2020年09月

因縁の対決<本澤二郎の「日本の風景」(3849)

<安倍・菅の防護服=上川陽子再登板は悪魔の使い?>

 「安倍犯罪事件封じ法相の切り札は稲田朋美」との大方の予想に反して、死刑執行人で有名になった上川陽子。以前、彼女との宏池会パーティー会場での立ち話で、福田康夫内閣の公文書書管理で成果を上げたという説明に「まじめな女性宏池会議員」との印象をもっていたのだが?


 彼女の経歴を見て別の思いを持った。それは「安倍と菅の期待の星」だった。カトリック教徒・三菱総研・神道政治連盟・改憲派からだと、やさしい思いやりのある女性ではなく、リベラルの福田系というよりも、極右の安倍好みで、しかも実行力がすごい。


 法務大臣になると、一番つらい判断が死刑執行であるが、歴代の多くは延期して逃げ出す。しかし、彼女は全く違った。オウムの麻原彰晃ら大量死刑執行に対して安倍は、よほどうれしかったと見えて、台風直撃も忘れてどんちゃん騒ぎに明け暮れたほどである。


 2018年には、法務省刑事局長の林真琴の事務次官昇格を蹴飛ばして、名古屋高検に追いやった。そうして問題の安倍の防護服・黒川弘務の検事総長路線を敷いた上川だった。

 安倍、菅の意向を100%実行する期待の星なのであるが、とはいえそれは前首相犯罪のもみ消しだから、林検察とは攻守所を変えての攻防戦となる。


<林真琴検事総長の「正義の剣」を破ることが出来るか>

 正義の剣は、林真琴の手に握られている。上川の薙刀は、いうなれば悪魔の魔剣である。一部で発覚した検察不祥事に絡めて、野党質問を武器にして、林を辞任に追い込む作戦もある、との予想も出ている。


 魔剣が正義の剣を破壊する使命を帯びているというのだが、それが実現すれば日本国民が怒り出すだろう。上川の一挙手一投足を観察、反撃の機会を狙っている法曹界関係者・市民運動家は少なくない。


 モリカケ・TBS強姦魔事件から、桜事件、カジノ事件、河井1・5億円事件と検察の攻める材料は、いくらでもそろっている。万一、林検察がこれに手を付けないとすると、それは上川の魔剣に敗れたことになる。


 法曹関係者や市民運動家は、そこを注視している。検察が国民の期待を裏切るようであれば、市民は結束して伝家の宝刀「検察官適格審査会」発動で、容赦なく叩き潰すことになろう。そのための準備も徐々に進行しているようだ。


 正義の剣は、腐敗退治のため前進する宿命を帯びている。ホテルニューオータニ、安倍事務所、自民党本部の家宅捜索をすれば、事件の証拠は山ほど集まるだろう。これを阻止するのが、上川の法相就任の目的である。

 前任者の森雅子は、郷土の大先輩の宏池会・伊東正義を裏切った。上川はクリスチャン宰相の大平正芳を裏切ることになる。本来は、彼女に小さな良心さえあれば、拒絶すべきポストだったのだ。上川人事もまた、安倍と菅の宏池会分裂作戦の一つなのだ。


<安倍が辞めてジャパンライフの山口逮捕、検察に好機>

 昨日、詐欺商法で多くの年寄りたちを泣かせた「ジャパンライフ」の、この時期最大の詐欺師・山口という悪党が、ようやく逮捕された。急に警視庁が動いたのだ。どうしてかというと、安倍が辞任したため、ようやく決着に向けて本格的捜査が始まったものだ。


 事情通によると、問題の詐欺師は清和会の関係者1本にまとわりついてきた。森喜朗以来、小泉、安倍など清和会政権が続いてきた関係で、警視庁は手を出せず動けなかった。これもひどい話である。

 同じような事態は、千葉県警にもいえる。四街道市の徳洲会病院の医療事故や「木更津レイプ殺人事件」のやくざ捜査から、今も逃亡している、と見られている。政府・政権に配慮する日本警察には、正義の観念がまるでないのだ。

 ともあれ、ジャパンライフが動き出した。詐欺資金の多くが、清和会議員に流れている。これは林検察にとってプラス材料である。


<「安倍二代、加藤勝信義父、森喜朗はずぶずぶ」と清和会OB

 悪は、必ず献金リストを作成、保存している。捜査当局がこれを手にすれば、森喜朗から安倍父子、加藤勝信の義父などへの莫大な献金額が判明する、と見られているからだ。


 「安倍晋太郎と晋三、それに加藤六月と森喜朗はずぶずぶの関係だ」と清和会関係者が、以前から打ち明けていた。しかも、清和会の岸信介人脈に集中しているようだ。

 林検察の新たな武器となる。昨日の加藤官房長官のそっけないコメントが、事態の深刻さを裏付けている。

2020年9月19日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

虚構・捏造世論調査?<本澤二郎の「日本の風景」(3848)

<電通傘下の新聞テレビ=電通傘下の世論調査会社=嘘の垂れ流し>

 廃業寸前とささやかれてきた某新聞が、先陣を切って安倍防護服内閣の支持率を、60%を超える高い、ありえない世論調査の数字を公表した。これで安心して朝日もNHKも右に倣うことが出来る。


 ソ連崩壊で争いのない世界を夢見た人類は、いまでは嘘が蔓延する虚構の世界に突入した、と考える必要に迫られているのか。


 このところの日本政局の激変で、犯罪首相が「辞任する」と言い出したら、信じがたい内閣支持率となり、その犯罪首相の罪を覆い隠す政権の誕生に、これまた想定できないような世論調査結果が飛び出したことになる。


 この7年8か月の間に政治機能の中枢のみならず、何もかもが腐りきってしまっているのである。よくよく考えてみなくても、国民に真実を伝えなければならない公共性を有する電波、活字媒体も、根幹の部分で21世紀の特務機関・電通の傘下に押し込められて、権力批判が出来ない。たとえ許されても表面をかする程度だ。政府政権の虚構を宣伝することに、内閣記者会も手慣れてしまっている。


 正体不明の世論調査会社がいくつもあり、そこもまた電通が仕切っているはずであろうから、国民が期待する公正・公平な調査を期待することは出来ない。政府政権のための数値が創造される。


 国民の声は、空を切るばかりである。作られた虚報で政治が動く、せいぜい国民の3割程度の意思で国家を動かすのである。これを単なる仮説といえるだろうか。世論調査の世界で、甘いスープを飲んでいた多くの関係者の真実の告発を期待したい。


<早期解散狙い=選挙屋「ムサシ」=自民+創価学会=菅圧勝>

 米国の大統領は、選挙などでよくフェイク、フェイクニュースという言葉を使う。ことほど不正選挙は、常態化しているのであろう。機械を用いての投開票システムは、いくらでも操作することが出来る。


 そのシステムを日本でも用いているようだが、不思議なことは「ムサシ」という不透明な企業が独占している。選挙屋「ムサシ」が、投開票から投票箱、投票用紙全てを独占している。

 もうこれだけでも、怪しい選挙屋であることに、多くの国民も気付いてきているが、政府や自治体は「ムサシ」を抱え込んでいて、手放そうとしていない。余計に不正選挙の疑惑をまき散らしている。


 政府が総務省を重視する所以である。攻める野党は、最初から敗北を約束させられているにも拘らず、これも不思議なことだが、野党は「ムサシ」に抵抗しようとはしない。


 ご存知自民党は、創価学会という宗教団体という、実態は自民党に投票するだけの怪しげな政治団体を抱え込んでいるため、野党候補を蹴散らすことが出来る。したがって歴代の自民党総裁は、水面下で公明党創価学会と深く結びついてきた。「今の菅は副会長の佐藤という人物と、切っても切れない関係にある。いつか暴露されるだろう」と官邸筋でささやかれているほどだ。


 高い内閣支持率をはじき出させておいて、選挙屋「ムサシ」と投票ロボットの創価学会公明党を走らせることで、自公圧勝という結果を手にできる政権なのだ。こうした事情を、今では多くの市民が理解してきている。


 10月解散総選挙の可能性は高いかもしれない。早めに野党を叩き潰すことで、安倍暴走ならぬ菅暴政のゴングが鳴るかもしれない。その場合、コロナが収束してきた、というフェイクニュースを新聞テレビで垂れ流す懸念も?


<コロナ退治?=2021年東京五輪開催=電通暴利>

 仮定の話だが、嘘でコロナを収束させた、という手品はどうするか。これはもう電通の大魔神によって、いつもながらの新聞テレビを動員すればよい。


 日本を鎖国化することで、あるいはPCR検査を適当に、例によって731部隊後裔の御用医師を動員することで、それは可能という。既にトランプは、ワクチンを政治利用しているではないか。


 本物のワクチンが開発されるのか?現在は不明である。開発されないかもしれない。開発されても欠陥ワクチンの可能性が高い。菅流に「いずれにしても」五輪開催は無理だが、そこを虚構と捏造情報で押し切る可能性もありうる。なぜなら五輪利権は、電通利権そのものだからである。


 21世紀の日本人は、嘘の世界で生きてきている。その覚悟を求められていると考えた方がいい。生きにくい世界である。賢者になるしかない!

2020年9月18日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

安倍防護服内閣<本澤二郎の「日本の風景」(3847)

<傷だらけの老いた狼の遠吠えで法治・正義・憲法を威圧!>

 ものはいいようで、黒を白にすることが出来る。上場株式のように「お祝儀相場」が新聞テレビなのか。昨日は菅内閣の組閣の日となった。官邸にテント村が出来たのかどうか。昔の組閣は、新聞各社にとって入閣者の呼び込みに、待ち構える新聞記者が官邸入り口に殺到、内閣記者会の会見では入閣者会見で「あなたは靖国神社を参拝するのか」と問い詰めたものだ。


 健全な時代の戦後日本マスコミと比較して、今日の堕落衰退は、いかんともしがたい。安倍防護服内閣に対して攻勢を見せる言論は消えてしまっている。


 民を慈しむ政治家は姿を消してしまった。野心にあふれる、政治屋を持ち上げる記事が目立つ。それを映像でも見せて、主権者を侮って恥じない。


 真正面から菅内閣を評すれば、それは犯罪首相を守るための布陣である。自民党と閣僚は、相も変わらない、深手を負った老いた狼を配して、法治・正義・憲法を威圧するかのように、遠吠えをしていると見受けられる。こんなところが正解ではないだろうか。



<東京上空を舞う林検察は鷲なのかトンビなのか>

 官邸の首相犯罪を、耳にタコができるほど承知している林検察は、モリカケ・TBS強姦魔・桜・河井1・5億円事件という、呆れるばかりの官邸犯罪の始末をどうつけるのか、主権者・納税者に説明ができるか、ここを問われている。


 河井夫妻を逮捕、法廷に持ち込んだ1・5億円事件は、まだ入り口でしかないと、日本国民の誰もが考えている。河井逮捕は、せいぜいトンビのやっつけ仕事であろう。むろん、広島県警・同地検・中国新聞の、久々の汗かきの見事な成果であったが。国民はしかし、それだけで納得していない。


 「なぜ安倍事務所や自民党本部の家宅捜索をしないのか」に人々は怒り狂っている。75日たっても忘れていない。

 「現役首相を日本検察は逮捕できない」との声が聞こえてきたが、2020年9月17日からは、安倍はヒラの国会議員だ。もう理由にならない。


 林検察は、鷲の本領を見せつける時なのだ。真摯な市民運動家たちは、固唾をのみ込みながら、その時を待っているのである。彼らは「林検察は黒川弘務ではない。間違いなく林検察は鷲だ」と信じ込んでいる。そんな知り合いが、最近、筆者の周囲に存在するようになった。


 やくざ入れ墨に強姦されても110番通報できない、自立できないでいる女性の一角からも、林検察の鷲の鋭い口ばしと爪による悪党退治に期待が高まっている。民を慈しむ林検察なのかどうか、まさに日本検察の正念場なのである。



<電通傘下の新聞テレビ宣伝の賞味期限はいつまで?>

 日本国憲法下の「言論の自由」を信じて、新聞記者の世界に飛び込んだ若者は多い。しかし、編集局長以上のポストに就かないと、大魔神の電通の本当の正体を知ることは出来ない。


 電通による言論弾圧事件は、日常茶飯事といっていい。このことを政治家でも知らない。20年もの間、継続した現役の政治記者は、どこの会社にもいないはずだが、それでも知り合った無数の政治家も、誰一人口にしなかった。


 戦前の満州人脈も勉強しなかった日本人は多い。国策会社・特務機関のことさえ、名前だけで内容を知らなかった。実のところ、このことについての知識がないと、現在の電通を理解することが出来ない。


 日本国民や隣国にも害をもたらす電通を知らないと、日本の政治経済社会から芸能スポーツ、そして今も継続している東京五輪の腐敗も分からない。

 安倍の7年8か月の長期政権の謎も解けない、理解できない。


 いま同じく電通の策略の上に開花した菅内閣の「よいしょ報道」で、政権は一見浮上したかに見えるが、確実に賞味期限がある。化けの皮が剥がれる時が来る。日本国民の資質、マスコミ関係者の覚醒が、それを解決するだろう。ぬるま湯につかっていると、いつまでも眠りこけてしまうのだが。



<清廉な野党議員の徹底追及でほころびが表面化>

 清廉な国民と清廉な国会議員が、結束して体当たりすれば、必ずや人間道が開ける。森喜朗と橋本と電通、財務省をしっかりと監視することによって、彼らの五輪腐敗のボロを発見することが出来るだろう。


 幸い、東京五輪については、フランス検察が執念深く捜査を続行してくれている。血のフランス革命が土壌になっている正義・自由は、日本のそれをはるかに上回っている。


 コロナも監視している。清廉な野党議員の徹底追及によって、必ずや安倍防護服もほころびを見せるだろう。解散は、野党攻勢で追い詰めてこそ、勝利するものである。


 安倍防護服内閣は、攻め手は政権交代の好機なのである。



<岸信夫防衛相起用が証明した満州人脈・三菱軍拡への執着>

 昨日早朝に書いたブログで、安倍の実弟が外相になるのかと早とちり、昼時に慌ててその部分をカットするという失敗をしてしまった。安倍家の三男坊は、後継者のいない岸信介家に養子となって、選挙区の地盤も手にしていた。そして晴れて軍拡の本陣である最高責任者・防衛相を実兄にもらった格好である。安倍は、妻との関係はよくないが、仲良し兄弟なのか。


 満州国傀儡政権でアヘンにも手を出した岸信介、長州の軍閥・山形有朋の面倒を見た、日本軍需産業の雄・三菱の岩崎弥太郎とのつながりは、安倍家にも及んでいる。まだ知ったばかりだが、劣等生の安倍が学んだ成蹊大学は、一部で「三菱大学」と呼ばれているらしい。安倍家の長男は三菱関連の会社で働いていた。三菱に支えられ、操られる岸・安倍家なのか。


 安倍の改憲軍拡論は、三菱と関係していたのだろう。軍拡で一番おいしい料理を食べるのは、決まって三菱だ。岸の防衛相就任には、このところ造船・飛行機で落下していることと関係が大ありだろう。


 安倍防護服内閣の誕生は、引き続き日本と隣国、アジアに怪しげな影響を与えていくことになる。正義・法治・憲法の鋭い槍で、1日も早いほころびを見つけ出すことではないだろうか。


 本日朝、週刊新潮に法務検察の問題記事が出た、と連絡が入った。林真琴が鷲になれるか?

2020年9月17日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

第二次電通腐敗五輪内閣発足<本澤二郎の「日本の風景」(3846)

<派閥論功行賞の安菅内閣、注目の法相に上川陽子>

 犯罪まみれの首相退陣も、蓋を開けてみると、首相の黒子が首班になるという前代未聞の政権が、2020年9月16日に発足する。企画演出は電通である。新聞テレビの宣伝報道に対抗して、あえて第一次が安倍内閣、菅は第二次の電通腐敗五輪内閣と呼べるだろう。


 戦前の満州人脈の狐に取りつかれたような人選なのか。電通被害者の言論人にとって、やはり信用のおけない派閥論功財閥傀儡そのものである。過去に田中曽根内閣と評された政府が存在したが、今回は安菅内閣と呼べるだろう。


 注目の安倍犯罪もみ消し役に選ばれたのは、オウム関係者の大量死刑執行者の上川陽子。予想された稲田朋美ではなかった。



<李香蘭の人生を狂わせた特務機関・大魔神の電通の操り内閣>

 余談だが、最近YOUTUBEで李香蘭の生涯の記録放送を見た。日本人でありながら、中国人女優・李香蘭名で銀幕スターとなった彼女の戦後は、華やかさをまき散らしながらも、精神は苦悩で満たされていた。敗戦後の人生に、女らしい幸せの日々は訪れなかった。第三者には想像もできない苦しみを与え続けたのだが、その元凶は、傀儡政権の宣伝と宣撫工作のアヘン王里見特務機関・電通の陰謀に巻き込まれたものだった。


 彼女が、人々に災いをもたらす大魔神・電通の正体を知っていたのかどうか、放送では確認できなかった。


 第一、恩師の宇都宮徳馬でさえも、読売の右翼新聞化に驚愕しながらも、背後の電通について、一度も言及したことはなかった。言論弾圧機関としての電通について、平和軍縮派の戦闘的リベラリストも気づかなかったのかもしれない。


 コロナがなければ、筆者の今頃は、前例のない政権交代劇をただ仰天して眺めているだけだったろう。それに加えて、東京五輪を計画・実施の主役が電通であることさえも、理解できなかったろう。



<事情通の稲田朋美予想を裏切ったオウム死刑執行者の元法相起用>

 宏池会で、さしたる話題にもならなかった上川陽子である。女性としての人権意識は、決して高くはない。それでいて、なぜ菅というよりも、安倍が指名したものか。


 大方のところ、安倍とは思想信条がぴったりで、とことん安倍にひれ伏すはずと見られてきた稲田起用説である。なにか両者に感情的なトラブルでもあったのかどうか。周辺では「昭恵に聞かないと、はっきりしない」ともささやかれているという。

http://www.asyura2.com/20/senkyo275/msg/752.html

 ただ、上川に一ついえることは、一般の女性にはない度胸があることと、それを安倍のために実行するという、これまた女性らしくない忠誠心であろう。これを安倍は評価している。


 事情通は「稲田だといかにも醜聞がちらついて、的を外す心配がある。そのための上川再登板であろう」「稲田だと露骨すぎてやめたのだ」などと分析している。


 確かに、オウムのサリン製造場所は、笹川陽平の広大な別荘と安倍の別荘に近かったらしい。一部では、石原慎太郎がそうだったように、何かとオウムとの関係もささやかれていた。それを一掃するためのオウム大量処刑だった、と見られたものだ。


 オウムを処理した上川法相を歓迎するような、どんちゃん騒ぎの映像がある。安倍の喜びようはなかった。上川の意外な一面を安倍は忘れなかったのか。ただし、オウムは犯罪者である。上川の新任務は、正義を排して犯罪者を死守する任務なわけだから、攻守所を変えることになる。

 上川が果たして悪魔になれるのか?


<論功行賞人事で変わり映えなし・官邸の金庫は安倍家のお庭番>

 論功行賞派閥人事の最たるものは、幹事長と財務相のお年寄りである。二階が菅を、麻生が安倍を支えた80代のじいさんが、いつまで続くものか。麻生は早期解散論者だ。

 二階の声を昨日聞いたが、なかなかとぼけ上手が板についている感じがするが、足腰が安定しているとはいいがたい。党内閣とも老人体制というのも始めてだ。


 官房長官・菅の後任は、安倍家のお庭番である加藤勝信。彼は竹下派に所属しているが、実際は安倍直近の人物。官邸の金庫を悪用して、菅の後釜狙いとみていい。「加藤が霞が関をにらむことになる」という。


 加藤の義母と安倍の母親の深い仲は、両者の夫の晋太郎と六月の仲を継承したものだ。官房機密費を使って、竹下派を分捕る野心もちらつかせている。安菅一体の象徴人事だろう。「晋太郎家と六月家は運命共同体関係。それが二代続いている。六月の女房と金丸信の女房の関係で竹下派。福田赳夫は六月を嫌っていた」との事情もある。



<唯一の菅人事=恩師・小此木彦三郎の倅を国家公安委員長起用>

 清和会OBなどは「この党と内閣の人事は、ほとんどが安倍人事。菅はいうなれば両手両足をもぎ取られたダルマさん。唯一、国家公安委員長の小此木八郎が菅人事」と決めつけている。


 小此木彦三郎の秘書から横浜市議、そして政界入りした菅にとっての恩人の倅を入閣させたのだが。一説によると、彦三郎の強い地元を菅が分捕ったことから、小此木家との信頼関係が壊れてしまっている。


 恩人の地盤を横取りしたようなことから、菅の隠したい情報が週刊誌に流れている。「これ以上は困るということで、倅を入閣させたが、同じ閣僚でも格下の国家公安委員長。警察庁を監督する立場だが、ハマにはやくざがいっぱい、とばく開帳も日常茶飯事。ちゃんと任務をこなせるかどうか心配」と地元の目は厳しい。


 総括すると、この内閣は「安倍犯罪から安倍を守る内閣。その頂点に法相の上川陽子。どう転んでいくのか」ということになりそうだ。臨時国会でしっかりと審議をするのか、それとも解散で逃げ延びようとするのか。政局の秋本番である。

2020年9月16日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

菅人事の天王山<本澤二郎の「日本の風景」(3845)

<安倍犯罪隠しのための野蛮・破廉恥な法務大臣人事に注目>

 新聞テレビは、電通の意向を受けたかのように的外れの人事報道に徹して、国民の目を狂わせているが、菅人事の天王山は林真琴検察を抑え込むための法務大臣人事である。

 永田町監視人は、この一点に絞って「安倍犯罪を隠せる野蛮で破廉恥な次期法相人事に注目している」といっていい。正義を貫くのか、それとも第二の黒川弘務になるのか、林検察も重大な関心を寄せている。


 覚醒した日本国民もまた、これの行方に深刻な監視を強めている。菅義偉の正体も判明することになる。


<安倍に五体を委ねて満足する人物が清和会に居るのかいないのか>

 古来より今日もまた、為政者の最大の関心事は「忠誠」の二文字である。火の中水の中に飛び込んで、火中の栗を拾う人物を自身の後継者や、重要人事につける。そうして菅は目的を果たした。


 目下の菅にとっては、幹事長の二階俊博という81歳の老人だろう。手練手管で這い上がってきた人物でも、もう年齢からして寝首を搔くことはまず想定できない。ライバルの岸田文雄と石破茂の二人を叩き潰して、菅の精神は自身の力量などすっかり忘れて高揚している。


 大魔神・電通の世論操作のお陰であることも、忘れているに違いない。永田町の事情通のなかには「ハマのやくざ連中は、狂喜で連日乾杯している」と揶揄しているようだが、筆者は菅を面接して小此木彦三郎秘書に採用したK子さんの声を聞いてみたい。何というだろうか?


 彼の脳裏を一つだけ騒がしている問題は、安倍の忠臣として法務大臣をだれにするか、であろう。むろん、安倍の方からボールが投げられてきている。その人物が、果たして安倍や自身、二階の防護服の役割を果たせる能力があるのかないのか。


 中村格のような警察官僚の力で、しっかりと身体検査に合格する必要がある。

野党攻撃をかわせる人物で、かつまた林検察を抑え込める悪党を演じられるのか。


 清和会にそのような人物がいるのか?菅にとって政権の帰趨を決めるだけに、その選択はなかなか厳しい。法相人事を二階と相談しているのかどうか?

 韓国の文在寅政権は、同じような人事で失敗している。かの国の検察は、日本と違って正義を貫くことで知られる。三権分立も確立している。その点で日本は、破壊されて機能していない。しかし、それでも?


<安倍退陣の本当の理由=事件の心労・持病悪化+トランプ再選なし>

 事情通の中には、匿名なのが悲しくて仕方ないのだが、安倍辞任の理由は「仮病だ」と指摘している。確かに慶応病院は記者会見さえしていない。病状は不透明である。


 仮病ではないが、さりとて健康であるわけがないものの、すぐにも命を取られるような状態でないことも判明している。彼の犯した数々の犯罪を日本国民は、知ってしまった。安倍悪党は真実である。嘘と隠ぺいと逃亡で、彼の精神は壊れかけている。これは確かであろう。


 いかなる人間でも、精神的ストレスは重い病気の原因となる。妻の最期を看取った人間であれば、専門医でなくとも、誰でもわかることだ。彼女の病の遠因は、次男の医療事故である。安倍の実弟・岸信夫と同じ病にかかって、そこで途方もない診断ミス、そのため植物人間を強いられたことから自宅介護、二度目の東芝病院での、お話にならない医療事故で命を奪われてしまった。


 対して反省・謝罪なしの東芝。やむなく東芝を刑事告訴した。だが、大魔神・電通の防護服を着ていた東芝は、警視庁を抑え、東京検察に不起訴を強いた。衝撃を受けた妻は、耐え切れず重い病に倒れてしまった。彼女にも医療ミスがあったが、息子のことで対応できなかった不甲斐ない夫だった。


 安倍の辞任理由の決定打は、トランプの再選が消えたことだった。民主党のオバマから、共和党のトランプに乗り換えて、とことんトランプの犬に成り下がった安倍である。「どの面下げてバイデンに会えようか。そんなことは出来ない」という結論に達したことからの退陣である。


 いまや四面楚歌のトランプである。彼の11月退陣の前に辞めておくべきだと判断したものであろう。院政にかけた心臓である。その鍵を握るのは、林真琴検察を、第二の黒川弘務に変身させる法相人事である。日本国民は、とくと見聞すべきだろう。

2020年9月15日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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