2020年07月

法務検察犯罪<本澤二郎の「日本の風景」(3796)

<首相・自民党総裁事件から逃げる法務検察に主権者の怒り>

 安倍晋三を「小僧」と呼んで恥じない清和会OB兼福田赳夫元秘書にとって、清和会を創設した福田の顔に泥を塗りたくる裏切り人ゆえである。そんな人物を、総裁・首相の座に就かせた元凶・小泉純一郎の政治責任も問うことになる。ましてや、そのような裏切り者が起こす数々の犯罪を、全く捜査しようとしない日本の検察に対して、彼は主権者の代表として怒り狂っている。


 彼の身を捨てるような勇気ある発言が、筆者のペンを研ぎ澄ましてくれる。共通点は、医療事故被害者として、共に警察検察から屈辱体験させられた、検察の不正腐敗にある。電通や官邸の小銭で動き回る御用ジャーナリストになれようか。官房機密費に群がる評論家ではない。彼らからの横やりは、余計に怒りと勇気を増幅させてくれる。小池百合子のように、風に乗って吹聴している者でもない。医療事故で泣いている、ゴマンの人々の代弁者でもある。金目当ての弁護人でもない。しっかりと地に足が付いた反骨人間である。


 度重なる安倍犯罪から逃亡する法務検察は、主権者を裏切り、憲法と

法に照らして、法的義務を果たさない共犯者・犯罪者と断罪せざるを得ない。コロナ禍で思考する時間的余裕のある日本人であれば、だれでも理解しているだろう。


 右顧左眄しないジャーナリストは「犯罪首相を擁護、逃亡させる法務検察は安倍の共犯者である。稲田信夫も林真琴も安倍の共犯者だ」と断罪して恥じないだろう。

 

<法治・法の下の平等を汚す極悪非道の法務検察>

 人間は人がいいだけでは、世のため人のためになれない。無為に過ごす人間は、動物と大差ないかもしれない。健康に生きたい、幸せになりたい、そう考える人間は、相応の役割を、生きている限り果たさなければならない。


 不正腐敗を許すような人間は、自らもその共犯者となろう。せめて事件事故を目撃したら、それを指摘できる人間にならなければならない。民主主義の鉄則である。


 やくざにも票を入れる宗教団体は、自ら犯罪集団を名乗っているに等しい。説明抜きに「離党します」という卑怯者も出てきているが、自らの疚しさを露呈していることに気づかないことが、とても悲しい。


 社会秩序維持のために、正義を保障するために、法の番人として国家は、法務検察に強権を付与している。日本の現在は、ここが破損している。法務検察が、正義を捨てて、犯罪内閣を放任しているという、信じがたい事態に直面している。


 これこそが国の危機である。社会が崩壊して当然だろう。雑魚を捉まえて満足する現在の法務検察は、主権者への裏切り行為であることに気づかないのか。大罪を起こしている。その権威は失墜、主権者に衝撃を与えたままである。


 せめて元凶を、検察官適格審査会に掛ける責任が、主権者に課せられている。民主的なあらゆる手段で、問題の検事を追及する時代の到来であろう。


 法治・法の下の平等を汚す法務検察は、極悪非道な犯罪集団そのものではないだろうか。  


<平野貞夫元参院議員の岸派と検察の癒着批判>

 「月刊日本」7月号では不思議な見出しが出ている。「安倍VS検察」

である。両者は一体関係にあって、対立状態ではない。編集者の期待でしかないのだが、書き手は検察批判に徹している。


 議会事務局に長くいて、護憲リベラルの権化のような、宏池会二代目の前尾繁三郎衆院議長に仕えた平野貞夫元参院議員は、前尾の遺訓をここで公開している。やくざ・右翼を寄せ付けなかった宏池会の伝統が、いま怪しくなっているようだが、もしも前尾に健康が許せば、安倍の叔父の佐藤栄作の7年8か月の長期政権はなかったと断定できる。


 同じく宏池会の岸田文雄が、宮澤喜一の遺訓を体して安倍に対抗すれば、安倍の長期政権はなかった。無念の極みである。宏池会のリーダーが粉骨砕身の汗を流した宏池会保守本流の池田勇人・大平正芳・鈴木善幸・宮澤喜一の時代は、多かれ少なかれ日本政治は60点以上である。


 平野いわく「前尾さんは宏池会の使命は、岸派に政権を取らせないことだった」。

 「自民党保守本流は三権分立の何たるかを肝に銘じて、警察や検察と一定の距離を保っていた」「岸信介以下、岸系の自民党議員には、そうした自制心がない。むしろ、警察や検察を利用して政権を維持、国家を私物化した」


 前尾の指摘は的を射ている。今の官邸の布陣は、警察によって強固な防護服でもって、与野党団体その他を掌握している。さらに岸の満州時代のアヘンと特務機関・里見甫のアヘン王が産み落とした、悪魔の電通の防護服も着て、言論の自由をも抑圧しての長期政権である。


 A級戦犯・戦争犯罪者の政治勢力である、岸とその人脈に徹底抗戦した宏池会が自民党政治を継続させてきた原動力だったのだが、小渕恵三の急死で、政権が清和会の森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三へと継続、そこから霞が関の官僚機構は死滅、岸の経産省が突出、防護服は警察と検察、電通の三刀流である。


 平野は前尾遺訓をもう一つ披歴している。「検察がしっかりしなければ、民主主義は機能しない。何かあったら相談に乗ってくれ、と言われた」

 安倍長期政権のカラクリの一角を暴露している。もう一つは自公3分の2にある。信濃町が覚醒するのかどうか。


<郷原信郎元特捜検事の肌で感じた検察批判>

 元東京地検特捜部の郷原信郎検事は、内側から見た検察の深刻かつ重大な課題を指摘している。


 「検察は刑事事件について起訴するかどうかについて、独占しているなど強大な権限を持っている」「犯罪事実が認められる場合でも、起訴猶予処分として、起訴しないで済ますことがができる」


 起訴の有無を独占的に有する強大な権限を悪用する、あるいは悪用させると、安倍事件は封じ込められる。1・5億円事件はその典型的な事例である。桜事件も、モリカケ事件、TBS強姦魔事件などで、検察はそのことを見事に演じて、主権者の怒りを買っている。


 自民党本部・安倍事務所・ホテルニューオータニの家宅捜索をしないことで、安倍事件を封じ込めてしまった。稲田・林の罪は万死に値する。


 「起訴・不起訴の理由を説明しなくてもいい。情報開示の義務もない」というとんでもない組織だという。ここまで理解している国民がいるだろうか。

 「閉鎖的で、自己完結的」といわれると、愕然とする主権者は多いに違いない。「天上天下唯我独尊」という言葉が通用する世界なのだ。


 いったん強制捜査を決断すると、どういうことになるのか。「検察は組織として方針を決定すると、被疑者逮捕後に有罪か無罪かに疑義が生じても、起訴を断念しない」という恐ろしいの一語である。猪突猛進・イノシシのような牙を向いて突進してくる。およそ柔軟性・寛容は存在しない。


 狙われたら最後、亀井静香ではないが「男を女、女を男にすること以外、何でもできる」、常人を殺人者に仕立て上げることも可能なのだ。


 「政治の暴走」どころではない。「検察の暴走」に人々は震え上がることになる。標的が犯罪者・悪党であれば、問題はないが、必ずしもそうではない。


 さらに問題は続く。「裁判所が検察の判断を追認する組織に成り下がっている。これも検察暴走の一因」というのだが、医療事故という悲劇を被っているゴマンの被害者は「告訴しても、検察は起訴しない。病院・医師の味方ばかり」というのが、実情である。それで泣いている人は少なくない。


 筆者などは「医療事故の被害者にならない家庭に対して、幸運な人たち」と心底、拍手している。だが、この世に医療事故で泣いている被害者に、他人は無関心で同情しない。以下に、信州のソプラノ歌手のメールを添付して、心から感謝したい。2010年4月7日に東芝病院で、殺害されたような次男正文のことに、手を合わせてくれている。むろん、我が家から東芝製品は消えた。


本澤様

 ありがとうございます。

情報交換グループからのお知らせに、シッカリ阿修羅での本澤さんの記事が入っています!!

明日も楽しみにしています。

 家庭菜園をする時間がまだ持てていません。

 

息子さんの魂を感じています。

 

近藤


 東芝を擁護、息子の業務上過失致死事件をチャラにした松本朗を生涯忘れないジャーナリストにさせられた。いま地方に居るのか、それとも法務省か、黒川弘務の配下だったのか。


 「安倍政権の問題は、閉鎖的で独善的な検察をそのまま政権の支配下におこうとしたことだ」とも指摘する。否、完璧に支配下に置いてしまった。言論と議会の正念場、主権者の正念場なのである。

2020年7月26日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

1・5億円銀座宴会<本澤二郎の「日本の風景」(3795)

<「稲田検察・林検察も黒川弘務と大差なかった!乾杯」?>

 4連休前夜の7月22日、東京の銀座は珍しく賑わいだ。長梅雨のコロナ禍を吹き飛ばしたという。その余韻が今も話題になっている。筆者への早朝電話は、連日、銀座ステーキ店での安倍晋三主催の宴会に怒りを爆発させる。

 安倍が招集をかけた面々は、総勢8人だが、秘書官や警備のSPを加えると、相当な数だ。

 そこでの安倍は、安倍の秘書時代から知る清和会関係者の解説は「稲田検察も新たな林検察も、黒川弘務レベルだった。皆さん、もう心配する必要はない。乾杯!」と実に適切だ。


 最近になって、一部の市民運動家の中に「林はまだやるかもしれない」と期待する向きもあったらしい。安倍のことも、国会議員、検察のことも、近くで目撃してないための誤った判断であろう。安倍を支える電通大魔神の扇動かもしれないが、林も同じ穴の貉である。


 国民の信頼を失った法務検察の再生は、もはや期待できないだろう。安倍犯罪に比例して、腐敗の度を深めている。


<自民党本部の金庫番に「よくやった!感謝したい」?>

 招集メンバーの中に「おや」と驚く人物がいた。元宿仁である。20年も、たった一人、永田町で現役政治記者をしたジャーナリストは、むろんのこと、彼の名前は知っている。清和会OBなどは、彼が自民党本部でバイトをしていたころから、よく知っている。現在の肩書は、党本部職員を束ねる事務総長という、よくぞ出世したものである。

 黙々と党本部の金の出入りを担当してきた裏方である。幹事長の金の出し入れは、大方いい加減で、法に触れることも多いだろうが、彼は黙々と右顧左眄せずに服従、見事にやり抜いて、党本部職員の頂点に立った。


 しかし、市民や企業・団体からの闇献金を受けない口実で、まんまと政党助成金という血税が投入されることになって、金庫番の任務は俄然、重くなった。年間、血税だけで200億円前後である。


 昨年の参院選では、公認候補に1500万円を出した。すべて元宿の目を通したものだ。しかし、広島の河井には1・5億円。幹事長の二階も知っている。安倍の共犯者である。

 他方、河井夫妻は1・5億円を公言することで、安倍に対して「我々の身を守れ」と圧力をかけた。安倍は黒川弘務を防護服にして、河井事件をチャラにしようとしたが、安倍と二階に押しつぶされた宏池会が反撃して、事件は広島戦争となって拡大した。


 1・5億円事件の本丸は、安倍事件である。ここにメスを入れるはずの稲田検察と思い込んだ筆者らは、うかつにも稲田支援にペンを走らせた。だが、稲田も黒川レベル、後任の林検察も、同じ穴の貉だった。

 腐敗した法務検察に変化はなかった。


<党本部・安倍事務所・ニューオータニの家宅捜索はない>

 事件の証拠は、1・5億円投入の自民党本部を家宅捜索をすれば容易にとれる。4人の秘書を河井につけた安倍、したがって安倍事務所捜索で簡単に証拠は出る。それが河井1・5億円の全貌となろう。公明党創価学会への資金の流れも判明したのだが、とどのつまり、稲田も後任の林も、それから逃げた。


 逃亡というと、安倍の専売特許で有名だが、稲田も林も同じだった。


 この場面で、元宿が手品を使って検察を手玉に取ったのだろう。銀座ステーキ店7月22日の宴会は、党本部の金庫番のための「慰労会」だった。


 桜事件の捜査の核心は、ホテルニューオータニの家宅捜索で、安倍の嘘が全て暴かれる。稲田も林も、これをしなかった。この件でも、二人は逃げた。他方で、学者文化人らの大掛かりな黒川常習とばく事件の告発を、両者は不起訴にした。

 菅原一秀事件も不起訴だ。


 法務検察は、ことごとく安倍事件から逃亡した。国民の検察不信は頂点に達している。法務検察の裏切りに主権者の怒りは、爆発寸前であるが、ここではコロナがブレーキ役を買って出ている。


<三密の芸能人・野球人・評論家などは刺身のツマ>

 コロナ感染者が増えている理由は、PCR検査数が少しだけ多いためである。各国並みだと、膨大な感染者が判明する。

 とはいえ、この時期の銀座での首相宴会は、三密に反する行為である。安倍がそれでも金庫番を慰労しなければならなかったという悪党らの重みある掟を、玄人ならわかるだろう。


 残る二階、林の党幹部と杉、王、森田、初めて知る洋画家などは「刺身のツマ」でしかなかったろう。

 友人は「日刊ゲンダイに登場する、金で動く評論家がのこのこと参加している。

呆れてしまう。反骨の評論家がいない」と寂しく肩を落とした。

 杉が清和会の信者であることは、昔からだった。


<費用はすべて血税・官房機密費。庶民の苦労はどこ吹く風>

 「多くの労働者は、コロナで仕事を失い、路頭に迷っている。失業していて、収入が減少している。先行き不透明な中で、コロナ感染に怯えながら、外出もままならない。精神も肉体も弱って、新たな病に怯えている。長梅雨で野菜や果物も満足に食べられない。本来であれば、新聞テレビの格好の報道材料だが、新聞は宴会の中身を取材することもできない。米ニューヨーク・タイムズが、日本に拠点を置こうともしない言論不自由国というのも悲しい。電通大魔神の言論弾圧を許していいのか」

 わが友人の叫びは、心底からのものである。


 国民の中には、この贅沢な宴会経費のことに興味を抱いているのだが、ネット掲示板の、自由なはずの無記名コメント欄でも、血税である官房機密費が使われていることさえも知らない者がいる。


 官房機密費は、この7年間、際限なく増えているはずだ。血税である。この7年の機密費の総計を知りたいものだが、官邸は総力をあげて秘匿している。安倍だけでなく、菅もがっぽりと使って、子分に流し込んで、国盗りに悪用している。


 菅に面会する政治屋は、金目当てだ。むろん、安倍に面会する自公議員も、である。


<一晩で1か月分収入の銀座ステーキ店とのやっかみも?>

 コロナ禍でも安倍の美食三昧は、これからも繰り返し繰り広げられるだろう。


 韓国の大統領は、当たり前のように、個人の懐から食事代を払っている。大金を懐に入れている安倍晋三には、そうした善良な態度は見られない。官邸がすべて腐敗しているせいでもある。

 お腹の空いたカラスのように、血税に容赦なく口ばしでつついて、止むことを知らない。くだんのステーキ店は「一晩で1か月の収入」との庶民のやっかみも聞こえてきている。

2020年7月25日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

不正選挙疑惑と政教分離<本澤二郎の「日本の風景」(3794)

<手作業開票と期日前投票禁止で公正な選挙実現=議会の責任>

 昨日は366という数字が躍った。東京都のコロナ感染者数だったのだが、それを公言する人物が、小池百合子都知事だったので、妙な気分にさせられた。疑惑の366万票で断トツという小池の選挙結果に、改めてメスを入れなければなるまい。

 コンピューターによる開票作業は、開票プログラムを操作することで、いくらでも不正選挙は可能である。しかも、開票マシーンが「ムサシ」という独占民間企業が、投票用紙からすべてを取り仕切るという投開票作業である。誰もが「怪しい」と感じている。疑惑の投開票作業は止めるしかない。それだけのことである。


 開票は、手作業が一番賢い正確な方法である。もう一つが期日前投票である。ここでは、投票箱のすり替えが容易に可能である。これも廃止すれば、ほぼ完ぺきな選挙を実施することが出来る。簡単なことだ。


 議会の責任で、公正な選挙制度に切り替える義務がある。もはや与野党のぼんくら議員も、市民グループも黙認してはならない。コロナを口実にした国会は、遊んで左うちわなのだから、急ぎこの民主政治の根幹に公正なメスを入れるしかない。天の声である。



<民意が反映する選挙制度大改革も忘れないで>

 疑惑がもたれる制度は改めるという、当たり前のルールが確立しない中でのバッジの価値は、小さい。政治不信の元凶を残したままでの議会活動は、詐欺人間による詐欺的立法を正当化させるもので、到底、民主の主権者は容認できない。


 疑惑返上が民主政治の基本である。


 ついで、小選挙区比例代表という制度は、まるで自民党と宗教政党のための選挙制度である。首相官邸と自民党本部・公明党本部が腐敗まみれの現在でも、今の制度で選挙をすれば、野党が勝つことはない。


 政府の最高責任者・国民のトップが不正腐敗の権化でも、不正選挙マシーンの力で敗北することはない。不正選挙は国際的な課題となって、選挙マシーンを排除して、手作業開票に戻している。

 もう一つの期日前投票をなくすことで、ほぼ不正疑惑は解消し、主権者も納得できるだろう。与野党は、この課題処理に集中すべきである。この制度が放置されている中での国民投票も、正当性を確保できない。これで平和憲法を解体されては、たまったものではない。


 民意を反映しない現行の選挙制度を止めて、より公正な中選挙区制、大選挙区制、はたまた比例制に切り替えるしかない。政治に無関心か反発する無党派層は、5割どころか、6割かそれ以上である。


 2、3割の勢力が、政治を壟断する現行の日本政治は、民主に名を借りた独裁政治そのものだろう。財閥と宗教勢力が、特権層として君臨する社会は、あまりにも庶民大衆が哀れだ。


 肝心かなめの新聞テレビが、電通に支配されているという悲劇的な腐敗が重なると、もはやこの世の地獄であろう。極右が跋扈するゆえんである。



<政教分離を貫ける政党による公正な選挙実現へ>

 改憲など右翼の主張に屈してはならない。憲法定着が主権者の義務である。議会人の責務である。


 したがって、政教分離を徹底して、戦前の国家神道支配の再現を許してはならない。国家神道は今の神社本庁である。そこに政治部門の神道政治連盟が存在して、自民党議員を操っている。


 他方で、創価学会の政治部門・公明党もまた、政教分離原則に違反している政党である。宗教と政治が一体化した日本政治は、まともではない。不気味な印象を与えている。

 神社本庁は、自民党と手を斬るしかない、公明党も創価学会と分離して、選挙マシーン・創価学会を離脱して、本来の政治活動に専念するのが正しい。


 21世紀の日本である。戦前のような宗教と一体化した政治は返上しないと、再び過ちを繰り返すだろう。

 健全な民主主義が機能するためには、自立した国民による清き一票で代表を選ばなければならない。世界の戦争は、多かれ少なかれ宗教価値が介在している。政教分離を確立した日本にすることもまた、公正選挙実現と共に、きわめて揺るがせにできない、政治の根幹である。

2020年7月24日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

無知は犯罪<本澤二郎の「日本の風景」(3793)

<「無知の知」から一歩踏み込むと「無知は犯罪」>

 10数年前になる。次男の介護のため、体力維持の必要性から、妻にジム通いを勧められた。そこで物知り博士のような人物に出会った。彼は311の放射能問題だけでなく、官邸や信濃町の秘事にも明るかった。官邸と財閥の一体化政策などなど、官邸と自民党本部を20年余、さ迷い歩き続けてきたジャーナリストも形無しだった。

 そして彼の一言が「無知は犯罪」という捨て台詞だった。


 現在、詮索もしなかった広告代理店という、その実、言論弾圧し放題、権力を壟断して止まない大魔神、すなわち電通の正体を、1か月ほど前になって認知した。

 テレビ記者にとって常識のはずだったろうが、しかし、新聞記者は知らなかった。経済部記者は知っていたろう。


 次男正文の東芝病院での医療事故死に対して、即座に捜査をしなかった警視庁、財閥病院刑事告訴も報道しなかった大半の新聞テレビ、さらに、もう10年も経つのに反省も謝罪もしない財閥・三井住友傘下の東芝の、分厚い防護壁が電通だった。いま知ったばかりである。確かに「無知は犯罪」なのだ。


<憲法を知らない人間の改憲論は論外>

 白川勝彦のことを思い出す。彼は政界入りすると、出版したばかりの「憲法代議士」をくれた。政治家の本を読む人間は少ない。特にジャーナリストはそうである。

 大分経ってからだが、自民党内の右翼議員の改憲論について、憲法代議士の感想を求めた。

 「改憲?まずは憲法を定着させることが先決」と言い切った。正論である。二の句が継げなかった。

 幸い、バイト学生も法学部に籍を置いていたお陰で、憲法はある程度は読んでいた。小泉純一郎や安倍晋三は法学部ではないから、憲法を読んでいない。知らないはずだ。知らないから、二人は靖国参拝を強行した。政教分離の憲法を知らないか無視したのである。


 宏池会は護憲リベラルが伝統の派閥である。それでも、自治省出身から政界入りした政治家は「我が派にも憲法を知らないものが多い」と打ち明けられた時は、さすがに仰天してしまった。有能な政治家はいない。金で蠢く輩が大半なのだ。


 筆者に面と向かって「自分は改憲派」と正直に打ち明けてくれた人物が二人いた。鳩山邦夫と谷垣禎一である。推測するに、鳩山の資金源はブリジストンだ。ブリジストンのタイヤが、自衛隊の装甲車に使われている現場を確認して納得した。


 谷垣は、派閥維持に財閥の金が欲しくなって、改憲論に宗旨替えしたものであろう。改憲派は、財閥の金欲しさに口走っている輩が少なくない。


 大学の教壇に立ってみて、憲法知らずの日本人を確認することが出来た。6年の間、女子大生と普通の大学だったが、彼ら彼女の多くが憲法9条を理解していなかった。衝撃を受けてしまった。朝鮮半島36年間、台湾50年間の植民地支配を知る学生はいなかった。中学・高校では、負の歴史を教えていないことが確認できた。


 安倍・自公・日本会議の政権下、偏狭ナショナリズムが跋扈する土壌が見えてくるだろう。

 油断すると、日中・日韓の軍事的衝突も起きるかもしれない。東アジアは波高し、危うい。


<国家主義も国粋主義も知らない国民が多い>

 戦前の侵略国家の日本は、国家主義ないしは天皇制国家主義、国粋主義というおぞましい政治体制だった。日本国憲法は全面的に排除したが、現在の安倍・自公・日本会議の政府は、国民を、文句なしの国家主義に引きずり込んでいる。


 そこでは、国民のため、という民主主義の原理は事実上、排除されている。財閥のための政治である。新聞テレビは真実を報道できない。しない。電通大魔神の威力に屈している。政府批判者は、新聞テレビから排除されている。


 興味深い事例として米高級紙・NYTの香港支局が、ソウルに移転して、東京を回避した。電通支配のマスコミを知っているのであろう。


<検察官適格審査会を知らない日本国民>

 主権者である国民は言うに及ばず、三権の長も逮捕・拘束できる権限を有している検事・検察、彼らに恐怖を抱いていた安倍や菅、二階は、検事総長が稲田から林に代わったことで、安堵している。昨夜は銀座で大宴会という。


 素人には、この深刻重大なことさえも理解できていない。

 生殺与奪の独占的権力に、霞が関の官僚も、永田町の国会議員も、狙われたら、まず人生おしまいである。ことほど検事の権限は強力である。


 検察国家になると、これまた深刻な政治不安を招く。そこで検察庁法は、いかがわしい検事を抑制する装置を設けて、検察の暴走に歯止めを賭けている。それが検察官適格審査会である。


 検事にとって、ここに掛けられると、致命的なダメージを受ける。法務検察にとって、幸いなことにこの制度について、国民の多数は知らない。したがって、検察官適格審査会に掛けられた検事は、いまだ10数人でしかないようだ。


 新聞テレビも報道しないため、余計に国民は気づいていない。まさに「無知は犯罪」なのである。

 息子の東芝医療事故死事件について、東京地検の松本朗は東芝関係者を不起訴にした。検察審査会も被害者の言い分を聞かないまま、松本朗の処置を追認した。これこそ、検察官適格審査会に掛けなければならなかったのだが、当時、この制度さえも知らなかった。


 最近になって、検事総長・吉永をここに提起した人物に教えられて、大いに合点した。彼は黒川弘務レベルの新検事総長の林真琴を、ここに掛けるという。大賛成してブログに発信すると、数千人以上がアクセスしてくれた。


 黒川を不起訴にした、菅原一秀も不起訴にした、安倍1・5億円の河井事件の本丸である証拠固めは、自民党本部と安倍事務所の家宅捜索で決まるが、それも手抜きした林検察も、黒川と変わらない。


 新聞テレビがお粗末すぎるため、このことさえ理解しない市民が少なくない。

 例の桜事件は、ホテルニューオータニの家宅捜索で、確たる証拠がとれる。それでも逃げた林も、前の稲田ともに、国民を裏切った逆賊検事であろう。韓国の検察の足元にも及ばない。


 国民の信頼を裏切った現在の法務検察、その頂点に立つ林を検察官適格審査会に掛ける国民運動が起きれば、日本は変わる可能性が出てくる。正義が死んでしまった検察再生には、これしかないだろう。晴耕雨読人間もそう判断できるのだが。

2020年7月23日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

河川氾濫・土砂崩れは自公人災<本澤二郎の「日本の風景」(3792)

<鍬もて・自然との共生人間の目を誤魔化せない>

 自然は正義人間を育んでくれる、自然と正義在っての人間社会だ。このサイクルを壊すと、自然は怒り出す。311の東電福島原発は人災である。同じく最近の九州豪雨による河川の氾濫・土砂崩れは、典型的な自公人災である。


 治山治水は、為政者の基本政策で、特に地震大国では一瞬の油断もできない。安倍・自公・日本会議の政府は、このことを疎かにしてきた。自然との共生を忘れてしまい、武器弾薬のことに熱中し過ぎてきた。


 鍬をもって、土を掘り起こしていると、中央の悪政が容赦なく目に焼き付く。そこから発する主張に対して、最近、信州のソプラノ歌手が同意、毎日のように感想を寄せてくれる。本日は、美しい声の持ち主の、韓国・平和訪問のURLを貼り付けることにした。

http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-192.html



<安倍・自公を操るアヘン王の電通大魔神を見つけた!>

 わがジャーナリスト人生において、今回はっきりと暴政の根源である大魔神を見つけることが出来た。犯人は国賊・電通である。


 電通に屈するテレビは、テレビCMのほとんどが電通経由という特殊な事情から、容易に納得できたが、新聞雑誌もまた電通に歯が立たない。産経新聞テレビグループに次いで、読売新聞テレビもこれに屈服した。


 電通は財閥と一体関係にある。経済新聞の日経新聞テレビも。しからば、毎日・朝日・東京が電通を叩けるかというと、全くそうではない。


 かくして電通の正体は、戦前戦後秘匿されてきて、コロナを迎えた。そして遂に、大魔神が見えてきた。血税予算に、公然と手を突っ込んでいたのだ。太陽のコロナが、電通の闇を隅々まで照らし出してくれた。


 アヘン王の里見甫が支配した電通は、今も獰猛な牙で、新聞テレビから政府・民衆にも襲い掛かって、五輪のJOCはおろかIOCまで操って、人類人々に災いをもたらしている。

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 筆者には、大自然の力が手伝って暴き出してくれた。反省謝罪なしの次男の東芝医療事故問題が側面から援護射撃してくれた。2010年から、きりきり舞いさせられてきたジャーナリストは、東芝救済の真犯人・電通を、とうとう捕獲することが出来た。涙と歓喜の瞬間を、大自然の中で知ることが出来た。

 「正文よ!ありがとう」の心境である。


<大自然の恵み=茗荷を刻んで納豆に混ぜ、玄米食で満腹>

 梅雨の長雨から開放された2020年7月21日、この季節の珍味・ミョウガを見つけた。養殖ではない。本物の正真正銘の茗荷である。


 さっそくまな板の上で刻んだ。醤油をかけてもいいが、大好きな納豆に混ぜて食べた。最高の贅沢である。ご飯は健康食の玄米食だ。

 まだある。新鮮そのものの、庭先のキウリに青じそを巻いた。これにミソをつけて、カリカリと音を立てて食べた。これまた旬の食べ物である。無農薬である。しばしの昼寝としゃれこんだ。


<庶民の営み=無農薬キウリ・茄子・ピーマン・ミニトマト・フキ>

 わが家庭菜園には、茄子もピーマンもある。ミニトマトも梅雨を跳ね返して、赤い実をたわわに実らせてくれて、この上なく主人を満足させてくれる。


 大玉のトマトは、雨に弱い。病気になって腐るので、早めに廃棄するしかない。しかし、ミニトマトはその心配が要らない。生姜作りは、雑草に負けて失敗した。

 まだフキも食べている。梅雨時のフキは、そんなに固くない。熱を加えれば、これまた苦みのあるおいしい料理になる。繊維食品の代表である。


<均衡欠き過ぎて墓穴を掘ったアヘン密売の電通・大魔神>

 何事もバランス・均衡が肝要である。食事に限らない。広告代理店の看板も、血税に手を突っ込んで暴利をむさぼり、言論弾圧に特化する電通を許しては、この世は真っ暗闇である。


 権力にまとわりついて、血税にも手を出すという恐ろしい悪魔ビジネスを、主権者は決して許さない。アヘンに手を出すような人物が支配した電通を、このまま放置することはできない。議会は国賊を徹底追及する義務がある。


 東芝医療事故死を封じ込めた電通の犯人は、誰なのか。生涯かけても知りたい。次男の無念を晴らしたい。父親の義務なのだ。

2020年7月22日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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