のレイプ事件は、恒常的に繰り返されている。被害者は女性である。このことは対抗して沖縄と、特に女性の自立が不可欠であることを物語っている。他人任せではなく、全女性が決起しないと、腐った警察も検察も作動しない。日米安保を吹き飛ばす時代であることを、平和の島が東アジア諸国民に向かって叫んでいる。


 昨日の国会では、菅の長男による東北新社賄賂疑惑で、内閣広報官の山田真貴子が国会に呼ばれた。男性官僚の倫理喪失と異なり、潔く責任を取るだろうと信じたジャーナリストは、結局のところは、森友事件の佐川某と50歩100歩であることを裏付けただけだった。


 腐敗は、官界の男女のすべてに及んでいることを証明したことになる。倫理と正義において、男性よりは優れていると感じていたのだが、全く裏切られてしまった。情けない。泣けてくる。菅は急遽、彼女が采配を振るう内閣記者会との会見をキャンセルした。


<海兵隊は防衛のための任務はない=敵地攻撃部隊>

 国民の多くが誤解している問題の一つは、沖縄に駐留している海兵隊のことである。海兵隊のレイプ事件は、この70年の沖縄の性虐待事件を整理することで、一目瞭然である。海兵隊は強姦魔・鬼である。


 「彼らは沖縄と日本を守ってくれている」と信じ込んでいる国民がほとんどであろうが、海兵隊に防衛の任務はない。有事の際、敵基地深く侵入して、米国人の救済や米国資産を保護するためが、本来の任務である。


 沖縄の武器弾薬は、米国・米軍の敵を攻撃するためのもので、日本防衛は絵空事である。ワシントンの政権が発足すると、日本政府は真っ先に「尖閣を守ってくれますね」「イエス」を取り付けて、大喜びする。実に馬鹿げた日米軍事同盟であろうか。


 もう目を覚ます時である。「ヤンキーゴーホーム」の鐘を打ち鳴らすしかないのだ。米国のリベラル派は、耳を傾けてくれる。本当のことである。


 米中関係が壊れている現在、当然のことだが、大陸の武器も沖縄に照準を合わせる。日本にとって得るものはないどころか、油断すると、悲惨な戦争に巻き込まれる。子供でも分かる理屈である。日中友好は、普遍的な日本外交の基軸である。そのための、覇権否定の日中平和友好条約の締結(福田赳夫内閣)だった。



<やくざ強姦魔と同じ海兵隊か=沖縄から追放するしかない>

 木更津市では、やくざ強姦魔による美人栄養士殺害事件が起きて、7年を迎える。この悲惨な事件を、千葉県警と木更津署は、少し動いただけで、本格的な捜査を始めようとしていない。

 「公明党創価学会が捜査を止めている」との疑惑も浮上している。やくざによる強姦・性奴隷・殺人事件は、列島のいたるところで発生している可能性を否定できない。


 女性は安心して、天下の大道を歩けない。油断すると、誰もがレイプ被害者になりうる。やくざと海兵隊のいるところは、特に危険である。


 主権者と日本政府の出来ることは、海兵隊とやくざを、沖縄から追放することことである。軍事同盟を解消して、平和友好条約に切り替えることだ。同時に日本の全女性は決起して、女性が安心できる誇れる日本政府を誕生させるのである。不可能ではない。


<レイプ文化返上!女性が安心して暮らせる社会へ>

 「木更津レイプ殺人事件」が発生するまで、日本のレイプ文化への理解がまったくなかったジャーナリストを、この7年ずっと恥じている。


 レイプ文化は、入れ墨・刺青文化なのだ。海兵隊員の中にも、刺青兵士が少なくないのである。この影響を受ける一般人も少なくない。その代表がTBS強姦魔であろう。


 やくざは覚醒剤と入れ墨と凶器で、女性を簡単に強姦する。それを放任する日本警察の体質は、間違いなく鬼そのものであろう。恐ろしい社会である。


 肉体的弱者の女性が、油断すると、強姦魔に襲われてしまう社会は不健全極まりない。男社会は、依然としてこのことに目を向けない。永田町も霞が関も大手町も目を伏せている。


<伊藤詩織さんに続け!声を上げる女性を泉下の戦争遺児も>

 この重大事件に巻き込まれた伊藤詩織さんは、声を上げた勇者である。日本のジャンヌダルクと高く評価したい。


 女性の人権を蹂躙する強姦は、殺人事件に相当しよう。さらなる重罰化が、今の法相・上川陽子の肩にかかっている。詩織さんの無念を理解できないはずがない。やくざ浜名に殺害された泉下の戦争遺児も、いま強姦魔退治を叫んでいる。彼女らの悲痛な叫びを理解できない人間は、悪魔か鬼だと断罪したい気分である。


 永田町を見聞してきていえることは、福島瑞穂・辻元清美・蓮舫・森裕子の4人組はまともな政治家である。彼女らの決起を強く求めたい。女性の生きる安全な土台を固めることに成功すれが、この国は変わる。女性の覚醒が、今こそ求められている時代はない!

2021年2月26日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


沖縄県議会(赤嶺昇議長)は24日の本会議冒頭で、在沖米海兵隊員の強制わいせつ事件について、抗議決議と意見書の両案を全会一致で可決した。綱紀粛正と実効性のある再発防止策を講じるよう求めた。海兵隊員が1月31日に那覇市内で成人女性を駐車場に連れ込み、わいせつ行為をしたとして逮捕された事件を、「人間としての尊厳を蹂躙(じゅうりん)する犯罪」と非難。 事件事故が繰り返されていることに、「人権教育への取り組みや隊員の管理体制が機能していないと言わざるを得ず、激しい憤りを禁じ得ない」と厳しく指摘した。(沖縄タイムス)


ジュネーブの国連人権理事会会合で韓国が23日に慰安婦問題を「普遍的な人権問題」などと取り上げたことを受け、日本政府は24日の同会合で「受け入れられない」と反論した。2015年の日韓慰安婦合意の着実な履行を韓国側に要求していることも説明した。加藤勝信官房長官が25日の記者会見で明らかにし (時事)

自衛隊基地内神社も違憲<本澤二郎の「日本の風景」(4005)

<孔子廟は宗教施設=政教分離違反=最高裁判決>

 最近になって学んだことだが、儒学・道学・仏学は立派な平和学思想だが、儒教・道教・仏教となると、これは宗教である。最高裁が、孔子廟を政教分離に違反するとした判決は正しい。したがって、役人や議員は私人としての参拝でないと、憲法に違反する。公人の資格で、宗教施設を参拝することは、天皇も許されない。安倍・小泉は、憲法違反者として弾劾されてしかるべきだ。


 戦争と宗教は、つねに連携・一体である。日本侵略軍兵士は、国家神道と教育勅語によって異様な精神を強いられて、恐ろしい蛮行の限りを尽くした。この歴史の教訓から、日本国憲法の政教分離(20条)が生まれたもので、9条と共に平和憲法の車の両輪となっている。


 二度と繰り返さないためであって、日本人は自国の憲法を知らないと、海外で問題を起こすことになる。


 過去に何度か指摘したことだが、自衛隊の基地内の神社は、むろん、許容されない。施設内の神棚(かみだな)もしかりである。


 清和会の「神の国」政治が、20年も継続したことによって、まともな護憲派は耐えられない。隠遁するほかない。それは海外の日本研究者も、である。

 具体的に指摘したい。中国には70から80のテレビチャンネルがあるのだが、そこで不動の地位を占める番組のことを、日本国民は知らない。抗日戦争映画だ。似非中国通も分かっていない。

 侵略日本軍のシンボルは、日の丸と神社の鳥居である。侵略兵の霊を合祀するという、宗教的トリックを用いた宗教施設・靖国神社参拝に、被害国民と政府が強く反発することになる。ましてや「神の国」政権が、20年も継続しているわけだから、警戒して当然だろう。


 反省謝罪なしの国の市民の平和運動でさえも、彼らから見れば「また繰り返そうというのか」となるのである。東洋のいい加減さをあぶりだしてもいる。官界・議会も司法も、そうした輩が支配している。隣国との真の和解は程遠い。


<山口県内の自衛隊基地内の神社や神棚も憲法違反>

 自衛隊基地内の神社を目撃して、もう20年以上になろうか。

 基地の視察会のおり、基地幹部が案内してくれて知ったのだが、その時は腰を抜かすほど驚いた。そこは明治維新・討幕運動の基地となった長州は山口県、安倍晋三の地元だった。


 同県には、長周新聞というローカル紙が、まともな報道をして注目されているようだが、この驚くべき事実について、どのように報道しているのだろうか。


 しかも、司令官室だったと思うが、国家神道の名残りである「神棚」まで飾ってあった。小さな集団の視察会だったので、質問も出来なかった。意気地がなかったせいでもあろう。


 つまり反省謝罪なしの戦前の軍国主義のシンボルが、武力集団の基地で復活していたことになる。再び半島と大陸へと、攻撃の準備を始めている、と受け止められるであろう。

 安倍の黒い心臓を象徴しているのかもしれない。

 事程左様に日本国憲法は、政府・議会と司法によって蹂躙されているのである。「憲法の定着」は、待ったなしなのだ。


<侵略戦争に加担した神社神道=いまだに反省謝罪なし>

 筆者は偶然、大学で法律を少しだけ学ぶ機会を得た。小泉純一郎は金儲けの経済だから、平気で日本会議の指令に従って、違反の靖国を参拝した。そんな情けない人物と知らずに、声援を送ったジャーナリストに呆れるばかりだ。


 改憲軍拡は、国を亡ぼす元凶である。後押しする神社神道の日本会議だ。戦争派が復活してる日本だ。いま侵略戦争に加担、精神的支柱となった戦争派・神社神道と、反戦平和の公明党創価学会が、共に戦争三法を強行した。信じがたい事態に屈した日本国民である。


 1972年から政治の舞台を取材報道してきて立場からいえることは、これほど危険な憲法違反法が強行されたことは、初めてのことだった。確実に、戦争は繰り返される方向に舵を切った日本なのだ。言い換えると、カルトの教団の実績である。


 反省も謝罪もしないカルト教団が、公然と自民党を操る日本の清和会政治20年に、言論・学会・議会・司法も、沈黙し我関せずを決め込んでいる。同じ愚を繰り返そうとしている?違うだろうか。


 以前の自民党にも、護憲リベラルに耳を貸す議員がいっぱいいたのだが。実際は「寄らば大樹」の輩ばかりだったのか。


<貧困化の中で繰り返される恐怖に怯える被害者も増えてきている>

 清和会政治で一人正道を歩いた人物がいた。福田赳夫の長男・康夫である。彼は靖国参拝に反対した。宗教色のない記念塔のような施設建設を考えたが、自民党右翼と日本会議の反対に、腰砕けとなってしまったようだ。


 貧困と軍拡と神社信仰で台頭する軍靴の足跡に、内外の大衆は怯えることになる。年に一度北京を訪問するが、大声上げての日本語は禁句だ。胸を張って日本人を名乗ることもできない。極右・清和会の負の遺産である。


 菅内閣の防衛相は、安倍の弟だ。A級戦犯の岸信介の孫であるのも、気にかかる点である。東アジアは軍拡の渦に巻き込まれて、死の商人・財閥を喜ばせている。憲法を冒涜する自民党と公明党創価学会に、一度しかない人生を託すわけにはいかない。


<憲法を学ぼう国民運動が大平正芳の地元・香川県で始まった!>

 香川県の元自治労幹部・宝田さんとの年賀状のやり取りから、木更津市の地元の先輩で、香川大学名誉教授の根本さんと携帯電話がつながった。


 うれしい話があった。憲法を勉強する市民の会が始まった、というのだ。香川県は大平正芳の地元だ。護憲リベラルの地で、国民党の改憲派の玉木と違う。先日、友人が小川純也なる立憲民主党議員が、成長株だと連絡してきた。護憲リベラルであってほしい。

 いずれにしても、憲法学者が決起する時代の到来であろう。


那覇市の公園内に設置された儒教の祖・孔子を祭る「孔子廟(びょう)」の土地使用料を市が全額免除していることが、憲法が定める政教分離の原則に違反するかが争われた住民訴訟の上告審判決で、最高裁大法廷(裁判長・大谷直人長官)は24日、憲法違反と判断した。 (毎日)


<ヒラメ判事は主権者のためにならない!>

 友人の人権派弁護士が、判事に転職しようと考えたことがあった。しかし、直前でやめた。理由は、ヒラメ判事が幅を利かしている世界だと分かったからだ。

 最高裁の様子で判決を出すヒラメは、主権者に負担をかける。追放運動が不可欠であろう。濱田邦夫弁護士が、遅れて決起したようだ。

今こそ、違憲立法審査権を行使すべきである元最高裁判事 濱田邦夫(現弁護士

https://www.facebook.com/daisaku.muno/videos/1474887476048410 

2021年2月25日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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