フクシマの現実<本澤二郎の「日本の風景」(4437)

<ポーランド人カメラマンのリアル・フクシマを忘れるな!>

http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/318.html

これがフクシマのイマだ。ポーランド人の写真家が撮影したリアルフクシマな33画像が世界に衝撃を (2015年)

 ヨーロッパというと、ひどく遠いという印象が強かったが、最近はチェルノブイリの場所も分かってきたし、そこでは現在も森林火災やロシア軍の侵攻で放射能被害が重くのしかかって悲劇の連鎖が分かってきた。それでも、日本の政界や言論界は、本来の人道支援にソッポを向いて、戦争当事国の一方に肩入れして恥じない。


 ヨーロッパとウクライナのチェルノブイリは、とても近い。放射能被害の恐怖を抱いてきた国だ。311のフクシマを見て、ドイツのメルケル首相(当時)が即座に原発廃止を決めて、世界を驚かせた。それも今は理解できる。同じくウクライナの隣国・ポーランドのカメラマンが、311の4年後にフクシマを訪ね、カメラのシャッターを切った事情も分かる。


 チェルノブイリは、今後もずっと100年前後にまで尾を引くことになろう。同じくフクシマも100年以上も、人々の健康と精神と国の財政をいたぶり続けていくことも。廃炉に100年かかることも専門家であれば、当たり前のことなのだ。

 そのための100年の計がフクシマにも日本政府にもない。「今だけ」なのだ。「放射能は心配ない」とうそぶく安倍晋三という、戦後政治史上最も危険なナショナリストのもとで、今も鉄板で蓋をかけている。原子力ムラがフクシマを監視・抑え込んでいるのである。


 本日、ポーランド人カメラマンの2011年3月11日から何も変わっていないフクシマの現実を、忘れっぽい日本人のため、そして将来の多くの外国人観光客のために知らせる必要があろう。被ばく地・フクシマの碑を観光資源にするといい?


<チェルノブイリを経験してフクシマに飛び込んでシャッター切る勇者>

 このカメラマンの写真を、日本人カメラマンなら誰でも撮れそうだが、それは違う。チェルノブイリを知るカメラマンでなければ撮れなかった。世界的反響を呼んで当然だった。是非とも記録して時折、見てほしい。


 安倍のような狂気のナショナリスト・国粋主義者は、日本も核を持て、とか軍事費を倍額せよ、などと日本会議と財閥の野望をがなり立てている。恐ろしい魔神である証明ではないだろうか。日本国憲法が許容しない、排除すべき人物と断罪すべきだろう。

 長州は山口県民の判断にゆだねられている。捏造された明治史からの解放が求められている。世は21世紀である。国家神道と教育勅語の日本帝国に回帰することは、到底許されない。


<福島県は汚染地区とそうでない地区を内外に明らかにできるか>

 福島県民に問いかけたい。なぜ原子力ムラの知事を選ぶのか。なぜ佐藤栄佐久のような知事を追放して、平気でいられるのか。

 筆者は、彼が護憲リベラルの宏池会に所属していたころ、数回彼の参院議員事務所でおしゃべりしたことがある。東北人特有の実直で、物静かな人格者との印象を強く抱いたものだった。


 彼は、311を予言するかのように、東電福島原発の危険性を知悉していた。ひょっとして4号機で核弾頭の実験していた?という恐ろしい事実を知っていたのではないだろうか。日系アメリカ人ジャーナリスト・島津洋一レポートは、安倍をA級戦犯と断罪したが、これは本当かもしれない。オウム真理教は、そのための仕掛けの一つだった?違うだろうか。


 福島県民に問いたい。放射能汚染地区とそうでない地区があるのかどうか。汚染の濃淡はどうか。もしも、汚染していない地区があるのであれば、そこがどこなのか、どこが危険地区なのか。首都圏にも被害が及んでいる。コンクリート壁の国会議事堂内は安全だろうが、それ以外はどうなのか。汚染地区の子供の健康はどうなのか。11年経っても、これがいい加減だ。どうしたことか。


<原子力ムラ支配の県政と手を切ることが出来るのか>

 日本国憲法は、日本国民が主人公であることを明確に規定した。いかがわしい人物を罷免することも出来る。福島県にも法律家がいるだろう。原子力ムラと無縁の人物を、知事や市長に選ぶことが、政治の基本である。


 愚かすぎる札びら政治を踏襲していると、100年かかっても福島県民の健康と幸せは約束されないだろう。佐藤栄佐久元知事が健在であれば、いい人物を選んでもらうのも悪くはない。「今だけ・自分だけ」の役人に、いい人物はいない。人材は市井の中にたくさんいるだろう。


<房総半島の放射能汚染物質の投棄で新たな闘いが始まった!>

 森喜朗は小渕恵三が倒れた後、池田行彦抜きの談合で政権に就いた。清和会による「神の国」へと彼は舵を切った。森は運動関係で早稲田に裏口入学組、政界ではA級戦犯逃れの岸信介が指揮した、血盟の反中グループ「青嵐会」で、三文作家の石原慎太郎らと暴れまくった。この中には、れっきとしたやくざ代議士もいた。石原は知事になると、東京五輪計画をぶち上げた。


 これが311フクシマ隠しであることだと直感した。従って、4兆円五輪賭博は、コロナでも強行した。忘れかけていた放射能汚染地区が凡人ジャーナリストを覚醒させた遠因である。半年ほど前に旧動燃「もんじゅ西村成生謀殺事件」を書くと、そこにフクシマとチェルノブイリの子供の救済に奔走する被ばくジャーナリスト・竹野内真理のファイルが飛び込んできた。


 同時並行して、2010年4月7日に東芝病院で命を奪われた次男・正文の医療事故死が、精神を揺さぶってきた。その東芝製原発3号機が、なんと核爆発を起こしていた。この二つのことに、東芝は反省も謝罪もしない、悪徳ブラック企業の代表格である。

 東芝(原子炉メーカー)・経産省主導内閣・自民党商工族議員・東電(311)フクシマが、この10年の日本政治を動かしている原子力ムラの枢軸であることが分かってきた。日本の権力中枢を牛耳る悪魔の原子力ムラによる犠牲者は、もんじゅ西村成生謀殺事件だけではない。東電の渡辺泰子さん謀殺事件ほか、優秀な正義の学者やジャーナリストが亡くなっていることも分かってきた。


 そして足元でも放射能重大事件が起きていた。君津市に次いで、袖ヶ浦市でも、汚染物質が水源地に投棄されていた。そのことに千葉県も袖ヶ浦市も沈黙している。自民党と公明党も無視している。共産党に情報を提供しても動かない。これはどうしたことか。原子力ムラの悪魔的治政に驚愕するばかりだ。

 フクシマは日本列島へと波及していると指摘したい!

2022年5月7日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


<子供救済=竹野内ファイル=こちらも参考になるよ!>

mariscontact@gmail.com

https://maritakenouchiyoutube.blogspot.com/2022/04/2022426chernobyl.html

http://savekidsjapan.blogspot.com/2022/04/us-department-of-defense-awarded.html

http://savekidsjapan.blogspot.com/2022/02/the-true-cause-of-war-us-bio-weapon.html

自然と人間<本澤二郎の「日本の風景」(4436)

<癒しの世界に帰省客と破壊の人間社会の悲しい連鎖>

 房総半島の田植えはほぼ終わった。我が家の東側の巨大な10町歩以上の稲の苗床の巨大なビニールハウスは、3棟とも空になった。機械化農法の威力に毎年驚かされている。山野は緑一色、といっても無数ともいえる濃淡の緑で燃えたぎっている。時間差や視覚によっても変わる。大自然の物凄いエネルギー・威力に圧倒される。今は蚊もいない、虫も少ない最高の自然界である。


 気候変動にもかかわらず、自然は何も知らずに自転する地球に身を任せて、すべての生き物・人々に癒しの世界を作り出してくれる。鶯のさえずりも際立ってきた。わが家庭菜園というと、ジャガイモが元気に緑の葉を誇らしげに広げ始めた。イチゴは元気だが、まだ分からない。数本のキウリやナスも不明だ。順調だったソラマメは、最近になっておかしい。野菜作りも簡単ではない。その点、数本のブルーベリーに期待が集まる。無農薬で手がかからないのが素晴らしい果樹の王様だ。


 GWに都会の住人が、コロナを蹴飛ばして帰省するサマは、自然の癒しに期待しているからだろう。待ち受ける老いた夫妻の喜びだろう。そう田舎は、老人社会になってしまって久しい。


 だが、人間の世界は、明らかに壊れている。ロシア・ウクライナ戦争は、国家に振り回される人間の、もっともおぞましい悪魔体質を露呈して、それに各国政府と言論界が振り回されて、人々の脳裏を攪乱している。人殺しの武器に抵抗感を失っている。宗教の存在感もゼロだ。

 それどころか凡人にも、信じられないような、不気味な破壊の音が聞こえてきているが、そのことを分かりやすく説明などしない言論界だ。


<アベノミクス黒田日銀に殺されかねない日本の民衆>

 米国の金利が0・5%も跳ね上がった。これが何を意味するのか?日米の金利差確定で、日本円の価値がぐんぐんと下がっている。円を売り米ドルを買う

、凡人の知らない闇の基金が、膨大な金額で転がって、日本の資産がニューヨークへと流れている。アベノミクスの崩壊で、四苦八苦している企業と市民生活を直撃している。

 「日本国民のなかには塗炭の苦しみを味合っている。そこに爆弾を落とされている。小麦や食料品がぐんぐん高くなる。ゼロコロナで生活を奪われている上海市民のような事態も」と金融政策に明るい友人の指摘である。


 このさい、豪州米を食べようと言わせてもらおうか。先日のことだが、市内の業務スーパーで買ったのだが、日本米の5キロの値段で、豪州米だと10キロも買える。いまそれを食べている。日本米の味の良さを忘れた人間には、まずまずの米である。昔は米カリフォルニア州の米が話題になった。これからは豪州米がいいかもしれない。


 またしても最近になって、気になるのはフクシマの米である。新潟のコシヒカリに化けている?本当かもしれない。放射能と共存させられている福島県の農家は、哀れを通り越している。若者の甲状腺がんも悲惨だ。チェルノブイリの教訓を、原子力ムラは守ろうとはしていない。恐ろしい事態は福島200万県民だけだろうか。気が付いたら、隣の袖ヶ浦市や君津市にも放射性物質のがれきやらが投棄されているではないか。やくざ代議士が君臨した地区だ。政党も役人も逃げている。いずれ米や農作物にも影響が出る。どうするか?放射能物質を全国にばら撒くとなると、日本列島の農産物と水産物を食べると、内部被ばくする。ひどい場合は奇形児が生まれる。これは冗談で言っているわけではない。因果応報は100%成立するだろう。


 急騰する食料品や原材料は小麦だけではない。既に便乗値上げが始まっている。エネルギー関連もすさまじい。この時とばかりに電力やガスも高騰しているではないか。人々の財布は破壊されていく。


 アベノミクス推進に舵を切ってきた日銀総裁の黒田東彦に対して、財界から国民一般にまで非難が殺到している。ゼロ金利下で、円を輪転機で刷りまくることで、円を安くして財閥を太らせる手口にクレームがついたことでもある。

 欧米は紙の札を刷りまくる政策を切り替えた。日本の黒田は、変えない。間違いを糺そうとしない。なぜか?「役人は死んでも自分の過ちを認めない。官僚の無謬性」というしたたかすぎる黒田のお陰で、民衆は悲惨な生活を強いられることになる。


<テレビは詐欺商法を受け入れて右往左往=財閥は500兆円隠し>

 テレビ事情に詳しい御仁によると、アベノミクスで500兆円もの内部留保に成功した財閥は、企業広告をやめてしまったらしい。民衆の目を誤魔化そうとしているのかもしれない。要注意だ。「今のテレビ宣伝は、化粧品やサプリなど大半が中小企業。そこでの詐欺商法にミーハー族は引っかかっている。テレビが詐欺を支援している。サマにならない。いまでは外国からの投資はない。岸田がロンドンで投資を呼びかけても効果はない」とも指摘した。


 経済測定の基本は、人口動態で決まる。これが需要を左右する。日本は41年間も人口減が続いている衰退国であることも分かってきた。購買力がない。「買いたいというモノはない時代」というが、確かである。

 「そのうちマンションの価値はなくなる」という指摘も頷くほかない。管理費や修繕費であくせくしている有様だ。その後の建て替え費用の捻出は不可能なのだ。そういえば、アベノミクスが打ち出した地方創生は何だったのか。国民を欺く手段だった。どこか再生した地方があるだろうか。ない!「テレビ局は右往左往している」という。


 人間社会は壊れている。アベノミクスがその突破口を構築した日本といえるだろう。日本は確実に滅んでいる。

2022年5月6日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

国家主義の暴走<本澤二郎の「日本の風景」(4435)

<緊張をつくり煽り・敵を作り出し大軍拡で血税を懐に入れる!>

岸信介信奉者の森喜朗、ついで小泉純一郎、安倍晋三の清和会の面々は、いうところの戦前の天皇制国家主義・ナショナリズムに飲み込まれたナショナリストの派閥といえる。いまでは菅義偉を経由して、現在の岸田文雄へと継承されて、依然として異様な雰囲気を内外に醸し出している。


 憲法が否定する国家主義に対して、言論界も学者文化人も沈黙して恥じない。言論の自由は、むろん、自民党内からも消えてしまっている。最近の国境なき記者団の調査によっても、日本の言論の自由度は、世界各国の中で70番目台という。

 日本国憲法が保障する言論の自由が押しつぶされている。NHKまでも読売産経化してしまっている。自由なはずのネットの世界も、怪しい動きを連日のように見せつけられている。お世辞にも、自由で民主主義の国と胸を張れない。第三者は理解できないだろうが、これは事実である。


 昨日は本ブログで、5・3憲法公布の天皇勅語論に触れた。勅語そのものについて法律家は批判しているが、それでもヒロヒトは国家主義者らに厳しい縛りをかけている。だが、彼らはいとも簡単にそれを軽く飛び越えて、改憲軍拡のラッパを平然と鳴らしている。時代の岐路だとばかり、許されざる天皇制国家主義に突進して恥じない。目下、バイデン・プーチン戦争を好機と捉えて、ナショナリストらは「軍事費を2倍にしろ」「敵基地攻撃を可能にしろ」と官邸を包囲している。


 宏池会史上最悪の優柔不断の岸田をよいことに、自民党挙げて改憲軍拡の銅鑼を鳴らしている。歴史も知らない、憲法も読んでいない国家主義者は「専守防衛を外せ」とわめく始末だ。「もはや自民党に理性はない。ゴロツキのような政党になってしまった。特にこの10年の間に変質してしまった」と清和会OBは嘆いて「安倍を潰さないと日本が亡びてしまう」と悲壮感を漂わせている。


<米国の産軍複合体を喜ばせる、ジャパンハンドラーは死の商人>

 この結果は分かりきっている。ワシントンの政治を事実上掌握している産軍複合体を感動させている。事情通は「国家主義者はジャパンハンドラーズの言いなりだ。日本の資産は、アメリカの死の商人の懐にどんどん吸い上げられている」と内情を暴露している。

 昨今の、米国との金利差と原油天然ガスの急騰による物価高と急激な円安に打つ手なしの日銀と財務省の、お先真っ暗闇の事態に対して、真剣に心を痛めている民衆も哀れだ。そこに目を向けようとしない政府、それでも7月参院選は自公楽勝といわれる。

 未だに自由だ、民主主義だと吹聴するワシントンも「プーチンのロシアと大差のない帝国主義にまみれている」との鋭い指摘も垣間見える昨今だというのに。

 ジャパンハンドラーズに首根っこを握られている、国家主義者による日本政治を逆転させる方法は一つある。それは主権者が、主権者らしく振舞うことで可能なのだ。フィリピンを学ぼう。


<福祉を壊し財政を破綻させ、国を亡ぼす>

 このままでは、残念ながら国滅ぶ日本となろう。1945年8月15日のことを思い出す日が、必ず来るに違いない。現状はゆでガエルの日本だ。国家主義が派手に乱舞している結末は分かりきっている。歴史の教訓だ。


 死の商人に踊る日本人でいいわけがない。悲しいことだが、この10年の国家主義が、参院選後に真っ黒な花を咲かせる確立が高い。ここは日本だ。識者は声を上げねばならない。

 ウクライナの現状を知れば、9条の憲法に目覚めることが不可欠だが、ナショナリストは逆である。ナショナリズムに屈した言論もまた、危機を伝えようとしない。歯がゆい2022年危機であろうか。


<政治家失格=今だけ、自分だけ、カネだけの政治=日本の危機>

 いま日本に政治家はいない。ステーツマンがいない。ポリティシャン・政治屋ばかりではないのか。野党にもいない。


 世界一高給を食みながら昼寝をしている政治屋か、という声も聞こえてきている。昨日、庭の手入れのため、安い砂利を4袋買い込んだ。一つ20キロの重さだ。車から降ろして庭先へと運ぶのに、両手で両端をつかんだが、力不足で失敗。腕と胸で支えるようにして運んだ。たったこれだけで、朝目が覚めると、腰が痛い。油断すると危ない。ナショナリストの強引な改憲軍拡論も同様であろう。福祉が壊れ、財政は完璧に破綻する。日本沈没を100%確実にする。

 戦前の天皇制国家主義は1945年に破綻した。目下、ワシントンの産軍複合体・死の商人によって、復活したか、その寸前である。それこそネオナチのような国家主義に身を任せてはなるまい。

2022年5月5日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)



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