2020年12月

安倍事件とコロナ襲来の2020年<本澤二郎の「日本の風景」(3951)

<倍額料金の暴利の日航機で帰国、コロナ対策は晴耕雨読>

 2020年は、ほとんどの人間が慌ただしい1年を過ごし、それが2021年にも引き継がれるわけだから、今世紀最悪の年だった。誰を恨むこともできない。強いて犯人を探せば、産業革命以来の、不遜きわまる自然を破壊する科学技術であろう。自然との共生を放棄して、大地から大気、宇宙にまで破壊の手を伸ばして、現在も反省することなく継続させる、おぞましい死の豊かさを追求してきた。


 その過程で、人間が手を付けられない、感染力の強い新型コロナが襲い掛かった。人間の往来を止め、経済活動をも止めてしまった。人びとはコップの中で、右往左往している。そんな2020年だった。


 そうとは知らず2019年11月26日、111回目の中国訪問を、翌年1月28日に切り上げて緊急帰国。日航往復航空券も上空に舞い上がり、倍額料金を支払わされて、日航の暴利体質に泣かされてしまった。以来、自宅にこもり、晴耕雨読生活に入ったものの、永田町では尾を引く安倍事件の地雷が新たに爆発、行政権の長が国権の最高機関で大嘘を垂れ流し続けた。桜事件に限っても118回であることが、衆院調査局調べで判明した。


 日本の恐ろしい点は、戦前の国家神道を引き継ぐ、日本会議の為政者の悪辣な資質にある。悪人が権力を掌握する。それを可能にさせてきた、公明党創価学会の脅威でもある。このことに新聞テレビも、議会も無関心を装っていることが恐ろしい。


<五輪延期に「それ見たことか」、人の命に屈した安倍内閣>

 2019年3月25日の本ブログで、首相の放射能嘘発言とIOC買収という二重の犯罪的行為で勝ち取った東京五輪の不条理・大義のない点を指摘して、このさいギリシャに返上すべきだと正論を発したところ、翌日からライブドアブログjlj001が使用できなくなった。

 この巧妙な権力サイドからの言論弾圧に衝撃を受け、怒り狂ったが、犯人を特定するネット技能もなく、無念にも耐えるしかなかった。権力批判の厳しさを知り、それを雑誌に公表したものの、権力の犬でしかない捜査当局が関心を示すはずもなかった。


 それゆえに、コロナが2020年五輪を封じ込めてくれたことに対して、内心安堵したものだった。大義のない利権五輪が、民主主義の日本で実施されていいわけがない。コロナに怯えながらも、コロナの威力に屈した五輪延期を複雑な気分で受け止めた。このことは人の命が、利権スポーツに勝ったことを証明した快挙となった。


<安倍「桜事件」に驚く国民・政府招待客に安倍後援会員と悪党も>

 当初は、よく理解できなかった桜を見る会の内実が判明してくると、

https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/19567


政府が主宰する恒例の血税投入の目出度い行事が、なんと安倍個人の選挙運動に化けていたことが分かった。首相になると、地元に帰る者はまずいないが、安倍は毎年帰省して選挙運動に熱を上げていた。自信のない証拠である。


 さらに、毎年800人もの後援者を「国の貢献者」と偽り、公然と招待して選挙運動(公選法違反)を繰り返していたのである。公金横領ともいえる財政法違反・目的外使用である。法の平等が貫徹されるのであれば、安倍は完全に豚箱が待っている。しかし、林検察がブレーキをかけてしまった。


 参加者の中には、多くの老人などから大金を巻き上げた悪党も、貢献者として招待されていた。ということは、安倍の犯罪を内閣全体が支援していたことになる。


<入れ墨やくざ・詐欺屋も国に貢献した人物=安倍・自公の価値判断>

 日本の恥部は、やくざ暴力団が跋扈している点である。そこから性奴隷の女性被害者が沢山出る。その先にレイプ文化の日本へと発展してしまうのだが、筆者は公明党創価学会関係者によるレイプ殺人(木更津レイプ殺人事件)を身近に知ってみて、やくざ社会の日本認識を新たにした。


 その理由は、政治屋とやくざの深い関係にある。警察の手も及ばない、腐敗の温床ともなっている。ゴマンといる女性被害者の中には、外国人女性も少なくない。

 案の定、安倍の招待者の中に、入れ墨やくざが紛れ込んでいたことが、ネット上で写真付きで炎上した。その写真には、菅義偉も写っていたことから、菅にも同様の疑惑どころか、彼の仲間にやくざが含まれていることも発覚。これは浜っ子の常識となっている。


 要するに、安倍・菅と自公内閣の価値観を測定すると、彼らは憲法が期待する真っ当な民主主義政党ではない。


<電通五輪発覚・コロナが教えてくれた安倍長期政権と後継菅政権>

 コロナが教えてくれたことは、それまで東京五輪は安倍や森喜朗、石原慎太郎らの利権五輪と測定していたのだが、実はもっと大きな網が投げられていた。

 正確には電通五輪である。1年延期した五輪強行策が、一連の血税投入のGoToキャンペーンだった。そこに再びコロナが襲い掛かった。


 目下の感染者急増の原因である。菅内閣の支持率は急落して、政変近しを印象付けている。安倍も菅も、ワシントンのトランプのNOマスクに傾斜していたのであろう。


 電通の源流は、旧満州国・関東軍に辿り着く。里見機関である。里見の市川市の墓碑銘は岸信介が揮毫したものである。いうなれば、21世紀の特務機関が、電通なのだ。

 コロナ資金に手を突っ込んで、血税を懐に入れていても、だれも逮捕されていない。日本検察の正体は、ここでも見えてくる。


<安倍事件隠しに黒川弘務起用にこだわり続けた安倍内閣>

 安倍は自身の犯罪隠しに、自在に操れる東京高検検事長の黒川弘務を、次期検事総長にしようと画策した。そのために、身内の森雅子を法相に起用して必死の努力をしたが、今でもよくわからないネットのハッシュタグが炸裂、安倍の野望は尽きる。


 賭け麻雀発覚で黒川は、辞任に追い込まれたが、検察は不起訴という身内びいきの判断をして、国民の反発を強めている。同じく安倍の桜事件を、軽微な政治資金規正法違反に矮小化させて、安倍を不起訴にした。林検察と安倍の闇取引を裏付けている。法の下の平等が機能しない日本の検察である。


 韓国の検察と比較すると、月と鼈である。検事総長林真琴は、罷免される運命にある。


<続く厳しくも険しい2021年へ>

 コロナも安倍事件も終わらないまま、時間は2021年へと向かう2010年12月31日である。正義と勇気のある元気なお年寄り・高齢者は、自公体制崩壊を目標にしてに、新たな決意で大きく前進しようとしている。大地が伝えてくれている。


 極右片肺内閣で、この8年人々は、改憲軍拡の足音で、命の不安に脅かされ、コロナ無策で生活基盤を失った。2021年は、何とかして若者たち、未来を生きる子供たちのために、正月返上でわずかでも前進、前進の日々でありたいと思う。


<追記>

 同級生の佐久間君が、朝鮮・韓国の友人が作った本物のキムチを持参してくれた。甘くも辛くもない高級味付けキムチだ。12月30日は実家での恒例餅つき大会に初めて参加。庭先で火を起こし、釜で蒸かしたもち米を、電動餅つき機に入れて完成。妻は子供たちに誕生祝いのお返しに、2日かけての高級手料理を、郵パックで送った。午前中は珍しく温かい冬雨。元気のなかった菜花の畑が、突然蘇っている。他方で、大寒波が押し寄せるという予報が出て、慌ただしくも騒々しい12月30日となった。大晦日の関東は、快晴で気持ち良い大掃除の日となろう。

http://www.asyura2.com/20/genpatu53/msg/234.html


2020年12月31日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

正月返上で特措法<本澤二郎の「日本の風景」(3950)

<「働く内閣」を見せつける絶好機の菅・自公内閣だというのに?>

 電通五輪強行のために、経済優先のGoToトラベルやGoToイートに血道を上げ、例によって金持ちに血税投入という優遇策で、突っ走ってきた菅・自公内閣に対して、コロナが真正面から直撃した。それでもわからずに、あれこれ抵抗して、GoToの継続に躍起となった菅と自民党幹事長の二階をあざけるように、内閣支持率が急落、仕方なくに中止に踏み切ったが、既に遅かった。


 年末から正月にかけて、コロナ感染の勢いは止まらない。

 かくして、世論を納得させるべく、規制強化のための特別措置法の改正を決断した。それなら正月返上で、今直ちに国会審議すればいい。「仕事師・働く内閣」の真骨頂の見せ場ではないか。実際は、通常国会の開会を1月18日まで遅らせて、のんびりと正月休みをとるのだという。


 おかしい。ふざけるな、それならば、働く内閣の看板を降ろすしかない。


<高給肥満児で動きが鈍い3分の2議席の安倍、続く菅の自公内閣>

 年収150万円、200万円で生活している国民目線だと、この1年の安倍内閣、続く菅内閣の動きが、ともかく肝心なところで鈍い。鈍すぎる。


 さもありなん、彼らは国際的な高給肥満児なのだ。ぬるま湯につかることが大好きな国会議員である。すっかり庶民生活のことや、コロナのことや、深刻な金融バブルなど忘れ去ってしまっているのであろう。


 政権与党は、議席3分の2を占めて、相変わらず、それでもって国会対策を進めてきている。しかも国民目線のはずの野党が、解散恐怖症に落ち込んでしまって、政権を取るという姿勢さえ見せないものだから、余計傲慢な国会運営に走る。連中は、コロナ無縁の豪華な生活に大満足なのだ。


 現に、自民党の森山国対委員長などは、農協の理事会の進行並みに対応、それでいて何でも法案はスイスイ成立する。会期の延長や、臨時国会の会期など、政府好みに進行させて恥じない政治屋である。


 犯罪だらけの安倍内閣は、緊張感がなかったし、それは菅内閣になっても変わらない。スキャンダル追及に対しては、国会で嘘をつけば済む。あるいは、海外に逃げればいいだけのことだった。


 世論を動かす新聞テレビが、また輪をかけてのんびりして恥じない。日刊ゲンダイの政府与党追及は、外国特派員でも立派だと評価しているが、それ以外はことさらに地味である。時に東京新聞・朝日新聞が目立つ程度で、最近は新聞を読まない、NHKを見ていない市民でも、そんなに困ることはない。


 筆者に限らないだろうが、パソコン1台で世の中のことは、おおよそを掌握することが出来る。多方面からの電話情報もある。


 そういえば最近、政治不信という言葉の響きさえ感じられなくなっている。政治論だと、これは恐ろしい、実に恐ろしい悪政が社会に染みついてしまっている日本を裏付けていまいか。


<コロナ対策のもたもたぶりはもう許されない!>

 1日の国会運営費用は2億円。当人たちは高給で肥え太って、黒塗りの高級車を乗り回している。ワシントンの議員も近づけないほど優雅である。


 コロナに敗北したトランプを見ながらの、ハンドルさばきだから、国民に自粛を求めても、自身は会食・美食三昧に酔いしれている首相官邸と、隠れて遊んでいる?衆参議長、最高裁判事らの永田町周辺である。


 日本の権力は、司法立法行政の三権による、権力抑制機能の下にあることを、日本国憲法は厳しく求めている。主権者の期待もそこにある。


 現実はそうではない。よって善良な国民は、公務員罷免権を行使するしかない。官邸の都合による、選挙に任せておくわけにはいかなくなっている現在の日本である。そのことに気付き始めた善良な主権者が、いま徐々に台頭してきている。



<国会と政府は超高給に見合うだけの仕事を主権者に見せよ!>

 最近の国民の代表は、小選挙区制の弱点がひどく露見してしまって、石ころや悪がはびこっている。それが安倍の下で次々と爆発した。

 モリカケや山口TBS強姦魔事件だけではあるまい。事件記者であれば、すぐにでも数冊の本を書くことが出来るはずである。


 人は悪政というよりも、暴政だと断じている。確かにそうであろう。自殺者の増加、その特徴が女性の急増というのだから、誰だって心が痛む。弱い人間が、次々と倒れ、潰されている日本社会である。


 年収18万円の年金生活者からも、介護保険費用が強制的に徴収されているという、途方もない悪政を突き付けられた時は、わずかな年金生活者でさえも声が出ない。神社の賽銭箱から10円盗っても、国家神道復活のせいか、悪徳警察官が犯罪者として逮捕する安倍・菅内閣である。先日、NHKの昼の報道によると、このコロナ危機だというのに、どこかの神社の鳥居が建設されたと大きく報じていた。神社信仰でコロナを退治した、というありえない報道であれば、納得できるのだが?NHKにも神社神道の大蛇がとぐろを巻いているようで、不気味この上ない。


<中国を見習え!新年休みの国内旅行に数億人が殺到!>

 コロナ菌は、本当に大陸のコウモリなのか、それともアメリカの細菌研究機関から飛び出したものか。結論が出ていない。武漢以前に欧米では、コロナが流行していたことも分かってきている。731部隊が関係しているのかどうか?


 武漢での初期対応に大失敗した中国政府は、その後は、それこそ都市や地域の封鎖、封鎖で、今ではあの広大な大陸でコロナを、ほとんど退治したとされる。北京では、数例が発覚すると、そこの団地住民すべてを隔離して、コロナを追い払っていると聞く。


 そのせいだろうが、新年休日に数億人の人々が、国内旅行を楽しんでいる。その後がどうなのか、注目したい。日本では、その反対のGoToトラベルだったわけである。


 日本のコロナ対策は、どうみてもトランプのレベルである。


<伊勢神宮参拝中止は政教分離原則に即していいこと!>

 神社神道の震源地のような伊勢神宮参拝を、菅が取りやめたという。これは憲法の政教分離原則に照らして、正しい判断である。枝野もやめるという。コロナ効果である。神社にひれ伏す為政者の気が知れない。憲法に順ぜよ、である。


 公明党創価学会も、政教分離を貫徹する時である。21世紀における宗教弾圧は、想定できない。公明党との一体関係をなくせば、公明党は解体する。3分の2議席による暴政は無くなる。


 あの恐ろしい大戦の教訓が、国家神道の排除のはずだったが、財閥と共に復活、天皇制国家国家主義をひけらかして恥じない。反省謝罪をしない神社神道を信用できない。

 日本国憲法を信じたい、われ憲法ジャーナリストである。

 冒頭に戻ると、菅・自公内閣は、正月返上で特措法の改正をすべきである。

2020年12月30日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

福島3号機は核爆発!<本澤二郎の「日本の風景」(3949)

<阿修羅で注目記事=1、2号機と全く異なる3号機=東芝製>

 ネット掲示板「阿修羅」に恐ろしい記事が載っていた。311の東電福島原発3号機爆発について、映像を示しながら、明解に解説する専門家の分析である。以前も掲載された記事が、いま突然再掲載、人々の関心を強く集めている。


 ただし、3号機核爆発のURLの一つは、当局によって消されていたことからも、その分析の正しさを裏付けている。我が家の東芝の医療事故も耐えられないほどつらいものだが、3号機の核爆発による被害者の無念も厳しい。こちらも東芝の反省謝罪はない。


<製造者責任と社会的道義的責任が問われ続ける東芝>

 原子力の法律は、意図的に製造者責任を問わないように、あらかじめ当局と原発御三家の談合でできている、と311の時点で、法律家から聞いて驚いたものだが、そんなことはない。

 製造者責任はある、確実にある。福島県民の思いだけではあるまい。


 原発は、言及するまでもない。原子力発電所は、利権の塊そのものである。原発メーカー・電力会社・経済産業省・自民党原発族、悪徳原子力科学者群・建設会社の懐を十分に潤してきた。

 これほど危険なエネルギーはない。承知していながら「安全」を吹聴してきた政府・自民党・霞が関と、お先棒を担いできた読売ら新聞テレビの罪は、計り知れないほど重い。その負担を消費者に平然と押し付けてきている。


 新聞テレビは、今も3号機が東芝製であることを隠ぺいしている。悪辣である。一人真実を明らかにしてきたが、元をただせば、東芝で命を奪われた遺族の執念が、そのことに気付かせてくれたものだ。

 そうでなければ、311から10年経っても、3号機の製造メーカーを知ることなどなかった。亡き次男に感謝するばかりである。


 未だに真実を語ろうとしない東芝経営陣のみならず、原発製造に携わった社員や株主からも、声が出ていない。恐ろしい東芝であることが理解できるだろう。これほどの不条理を隠しだてする東芝は、この世の悪魔企業のそしりを免れないだろう。


<プルトニウムの大量飛散は東芝のMOX燃料が原因だった!>

 プルトニウムの超猛毒性についてさえ、よく知らなかったジャーナリストにも困ったものだが、東電福島3号機の爆発炎上の様子を、映像で誰も目にすることが出来る。

 黒煙が高く、高く上り、そこから原発建屋の、噴き上げられた建造物が落下する様子もわかる。広島や長崎でも目撃されているキノコ雲も。1号機や2号機の水素爆発と全く異なる。

 しかし、当時のテレビ報道は、今もそうだが、水素爆発だと嘘をつきとおしている。

 メーカーの東芝は、ひたすら隠れまくっている。専門家も知っていて、東芝製だと公表しない。これが不思議なのだ。原子力ムラの規制なのか。

 プルトニウムの燃えカスが、現場にはかなり散らばっている。安倍晋三が福島に立ち入りしなかった理由だ。遠くから眺める様子を、官邸カメラマンが修正して、新聞テレビに公表していた。菅義偉もまた、現場に立とうとはしない。恐怖のプルトニウムゆえなのだ。


 わが言論の盟友・長沼節夫氏は、急性の白血病で亡くなったが、ことによると、現地取材中に被爆した可能性が高いと見ている。


 プルトニウム+αMOX燃料使用の東芝製原発に焦点を当てることで、3号機の核爆発は、証明できるだろう。現に、これが世界の常識になっている。


 東芝の罪は万死に値する。せめて反省と謝罪をして、真実を明らかにすべきだろう。東芝追及は、それまで永続することになる。東北の人たちの、執念の悲願であろう。


<いつまで続く政府・東電・東芝の水素爆発の大嘘>

 安倍晋三と電通による悪徳コンビは、この深刻すぎる福島東電核爆発を隠ぺいして「アンダーコントロールした」と公約して、2020年東京五輪をまんまと奪い取った。

 輪をかけるように「東北復興の証としての2020年五輪」という偽りの宣伝も、地球の怒りを象徴する新型コロナの大襲来に、利権五輪は頓挫した。それでも2021年五輪強行策によって、コロナ対策は後手後手となり、感染者は急増して政権を直撃、発足3か月の菅内閣に暗雲が垂れ込めている。


 東芝3号機の超猛毒のプルトニウムに、コロナが追い打ちをかけた中で、電通五輪を強行できるだろうか?出来ない!


 東芝は進んで、核爆発の真実を明らかにする道義的責任を負っている。東芝CEOの車屋に決断を迫っている!株主も責任がある。経産省・東電も逃げることが出来ない。

 原発放射能とコロナに襲来されている日本で、東北復興とコロナを乗り切った証??などと吹聴しての、電通五輪強行は100%不可能である。「日本は神の国」と信仰する森喜朗らの、五輪強行は不可能である。小池にも、菅・安倍にもない。

 

<東芝病院で非業の死を遂げた我が息子の怨念か>

 思えば2010年4月7日東芝病院で、あろうことか看護に見放されて100分、非業の窒息死で人生の全てを奪われた次男正文への仕打ちに、反省も謝罪もしない東芝の非情な仕打ちが、遺族のジャーナリストを覚醒させてくれた。

 固有名詞を使っては、誰も書けない、書かない事実を、こうして書かせてくれる次男・正文に、繰り返し万感の思いで感謝したい。

 息子の怨念が、天を動かしてくれた、とも思いたい。


<核専門家の真実を以下に張り付けたので熟読玩味期待!>

http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/396.html

3号機は水素爆発ではなく 実は 臨界爆発で 圧力 格納 容器は 無い

政府は 米軍の撮影した 3号機真上からの写真を 公開できない

プルトニウムの測定どころか 東電発の 圧力 温度 炉内水位 全データが ウソ 常習犯

まさか 

これが ガセ ウソと思うなら 3号機容器外観を確認してごらん 地上部は どこにも無いから 
炉心はオープン 建屋内部を見るだけで 誰でも一目で分かるよ     MOX燃料は 爆発の時に すでに 周囲 環境に飛び散ってしまったよ
だから 周辺で局地的に線量が高いところには 破片が落ちているから 不用意に近づくと 被ばくする 

建屋の中に 今あるのは 燃料の残骸と 落下した使用済み核燃料棒
それが 小臨界を間断的に繰り返して くすぶり続けている
 
時々出ている黒煙は 核燃料の燃えカス すなわち 死の灰だよ

これはプルトニウムの測定をすれば確認できるよ 建屋内部を見るだけでも 直ぐにね

君たちが 今見ているのは 最悪の 後の風景ってこと

みごとに ダマサレタね 


サービスね 
もう一度見てみよう キノコ雲 はっきり出ているよ でも もっと上まで見たいよね
Fukushima Japan Nuclear Reactor #3 Explosion (ENHANCED)
 色変更 よく分かる
http://www.youtube.com/watch?v=d1WW18QId50

一号と比較できるから便利
Hydrogen explosion at the Fukushima 1 nuclear plant Reactor 3.mp4
 
http://www.youtube.com/watch?v=pVp2NnY16g0
解説の人 東電 保安院 信じてアホ 自分で考えないとダメ  
黒煙は重要 水素爆発では出ないよ 

~後は 自分で確かめよう~


言いたい事

重要なのは 放射線量や セシウム イオダインではなく 3号機から広がった プルトニウムの検出
永遠に続くのは これの体内被ばくの影響 それと比べると 他の核種とか ずっと小さいよ

放射線は ただの電磁波 だから 離れれば だいじょうぶ 距離の2乗に反比例 笑

本当に怖いのは 放射能を持つ物質 中でも ずっと減らない 超毒性の プルトニウム

これは 死んだ人が 火葬されても 変わらない 一つの粒が 何人でも 何世代でも 殺せるから

2020年12月29日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

菅内閣揺るがす馬毛島大事件<本澤二郎の「日本の風景」(3948)

<政府が45億円無人島を160、300億円で買収の怪>

知らなかった、で済まない重大疑惑事件が、大分前から発覚していたのだが、最近まで気付かなかった。アメリカの属国を当然視する安倍内閣の下で、新たな屈辱的な計画が進行していた。それが馬毛島重大事件で、成り行き如何で、菅内閣は倒壊するかもしれない。


 安倍疑惑事件は、列島のいたるところに、まるで地雷のように埋まっていることが分かる。改憲軍拡の極右政権の恐怖である。恩師・宇都宮徳馬が、泉下で怒り狂っている様子が目に見えるようだ。


 ワシントンの対中国戦略の訓練基地を、新たに日本の無人島に作り、米軍に提供するという、第二の沖縄・辺野古移設事件といえるものだ。トランプの犬・安倍晋三が指示して、馬毛島買収作戦が開始されていた。


 かつては神奈川県厚木の米軍基地で、恐ろしい爆音を鳴らしていたものだ。日本列島のどこも、受け入れるところはないに決まっている。自衛隊岩国基地も地域住民が反対している。安倍が目に付けたのが、鹿児島県の無人島だったが、ここも漁民らが反対している。それでも強行するという安倍の意向を受けて、日本学術会議でも話題を振りまいた杉田官房副長官が、所有権者の「タストン・エアポート」なる奇怪な会社と話し合いを行った、が今朝ほどの事情通の説明だ。


 そこで判明したことは、45億円の無人島が、なんと165億円に跳ね上がった。この時に、安倍の補佐官で海外出張不倫で有名になった和泉と、当時、自民党総務会長の加藤勝信(現在菅内閣官房長官)も介入、165億円でまとめ上げた。真っ黒な疑惑を印象付けた決定といえる。談合・ごね得の最たるものである。これは国民の税金・血税である。公明正大なものではない。


 疑惑の会社「タストン・エアポート」は、加藤の義父で、安倍晋太郎の盟友・加藤六月と深い仲という裏事情も発覚した。45億円物件がなぜ165億円に跳ね上がったのか。


 詳しい事情を知る安倍・杉田・和泉・勝信ということになる。国政調査権による国会喚問が不可欠だ。菅もまた、この事件に間接的に関与している、と事情通は指摘している。

 「和泉と菅の仲は、横浜市議時代から」「和泉も横浜在住という関係で特に親しい。その関係で官邸入り、いわば菅の代理人」などと周囲から見られている。

要するに、政治屋では安倍・菅・加藤の3人組と役人の杉田・和泉による165億円決着といえるかもしれない。


 これら一連の重大疑惑について週刊新潮や週刊大衆記者の山岡俊介も何度か報道している。今回山岡メモを提供してもらい、流れを追い、本日事情通にも確認して、以上の疑惑事件をまとめている。


 現状で決着がついてるわけではない。問題の会社トップの交代で、165億円は安すぎる、300億円だ、と言い出してもいるという。間に入った防衛省官僚が更迭された。はたまた物件の7筆に、根抵当権(それぞれ15億円)がついているため、買収は頓挫してしまっている。


 「さらに詐欺的企業の間に下地というカジノ事件に関与して、維新を除名になった、菅とも親しい悪徳代議士も絡んでいて、彼が官邸に脅しをかけている」という事情通の説明から、疑惑は疑惑を呼んでいる。



<安倍のツケが菅に、しかし日本は米国の属国ではない>

 トランプの犬が埋め込んだ地雷が、菅の致命傷になるかもしれないのである。新聞テレビは電通が抑え込んでいるようだが、いつまで抑え込めるだろうか。


 昨日、島根県松江市からの連絡によると、上空を日米の軍用機が飛び交って騒音が激しいという。自衛隊の緊急発進もそうだが、米軍艦載機の爆音に市民が耐えられるものではない。


 同市の会社社長は「木更津駐屯地のオスプレイは要人搬送用でしかない。日本海は危ない」と悲鳴を挙げていた。


 日本国民には、このさい、しかと理解してもらいたい。日本は独立国である。米国の属国ではない。安倍の祖父・岸信介の、60年安保改定で狂ったものであるから、これを対等な条約にすることが、日本政府の主権者に応える喫緊の課題であると。


 宇都宮徳馬ではないが、日本は「アジアに立つ」(講談社)。沖縄から米軍を引き揚げさせる、むろん、馬毛島に訓練場を作らせない。そのための護憲リベラルの政府を実現する。ここに的を絞るべきであろう。

 神社参拝ではなく、この点に枝野と小沢は集中すれば、主権者はついていくだろう。



<空母艦載機の離発着訓練は米国内でやるべし、日本領土はNO

 米空母の訓練場は、戦争の危機を招来させるだけのものである。国民はNOである。まともな護憲の政府を誕生させる時である。


 英シンクタンクの分析では、2028年の時点で、アメリカの経済力は1位の座を、中国に譲るという。話半分にしても、いまの米コロナ対策のいい加減さを見ていると、その可能性は高い。


 地球の経済的磁場は、欧米からアジアに移る。日中と南北朝鮮+ASEANが、地球のエンジン役となることは分かりきっている。アジアの世紀に、米空母艦載機の訓練場など、百害あって一利なし、である。


 米国の領土を利用して訓練するのが、21世紀の要請である。日本領土はNOである。


 安倍家の執事・加藤勝信や沖縄の政治屋・下地らの暗躍を、これ以上許してはならない。

2020年12月28日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

大欠陥「医療事故調査制度」<本澤二郎の「日本の風景」(3947)

<菅コロナ・安倍レベルのいい加減すぎる責任回避制度>

 ごくごく一部の病院と医師を除いた、日本の医師会・医療関係者・医療官僚らの、医療事故に対する態度・体質は、まともとは言えない。遺族に向き合えないような彼らが、いまコロナの襲来と戦っている。評価したいが、100%のそれは無理である。


 早くから医療崩壊を叫ぶ医師会姿勢の背後には、悲惨な医療事故でも反省と謝罪の出来ない、嘘と隠ぺいの逃げの姿勢が見えてくる。医療事故の遺族の、真相を突く思いと言ってもいい。


 案の定、安倍と菅の電通五輪優先のコロナ対策の下で、ついに厳しい局面に追い込まれている。そんな時に厚労省と日本医師会が制度設計した「医療事故調査制度」が、やり玉に挙がった。コロナでも、医療事故死が発生している証左ではないだろうか。

 病院・医師の重大な過失が問われなければ、医療事故は永遠に無くならない。それを巧妙に回避するための調査制度は、仏作って魂入れず、でしかない。大欠陥の制度を、医療事故遺族ジャーナリストとして、声を上げねばなるまい。裁判をしようにも、いい加減な弁護士の餌食にされている遺族たちに、泣き寝入りを強いる制度なのだ。



<厚労省・日本医師会の身内同士の形だけの談合組織>

 遺族団体の厚労省への要望書は「調査が不十分」というもので、制度が出来上がった当初から、機能不全に陥っていたことが分かる。


 数年前に千葉県四街道市の日本最大の徳洲会病院で発生した医療事故の遺族に対して、病院は院内調査委員会さえも発足させなかった。保健所も動かず、病院のインフォームドコンセントさえも実施されなかった。「心電図を見せてほしい」という要求に、病院は「もう消してない」と安倍レベルの嘘をついたという。

 むろん、警察への110番通報さえしなかった。遺族の機転で司法解剖したものの、無知な千葉県警と四街道署が、捜査を打ち切ってしまった。遺族の怒りは、今も怒髪天を突く勢いである。


 反省と謝罪など無縁なのだ。せっかくの医療事故調査制度さえも、機能しなかった。日本最大の大病院でさえも、この程度である。


 筆者の次男が、東京都品川区の東芝経営の東芝病院で、看護師に放置されて100分、その間、痰がのどに詰まって窒息死。入院数時間後のことであるが、10年経っても東芝は、反省も謝罪もしない。東芝の政治力と電通の威力で、記者会見さえもほとんど封じ込められてしまった。


 筆者の怒りの言論戦は、ここにあるのだろう。やむなく警視庁に刑事告訴したが、東京地検の検事・松本朗に不起訴にさせられた。検察審査会は、検察によって操作されていることも判明した。


 調査制度が誕生する前の医療事故死だが、ことほど医療従事者の倫理・道徳の観念は、やくざかならず者レベルである。


 はっきり言うと、日本医師会と厚労省官僚の談合組織であって、遺族団体の「調査不十分」は、発足当初から分かりきっていたことである。


<倫理ゼロ・病院・医師のミスを真正面から指摘する指導力なし>

 医師の倫理は不十分、もしくはない、と断罪したい。

 次男の事故についてまとめた「医師失格」(長崎出版)取材の時、専門家の医療事故死の統計数字だと、最大で年4万人が亡くなっている。交通事故死よりも多い。


 病気で倒れたら「明日は我が身」なのである。


 ロッキード事件当時の法相・稲葉修の家は「代々の言い伝えは、医者は病気を治す力はない。よって病気をしてはいけない」というものだった。彼の娘の証言である。稲葉家は、代々村上藩の御殿医だった。東芝に殺されたような妻の先祖も、やはり前田藩の御殿医だった、と義母がよく語っていた。


 日本の医療関係者は、ことによると呪われていないのだろうか。戦後の医学界を主導した医師団は、あの生体実験で知られる京都帝大や東京帝大の731部隊の軍医関係者だったのだから。倫理観喪失も極まっている。



<医療事故死被害者に寄り添う健全な医療事故調査制度でない>

 日本は医療事故多発国といっていい。息子の命を奪われて、そこから取材してみて分かったことである。


 その過程で判明したことだが、ごく一部に善良な医師がいる。27歳で最初の医療事故(千葉県市原市の帝京大学病院)で植物人間にさせられた時、我が家を訪ねてきた同病院医師が、泣きながら「私が担当していれば治った病気です」と初めて医療事故だと教えてくれた。 

 そこから立ち上がった。週刊誌記者の岡田さんが「サンデー毎日」、ついで「アサヒ芸能」「週刊文春」も記事にしてくれて、帝京も折れた。これらの週刊誌報道がなければ、帝京も開き直っていたことを考えると、日本の医療は本当に恐ろしいのである。


 帝京との裁判闘争の場面では、高知県南国市の高橋正六医師が「わしが法廷で証言する」と息巻いてくれたことを忘れない。いい医者もいる。

 同じく帝京と裁判闘争を、今もしているはずの四街道市の及川夫妻は、どうしているだろうか。


 対して、東芝は全く違った。財閥の威光をひけらかして、人の命に向き合おうとはしない。病院長・主治医・担当医・看護師らも、逃げまくっていて恥じない。東芝は本当に恐ろしい財閥病院である。経営陣だけでなく、構成員すべてが腐っている。株主も?



<検察審査会が検事の言うなりの組織とそっくり>

 東芝医療事故では、ひとり検察に立ち向かった。守銭奴弁護士の餌食にされないための、乾坤一擲の戦いだったが、検事・松本朗という小僧にしてやられてしまった。


 制度としての検察審査会も、世論が動かなければ、検事の不起訴が貫徹される。結果はその通りとなってしまった。


 検察審査会は、民主主義の冠をかぶった検察の走狗なのである。安倍事件は国民が監視しているため、11人の委員はいつもとは違う。不起訴相当というイカサマの決定は出来ない。


 余談だが、菅内閣の軍拡の責任者・岸信夫も、次男と同じ病気にかかったが、彼はまともな医師にぶつかって、難なく生還した。母親は幸運だった。


 いえることは、病気をすると、幸運な患者と、不運な患者に分かれる。後者は命を奪われる。しかも、反省と謝罪のない病院と医師によって、医療事故は繰り返し起きる日本、恐ろしい日本の医療なのである。次男と妻の悲劇からの結論である。

2020年12月27日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

「医療事故調査制度」見直しへ遺族ら要望 「調査が不十分」

20201224649

患者の死亡事故が起きた医療機関に原因の調査などを義務づけた「医療事故調査制度」について、遺族などで作る団体は「調査が十分に行われていない」として、国に制度の見直しを求めました。

平成27年に始まった「医療事故調査制度」は、すべての医療機関に対して、予期できなかった医療事故で患者が死亡した場合、第三者機関の「日本医療安全調査機構」に報告したうえで、原因を調査することを義務づけています。

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日は遺族などで作る団体の代表らが厚生労働省を訪れ、要望書を提出しました。

団体には、制度の対象とみられる医療事故の相談がこの5年間で135件寄せられていますが、実際に報告が行われたのは14件にとどまっているということです。

このため「調査が十分に行われていない」として、来年春までに検討会を設置し、
調査をしなかった医療機関の公表や
第三者機関が調査する仕組みの導入などを検討するよう求めています。

「患者の視点で医療安全を考える連絡協議会」の永井裕之代表は「医療機関がしっかり調査をするということで制度が始まったが、全く報告していない医療機関もある。よりよい制度に向け、議論していきたい」と話しています。(12月24日NHK)


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