2020年05月

稲田検察に重大懸念<本澤二郎の「日本の風景」(3696)

<黒川訓告の丸投げに屈し、後任人事を手にした官邸との裏取引?>

 黒川弘務の常習とばくは、懲戒免職が法律の規定である。それが安倍の一存で訓告という、新たな違法行為で押し切られた稲田信夫検事総長は、代わりに黒川後任に、本命の名古屋高検の林真琴を勝ち取ったようだ。昨日から永田町の事情通は「あやしい。稲田と安倍の裏取引の可能性が高い」と重大な懸念を、今朝も指摘してきた。


 本来、人事権を握る稲田が、正義の検察を貫くのであれば、黒川懲戒で押し切らねばならなかった。事実は、安倍に丸投げしていたような訓告である。ここから先が怪しい。両者に闇取引がなかったのかどうか。


 稲田は黒川後任に林で満足しているようだが、今後、一連の河井事件や桜事件に「手抜き」をしないのかどうか。主権者からすると、この点が、きわめて重要である。官邸との闇取引があれば、稲田応援団である日本国民が、稲田に裏切られることになり、その時こそが日本の検察崩壊を約束する。


 黒川賭博と桜事件の告発の捜査開始とも、深く連動している。稲田は、本物の検察の正義を代弁しているのかどうか、これから国民の監視は、稲田に向けられていくことになろう。



<河井事件=安倍事件に手抜きしないのかどうか>

 1・5億円投入の河井案里選挙は、理屈抜きの違法選挙そのもので、いかなる釈明も通用しない。しかも、その金は政党助成金の可能性が極めて高い。

 血税を使って、国民代表の地位につけるという荒業は、安倍晋三でなければできないだろう。天に唾する行為であって、主権者も法律も決して許さない。かくしてピンチの安倍は、クロカワ防護服を着用しようとして、政治逃亡を企てた。それが東京高検検事長の黒川を定年延長させた理由だ。ついで検察庁法改正に手を付けようとした。

 そこに待ったがかかった。「#検察庁法改正に抗議します」の700万ネット攻撃だ。民意が安倍の野望を押しつぶした。


 安倍は、発覚した常習とばくの黒川救済のため、軽い訓告でお茶を濁した。これに稲田は折れてしまった。その代わりに、念願の林を後任に据えて、両者は手打ちをした可能背が高い。


 進行中の河井夫妻の選挙法違反事件の震源地は、安倍と安倍事務所、自民党本部である。つまり河井事件は、安倍事件そのものである。

 安倍と稲田の間に、黒川・林問題での闇取引が存在すると、河井事件は国民の期待違反して尻すぼみとなろう。ここが安倍事件の行く方を占う核心なのだ。


<自民党本部・安倍事務所・ニューオータニの家宅捜索の行く方>

 順当な正義の捜査であれば、稲田検察は自民党本部の家宅捜索をすることになる。4人の安倍秘書を選挙に提供した安倍事務所も、そして桜事件に関しては、ホテルニューオータニの家宅捜索だ。


 広島と東京の検察が総力を挙げる場面である。実施すれば、検察は再生する機会を手にできる。


 もしそうでなければ、検察は国民を裏切ったことになり、国民の信頼を喪失、政権の犬として存在価値を喪失する。


 国民は、固唾をのんで見守っている。そのためにも、黒川賭博事件捜査を、告発を待たずに開始すべきなのだ。


<国民を裏切れば、その時が検察崩壊を約束>

 筆者も一度だけ、息子を医療事故死させられ、全く反省も謝罪もしない東芝経営の東芝病院関係者を、警視庁大井警察署に刑事告訴した。このとき、警察が受理したかどうか、と取材記者に尋ねられて仰天した。


 告訴告発されて受理しない?そんな低レベルのことが、日本の警察で行われている?事件の嫌疑があるところ、告訴告発関係なく捜査する、それが警察や検察の職務であるはずだ。結局のところ、人の命が奪われている事案に、東京地検はろくろく捜査もしないで、不起訴にした。松本朗はいま法務省にいるのか?東芝に肩入れした見返りを知りたい。


 警視庁・東京地検も、直ちに黒川賭博の捜査を開始、本人を逮捕しなければならない。身内をかばうような対応は、法律違反である。


 黒川事件発覚で、稲田検察は正念場を迎えたことになる。国民のための正義を貫くのか?何としても巨悪を逮捕、監獄にぶち込んでもらいたい。これが国民の悲願ともなっている!

2020年5月26日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

安倍・森の大嘘発覚<本澤二郎の「日本の風景」(3695)

<黒川弘務訓告は安倍が押し切って稲田になすりつけた!>

 首相と法相が、黒川の常習とばくの訓告処分について、またまた大嘘をついていたことが、共同通信のスクープ記事で発覚した。

 国民は、生殺与奪の強権を委ねられている、検察庁検事のNO2・東京高検検事長・黒川弘務の刑法犯である常習とばく事件に対して、安倍内閣が著しく軽い訓告処分にしたことに激しく反発している。


 法治・法の下の平等は、民主政治の根幹をなすものである。これを行使する権力機関の次期検事総長が、やくざ暴力団レベルのばくち打ちだったことに、国民の驚きは尋常ではない。しかも、検察NO2はハイヤーでの迎えの接待まで受けていたわけだから、これでは日本人の人権・生命は、保証されているどころか、危険にさらされていることになろう。


<今朝ほど2本の電話・化けの皮が剝がれる>

 検察は、時の政権から自立している。人事は検事総長に任されているのだが、黒川人事問題については、全く違った。安倍・官邸が、内閣人事局の権限乱用によって黒川を特別昇格、ついには定年延長という違法行為まで強行した。遂には検察庁法改正法案まで議会に提出、ここで国民多数が怒り出して頓挫、その挙句に検察と新聞社のリークで、黒川の常習とばく事件が発覚した。

 文句なしの懲戒免職が相当である。実際は訓告!

 黒川事件の処分もまた、人事権・捜査権を握る検事総長によって判断される。訓告処分は検事総長の判断と、安倍は国会で明らかにし、森も追随したのだが、実際は安倍の一存で決められていた。検事総長の出番を封じ込めての処分だったのだ。


 安倍と森の言い分から「訓告は稲田総長の判断」と信じ込んだ正論派が「稲田も同罪ではないか」と抗議のメッセージを伝えてきた。稲田の判断であれば、安倍と取引した可能性が出てくる。さすがに稲田応援団も困惑してしまった。

 そこに別の友人が電話してきて「今朝の東京新聞が訓告はやはり安倍だった」といって喜んだ。

 さっそくネットを開いた。共同通信の特ダネだった。犯人はやはり安倍晋三だった。700万ネット攻撃は「#検察庁法改正に抗議します」だったが、次はどうなるのか。安倍お陀仏が近い!


<法務検察は懲戒処分、覆した安倍と森の首相・法相コンビ>

 安倍は5月22日の衆院厚労委員会で「検事総長が適切に処分を行ったものと承知している」と、まるで他人事のような口ぶりで、稲田検事総長に責任をおっかぶせた。

 同日、法相の森雅子は記者会見で「私から検事総長に処分について申し上げた。検事総長から訓告処分にするという知らせを受けた」と語った。


 安倍と森が、大慌てて事案の拡大を蓋しようとしたため、両者の意思の疎通が不十分であったことが、発言から見事に浮かび上がっている。二人ともが大嘘をついていることが、小学生でも理解できるだろう。


 首相と法相の共通点は「訓告は稲田検事総長の判断」というものだ。国民は、すっかりその気にさせられて、検事総長も黒川の仲間だったのか、と信じてしまっていたのだが。


<黒川退職金7000万円支給の主犯は安倍晋三だった>

 ここで森友学園事件を思い出す。タダ同然の国有地払い下げが発覚すると、安倍夫妻は一転して、責任を森友夫妻に押し付けたため、夫妻が反撃に転じたものだ。この事件は、自殺した赤木俊夫さんの妻・雅子さんが、裁判を起こして、安倍夫妻に襲い掛かっている。


 「クロカワを懲戒免職にすると、第二の森友事件に発展しかねない。訓告はそうして具体化したものであろう」ことが推認できる。


 訓告であれば、7000万の退職金と弁護士生活も保証される。だが、黒川訓告は、ブーメランよろしく、切っ先は安倍の心臓に突き刺さろうとしている。

 

 

<稲田検事総長の十分な説明責任>

 稲田検事総長の責任も残っている。十分な説明責任を果たしているとは言えない。国民に分かりやすく謝罪すべきだろう。

 安倍事件の数々に、率先して正義の捜査権を行使して、国民が安堵する成果を上げてもらいたい。韓国の検察のような、法の下の平等を確立することで、日本の廃れ切った民主主義を再生させる責任を、主権者に対して負っているのだから。まさに秋霜烈日・巨悪を眠らせない、日本検察再生を、日本国民に示してもらいたい。責任は重い!

2020年5月25日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員) 立憲民主党など野党4党は25日の国対委員長会談で、前東京高検検事長の訓告処分を首相官邸が実質的に決めながら、安倍首相が検事総長の判断だったと虚偽答弁をした疑いが強まったとして、徹底追及する方針で一致した。(共同)

天下の正論<本澤二郎の「日本の風景」(3694)

<月刊誌に財閥内部留保金「460兆円吐き出せ」の大見出し>

 昨日届いた月刊誌「月刊日本」6月号の表紙のトップ見出しに、久しぶりに感激した。これまで何度も訴えてきたことを、経済の専門家・水野和夫が、とうとうしびれをきらしたらしく、財閥の内部留保金460兆円を「吐き出せ」と叫び、それが唯一の「コロナ対策」だと断じ、月刊誌が堂々と報道したのだ。


 天下の正論である。財閥の番犬である安倍晋三には、思いもよらない指摘だから、心を動かせるかどうか。

 日本人は金を隠す習性がある。したがって、実際は500兆円以上であろうが、コロナで生き絶え絶えの日本人の生活を維持するために、これの有効活用しかない。国民は安倍の暴政により、年金基金を、日銀の財閥株博打に使用しているのだから、財閥内部留保金を国民生活に流用するのは、当たり前のことであろう。


 ことほど国民生活と経済は、破局を迎えていることなのだ。


<99%の思いのもう一つは消費税廃止>

 まだやるべきことがある。それは国民の懐をいたぶり続けている消費税10%の悪法を廃止、ゼロにすることである。消費経済を少しでも活性化させて、日本の産業と国民生活を、何としても維持するのである。


 安倍は、父親の晋太郎が亡くなると、奥座敷の金庫から6億円の札束が見つかったという。そうして政界入りを果たした。本来であれば、安倍家は脱税で家宅捜索を受けるべきだった。当時の国税庁長官は誰だったろうか。調べれば判明するだろう。言いたいことは、彼は99%人間ではない。

 時効に違いないが、真実を明らかにする政治的意味があろう。


 こんな大それたことは、マスコミではナベツネぐらいしか出来ないだろうが、99%民衆にとって幻想でしかない。

 国民生活をいたぶり、経済を低迷させている元凶は、コロナ以前からの10%消費税である。財閥輸出企業は、そっくり10%が払い戻されるという、超特別優遇政策で保護されているが、99%は容赦なく10%を取られてしまう。ために消費をしない。これによる経済活動の低迷はひどく、そこにコロナが急襲してきて、人々の生活を息苦しくさせている。


 この機会に消費税をゼロ、廃止すればいい。


<コロナ乗り切り策は議員と公務員の給与と人員の半減>

 まだある。公正・公平の観点から、どうしても大改革が必要な所は、国会議員や都議会議員、県会議員などの議員族の給与の半減である。加えて、定員を半減するのである。そうすれば、やくざがらみの政治屋を排除できるだろう。清潔な政治が期待できる。


 ちなみに、日本の参院に相当するアメリカの上院の定員は100人である。


 コンピューター化した、公務員の半減と給与の半減も、国民の悲願である。この厳しい時期に公務員・役人は、一銭も損失を出していない。失業もなく、まもなくボーナスが出る。こんなに恵まれた職場は、世界どこを探してもないだろう。給与と人員の半減で、一説には30兆円も血税を浮かせることが出来る。



<日本は国家破綻を回避可能>

 公明党創価学会だけではない。日本そのものが存亡の危機に追い込まれている。お陀仏するしかないのか。

 実は、まだまだ日本人は生きられる。知恵の勝負である。

 その第一が、財閥の内部留保金を吐き出させるのである。これだけで、現在の100兆円予算を編成しても5年間生き延びることが出来る。この間、新たな国債・借金をしなくてもいいのだ。


 あわせて消費税を廃止することで、国民生活を維持、国内産業を徐々に活性化させることが出来る。


 三番目が、税金泥棒との評価を高めてきている官界と政界のスリム化で、30兆円の血税を浮かせ、合わせて清廉な政治を実現する。


 世界的に国家破綻が心配されている現在だが、以上の三つの処方箋を、懸命に断行する政治を貫徹すれば、日本人はまだ「悠然と富士山を眺める」ことが出来る。地震など災害に強い強靭な国土建設も可能となる。


 知恵の勝負である。夢を実現する時である。これが危機を機会にすることなのである。政界・官界・財界に、賢者が出現する磁場を、コロナが提供してくれている!

2020年5月24日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

島国風土と民度<本澤二郎の「日本の風景」(3693)

<博徒が跋扈する政界(永田町)と官界(霞が関)>

 過去に、山口県の右翼代議士の安倍晋三邸に、やくざが火炎瓶を投げ込むという珍しい事件が起きた。原因は、安倍がやくざを使って、地元の政敵をつぶしたものの、約束の金額を支払わなかった、そのためのやくざの報復だった。それでも天下人になった日本の民度である。今回の黒川弘務・東京高検検事長の賭け麻雀・常習とばく事件発覚で、つい思い出したものだが、この国にはやくざ・博徒の文化が、現在も政官界に深くこびりついている。


 駆け出し記者のころの話題だが、三井財閥は東京湾を埋め立てて暴利を得たことから、漁民が陸に上がった。見返りが札束だった。さぞかし漁場埋め立て御殿が林立しているだろうと、誰もが思い込んだ。実際は違った。大金を手にした漁民は、やくざが仕掛けた博打で、瞬く間に金を失ってしまった。その地域から、現役のやくざが政界に這い上がってきた。

 彼の二人の秘書が、いま安倍側近である。やくざと一体の二人のワルを、公明党創価学会が支援している。そろそろ国民が覚醒するか、もしくは両党が解散する時ではないだろうか。



<「法の下の平等」どこ吹く風の首相と法務検察の民度>

 昨日も書いたが、日本には立派過ぎる憲法がある。憲法を定着することが、この国と周辺地域を平和で繁栄する社会に実現出来る。原発や武器弾薬を海中に沈めて、自然エネルギーで自由自在に世界を航海する帆船・日本丸へと舵を切れば、アジアは地球上の楽園になろう。

 コロナ禍は武器弾薬・原発の無力化を証明してくれた。帆船・日本丸実現が、平和憲法と平和国民の悲願でもある。


 だが、現在の日本政府は、憲法の大原則である法治・法の下の平等に敵対しているのだから、話にもならない。憲法の順守擁護義務に違反している安倍・自公・日本会議の悪しき政府が、8年になろうとしている。

 とりわけ、首相と取り巻きの閣僚、目下のところ、法務検察がこの大事な原則を破って恥じない。暴走どころか暴政そのものである。そうして「#検察庁法改正に抗議します」がギネスブックに記録される。



<黒川事件に懲戒免職無縁・6000万円退職金支給>

 検察庁は、不偏不党の機関として政財官界の不正に対して、主権者に代わって成敗する、大事な大事な職責を担っている。そのために検察庁法は、検事の地位を保障、検事総長のもと、一体となって正義を貫徹することを任務としている。かりそめにも内閣の御用機関であってはならない。

 検察庁NO2の黒川は、この道を踏み外した。安倍と菅の二人が、内閣人事局の人事権を悪用して、黒川を子飼いの検事総長に起用しようとして、一連の事件となったものだ。黒川の常習とばくやカジノ好き、海外での女買いが露見して失脚した。

 重大な国家公務員法違反として逮捕、懲戒免職が法の下の平等である。6000万円の退職金なしだが、安倍にかしずくことに生きがいを感じるような森雅子が、もっとも軽い訓告でお茶を濁した。首相と法務大臣がそろって「法の下の平等」に違反した。


 余談だが、昨日元自民党代議士秘書から電話が入った。彼は早稲田中学・高校の黒川の先輩だという。「後輩とおしゃべりしていたら、彼が黒川と同期生だと話してくれた。確かに成績優秀で、人好きあいもよかった。同窓会にもよく顔を出している」と明かした。人好きあいの良さが、安倍と菅の子飼いにされた下地なのか。政治を知らなかったのだ。安倍が政界きっての国粋主義者であることを!気づいたときには、法外な金で羽交い絞めにされて身動きが取れなかったのか。



<本物博徒(やくざ)が跋扈する日本列島>

 賭博・博打は、昔も今もやくざの本業である。これに強姦とくる。そうして犯罪者は、左うちわの人生を送っている。

 そこに公明党の国交相が、やくざのためのカジノ法を強行した。やくざが歓喜している様子を見て取れる。宗教とやくざの連携を、誰にも印象付けている。「木更津レイプ殺人事件」も読めてくるではないか!


 自民党議員の多くは、背後にやくざを抱え込んでいる。政府主催の「桜を見る会」には、やくざを「国家に貢献した人物」として招待している。やくざを、首相が支援している日本に驚愕するばかりだ。それゆえに、これに関連して法曹人600余人が、5月21日に東京地検に公選法と政治資金規正法違反で告発状を提出した。

 安倍の河井選挙に1・5億円投入の買収事件に次ぐ、現職首相犯罪追及第二弾である。もはや黒川はいない。秋霜烈日・巨悪を眠らせない稲田検察に、日本国民が支援、見守っている。

 前代未聞の大捜査に震え上がっているのは、安倍だけではない。列島に跋扈するやくざも、である。



<甘すぎるやくざ捜査!無法無天・強姦数知れず>

 自治大臣・国家公安委員長の秘書だった0君の話を思い出した。

 地元の警察署から、国会議員会館の事務所に電話が入った。用件を聞いて、彼は秘書人生初めて、どう釈明してよいのか、椅子から飛び上がってしまった。

 「いまうちの警察で、やくざを逮捕、取り調べをしている最中です。犯人はしきりにお宅の先生の知り合いだとわめくばかり。本当でしょうか。この時ほど驚いたことはなかったよ。どう応対してよいか、この時のことが秘書生活の中で、一番忘れられない苦しかった思い出となった」と述懐したものである。

 さすがに結末を明かしてはくれなかった。国家公安委員長は警察庁を指揮監督する立場である。現在の委員長にも、やくざとの癒着が指摘されている。 

逆に監視されているのであろう。


 やくざは、大手を振って強姦・博打し放題なのだ。これを称して「無法無天」という。やくざ事件に対して、まともに捜査をしない日本の警察風土ということになろうか。

 「木更津レイプ殺人事件」での一番の驚きは、被害者が警察に通報しなかったことである。そして、逃げ出そうとした途端、やくざに「ばらすぞッ」と脅しまくられ、生きる道を閉ざされて絶望、ショック死してしまった。これほどの悲劇も珍しいが、千葉県警が捜査にひるんでいる様子が気になる。


 博打・強姦し放題のやくざ列島である。このやくざの本業を、政治屋も役人、そして検察のNO2までも、高低の差があろうがのめり込んでいた。産経の現役記者と朝日の幹部も、黒川の仲間だった。どう始末つけるか。


<源流は岩崎弥太郎と明治天皇の性奴隷貿易>

 すごい実録本が存在するようだ。一度読んでみたい本である。概要は岩崎弥太郎と明治天皇が、日本郵船を立ち上げて、日本国内の産品を輸送するというのだが、行きは未婚の女性を積み込んだ。性奴隷貿易で得た資金で、武器弾薬を購入した。本当のことらしい。

 朝鮮半島での従軍慰安婦の原型である。史実を隠ぺいすることは困難であろう。本の復刻版が出ると、超ベストセラーになること請け合いだ。勇気ある編集者の登場を期待したい。安倍のような軽薄な人物が首相になる風土・土壌・民度の改善が、いま何としても必要不可欠であろう。

2020年5月23日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

法の下の平等<本澤二郎の「日本の風景」(3692)

<稲田検察の正義VS安倍・法務検察の権力乱用>

 法の下の平等は近代法の大原則である。世界ルールで、いかなる権力者も順守義務を課せられている。破れば、人民の抵抗権が正当化されるだろう。それこそ第二のパリ革命も許容されることになる。歴史の教訓でもある。

 今回の政界を揺るがせている一連の黒川事件は、安倍内閣・自公政権の暴政の極め付きであって、政府は国民に奉仕する憲法上の義務を放棄、乱用したものでもあり、到底容認できるものではない。


 かくして、平和主義を貫く日本国民は、世論の塊となって、非暴力抵抗主義でもって、法の下の平等をとことん追求、正義を確保しようと、必死の努力で極右暴政の政権に抵抗している。その成果は、徐々に上がってきている。


 現時点では、安倍1・5億円の河井選挙の不正解明に努力している稲田検事総長主導の、正義の捜査に期待している。いよいよ血税の政党助成金投入の金権選挙と、安倍秘書の取り調べに捜査の中心が移っている。

 昨日は、新たに桜事件の告発状が出た。安倍の公選法違反事件・公職選挙法違反事件の捜査が待ち構えている。稲田検察の正義に、世論は、強く期待しているのである。


<安倍秘書の取り調べと自民党本部の家宅捜索の行く方に注目>

 政治は世論で動く。悪しき権力は、フェイクニュースで世論を捻じ曲げて生き残ろうとする。安倍内閣の体たらくを見ていると、韓流の時代物ドラマを見ているようで、実におぞましい。最後は因果の法則によって、悪は敗北する。

 稲田検察は、多くの安倍犯罪の証拠を手にしている。当面は、河井選挙に政党助成金1・5億円投入事件を徹底捜査、国民の関心はこの一点に絞られている。

 すでに河井夫妻の買収金額は、およそ2000万円が明らかになっている。4人の安倍秘書には、数百万円からそれ以上の金が渡っているようだ。彼らの預金通帳で、簡単に判明するだろう。

 「安倍事務所と自民党本部の家宅捜索が、迫ってきている」と事情通は指摘している。安倍の心労と顔のむくみの原因だろう。

 法の下の平等は、与野党議員に限らず、首相もこの近代法の原則から逃げることはできない。それゆえのクロカワ防護服問題が起きたものだが、稲田検察が立ち向かっている課題は、法の下の平等を貫くか否かの戦いなのだ。


<700万ネット攻撃は黒川弘務の逮捕・懲戒免職要求>

 何度でも指摘したいのだが、それは「#検察庁法改正に抗議します」という700万ネット攻撃は、これは世界的な大記録であって、ギネスブック入りするだろう。

 言論の自由が崩壊した日本でこそ、これが具体化したものである。筆者はいち早く黒川弘務に辞職勧告を何度かしてきたが、結局のところ、彼は常習とばく発覚で沈没した。


 検事総長は「すべての検察庁の職員を指揮監督する権限を有している」のである。法相の森雅子は、黒川事件で、またしても失態を演じた。そそくさと、訓告という軽い処分でお茶を濁した。安倍と菅の配慮でもあろうが、これは間違っている。


 検察のNO2の犯罪事件である。一般人は逮捕され、会社員であれば首になる。常習とばくというと、やくざの日常そのものである。「外国ではよくカジノに入り浸り、女買いもしている。公用旅券を使って、海外でも暴走していたのだから、彼の渡航歴を洗う必要があろう」と事情通は厳しく指摘している。黒川は、明白な国家公務員法違反者として、懲戒免職にすることが正しい。日本人全ての生殺与奪の権限を握る、検察のNO2の、誰も想定しなかった常習とばく事件である。血税で生きる公僕の、このおぞましい犯罪を、だれが弁護できようか。6000万円の退職金と、弁護士登録ができる訓告に納得できる国民は、一人もいない。


 正義の稲田検察は、法の平等でもって決着をつける責務を、国民に対して

負っていることを重視して、処分しなければなるまい。この機会に腐敗した法務検察のドブさらいが、国民の負託に応える道でもあろう。


<官邸の第二の黒川検事総長人事を許さない!>

 昨夜は日刊ゲンダイ記者が「官邸は第二の黒川を、後任に就けようと動いている、との情報が入ってきた」と電話してきた。安倍の生き残り策略は、それでも依然として止もうとしていないことに、改めて衝撃を受けてしまった。


 幸い、今朝ほどの清和会OBの報告では「後任は当初の予定通り、林で決まり」という。ということは、昨日は官邸・法務検察の内部に、法の下の平等の正義派が台頭、主導権を握ったことを印象付ける。

 悪の華が永遠に継続することはない。

2020年5月22日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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