2020年11月

小泉進次郎はまだ小僧か!<本澤二郎の「日本の風景」(3910)

<深夜SPと犬と幼児を連れてのイタリアン料理店不始末>

 生活苦のため、コロナ治療を満足に受けられずに、二つとない命を落とす悲劇の市民が相当数いることが、あちこちで報告されている。いたたまれない気分にさせられている、今の日本国民である。ところが、コロナ軽視の菅内閣の閣僚には、かなり危うい人物の存在が明らかとなってきた。


 今朝ほどの事情通の情報によると、本日発売の写真週刊誌「フライデー」に、地球の気候変動抑止のため、現在、最も大事な任務を帯びている小泉環境大臣の暴走が、写真付きで報じられているというのだ。


 深夜に夫人とイタリアンレストランに行くのは問題ないが、事実上、勤務時間外のはずなのに、東京都民が血税で雇っているSPを同伴させ、身辺擁護を放棄させて、幼児の面倒を見させていたことは、万一のことを考えると、容認できるものではない。


 しかも、犬まで連れていた、となると、もはや国民常識を逸脱している。親分の菅の醜聞に比べるとどうなのかわからないが、事情通の東京都民は、怒り狂って報告してきた。「多くの国民に伝える義務がある」と厳しく伝えてきたものである。


 優雅な環境大臣にとって、生活苦でろくろく治療も受けられずに命を落としている、主権者たる国民が存在していることに無頓着らしい。こうした深刻事態を、菅内閣の閣僚には理解できないのか。いかに官邸と霞が関が、狂っているかが分かろうというものだ。


 コロナよりも経済優先の経済とは、電通五輪の強行のことである。人命よりも、電通の安倍・森の五輪、背後の石原慎太郎五輪である。欧米のメディアがIOCのバッハをこき下ろしても、日本の新聞テレビは批判さえできない。落ちるとこまで落ちた菅内閣の一員の暴走も、政権の因果を物語っている。


<幼児をSPに任せて食事中に暴漢に襲われたら?>

 「夫妻の贅沢な食事と談笑の間、零歳児を大臣警護のSPがあやしていた」というのである。これはSPの職務放棄の何物でもない。

 そもそも深夜のSP護衛は、あまり聞いたことがない。普通の閣僚は、仕事が終わると、SPを帰宅させるものだ。私的な時間を、護衛名目で監視されることに抵抗する閣僚が多いはずだ。


 この点で、若い大臣は、むしろ「俺は偉いんだ」と喜んでいるらしい。まずは想定は出来ないが、SPは万一のことを想定して、要人の警護をする責任を負っているはずである。幼児をあやしていて、SPの任務を果たせるわけがない。SPも、大臣も失格であろう。


 東京はやくざや暴漢が跋扈している土地柄であることに、元首相の倅は何も分かっていないらしい。


SP残業代は東京都民の税金と都民の怒り>

 SPはロボットではない。人間である。家族も兄弟も親類もいるだろう。特別なことでもない限り、普通の市民生活を送る権利を有している。


 大臣の仕事が終われば、夜の付き合いなどする必要がない。SPは自由な時間を自由に過ごせばいい。SPだからと言って、深夜まで閣僚の警護などする必要はない。第一、ごく普通の市民は、役所の大臣が誰なのかも知らない。関係のないことである。


 たとえば、麻生太郎という資産家は、よく銀座で飲み食いしているという。そのさい、SPをぞろぞろと引率しているのであろうか。誰か取材して報告してもらいたい。


 SPの深夜勤務は、残業として都民が支払わされている。喜ぶ都民がいるだろうか。アメリカでCSICという日本支配のワシントン機関で特訓を受けてきた小泉の倅に、正直なところ、期待できるものは何もない。


<環境大臣の犬の小便3回も、環境衛生上は大問題>

 事情通の怒りは、犬にも向けられる。

 フライデーカメラマンに感服するばかりだが、問題の犬は3回も小便をしたという。環境衛生上、好ましいものではない。

 いま田舎でも、善良な市民は、犬の散歩に大便を取り除くための容器と小さなスコップ持参で散歩している。都会では当然のことながら、小便を取る容器持参のはずだ。しかも、環境を担当する大臣である。

 脇の甘すぎる小僧大臣も、菅好みという。底が割れているではないのか。

2020年11月20日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

暗黒政治7年8か月+α<本澤二郎の「日本の風景」(3909)

<拙著「小選挙区制は腐敗を生む」は見事証明!>

 宮澤喜一内閣のもとで噴きあがった政治改革論、これに学会・新聞テレビ・自民党などが、派閥解消や政界の金集めを規制すると称して、小選挙区制の世論を形成した。その時、ひとり「小選挙区制は腐敗を生む」(エール出版)を書いて、抵抗した。


 理由は明白だった。2割か3割の得票で、国会の議席を3分の2という圧倒的多数を占めるためだった。安倍の祖父でA級戦犯・岸信介の平和憲法改悪野望を熟知していたからである。


 案の定、安倍内閣は公明党創価学会を抱き込んで、憲法違反の戦争三法(特定秘密保護法・自衛隊参戦法・共謀罪)を強行した。やくざを感動させるカジノ法も、公明党国交相が主導して強行した。


 他方で、首相の安倍犯罪が次々と露見したが、火消し役の官房長官・菅義偉のお陰で、もみ消してきたのだが、現実はそんなに甘くはなかった。腐敗追及は市民や学者、文化人、法曹界にも及んでいる。現在進行形でもある。「小選挙区制は腐敗を生む」のである。安倍・自公・日本会議の右翼政権は、実に7年8か月継続、スキャンダルまみれで沈没したが、後継者は訴追回避のための菅を指名した。


<暗黒政治は今も継続=電通五輪強行でコロナ急増>

 日本医師会会長の中川俊男は、11月18日の記者会見で「コロナ急増の原因は、Go Toトラベルがきっかけ」と正直に答えた。


 IOC会長のバッハまで懐柔しての、電通五輪強行に向けた進軍ラッパを吹きならしている最中にも、欧米のみならず日本列島も、新型コロナウイルスが容赦なく人々に襲い掛かっている。人命軽視の利権五輪が本当に実施できるのか、神のみぞ知る、である。


 コロナ対策は、中国や韓国のように人々の往来を止めるしかない。経済優先では解決しないのだが、わが安倍後継内閣は、公然とGo Toトラベル推進に徹している。同時に、円を刷りまくって株買いに突進、地獄のハイパーインフレ

に向かっている。


<議会運営の生き字引・平野貞夫が安倍辞任の裏を暴く>

 贈呈本の「月刊日本」10月号を斜め読みすると、議運の生き字引で知られた平野貞夫が、安倍辞任の原因をすっきりと暴いている。議会事務局から政界入り、現在は民間人という経歴から、安倍の正体について一番詳しい。


 彼は護憲リベラルの宏池会・前尾繁三郎が衆院議長の時、側近として仕えている。前尾の薫陶を受けたことが幸いしてか、物言いは率直でわかりやすい。

政治家の弱点を、おおむね知悉している。そこから、安倍病気辞任の偽りを指摘しているのだ。



<病気理由は嘘・刑事訴追から逃亡・菅を防護服>

 要するに、安倍の持病についての信濃町の慶応病院は、これまで診断結果を明かしていない。一国の首相が病気で引退する場合、入院して治療するが、その病状を病院は公表する義務を負っている。ところが、安倍の場合、これが全く行われていない。


 つまりは、政治的な理由で退陣したものなのだ。頷くほかないだろう。病気は、辞任の口実に利用したにすぎない。平野の指摘は正しい。


 彼は雑誌の質問に対して「森友・加計・桜、黒川問題、河井事件などで権力を私物化した結果、公選法違反をはじめとする違法行為の容疑がかかっている。特に、河井事件が辞任の引き金になった」とコメントしている。「最大の焦点は、自民党本部から河井杏里陣営に提供された1・5億円の資金の趣旨と使われ方、資金の一部が安倍事務所に還流した疑いもある。一歩間違えると、辞任後に刑事責任を問われかねない。そこから何としても逃れたい。先手を打っての菅禅譲だった」とも。


 大筋で彼の分析は的を射ている。


<検事総長・林真琴罷免のため検察官適格審査会=国民固有の権利>

 勇気と正義を貫く市民グループは、まさにそれゆえに安倍犯罪を捜査しない日本の検察・トップの検事総長を、検察官適格審査会に掛けて罷免に追い込もうというのである。


 検察が、目の前の犯罪に対して逃亡することは、検察庁法や刑事訴訟法、公務員法に違反している。税金泥棒であろう。


 林検察は、安倍犯罪に対して捜査しない。それどころか、安倍の防護服に成り下がっている、と断罪するほかない。安倍は当初、何でもいうことを聞く黒川弘務を検事総長にしようとしたが、世論の激しい反発で成功しなかった。第二の作戦が、新検事総長・林真琴との裏取引だった、との指摘も説得力がある。


 最近の安倍ラッパは、菅のそれを凌駕している。閥務経験がないのに、細田派・清和会をそっくり呑み込もうと暗躍しているらしい。当然、小泉純一郎や福田康夫らが反発するだろう。


 事情通の恐ろしい分析もある。「安倍は在任中、60兆円を海外にひも付きの援助をしてきている。これのリベート・キックバック代金3%と仮定しても、途方もない金が、秘密口座に流れているのではないか。社民党の福島瑞穂は知っているらしい」。


 主権者の知らないところで血税が、どす黒くどろどろになって安倍の懐を膨らませていないのであろうか、との主権者の懸念は尽きない。暗黒政治は、これからも公明党創価学会・神社本庁・統一教会などの「カルト」を巻き込んで、継続するのであろうか?


 小選挙区制は諸悪の根源である。護憲リベラルが飛躍するしかない。

2020年11月19日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

恥を知れ!詩織さんいじめ<本澤二郎の「日本の風景」(3908)

<レイプ被害者をいじめて喜ぶ右翼人士の日本なのか>

 多くの国民が、日本でもっとも勇気のある女性の代表と考えている強姦被害者・伊藤詩織さんに対して、そのことを弄ぶ悪党がまだいたことを、昨日の東京地裁での名誉棄損法廷のことが報道されて、改めて確認することが出来た。善良な市民は、またしてもこの国の民度、権力を背にした邪な漫画家の存在と日本人の人権意識の低さに気づかされた。


 犯人は、仮面をかぶった漫画家という、おそらくは売名行為を狙っての悪党に違いないが、対して詩織さんが新たな勇気を奮い起こしての戦いに敬意を表したい。担当する裁判官がヒラメ判事でないことを祈りたい。


TBS強姦魔救済事件は安倍・菅官邸の極め付きの犯罪>

 国民はおろか欧米の社会でも、TBS強姦魔を安倍と菅の官邸が、権力を乱用してチャラにした悪辣な事件を承知している。欧米では、政権が吹っ飛ぶような大事件である。

 状況証拠は、腐るほどそろっている。TBSを代表したような御用記者・強姦魔に対して、TBSはまだなんら処分をしていないと聞く。まともなテレビ局ではない。まずは、反省謝罪をしなければならない。


 それにしても、御用記者のレイプ事件をチャラにする安倍・菅内閣の、これほどの悪辣な犯罪ゆえに、外国のメディアは堂々と報道した。ところが、政府電通に支配される日本の新聞は、一行も報道しなかった。


 恐ろしい権力犯罪に蓋をしながら、今になって民事の事件をうわべだけ報道する新聞テレビの不甲斐なさに、多くの国民は辟易している。何度でも繰り返すが、警察にも検察にも正義の観念がない。権力の犬でしかない。


 ちなみに、検察のボスである林真琴を罷免するために、堂々と検察官適格審査会に掛ける市民の戦いは、憲法が命じる国民固有の権利だからであって、TBS強姦魔救済事件もこれと無関係ではない。



<行政官である悪徳警察官・中村格の単独犯罪ではない>

 警視庁高輪署は、詩織さんの訴えに応じて証拠をそろえて、米国から帰国する山口強姦魔の逮捕状を、東京地裁の許可を得てとった。いざという場面で、行政官でしかない警視庁刑事部長の悪党・中村格が間一髪食い止めた。これほどの破天荒な重大事件がほかにあるだろうか。


 反省も謝罪もしない山口強姦魔は、逆に民事で詩織さんに襲い掛かったのだ。悪党には、悪党の弁護士がつくものであるが、裁判所は強姦を認めて、当たり前のことだが、詩織さんに軍配を上げた。目下控訴中と聞いている。


 むろん、一審の判断が覆ることなど想定できない。もしものことがあれば、数千万の女性が立ち上がるだろうし、善良な男たちも決起、国際的な波紋を再び巻き起こすだろう。その時は、ヒラメ高裁判事を罷免する国民運動も展開されるだろう。


<レイプ文化に抵抗しない女性は鬼畜以下ではないのか>

 問題の根源には、日本のレイプ文化が根強く戦後も、生き残っている点にある。日本最大の恥部の一つである。その分厚い殻を破った詩織さんは、すばらしい日本人である。


 首相官邸が、身内の御用記者の強姦事件を救済するというような事態は、前代未聞のことである。もうこれだけで、安倍も菅も政治家とは名ばかりで、人間として失格であろう。


 人間失格の悪党に権力が握られてることが、日本の前途を真っ暗闇にしていると断罪できるだろう。したがって、そのことは多くの女性が、レイプ文化に抵抗しない証拠でもある。


 社民党の福島瑞穂議員に訴えたい。護憲と日本の強姦文化を返上することに集中してはどうか。展望が開けるのではないか。


<レイプ犯罪に甘すぎる日本の警察に頼らなかった戦争遺児>

 日本のレイプ文化は、日本の警察・検察の資質と深く関係している。強姦されても、警察に駆けこもうとしない被害女性。それは警察に飛び込んでも、まともな対応を期待できない点にある。警察に大きな課題がある。


 油断すると、取り調べの捜査官が強姦魔であったりするのだから、これは被害女性に酷というものだ。警察署の3分の1程度を女性にするのも方法であろうが、問題は警察庁長官や国家公安委員長の資質にも問題がある。

 やくざと連携している政治屋がいかにも多すぎるのだ。

 新聞テレビの弱体化とも連動している。


 2014年4月28日に非業の死を遂げた「木更津レイプ殺人事件」の被害者は、死ぬまでやくざによる強姦を秘匿した。110通報をしなかった。

 入れ墨に抵抗できる女性は、この日本にはいないのだろう。


<「木更津レイプ殺人事件」はやくざの格子無き牢獄と恫喝による衝撃死> 

 この悲劇的事件を徹底取材して判明したことでもあるが、やくざ強姦魔は、ひとたび女性を強姦すると、決して逃がすことはしない。

 性奴隷にして水商売を強要する。格子無き牢獄である。犯人は万死に値するが、第三者は分からない。


 恫喝死する直前に「大工もする介護施設の浜名さんは、実はやくざ。浜名は

やくざです」という最後の一言から、介護施設「かけはし」を経営する浜名が、二足の草鞋を履くやくざであることが判明した。共犯者のヘルパー・吉田ふみえと大工・佐久間清のことも分かったのだが、千葉県警と木更津署は捜査しようとしない。このことは今後とも追及したい。


 この事件は、犯人もその仲間も、被害者の戦争遺児もすべてが創価学会員である。友人は「元千葉県警捜査二課長歴のある中村格が臭い」と推測している。


 伊藤詩織さんの悲劇は、日本の女性のみならず、日本で働いている外国人女性にも起きている。詩織さんの戦いは、全女性を救済するための、崇高な行動である。菅や安倍との戦いでもある。詩織さん!がんばれ!仲間はいっぱいいるよ!

2020年11月18日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

ツイッターに投稿されたイラストなどで名誉を傷つけられたとして、ジャーナリストの伊藤詩織さんが「はすみとしこ」のペンネームで活動する漫画家蓮見都志子氏ら3人に、計770万円の損害賠償などを求めた訴訟の第1回口頭弁論が17日、東京地裁(小田正二裁判長)であった。(時事)

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 ツイッターで中傷的なイラストなどを投稿され名誉を傷つけられたなどとして、ジャーナリストの伊藤詩織氏(31)が漫画家のはすみとしこ氏らに計770万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が17日、東京地裁(小田正二裁判長)で開かれた。伊藤氏は意見陳述で、「性被害の被害者をセカンドレイプ(2次加害)といえる言動で攻撃する人が大勢いる。私の被害を正面から受け止めてほしい」と訴えた。はすみ氏は出廷せず、答弁書で請求棄却を求めた。【塩田彩/統合デジタル取材センター】

 今年6月、はすみ氏と、はすみ氏の投稿をリツイートした男性2人を提訴。訴状によると、はすみ氏がツイッター上に伊藤氏に似た風貌の女性とともに「枕営業大失敗」などと描いたイラストが、性暴力被害を訴えた伊藤氏の名誉を傷つけるものであり、リツイート行為にも責任があると主張している。 伊藤氏は17日、紺色のジャケット姿で出廷。意見陳述では、はすみ氏の投稿について、「私が意図的に相手を陥れるためにしたと言わんばかりのイラスト」だと述べ、「なんとか被害から立ち直りたい、日常を取り戻したいという私の思いは踏みにじられた」と語った。

 また、「イラストが拡散されていく様子を思い浮かべると、街を歩くことに大変な苦痛を覚え、帽子やサングラスをかけ、常に周囲を警戒するようになった」と語り、投稿拡散による被害の深刻さも訴えた。

 伊藤氏は今回の訴訟について「性被害の傷とトラウマを抱え回復途中の私にとって、あのイラストを見るのも、イラストについて話すことも、話しているところを他人に見られることも苦痛だった。ただ、インターネットで(性被害者への)セカンドレイプに加担する人は大勢いる。私自身が前に進むために、そして、私と同じ被害に苦しんでいる人たちのために、裁判を始めた」と語った。

 はすみ氏はこの日、法廷に姿を見せなかった。伊藤氏側によると、当初は出廷を予定していたという。はすみ氏は今年8月、訴状の受け止めについて毎日新聞の取材に文書で回答し、「(イラストは)フィクションであるため、事実真実と異なって当然」と主張していた。

 はすみ氏の投稿をリツイートした男性2人も、それぞれ請求棄却を求めた。

 SNSでの誹謗(ひぼう)中傷を巡っては被害者救済を求める声が大きく、総務省が匿名投稿の発信者情報開示を請求しやすい仕組みを検討するなど、対策が進みつつある。ツイッター社も、利用者が投稿をリツイートする際、自分の意見をつける「引用リツイート」の画面を提示する仕組みを導入し、安易な情報拡散に歯止めをかけようとする姿勢を示す。だが、悪意あるデマや中傷を根本的に防ぐことは難しいのが現状だ。

 伊藤氏は弁論終了後、地裁前で報道陣の取材に応じ「(中傷投稿を)拡散する場となっているプラットフォームにも、この問題を一緒に考えてほしい」と語った。(毎日)

利権に狂った電通五輪<本澤二郎の「日本の風景」(3907)

<電通工作に狂ったバッハIOC会長と安倍・菅・森の利権政治屋トリオ>

新型コロナウイルスは、既に第三波、市中感染に突入しているとみてよい。そこにドイツ人の人命軽視のIOC会長が特別機で来日、菅・安倍・森・小池らと電通五輪の強行をぶち上げた。2020年11月16日のことである。


 人は、利権五輪に狂った日本政府当局・五輪関係者と、戦後初めて狂ったドイツ人弁護士の狂騒曲に強く反発している。「コロナ・電通」五輪にバッハも屈した形である。


 ギリシャで誕生した国際的平和友好のスポーツ大会は、人命を放棄して「利権」に特化したもので、到底容認できるものではない。


<パンデミック・クラスターどこ吹く風「人命なんて糞くらえ」なのか>

 利権IOC会長と会見した後の、コロナの政府対策本部を開催したあとの菅義偉の記者会見は、要するに各省大臣と各自治体首長に「しっかり頼む」という発言に終始、心配する国民にそっぽを向けた。


 これをテレビで見た庶民は「菅は安倍レベルかそれ以下の出鱈目首相だ」と判断、冬が近いせいか、心が凍り付いた。


 わかりやすく言うと、彼ら利権に凝り固まった面々は、欧米から南米で吹き荒れる新型コロナウイルスなど、五輪利権のためには「どこ吹く風」と言わぬばかりなのだ。

 まともな医師は「市中感染」に突入している、と警戒警報を鳴らしている。誰でもどこにいても感染するのである。ここへきて高齢者の感染が増えてきている。重症化から死に至るケースである。


 「民に寄り添う聖君」は中世の時代のことであろうが、それと比較してみても、愚か者どころか、頭が狂ってしまっている菅や森ということになる。



<協賛企業は社員引き上げ、スポンサー激減、それでも?>

 五輪は東京都だけで実施できない。背後に控える民間の協賛企業がスポンサーとなって、大金を投入しなければ、実現できない、今日では利権五輪が定着している。


 IOCがその渦中に追い込まれて恥じないのだから、こんな利権五輪に現を抜かす為政者は、そもそも独裁者かその類に決まっている。日本の悪役・石原慎太郎がぶち上げ、頓挫すると、次は安倍が「福島原発は完全に抑え込んだ」という大嘘を垂れ流し、加えてIOCを買収して、獲得した不条理な五輪で正当化できるものではない。


 フランス検察は、買収工作の一角どころか、ほぼ全容を掌握している。しかも、人命を奪うコロナ五輪買収事件を放置するはずもない。既にJOC会長はその罪で失脚した。犯罪の当事者として訴追されかねない安倍も退陣した。

 勇気ある市民は、訴追をしない検事総長・林真琴を検察官適格審査会に掛けるよう申立書を法務省に提出、受理されている。


 11人の審査会委員の一人である平沢勝栄が入閣、交代人事が進行中である。ここでの時間稼ぎは許されない。勇気ある市民のハッシュタグを期待したい。コロナ五輪どころではないだろう。



<「俺には恫喝もできる強い味方がいるよ」といいたいらしい?>

http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/322.html

http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/327.html


 最近の菅関連報道によると、彼の背後には怖い人脈がこびりついて、悪事を働いてきたことが、次々と判明している。清和会OBは「俺には強い味方がついている。新聞テレビは俺の応援団。怖いものなしだ、とそっくり返っているように見えてならない。日本には立派な憲法がある。法治国家だ。許されるわけがない」と咆哮している。


 人命を守る為政者が本物の為政者のはずだ。IOCJOCと菅・小池・森は、狂ったまま突っ走れるのか?以下は通信社記事である。


国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は16日、菅義偉首相と官邸で会談し、新型コロナの拡大で来夏に延期された東京五輪・パラリンピックを、必ず実現するとの方針で一致した。欧米や日本で感染が再拡大している中、改めて両者で開催に向けた強い決意を示した形だ。首相からコロナ対策などの説明を受けたバッハ氏は会談後、記者団に「観客を入れることに対しても確信を持つことができた」と述べた


2020年11月17日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

首都圏危うし<本澤二郎の「日本の風景」(3906)

<最も危険な軍用機・オスプレイが木更津駐屯地に永住か>

 軍用機・オスプレイは、世界で最も危険な軍用機として定評がある。それを安倍・軍拡政権は、17機も大量購入したのだが、その一部が首都圏の木更津

駐屯地に、事実上配備された、と事情通が報告してくれた。11月6日には試験飛行も実施。本来防衛省が計画した佐賀空港から、首都圏に腰を下ろすと見られている。列島どこからも敬遠されるイージスアショアと共通して、オスプレイも世界から嫌われ続けている最も危険な軍用機で、事故多発機を誰も否定できない。


 「空中でヘリコプターとジェット機を瞬時に切り替えるという芸当は、実際は技術的に難しい。パイロットのミスは当たり前だ」と専門家は警鐘を鳴らしているほどである。どこに墜落するのか、首都圏民は安眠できない。

 


<羽田・成田の国際空港の超過密渋滞の米軍支配の超危険空域>

 断るまでもないだろう、成田・羽田は、自由に飛べない危険な米軍監視空域で知られる。わずかな空域を利用して、民間機が飛んでいる実情にある。これは、沖縄の空域もほぼ同様である。


 成田と羽田が交差する過密空域に泣かされている民間機の操縦士の神経を逆なでするような、防衛省・千葉県・木更津市・地元選出のやくざ文化を背景とする国会議員と地方議員が強行したものであろうが、これは大きな間違いである。必ず墜落事故が起きる。100%の確率で!


 オスプレイ事故による被害の一切の責任を取るとの一札を彼らは、千葉県民のみならず首都圏民に入れるべきである。強く求めておきたい。


 安倍・自公・日本会議の改憲軍拡の延長線上にあることを、菅も岸もよくよく承知しておくべきだろう。人命よりも軍拡優先、人命よりも電通五輪優先という点を忘れてはなるまい。


 福田赳夫元側近の厳しい指摘であることも、あえて付記しておきたい。



<江戸前・浅草ノリの特産地も危険地帯に!>

 木更津駐屯地の東京湾の海岸は、名物・浅草ノリの本場である。財閥・三井不動産が埋め立てをしなかったころは、内房線から海苔養殖採取の小舟が浮かんでいて、東京湾に彩を添えていたものだ。


 海岸を埋め、内陸地に山砂採取とゴルフ場と高速道路による乱開発によって、今では猿やイノシシなどが山里に下りてきて、畑や水田を荒らしまくっている。自然を破壊する中で、気候変動が地上と海を混乱させ、そこから新型ウイルスが次々と現れ、人間の命を奪う悲惨な地球になり果てている。


 それでも悪魔人間は、軍拡による戦争に血税を投入、財閥を太らせることに懸命である。安倍も菅も悪魔人間なのか。因果の応報は、科学的に証明されている。戦争三法にNOを突き付けた日本学術会議推薦の6人は、当たり前のことをしたのだろうが、国家主義政権の下では英雄に値する。

 彼らは、ゴマスリのジャーナリストでも、科学者でもない。


<佐賀県漁民は健全、特産の海苔ブランドを守りぬいてオスプレイNO

 それにしても、佐賀県民は賢い。知恵のある人たちが多い。やくざに支配されたような房総半島とは異なる。


 特産の有明海のブランド海苔を、見事に死守したかにみられる。佐賀・鍋島藩には、人材が多い。平和軍縮派の戦闘的リベラリストで有名な宇都宮徳馬は、父親が鍋島藩出身の陸軍大将の太郎。軍閥・長州の山形有朋の独裁に抵抗した人物で知られる。朝鮮の3・1独立運動に際しては、朝鮮軍司令官として、軍の発砲を禁じて、陸軍大本営の指示に反対した。


 愛野與一郎は、外務省政務次官のとき、田中角栄の意向を外相の園田直に進言して、日中平和友好条約締結(福田内閣)の捨て石になった。彼のお陰で、1993年に北朝鮮を訪問、幸運にも金日成と会見する好機をつかむことが出来た。


<木更津市のオスプレイ基地OKの背後で何があったのか>

 オスプレイを受け入れる市民は、日本のどこを探してもいない。安倍と菅のための軍事利権に反対する国民は、多数である。


 それでいながら、木更津市の愚かすぎる渡辺という市長は、受け入れて市民を裏切った。昨年の15号台風の渦中、雲隠れした警察官の倅のタレントは、それでも10年知事を務めた。ことほど低すぎる民度が災いした。渡辺も同類なのだろう。木更津市民を恥じる我も情けない。


 人脈をたどると、渡辺の父親とやくざ代議士・ハマコーは親密な仲だった。ハマコーもそうだが、倅も防衛省利権に目がない人物で知られる。防衛省が声をかけたか、それとも地元が内々手を上げたのか、ともかく木更津駐屯地にオスプレイが襲い掛かってきた。

 事情通は、政治利権がらみだ、と指摘している。


<ハマコーの地元、倅も自衛隊と関係、市長を恫喝か?>

 ぶちまけると、市民の噂によると、なんとハマコーの倅が、渡辺を口説いた、ということになる。防衛省は、ともかく佐賀の漁民に断られてしまい、あとはどこでもよかったらしい。そこにハマコーの倅が現れた、という?


 事情通は「ハマコー父子と軍事利権は長く強い。倅が懸念する渡辺を、恫喝して抑え込んだのだろう」という。当たらずとも遠からず、に相違ないだろう。


 次の市議選で変化が起きる、起きないと、このあたりの袖ヶ浦市、君津市、富津市は崩壊するかもしれない。すでにハマコーの故郷の富津市の財政は破綻しているという。


<木更津レイプ殺人犯の介護施設もすぐ近くの不思議>

 不思議なことがあるものである。木更津オスプレイの近くに「木更津レイプ殺人事件」犯人のやくざ浜名の介護施設「かけはし」がある。


 浜名が反対運動をしたという事実を聞かない。それどころか、推進派だったかもしれない。公明党創価学会は、確か渡辺支持派と見られているのだから。


 浜名は今も公明党創価学会派なのであろうか?興味がある。千葉県警も木更津署も、人々の監視の目がきつくなってきていることに気づくべきだろう。

被害者の戦争遺児の地獄からの監視もある。オスプレイ襲来の行く先を見抜いているのかもしれない。

2020年11月16日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

 陸上自衛隊は6日、木更津駐屯地(千葉県木更津市)に暫定配備している輸送機オスプレイの試験飛行を始め、7月に配備された2機のうち1機が、同駐屯地内でホバリングを行った。自衛隊が保有するオスプレイが国内で飛行するのは初めてで、10日以降は駐屯地外で飛行する。(時事通信)

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