創価学会の野原大善戦!<本澤二郎の「日本の風景」(3371)

<「沖縄のきれいな海を埋める自公政権はおかしい」「池田先生の教えを裏切っている」>

山本太郎の運動員が、普段は見ることもないYou Tubeをメール送信してきた。開くと、沖縄の野原善正だ。玉木知事誕生の立役者の創価学会員である。正真正銘の池田大作氏を師と仰ぐ平和主義者だ。「木更津レイプ殺人事件」の被害者のKT子さんの仲間である。師を裏切って戦争党に変身した公明党と、同党を支援する創価学会執行部を、病床に臥している師に代わって、仇討をする野原の赤羽駅頭の演説動画だ。。

 師の沖縄への熱き想いをしたためた随想を紹介しながら、沖縄の美しい海を埋め立てようとしている自公政権はおかしい、池田先生の教えと真逆だ、都民の皆さん、そう思いませんか、と訴えると、集まった聴衆から大きな拍手が湧き起こる、あっぱれ野原善戦を伝えるYou Tubeなので、これを我が読者にも紹介しなければなるまい。

https://www.youtube.com/watch?v=VDs831PSdEo 


<「ショウコウを支援したナツオも先生の裏切り者」と泉下の戦争遺児>

 2013年は、安倍晋三の戦争法制がすさまじい勢いでばく進した年である。このころ筆者の私生活は、惨憺たる状態だった。2010年4月7日に次男正文が、緊急入院した東芝病院で、100分も放置され、タンが喉に詰まって窒息死、それでも反省謝罪なしの東芝に、妻の眞知子が体調を崩した。

 医療事故による病院と医師の無責任は、遺族の健康にも類が及び、襲い掛かってくる。東芝の罪は計り知れない。それでも東京地検は、東芝に味方した。この世から正義が消えてしまっている日本である。


 有明のがんセンターの抗がん剤服用が、容態をさらに悪化させた。妻は死線をさまよい、ついで京都の、いい加減な免疫治療に引っかかるという惨憺たる事態のあと、2013年11月23日に非業の死を迎えた。


 この間、戦争法制の第一弾である言論封じの特定秘密保護法が、あろうことか公明党の太田ショウコウ国交相のテコ入れで強行されてしまった。

 これに「おかしい」と一番手に声を上げたのが、すでに岩根駅近くのデーサービス「かけはし」のオーナーである、やくざ浜名にレイプ・性奴隷を強いられていた戦争遺児のKT子さんだった。


 彼女は「太田の裏切りを、池田先生は決して許さないッ」と叫んだが、その先に沖縄の野原が現れた。池田氏を師と仰ぐ学会員が二人、声を上げたことで、創価学会は再生するかもしれない。野原は「創価学会の手で9条が破壊されたら、未来永劫悔やまれる」とも声に出し、参院選での裏切り者との対決に駆け参じたものだ。


 野原は都民の前でマイクを握り、KT子さんは泉下で、ともに恩師の道を破壊する公明党創価学会の責任者を断罪、叫んでいる。これに太田ショウコウは沈黙、山口は「ニセモノ」で応戦している。安倍流である。


<前代未聞の山口ポスターに党名隠し>

 うそだろう、公党の代表が選挙ポスターから党名を消した?信じられるわけがない。

 昨日、清和会OBも驚いて、さっそく確認すると応じた。2年ぶり我が家を訪問した中国の特派員にも知らせると、これまた腰を抜かした。


 彼は「中国の報道陣は、学生時代に周恩来総理と池田先生の関係を学んでいる。ところが、今の公明党創価学会は、安倍の危険な路線を支えている。どうしてなのか、と疑問を抱いてきている。それにしても、党の代表ポスターに党名が載っていない?対して挑戦者の野原氏は、ポスターに創価学会と載せている!さっそく掲示板のポスターで確認したい」と興味を示した。


 外国人にとって、日本の政治の内情は複雑極まりないものなのである。彼が野原の動画を見れば、信濃町の正体に気づくはずである。


 公称700万世帯とされる創価学会が、公明隠しのナツオに何票入れるのか。学会票100万、無党派100万の200万票で断トツか?7月21日の投開票日が楽しみではある。

2019年7月11日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


https://www.youtube.com/watch?v=VDs831PSdEo
  



「戦争党は嫌い」<本澤二郎の「日本の風景」(3370)

<武器弾薬を排して医療・福祉充実の日本絶望>

 危険な輸送機・オスプレイが襲来することになってしまった、やくざの街・木更津市。春先の市議選では、元やくざ代議士の子分が、何人も立候補、議席を維持した。そこでは医療福祉関係は、相対的に劣化することになる。眼科医が不足し、内科医の専門医さえいないらしい。人の命よりも、武器弾薬に力を入れる戦争党から、福祉重視の政党に切り替えないと、庶民大衆の暮らし向きは、どんどんと落ち込んでしまい、カマドの煙は消えてゆく。7月9日はそんな体験をさせられてしまった。


<木更津市唯一の善政が今年最後、半日の人間ドック入り>

 木更津市唯一の善政を初めて知った。人間ドックである。

 半日ほどで簡単な健康診断に、市が6万円の補助金を出しているというのだが、今年で打ち切りするというので、生まれて初めて受診することにした。


 前夜から水も飲まないで、早朝の7時半に君津中央病院に駆け込んだ。「木更津レイプ殺人事件」の被害者のKT子さんが、無念にも息を引き取った病院である。2014年4月28日だった。

 彼女は、学会員の経営するデーサービス「かけはし」でバイトを始めた直後に、大工仕事ができるというオーナーの甘言に引っかかって、玄関口の修理を頼んだ。その実、大工は仮面で、本業はやくざだった。富津出身のやくざ浜名を自宅に入れてしまい、あえなく強姦、性奴隷の挙句、逃げ出そうとした途端、ばらす、ばらすの脅迫に屈して、大動脈りゅう破裂で卒倒、ドクヘリで君津中央病院に緊急入院したが、すでに即死状態、2日後に強い心臓が止まってしまった。


 彼女は太田ショウコウやナツオと違って、それこそ池田大作氏をとことん尊敬して生きてきた、平和主義に徹した戦争遺児だった。だが、3本指の入れ墨やくざの方が、信仰よりもはるかに勝っていて、二つとない命を奪われてしまった。


 その病院に行くのに、早朝の7時、車で家を飛び出した。こんな経験も初めてだ。病院に着くと、広い駐車場は、ほぼ埋まっていた。看護師に訪ねると、7時から勤務していると答えた。患者の方はというと、半日、1日かけての診療である。付き添いの家族も大変である。

 眼科医不足から、この病院の眼科はそれこそ超満員である。こうした現場を見ると、この国の医療福祉の立ち遅れが、否応もなく目に付く。

 医療福祉国家と程遠い、はるか彼方の日本であることがわかる。


<家庭菜園でジャガイモ採取>

 医師の診断は運動不足と食生活の改善である。簡単なようで、これができないと、脳梗塞や心筋梗塞でお陀仏するしかない。


 帰宅して、少しでも運動だと考えて、家庭菜園のわずかばかりのジャガイモを掘り起こした。時期外れの安い種を植えたのだが、わずかだが、まずまずの収穫に満足した。


<公明党運動員に「戦争党は嫌い」>

 そこへ学会員がやって来て、声をかけてきた。公明党の運動員だ。組織の指導をひたすら実践するナツオの配下に違いない。

 はっきりと言ってやった。「戦争党は嫌い」と言下に拒絶した。

 相手も納得した。それでも学会集票マシーンに変化はない。宗教政党の恐怖である。


<やくざ代議士運転手候補に公明党が推薦>

 運動不足を少しでも解消しようとして、近くを散歩した。途中で、千葉県選挙区候補者の選挙ポスターを貼り付けてある掲示板を、初めて眺めて候補者を点検してみた。

 ああ、やはりいた。清和会OBが教えてくれた人物である。「やくざ代議士の運転手から這い上がったやくざ関連の人物。トランプを招待した茂原カントリーは、おそらく奴が紹介したはずだ」という。


 千葉県の民度は、本当に低すぎる。やくざや、やくざ関連の人物を、国民の代表に押し上げる民度である。むろんのことポスターには「自民党公認」と印刷してある。その下に「公明党推薦」とも明記してあった。


 自民党も公明党もやくざ大好き政党なのだ!なんということか。言葉も出ない。対して野党が候補を一本化すれば、確実に当選するのだが、なんと共産党と立憲民主党がそれぞれ候補者を擁立しているではないか。

 千葉県は首都圏なのだが、野党バラバラの典型的な選挙区だった。


 山本太郎の「れいわ新選組」には、軍師がいるが、民主党や共産党にはいないのである。野党が自公の補完政党に堕している。医療福祉不足の日本で、バラバラ野党が性懲りもなく、与党に塩を送っている。哀れ日本である。

2019年7月10日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

大東京で真贋論争?<本澤二郎の「日本の風景」(3369)

<「池田・御書派の野原が偽物」?とナツオ>

 日本は神の国と信じる国家主義を打倒する秘策は、消費税・年金の100万人集会を開催することである。ネット好きの若者を少し動員するだけで可能であるが、いまだに民主党の枝野は動こうとしていない。壊滅野党に突き進んでいるのだろうか。そうした低調な参院選に、実に面白い選挙区が大東京である。

 ここで公明代表のナツオが、挑戦者に対して「偽物だ」と叫んで、逃げ切ろうとしている、と都民がささやいている。どっちが本物か、創価学会だけでなく、日本列島全体を巻き込んでの真贋(しんがん)論争が話題を振りまいている。


<辺野古推進派のナツオが本物?>

 「れいわ新選組」から出馬した野原善正は、ナツオに売られた喧嘩を、喜んで反撃に転じている。

 野原は、創価学会の歴代会長の教えと日蓮の御書を紐解きながら、今回の選挙戦に打って出ている。標的はナツオである。公明党創価学会の執行部に対してだ。

 沖縄の民意である辺野古基地建設は間違いであるとの歴然たる理由から、昨年9月の沖縄知事選挙では、基地建設反対派の玉城候補を支援して勝利に導いた。学会内部では「池田親衛隊のエース」と評判という。

 公明党創価学会執行部は、基地推進派をとことんテコ入れしたが、大義もなく大敗した。その総意を野原は、信濃町のある東京で爆発させている。ライバルは公明党代表で、安倍の腰ぎんちゃくとも指摘されているナツオである。

 この乾坤一擲の勝負に勝てば、公明党と創価学会の執行部は瓦解することになる。

 本物は池田親衛隊の代表である野原なのか、少なくとも大義は依然として沖縄の野原である。野原は自信満々のようだ。

 受けて立つしかないナツオは「ニセモノ」と決めつける真贋論争で、野原を返り討ちにするというのだが。


<特定秘密保護法・戦争法制・共謀罪強行派が本物?>

 多くの国民が公明党創価学会に対して重大・深刻な懸念を抱き始めたのは、アベ内閣が強行した一連の戦争法制からである。

 特定秘密保護法・自衛隊派兵法・共謀罪が象徴しているのだが、これら戦争法制を食い止めるのが、従来からの公明党支持者の願いだったが、実際はブレーキどころか、アクセルを踏んで反省するところがない。

 それどころか、池田大作側近の護憲派・創大OBの正木理事長を更迭して、原田・谷川の官邸派が主導権を握って、今回の選挙戦に臨んでいる。これに待ったをかけようというのが、池田側近グループ・池田親衛隊である。れいわ新選組の肩を借りて、ナツオの公明党に挑戦状を叩きつけた東京選挙区出馬の野原である。

 万一、野原善戦ともなれば、公明党創価学会の現執行部は総崩れ必至だろう。もしも、そうした地殻変動が起きれば、安倍内閣も退陣に追い込まれることにもなりかねない。敵は本能寺なのだ。


<「木更津レイプ殺人事件」被害者KT子さん「太田ショウコウは裏切り者」>

 筆者が注目するのは、木更津市の戦争遺児の一撃である。「木更津レイプ殺人事件」でやくざ浜名にドーカツされ、その殺人的脅迫に屈して命を奪われたKT子さんの殺害寸前の必殺の叫びだった。

 彼女は、日本国憲法9条を大事にする徹底的な平和主義者として、池田・創価学会名誉会長を尊敬してきた。その間に誰も入り込める余地はなかったほど、池田氏を師匠として仰いできた。

 2013年12月、アべ内閣が憲法違反の特定秘密保護法を強行した時点で、それに率先推進した太田ショウコウ国交相に対して「池田先生は決して許さないッ」と厳しく断罪した。

 要するに、太田ショウコウは「池田先生の弟子ではない。裏切り者だ」と決めつけたのだ。


<太田を支援したナツオも裏切り者!

 ショウコウとナツオは先輩後輩の関係である。

 ショウコウの後継者がナツオという深い切れない間柄だ。共に安倍の腰ぎんちゃくと皮肉られるほど、これまた両者の関係も深い。

 そうして沖縄の辺野古建設を推進、はたまた一連の戦争法を強行して、従来の平和と福祉、民衆の味方という池田氏の基本路線を放棄してしまった。

 これに反撃ののろしを挙げた第一番手が、木更津の戦争遺児である。続く二番手が沖縄の野原であろう。池田路線をドブに捨てたナツオとショウコウに決戦を挑む野原、彼を泉下の戦争遺児が必死の応援をしている!

 ここにきて、戦争遺児への同情は急激に膨らんでいる様子をネットのアクセスが裏付けている。

 

<本物は池田親衛隊代表の野原善正か>

 どうみても大義は野原にある。ショウコウやナツオにはない。本物は野原善正だろう。更迭された正木前理事長ら創価大学関係の支援も始まっている!

2019年7月9日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員

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