166億円で自公圧勝<本澤二郎の「日本の風景」(3312)

<新聞テレビは与党改憲軍拡になびく>

 夏の衆参同時選挙が間違いなく近づいてきている。今の野党には、革命的なエネルギーが全くない。新聞テレビによる政治的効果といえるかもしれないが、それどころか自民党と公明党の改憲軍拡路線に傾斜してしまって、まともな政治評論はない。

 筆者は当初から「166億円で自公圧勝」と想定、野党の反撃を期待したが、いまだにその姿を見せようとしていない。この国は歴史の教訓を学ぼうとはしない。金・財閥と手を組んで、災いを招来させている。


 依然として自公圧勝ムードと見ていい。安倍晋三は海外旅行とゴルフ・会食三昧で、ストレスが溜まっていない?信濃町も、洗脳会員が多数を占めたままである。

<日本からジャーナリズムが消えた!>

 「読売と産経は新聞ではない。あえて新聞と呼べば、それは安倍新聞である。NHKも公共放送では全くない。財閥と安倍広報に徹している」との多くの識者の見立ては正しい。


 ともかく、改憲の場面でのテレビCMでの暴利に手を突っ込もうというのだから、これはもうジャーナリズムといえない。日本の言論の自由度は世界的にみても、ぜんぜん上位に入ってはいない。


 筆者は、ごく当たり前の言論戦を貫いているのだが、それでもライブドアに弾圧されて、数千人の読者を路頭に迷わせられてしまった。

 やむなく新しく立ち上げたライブドアのブログには、毎日10人か数十人のアクセスしかない。「ジャーナリスト同盟」通信は、歴史のある日中友好派ジャーナリストが立ち上げ、維持してきたのだが、ライブドアの横やりで3月25日でもって打ち切られてしまった。


 この国の権力の暴政のひどさを物語っている。

<学会員は池田大作本読まず>

 そうした中で、木更津のやくざ・富津出身の浜名に殺害された「木更津レイプ殺人事件」の被害者のKT子さんが、2013年12月に発した「太田ショウコウは池田先生の裏切り者。決して許されない」の指弾に感銘を受けた。

 彼女は戦争遺児として、靖国参拝を強く拒否してきた真っ当な池田ファンだった。年齢よりも10歳、15歳も若い美人栄養士だったことから、市民に姿を変えたやくざ浜名の営業する介護施設「かけはし」に、浜名の子分のヘルパー・吉田フミエに連れ込まれて、かみ殺されて非業の死を遂げた。

 2014年4月28日に君津中央病院で、ドーカツ後の2日後に絶命した。木更津署の高木刑事二課長が捜査の責任者だ。


 「やくざの女」を強いられていたKT子さんは、それでも戦争法の一環である特定秘密保護法を、安倍とともに強行した太田国交相に対して、怒りの一撃を加えていたのだが。浜名の強姦・性奴隷・ドーカツに抵抗できなかった。創価学会に巣食うやくざは、浜名一人であろうはずがない。恐ろしい宗教組織であることを、KT子さんは知らなかったのだろう。110番通報もできずに、1日3時間の祈りで解決しようとしていたが、やくざの「ばらしてやる」というドーカツに屈して、戦後70年を生きて迎えることができなかった。


 悲劇のヒロインで人生の幕を閉じた。遺族も哀れ、いまだに沈黙してやり過ごそうとしている。遺族には公明新聞幹部もいるというのに、だ。


 木更津は、日本で一番有名な「やくざの街」で知られる。

<「佐藤・田原・森田は信濃町の味方」と学会員>

 最近のことである。友人から聞いた話である。「今の信濃町は谷川と原田の暗闘の舞台。山口の公明党は、池田路線を放棄して戦争法に協力、安倍とともに中国に対抗しようとしている。おかしい」という学会の内情を伝えた手紙に、KTさんと同年配の学会員が反論してきた。


 彼女は「週刊誌の記事は作り話」と一蹴した。谷川と原田は仲良しとも逆襲した。週刊文春の記事を全面的に否定したのである。


 そればかりか、佐藤優や森田実・田原総一郎は学会の味方、彼らの本を読みなさい、と強要してきたというから驚き。宗教による洗脳は、第三者の正論も効果などないのだ。

<谷川・原田の暗闘は作り話とも>

 週刊文春の記事の存在を事情通から聞いていたが、中身を読んでいない。谷川の暴走は、官邸との連携する中で表面化している、と承知している。

 「学会の資産は三菱UFJ銀行どころか、タックスヘイブンでの秘密口座など総計数兆円」と事情通は打ち明けるのだが、すでにこれをめぐっての抗争が始まっていると見るべきだろう。


 いずれ政界を揺るがす大事件になるだろう。したがって、会員向けには「作り話」で片づけているのだろうが、これは宗教界のM資金なのかもしれない。


 もっとも、財閥の内部留保資金は400兆円とみられているから、数兆円は小さい。

<信濃町はまだ戦える!3分の2議席で圧勝か>

 恐ろしや、宗教の洗脳力に改めで愕然とするばかりである。

 事情通は「佐藤・原田・田原はいかさま言論人で有名」と決めつけている。筆者も、彼らが本物のジャーナリスト・作家とみていない。反骨のジャーナリストであれば、出版社も新聞テレビに登場することはない。


 以上のことから、衆参同時選挙で安倍の自公は圧勝する。現時点の分析からすると、野党が弱すぎる。「166億円で自公圧勝」は現実的な分析である。無念だが、これは事実である。


 莫大な資金と新聞テレビの支援で、わずかな支持率でも、選挙制度のおかげで、自公は圧勝することになろう。枝野は弾き飛ばされてしまうだろう。経済も沈没・外交も沈没、それでも覚醒しない有権者によって、自公は圧勝するだろう。枝野が覚醒するかどうか?

2019年5月12日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

腐ってた報道機関<本澤二郎の「日本の風景」(3311)

<憲法改正テレビCMで暴利目指す民放連>

 国民多数は平和憲法の改悪に反対している。極右政権が、憲法改悪を国民投票で決着させようとしても無駄なことである。だが、実際はその逆である。5月9日開かれた衆院憲法審査会において、テレビCM規制について、民間放送連盟は、規制に事実上、反対した。いざ国民投票になると、政府与党と財閥・復活した国家神道、さらには公明党・維新も加わって、空前絶後のCM合戦が繰り広げられて、野党・平和国民の正義の戦いは完敗することになるだろう。なぜなら、民放連はとっくの昔に腐っていたのだから。

 これこそが、日本の危機の元凶であろう。

 政府与党の改憲CMでの暴利にほくそ笑んでいる民放連なのである。

<極右政府の改憲軍拡支援のテレビ界>

 日本民間放送連盟にはテレビ95社、ラジオ68社、ラジオ・テレビ兼営社32社、衛星テレビ11社計207社で構成されている。

 現実には大手のテレビ局主導で活動している。日本のテレビ局は、背後の新聞と連携・連動しているため、民放連の方針は、日本の報道機関すべての意向が反映されている。


 したがって、CM規制に反対しない新聞テレビによって、大掛かりな改憲論が、列島を埋め尽くすことになる。日本国憲法をしっかりと理解している日本人ばかりではないため、抵抗できない。

 ヒトラーばりの嘘も100回叫ぶと、これに翻弄される国民は少なくない。それに選挙の公正も期待できない。民間選挙屋の「ムサシ」登場ともなれば、予想外の結果、護憲派は完ぺきに叩きのめされることになる。


 今の国民投票法では、正義が敗北する運命にある。つまりは、CM規制に抵抗する日本の報道機関のすべてが、安倍改憲論を大宣伝するため、報道機関が改憲論を主導することになる。

 おわかりだろうか。恐ろしい結果が生まれる。安倍の小僧が、自衛隊主導の新憲法を2020年施行とわめいているのは、かなり根拠のある主張なのだ。

<公共の電波を悪用する新聞テレビ>

 民放連は公共の電波を、政府の認可を受けて営業する報道機関である。政府の宣伝機関であってはならない。国民の電波を暴利目的で使うことは禁じられているはずなのに。


 安倍広報に徹しているテレビは、認可を取り消されなければならないが、極右政権においては、反対に政府広報が大手を振っている有様だ。

 そこへもってきての大掛かりな改憲CMともなれば、結果は明らかとなろう。

 NHKの裏切りに加えて、全国のテレビ、連携する新聞によって、この国の宝である憲法は、完ぺきに破壊されることになる。

<新聞テレビの親玉と飲み食いする安倍晋三>

 このところ永田町の監視人が「今日はナベツネと安倍が官房機密費を使って飲み食いしている」「安倍が外交も経済も破綻して、困惑している様子がわかる」などと連絡してきた。


 安倍日程に記録されているらしい。「耄碌爺と酒を飲んでも、いい解決策は見つからない」「日本の新聞テレビ向けにパフォーマンスをしているんだろう」などの分析も聞こえてくるが、こんな無様で恥知らずのマスコミ人は過去に存在しなかった。

<怒る泉下の宇都宮徳馬さん>

 あらゆる社会基盤が崩壊している現在である。数百億円をため込んだとされる「堕ちた言論人」に、泉下の宇都宮徳馬さんが怒っている様子が、筆者の目に浮かんできている。


 日本に反骨の言論人はいないのか、生まれないのか!

2019年5月11日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


参勤交代<本澤二郎の「日本の風景」(3310)

<安倍後継レースにワシントン詣で>

 日本は不思議な国である。戦後70数年経っているのに、まだ二本足で立とうとしない。赤子に甘んじて、それを由としている。そうアメリカの属国であるが、それを恥ずかしいとも思わない。外国の軍事基地が、沖縄・横須賀・横田・三沢と、首根っこから手足まで抑えられているというのに。これに、与野党の議員も、司法も沈黙している不思議な国である。


 自立しない日本国民、特に大半の女性たちは、レイプ文化に抵抗しようとしない。やくざを夫にする大臣まで誕生しても、平気なのか。「木更津レイプ殺人事件」では、やくざが跋扈する日本列島を象徴しているのだが、日本の警察はそれを容認しているかのようだ。


 そして現在、ゴルフと美食に凝って、学問が大嫌いなワシントンのポチで有名なシンゾウの後継レースが、始まっているという。参勤交代ならぬワシントン詣で、である。

<菅義偉も拉致問題解決に直訴>

 シンゾウ一人遊び惚けているのに腹が立ったのか、官邸の留守居番のはずの官房長官までが、ワシントンへと旅立った。こちらも、心臓に比例して知性は十分ではない。そのせいでもあるらしい。

 菅義偉が、拉致問題担当だとは知らなかった。平壌に行くべきところを、方向を変えて太平洋を横断した。「私こそが安倍後継者」と売り込みに行ってしまったのだ。

 シンゾウをまねての陳情か。ワシントンの要人は、くるくる変わる。トランプのご機嫌を損ねると、即座に首だからだ。無意味な訪米だが、本人からすると、少しでも「顔を覚えて」ということらしい。

<日本の政治家無能にあきれる>

 「おいぼれの二階に菅も後継者の一人」と持ち上げられての決起のようだが、ワシントンのジャーナリストは、東京のようにおとなしくない。

 「モリカケやTBS強姦魔事件についての追及もあるだろう。だから、おそらく記者会見はしないのではないか。むろん、ワシントンでは日本の官房長官など気にもかけないだろうが。それとも、菅の狙いは、トランプ弾劾の行く方を探ろうというのか」などの憶測も。


 改めて、ワシントンへの参勤交代が、日本政治屋の第一歩というのも情けない。昔と何も変わっていない。無能・無責任・恥知らずの政治屋ばかりの日本なのか。

 この永田町の悲劇を、まともに報道する新聞もテレビも存在しない今の日本も悲しい。かくして皇居では、神話の絵巻そのものである、独特というよりも、やや滑稽な服装に身を包んだ、天皇皇后の様子は大々的に報道している。

 この21世紀に、神話と原始的宗教儀式に166億円の巨費を投入したシンゾウ内閣にあきれる。演技を強いられる天皇と、寄り添う人物は何者か。まともに点検すると、頭がおかしくなるではないか。肝心の拉致問題を放棄してきたのだから、もうお話にならない。拉致家族も哀れだ。

<さんざん北朝鮮脅威論に利用してきたので人脈不在>

 無念だが、横田めぐみさんはいない。政府もわかっている。横田家も承知しているようだ。

 この事件を大々的に報道させてきた理由は、北脅威論を振りまいて、日本の改憲軍拡に役立てるためだった。そうして空前絶後ともいえる武器弾薬を購入した。極め付きは、中国向けの空母「出雲」の発進である。


 いまあわてて「条件つけないで会談したい」とに北ボールを投げたシンゾウだが、この6年間、さんざん北を罵倒し続けてきたものだから、北との人脈がゼロだ。どうなるか。

<明日にでも平壌へ飛べといいたい>

 拉致問題の解決は簡単である。シンゾウが平壌に飛んでいけばいい。そこで誠意ある態度を示せば、解決するが、めぐみさんは帰らない。わかりきっている。


 なぜもじもじしているのか。東電福島原発視察にも言えるが、シンゾウは平壌に行くのが怖いのだろう。だからトランプに直訴、ついで菅に頼んでのポンペイオ直訴なのだろうが、こんなへっぴり腰では、何も解決しない。


 徹底しした反共人間ゆえの恐怖に違いない。天皇も人間、この世はすべて人間であろう。

<安倍家の執事・加藤勝信も>

 厚労相から自民党総務会長へと飛躍した加藤勝信も、最近、アメリカへと出向いたと、一部の新聞が宣伝していた。何のためか、よくわからない。せいぜいワシントンで友人を作りたい、ただそれだけのことだろう。

 清和会OBの解説だと、安倍の実父・晋太郎と加藤の義父・六月の深い関係、さらに言うと、六月夫人と安倍の母親・洋子夫人の深すぎる仲が、加藤を引き上げた原因である。


 元清和会事務総長の塩川正十郎は「安倍も加藤も清和会の人間ではない」と語っている。現に晋太郎が自民党総裁選に出馬した時、福田赳夫は中川一郎を応援していたほどだ。

 清和会OBは「私のいる前で、福田さんは安倍を二度も面罵している」との秘話を明かしてくれたものだ。福田康夫は安倍嫌いの筆頭である。


 こうした経緯もあって、加藤勝信は清和会メンバーではない。経世会・竹下派である。安倍にも清和会に本当の支持者は少ない。加藤の前途も容易ではない。だいたい加藤を知る国民もわずかだ。

 その点、菅は6年間、官邸の金庫を活用して、子分を多少集めたようだ。

<小泉進次郎までが古巣のCSISでスピーチ>

 もう一人のワシントン詣では、小泉純一郎のせがれ・進次郎だ。関東学院中退。父親のコネでコロンビア大学へ。そしてジャパンハンドラーの牙城で知られるCSIS(戦略交際問題研究所」で、特別の訓練を受けて政界入りした。

 それこそ本物のワシントンのポチということになろう。CSISはいうなれば、日本属国の永続を目的とした機関で、したがって日本自立を抑制させる牙城でもある。

 日本を利用して中国の台頭を抑え込もうというのだ。

<安倍の女たちは落馬>

 最近のワシントン詣でには、安倍の女たちの姿が見られない。

 安倍に飽きられたのかもしれない。「それとも昭恵の力が強くなったせいかもしれない」と政界雀は勝手な噂をしているらしい。


 女性天皇大反対のシンゾウである。男尊女卑を当然と考えているシンゾウでもあろう。女性の敵・やくざの取り締まりをしない安倍・自公内閣でもある。


 日本の女性は哀れを通り越している。いつ覚醒するだろうか。むろん、参勤交代は日本人の恥であるから、わざわざワシントンに行く必要はない。

2019年5月10日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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