2019年11月

NHKの大罪<本澤二郎の「日本の風景」(3598)

<国粋主義・財閥に公共の電波を譲り渡した売国奴>

 日本に憂国・愛国の士がいればの話だが、桜を見る会に限らない。安倍・自公・日本会議の、活字表現できないような不正・出鱈目・国民愚弄の暴政に、事実上、対抗できない、まさに自由と民主主義が消えてしまった日本の現状に怒り狂うばかりであろう。

 元凶は、世論操作が可能な公共の電波・NHKが、国粋主義者と背後の財閥に乗っ取られてしまったことにある。屈したNHKの罪は計り知れないほど大きい。


<反対行動を起こさなかったNHK職員>

 NHK職員の多くが裏口社員だと承知していても、それでもジャーナリズムを体現する公共の電波との認識と誇りをもって、国民に寄り添う報道に徹してきたとの自負があったはずである。


 それが安倍・日本会議政権に、あっという間に乗っ取られ、それに役員も抵抗しなかった。数万人を擁する労働組合でさえも、徹底した抵抗運動をしなかった、と外部からは見えていた。


 一部のジャーナリストが排除されると、もうNHKは御用電波に衣替えして日本の世論操作の中核を占めている。それが7年も。

 桜を見る会の安倍晋三の違法行為を、国民の7割以上が反対していても、内閣支持率は依然として4割台を維持している。このからくりはNHKの御用報道ゆえである、とあえて強調しておきたい。


<新聞テレビも共犯者>

 こうした無様なNHKを、新聞テレビは傍観する程度の関心を示さなかったことも、日本の言論界の悲劇となった。

 それどころか、財閥の御用新聞首脳が、NHKの解体を推進する役目を担ったことも、重罪であろう。新聞テレビもまた、NHK解体の共犯者であると指摘しておきたい。

 日本新聞協会や日本記者クラブにも問題があった。

 民放の質の悪さには、反吐が出るほどだが、国民はそれに慣れ親しんでしまっている。日本の1億総白痴化は現在進行形なのだ。


 金・カネで動く社会は、品格がなく、貧相で耐えがたい苦痛を、まともな知識人に投げつけている。


<安倍の不正に審議ストップ掛けられない野党も>

 返す返す残念なことは、現在もそうだが、野党の抵抗力の弱さである。アメリカや韓国の民主主義と比較できないほど、それは極端に落ち込んでしまっている。


 国民の怒りを、議会で反映しようとしていない。口の悪い人は「連中は世界一の高給をもらって、もうそれで満足している。国民の幸福実現に体を張れる人材がいない」と嘆いている。


 インターネットの世界でも、堂々と自身の名前で発言する者は米粒ほど小さい。言論の自由を放棄する輩が目立つのも悲しいが、これは野党の体たらくと無関係ではない。

 「違う」と反論する右翼か左翼の御仁は、名前を名乗ってもらいたい。


 憲法が保障する自由と民主主義が崩壊している政府に対して、国権の最高機関である議会野党が、審議ストップで応戦することは、憲法違反ではない。主権者である国民は、公務員を罷免する権利があることを忘れてはなるまい。


 自由と民主主義の崩壊とNHKの大罪は、硬く結びついている!

20191128日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

女性虐待ゼロ運動<本澤二郎の「日本の風景」(3507)

<知事失格下の千葉県と千葉県警の深刻な課題>

 知らなかったが、1112日から同25日までが、女性虐待防止運動の期間である。入れ墨やくざを、政府主催の「桜を見る会」に招待する国粋主義政権と、知事失格の烙印を押された森田健作の千葉県の対応を、千葉県人はみな心配している。文句なしのやくざ跋扈の千葉県は、房総半島でもある。


 木更津市や君津・富津・袖ヶ浦の各市では、湯船を占拠する入れ墨やくざが、以前から指摘されてきた。悲劇の「木更津レイプ殺人事件」は、そこで発生した。犯人は特定されているが、まだ拘束されてはいない。

 他方、徳洲会医療事故を擁護する千葉県と警察に対して、清和会OBが怒りの糾弾を行っている。これでは女性虐待阻止を貫けるか、一部には「やくざと提携する警察」との懸念の声も聞こえてきている。

 

<どうする!泣き寝入り組ばかりの女性被害者>

 「木更津レイプ殺人事件」の深刻な課題は、被害者が決して警察に駆けこもうとはしないことにある。

 千葉県には「女性サポートセンター」が365日、24時間対応をしていても、ここに連絡できるのは女性に限っている。肝心の被害者は、自ら口にチャックをしているため、周囲の勇気ある男性が事態に気づいて電話しようとしても、係は応対しようとはしない。


 せっかくの公的な制度も宝の持ち腐れである。いい加減な森田健作に右ナラエしている窓口行政と見られている。

 警察は「相談サポートセンター」を設置しているが、時間帯に制限を設けている。平日のみで、それも830分から1715分の間でしか、応対しないのだ。

 やくざや強姦魔のそれは、多かれ少なかれ平日の午前から夕刻前の日中と限らない。むしろ夜の時間帯が少なくない。というわけで、森田県政と千葉県警の取り組みは、被害者に全くといっていいほど寄り添っていない。


 これでは、被害者の泣き寝入りを促進させる効果しかない。入れ墨やくざを抑制するという観点が見えてこない。


<入れ墨やくざを退治する意思があるのか>

 女性の敵は、一般人もいるが、本当に怖いのは入れ墨やくざと相場は決まっている。

 伊藤詩織さんの場合は、TBS山口強姦魔だった。それでも彼女が覆面を脱いで警察に告訴したことは、本人にとってだけでなく、家族にも相応の覚悟が求められたのである。現に、彼女は家族への迷惑を考慮して、現在は海外生活を余儀なくさせられているほどだ。


 「木更津レイプ殺人事件」の捜査の行く方を眺めていると、100%犯罪者と断定できるやくざ暴力団の人権尊重を口実にして、捜査の手抜きをしているように見えてしまうのだが、どうだろうか。


 一般的に警察の暴力団捜査は、事前に情報が流れていて、成功率は低い。ことほどやくざと警察の、闇の情報ルートは太い。この点、千葉県は特にそうした印象を持たれがちである。


 筆者は、マル暴担当の刑事をフィリピンに教育派遣して、抵抗する者は容赦しないという、しっかりとしたやくざ捜査を身につけさせてはどうか、と提案したい。せめて福岡県警のレベルに引き上げる努力が不可欠である。


<議員にまとわりつく暴力団対策はあるのか>

 もう少し昔のことになるが、現在の内閣参与とかいう飯島君が、面白いことを教えてくれた。彼が仕えた小泉純一郎の選挙区は、千葉県の富津市の対岸の神奈川県横須賀市である。

 「選挙になると、地元のやくざがいなくなる。どこへ行ってしまったのか。なんと富津市のハマコー選挙を手伝っていた」と笑えない本当のことを打ち明けられた。


 素人や一般人は気づかないが、入れ墨やくざは、選挙は稼ぎ時で多忙を極める。彼らは平気で違法行為をするし、行動力もある。ビラ張りは、他候補の追随を許さない。


 ある運動員が、予想していた票が出ないと、やくざが出てきて「お前が金を懐に入れてしまったんだろう。全額返せ」となる。


 保守系議員の周囲には、やくざがいっぱいはびこっている。このことに千葉県警はどう対応しているだろうか。おそらくは、何もしていない、やくざ任せではないだろうか。

 善良な県民の懸念材料である。


<暴力団追放県民会議は機能していない!>

 千葉県には、暴力団追放県民会議という立派な名前の組織がある。実態はどうか?何もしていない金食い虫か?どうやら名存実亡である。格好・形だけのものである。

 もっとも、筆者が新聞社の千葉支局長のころ、沼田知事が発足させたもので、各社の支局長は参与か何かになって、やくざ退治に協力したものだが、当時の支局長会は、だれも入れ墨やくざの強姦魔のことを知らなかった。


 嘘みたいな本当の話である。現在も存在しているのであれば、やくざに強姦されているゴマンの女性被害者救済に取り組む責任があろう。


<木更津レイプ殺人事件捜査は進んでいるのか>

 「木更津レイプ殺人事件」は20144月のことである。半年前に被害者となった美人栄養士のKT子さんは、富津生まれのやくざ浜名、二本も指を詰めた50代のチンピラに、夜は性奴隷として水商売、昼は住宅のリフォーム注文など四六時中働かされていた。


 逃げ出そうとするや、連日のドーカツに遭っていた。性奴隷の被害女性に対する「すべてをばらしてやるッ」というドーカツは、殺人に相当する強烈なものだった。KT子さんは、床に卒倒して意識を失った二日後に、強い心臓が止まった。死因は大動脈りゅう破裂、それも強烈な脅しによる突発性によるものだった。倒れる数時間、浜名のドーカツは彼女の携帯電話で繰り広げられていた。


 いま彼女の瀟洒な住宅の庭は、枯れ草とゴミの山で見る影もない。むろん、戦争未亡人が命がけで働いた金で購入した家と宅地は、やくざに乗っ取られてしまっている、と親類は嘆いている。


 やくざに手も足も出ない市民の悲劇は、哀れをかこっているが、千葉県警は見て見ぬふりをしてやり過ごすつもりなのか。

20191126日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

「声を上げよ」の伊藤詩織に続け!<本澤二郎の「日本の風景」(3506)

<参院議員・青木愛の房総半島での1か月に感謝>

 現在、参院の東日本大震災復興特別委員会委員長の青木愛が、房総半島の住民の支持と感謝を得ている、とのニュースが飛び込んできた。15号台風の時、山武町の別荘に逃げ隠れした、俳優崩れの森田健作に衝撃を受けたばかりだが、彼女は住宅や屋根が壊れた被災者に寄り添って、9・9からほぼ1か月かけて、支援の手を差し伸べていたという。(敬称略)


 そういえば、9・9直後の夜中に、予告なしに秘書の日景省吾が運転手と共に押しかけてきた。信じがたいことに、コンビニ弁当を差し入れしてくれたのだ。近くの児童養護施設「野の花」には、60人分の弁当を持ち込んだ。


 「桜を見る会」で発覚した、やくざ暴力団を周囲に抱え込む安倍・自公・日本会議の政府に対して、真正面からやくざ撲滅にも取り組むというのである。ペンでの支援をしたくなった。TBS山口強姦魔を告訴した、2015年の伊藤詩織の勇気に感動した国民は多いが、彼女もその一人であればいいのだが。


 2018年のノーベル平和賞の、中東はイラクの、性暴力と戦う女性活動家ムラドは、コンゴの婦人科医のムクウェブと共に受賞したが、彼女は「声を上げよ」と叫び続けている。

 伊藤・ムラドの勇気と、欧米で表面化した「#Me Too」運動と連動しているようでもあるが、ともかく肉体的弱者である女性の決起は素晴らしい。日本の女性のすべてが「沈黙」「泣き寝入り」を強いられてきた、レイプ文化の日本だと知れば、余計に評価できる。彼女を国際世論が支持している。


<やくざを恐れないドブ掃除に市民の注目>

 青木秘書の日景によると、やくざを全く恐れないという。やくざ暴力団の弱点を知っているのかもしれない。

 ここ君津郡市や千葉県には、やくざと関係する国会議員や県議・市議が少なくない。なぜやくざは入れ墨をするのか、その理由も分かっている。なぜドーカツするのかも。

 世の中には、偉そうにふるまっている政治屋や官僚、文化人は少なくないが、いざ入れ墨やくざと対面すると、態度が変わる。やくざに弱点を握られているためだ。


 千葉県に限らないが、入れ墨やくざを撲滅しないと、日本に民主主義は確立しない。女性の人権は保障されない。青木を千葉県、日本のジャンヌダルクにすれば、日本の再生が可能かもしれない。


<やくざ疑惑の自民党退治も視野に君津郡市テコ入れか>

 幸いなるかな、青木事務所はボスの郷里でもある君津郡市の環境問題にも関心を寄せている。

 房総半島の水源地のやくざ関連の産業廃棄場に、実に1万トン以上の放射能汚染物資が投棄されてしまっている。これは将来、確実に水と土壌を汚染、生き物を殺すことになる。森田の悪政の最たるものだ。

 こんな大それたことが、なぜ強行されてしまったものか。自民党・自公政治の悪しきツケでもあろう。


 青木事務所は、房総半島の入れ墨やくざの実態調査にも余念がない。木更津市には、二つのやくざ組織が存在している。その一つは、小原建設という土建会社を名乗っているという。

 千葉県警と木更津署の不正と関係があるのか?市民の監視が強まっている。


<君津ではプロ歌手(榎本京子、竹本三佳、篠宮則子)ら音楽で浄化>

 多少横道に入る。昨日、君津市のJR久留里駅前の上総公民館で、開館50周年の記念コンサートが

開かれた。

 ど田舎の閑静な場所でのコンサートに期待などなく、誘われるままに出かけてみたのだが、なんとなんと本物のアルト歌手・榎本京子の歌唱力に圧倒された。「カルメン」がよかった。こんな古典歌手の本物を、身近に聞いたことなどなかったものだから、余計に感動してしまった。

 ピアノの竹本三佳、司会の篠宮則子といい、皆さん素晴らしかった。長男春樹が馬来田小学校で学んだ、長坂教諭の身内の歌い手とあいさつもできた。


 房総半島にこんな歌い手がいるはずはない、やはり武蔵野音楽大学声楽家卒業のアルト歌手は日本で一番住みよい富山県の出身だった。岳父・廣岡慎次は福光町だ。慶応の経済を卒業して、東宝に入った。戦後三大労働争議といわれた東宝争議の時の総務部長だ。福光町には戦後日中友好派の第一人者の松村謙三もいる。周恩来が一番信頼した日本人だった。

 「君津市など7つの合唱団の指揮者としても活躍中」という歌手は、歌と音楽で、濁りきった地域を浄化しているのである。女性決起、声を上げる時が、半島にも押し寄せてきている。

20191125日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

桜を見る会とレイプ文化<本澤二郎の「日本の風景」(3505)

<日本の恥部=やくざが跋扈する日本列島>

 標題は謎解きではない。無関心を決め込んできた多くの日本人に、特に魅力的な女性に対して、要注意を強く喚起するしかない!


 政府主催の桜を見る会に「招待者」となったやくざ暴力団から見える日本最大の恥部は、やくざが跋扈する日本列島だ。女性を強姦することが本業ともいえるやくざ社会は、レイプ文化の日本であることを裏付けている。まさに日本の恥そのものであるから、鼻の高い紳士は認めようとしたくないだろうが、間違いなく事実である。2014年前までの筆者の目に見えなかったことだ。安倍・自公・日本会議の国粋主義政権が教えてくれたことであるから、相応に評価したくなる?


<取り締まる最高責任者の国家公安委員長にもやくざ疑惑>

 自民党議員の多くが、多かれ少なかれ、神社本庁・統一教会・創価学会のみならず、やくざも選挙運動にかかわっている。ベテランの自民党本部職員や秘書連も、常識として承知している。


 みな見て見ぬふりをしている。それが桜を見る会に収れんされてか、やくざ暴力団代表が、一般人の「国の功労者」の代表として、新宿御苑に集ったわけだ。安倍後援会の前夜祭名簿を開くと、そこにも登場している、との疑惑を呼んでいる。


 先の内閣人事では、警察を監督する立場の国家公安委員長にやくざ疑惑が浮上して、ネットにも記録されている。出身の福岡というと、千葉・神奈川・愛知と並んで、やくざ大県として有名だ。清和会OBが教えてくれた、悲しい日本の秘部である。


 国家公安委員長に限らない。叩けば埃が出てくる自民党議員ばかりだ。公明党創価学会はどうなのか?


<入れ墨やくざ=覚せい剤=強姦=性奴隷=木更津レイプ殺人事件>

 やくざと入れ墨は不可分な関係だ。相手を威圧する手口である。暴力・脅しを効果的に行うために入れ墨は、やくざの武器の一つなのだ。


 フィリピンの監獄は、この入れ墨やくざで膨れ上がっている。反対に、多くの女性は歓喜して、大統領のドゥテルテを支持している。反社会的勢力の側は、あの手この手で国際的人権団体に救済運動を繰り広げて、入れ墨やくざ保護運動を展開している。


 日本でも行われたらしく、昨日のネットで確認することができた。ということは、フィリピンのやくざは、政府の取り締まりに悲鳴を上げているということなのだ。 

 覚せい剤は、元巨人軍選手の清原事件で確認できたことだが、性行為に使用するものである。筆者も驚いたが、多くの女性は知らない。性行為に麻薬を使用するやくざは、文字通り強姦用である。


 その場面を撮影して、女性の人権・生活を奪いつくすのである。具体的には、性奴隷として歓楽街に落とし込んで、性ビジネスを強い、やくざは大金を稼ぐ。

 木更津レイプ殺人事件は、まさにその典型であった。徹底した取材で判明したものである。レイプ文化の日本は、間違いなく事実なのだ。

 その主体である入れ墨やくざが、政治・政府の、事実上の保護を受けている?これほど恐ろしい社会はないだろう。

 やくざを撲滅することが、日本政治の喫緊の課題であることが理解できるだろう。声を上げよ、である。


<女性の安全が保障されていない日本>

 先日、君津市の「君津の森」というところで風呂に入ってみた。そこでは、しっかりとした文字で「入れ墨NO」の看板があった。3か所で目撃した。ところが、木更津市内の風呂では、反対の現象が起きていた。


 15号台風被害のため、対応不能の千葉県や市当局に代わって、青木参院議員の日景省吾秘書は、実に1か月余、館山から南房総市、富津市、君津市、木更津市の破壊された屋根にのぼってブルーシート張りを、むろん、奉仕で汗をかいて、市民から感謝されている。

 彼は疲れをいやすために木更津市の風呂に入ったのだが、なんと周りには「入れ墨やくざがいっぱいだった」と打ち明けてくれた。数年前、木更津署の刑事二課長に向かって、自動車部品工場長から同じことを聞いていたので、伝えると、やくざ跋扈の木更津に怪訝な表情をみせた。


 取り締まり側がノーテンキなのか、とぼけているのか、お話にならない。「木更津レイプ殺人事件」捜査に疑惑がまとわりつく。


 結論を言うと、日本では女性の身の安全は確保されていない。


<一般人も覚せい剤使って、の典型がTBS山口強姦魔か>

 入れ墨やくざの手口をマネする役人、政治屋、経済人、マスコミ関係者その他横道に入りこむ一般人も少なくない。その典型がTBS山口強姦魔であろうから、こうした輩は至る所にはびこってもいる。


 一部の地位の高い輩は、発覚しても示談して隠してしまう。「昔やくざ代議士の倅が事件を起こしたが、新聞種になることはなかった」と反対派の国会議員が明かしたものだ。

 教員・坊さん・警察員も例外ではない。


 レイプ文化の恐ろしい点は、被害者が泣き寝入りすることにある。ずばりいうと、伊藤詩織さんのように声を上げる女性が、日本には皆無なのだ。

 根本は教育に課題がある。日本の大学など教育機関は、詩織さんを招いて大掛かりな講演会を開くといい。それを新聞テレビが報道するのである。そういえば、いまだにTBS山口強姦魔事件を日本の新聞は、蓋をしたままである。官邸に対する配慮も度が過ぎよう。朝日新聞も読売レベルだ。


 欧米では、反対に大きく報道されている。伊藤さんは本当に立派である。木更津レイプ殺人事件の被害者は、殺されるまで110番通報をしなかった。周囲に知れると、もはや女性として生きられない、と信じ込んでいたのである。哀れを通り越している日本女性の実態なのだ。


 日本のレイプ文化を消滅する運動こそが、偉大な日本の政治改革といえるだろう。安倍の暴政を許してしまう日本の政治土壌は、ここにある。

20191124日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

桜を見る会で馬脚!<本澤二郎の「日本の風景」(3504)

<表の安倍・自公内閣=腐敗警察官僚、裏はやくざ暴力団>

 郵送されてきた保守系雑誌の見出しにも「国家を私物化する安倍晋三」がつく。小沢一郎と亀井静香が「安倍から政権を奪取する!」とZ旗を掲げた。凡人でも、今回の桜を見る会を総括して見えてきたことは、安倍・自公・日本会議政権の表は、腐敗した警察官僚で守りを固め、裏ではやくざ暴力団を駆使して政敵を蹴散らす体制であった。


 誰が考えついたものか、日本会議の体質なのか、祖父のA級戦犯の遺言なのか、仰天するばかりである。政府の裏方である官僚機構が、悪に染まって正常に機能していない。この極右政権を維持存続させるためには、平気でうそをつき、証拠を隠ぺいしてしまう役人ばかりだ。


 こんな政権を、10年近くも支えさせてきた新聞テレビと野党と、とどのつまりは主権者の日本人ということになる。地球を転がしても、こんな原始的レベルの国家は存在していないだろう。


TBS山口強姦魔救済などお手の物>

 殺人に相当する性的虐待を受けた伊藤詩織さんが、命がけの勇気を出してTBS山口強姦魔を刑事告訴した。司法である裁判所も逮捕状を出したが、警視庁の刑事局長の中村格が、逮捕目前に握りつぶした。中村は検事ではない。警察行政を担当する公僕である。公僕は国民の人権を守る使命を果たすことで、血税を懐に入れてきている。その中村が、強姦魔を救済した。


 法治国家の下での「法の平等」を排除することで、中村は強姦魔の逮捕を止めてしまった。民主の国ではありえない。


 冒頭の安倍内閣の正体、体質を知れば、お手の物だったことになる。民主的な政府を立ち上げることができれば、中村とその背後の黒幕は、豚箱行きとなるのだが。


<前川喜平元文科事務次官撃墜事件も>

 「飲食・歓楽街を支配するやくざ暴力団と、やくざと連携している警察によって、正義の文科官僚は押しつぶされてしまった。加計事件の不正に抵抗する官僚も、安倍体制に対抗できなかった」

 まともな役人は、いまの霞が関では仕事ができない。安倍の不正に呑み込まれないと出世できない。役人であれば、このことを誰でも知っている。


 官僚機構が崩壊してしまっているのである。野蛮な野心家役人でないと、生きられなくなっているのである。


 国有地の不当な払い下げ事件の森友学園問題では、一人の財務省の役人が自殺している。もうこれだけで、財務大臣も首相も、その地位にいられなくなる。しかし、麻生はいうまでもなく、安倍も違った。役人の命など奴隷以下と思っているのであろう。悲惨である。

 遺族は安倍を殺人の共犯で告訴すべき事案だったが、それはなかった。闇の勢力が、すべて処理できる体制なのだから。


 加計事件での当事者らとの口裏合わせは、うそつきにとって簡単なことなのだ。恐ろしい暴君は、田布施の極右人間である。

 

<「やくざお抱えの犯罪政府」に怖いものなし?>

 「昨夜、森らと一緒に飯を食っていた日経新聞関係者の裏は深いよ」と清和会OBが連絡してきた。説明されても、闇の世界にうとい凡人ジャーナリストには、理解できないのだ。


 森喜朗は、安倍と同様に「天皇中心の神の国」という神社神道の狂信者で知られる。166億円の原始宗教秘儀を推進した片割れと見られている。その人物が五輪を仕切っている。それに電通が総力を挙げて、犯罪五輪で大儲け、その下請けが新聞テレビなのだから、お話にならない。

 放射能まみれの五輪が、本当に実施されるのかどうか、疑問を抱く国民は少なくない。放射能放出現地は、やくざが仕切っている、と聞いた。


 警察力とやくざでガードした自公内閣に怖いものなし、なのであろう。それでも永遠に継続することはない。泥田のハスは、美しい花を咲かせる。小沢や亀井の奪権闘争も表面化してきた。


<墜ちるとこまで落ちた亡国の日本政府>

 誰しもが思う。墜ちるちるとこまで落ちてしまった亡国日本!救世主は必ず現れる。国民が声を上げれば、実現するだろう。警察とやくざの城は、決して強固ではない!

20191123日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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