臥龍点睛を欠く<本澤二郎の「日本の風景」(4095)

<鈴木俊一は父親の善幸さんを超えることが出来るのか!

 昨日流れたネットニュースで、久しぶりに鈴木俊一氏が会長を務める自民党環境・温暖化対策調査会の提言の大筋が公表された。同氏は総務会長時代に「五輪が中止になれば政局(安倍退陣)になる」との勇気ある発言をしたとき注目を浴びたが、今回の地球規模の気候変動に対する日本政府の政策見直しに影響する点で、国民は注視している。


 我が家の狭い居間には、彼の実父・善幸さんの色紙が掛けてある。中国の古典からとったであろう文字「徳不孤」だ。為本澤二郎君と筆者のために書いたものである。

 農林漁業の代表の善幸さんは、宏池会・大平派参謀として、真っ先に岸・佐藤の流れをくむ清和会の福田赳夫の内閣を制して、田中内閣を誕生させ、そのあと三木武夫・福田内閣のあと、悲願の大平内閣を誕生させた。いうところのリベラルの大角連合である。


<「世界に冠たる平和憲法」と議会で叫んだ最初の首相>

 大平急死による後継者となって、自ら政権を担当した。彼は国会で「日本国憲法は世界に冠たる平和憲法」と叫んだまともな政治家だった。訪米において、外務省が「日米(軍事)同盟」と報道すると、即座に外相の首を撥ねた。途端に、米CIAが誕生させた岸信介が鈴木外交批判を始めた。これに嫌気をさして任期2年で降りて、再選させるつもりの角栄を嘆かせた。


 善幸さんは、後継者に行動力のありすぎる野心家・田中六助を排して、宏池会の本命である宮澤喜一に後事を託した。一方で、長男・俊一の嫁を、信州の名門・小川平吉の孫娘を射止めた。平吉の長女が宮澤の母親。次男の平二は、宮澤の叔父にあたる。彼から「宮澤は護憲リベラル。なんとか応援を頼む」と言われ、護憲リベラルの宮澤政権誕生に言論で応援した。政権誕生を目にして他界した。平二家の玄関には、平吉が孫文からもらった大きな横軸が掛かっていた。

 平吉の薫陶を受けた宮澤は、漢学に通じる政界の第一人者だった。彼の色紙「大樹深根」も居間にある。色紙はこの二枚だけである。


 拙著「総理大臣・宮澤喜一」(ぴいぷる社)では、自民党総裁に就任する日に、宮澤との単独インタビューをしてまとめたものである。宮澤は、恩師・池田勇人が世話になった河野一郎の恩を忘れずに、息子の洋平の育成に心がけた。今の太郎に父親の護憲体質は薄い。麻生は河野のお陰で頭角を現わしたものだが、その政治は安倍そっくりの右翼・神道派。善幸さんの長女を嫁にした。その関係で、俊一も麻生派ということらしいが、本来は保守本流の宏池会である。岸田と連携することが、その使命だろう。


<「医師失格」が取り持ってくれた竹野内真理と中原義正>

 一度、思い立って次男の医療事故10年に、反省と謝罪をしない医師と病院を猛省させるために「医師失格」(長崎出版)を書いた。そのとき、善幸さんの倅に会って取材した。顔も思想も父親に似ている穏健な政治家に、善幸さんの息子の教育の成果に満足したものである。


 不思議なことに、目下、筆者が日本で一番有能な、それこそ正義と勇気のある本格派ジャーナリスト・竹野内真理とメールで連絡することが出来た契機を、なんとこの「医師失格」本が取り持ってくれたのだ。彼女もいま医療事故で人知れず苦しんでいた。また毎朝、自宅に電話をくれる清和会秘書会のドンのような中原義正は、安倍晋三のことを「小僧」と呼ぶ。星島二郎の書生から政界に首を突っ込んだ彼は、自民党本部の生き字引的存在である。


 彼も身内の医療事故で二度も泣かされた。その関係で付き合いが始まった。いうなれば、東芝病院で命を奪われた次男が取り持つ縁である。


<子供たちを放射能まみれにする自民・公明の神道・創価学会に反対>

 竹野内真理blogに教えられたことがある。それは放射能まみれの日本の子供たち、幼くして声を上げる能力のない子供たちが、低レベルの放射能に被ばくすることの、言葉にならない健康被害という恐怖・悲劇に、日本の大人たち・政治家も役人も司法で活躍している人たちも、全く目を向けようとしていないことについて、公然と命がけの戦いをしている姿から感銘を受けた。


 彼女こそが、当たり前のジャーナリストなのだ。地球から原発を排除しないと、地球が生まれ変わることはない。それはチェルノブイリと311の東電福島原発の爆発大炎上が問いかけている人類の課題なのだと。既にドイツが、原発全廃に舵を切った。日本は、依然として原発再稼働を推進する悪魔のような自民党と公明党である。安倍の別動隊・維新なのだ。


 原発推進派という、利権で蠢く政治屋や電力労働組合も存在している。野党にもいる。彼らには人間の心がないのだ。子供の叫びが耳に届かないのである。どうするか?総選挙で、原発派を落選させる運動を、全国の農民・漁業者が総力を挙げるしかないだろう。子を持つ親たちも立ち上がるのである。悪党を落選させる選挙戦を展開するしかない。


<岩手は原発ゼロ・生きてれば汚染水海洋投棄をさせない!>

 俊一党環境・温暖化の会長に諫言したい。もし善幸さんが生きて永田町に君臨していれば、東電放射能汚染水を海洋投棄させることは、断じて反対して許さないはずである。安倍も麻生も菅も、善幸政治からすると、天地の開きがある。


 念のため、ネットで54基の原発の建設場所を調べてみた。やはりそうだった。善幸さんは、岩手に原発を作ることに反対したことが分かる。小沢一郎がまだ駆け出しの一年生議員のころだ。ついでに言うと、亡くなった妻のおじさん・正木清は福島県の平出身。社会党代議士として大反対したが、自民党の原発派に押し切られて涙を呑んだ。


 このままでは、第二、第三の東電福島原発の大惨事が、確実に起きるだろう。地震大国の日本で、原発を「核の平和利用」というイカサマの大義を振り回した中曽根やナベツネらのリストを作成する必要があろう。泉下の悪党に対しても、反省と謝罪をさせるためである。


<原発全廃が環境・温暖化防止の決め手=地球と子供を守る秘策>

 地球から「核の平和利用」というイカサマの言葉を駆逐する国民運動に、ネットを利用する者たちに協力を呼びかけたい。例の黒川弘務を叩きのめしたハッシュタグで挑戦すべきだ。時間的余裕のある学生の参加を期待したい。


 原発全廃が、気候変動・地球温暖化を阻止するうえで不可欠である。火力発電所の全廃では、放射能から人間を守ることは出来ない。放射能の内部外部被ばくから科学的に断言できることは、特に低い放射能でも子供の健康を守ることは出来ない点である。

 チェルノブイリの教訓は重い。知らなかったことだが、かの地では放射能汚染地に住民を住まわせるという、信じがたい人体実験が繰り広げられている!これは本当に仰天させられたのだが、なんとなんと福島でも同じような人体実験が実施されている!新聞テレビは報道しなかったが、竹野内真理blogは、この不条理を許せず、チェルノブイリを見聞、IAEAにも直訴していた。


<宏池会の伝統はリベラル=国民が求める政治が基本>

 政治家・鈴木俊一は、保守本流の流れを・継承する人物のはずである。いまは菅内閣のもとで、自民党の環境・温暖化対策調査会の会長だ。


 公表された内容は、臥龍点睛を欠く対策であって、311の教訓を柱にしていない浅薄な中身である、とあえて指摘しなければならない。福島の汚染地域での人体実験を止めさせて、子供たちを安全な地域に移す必要がある。そのための政治であろう。池田勇人以来、宏池会政策の基本は「国民のために奉仕する」ことに尽きる。未来を生きる子供たちに、健康的な環境を約束する政治でなければならない。


 ドイツに見習うしか方法はない。


<自公政権の大罪は原発を「核の平和利用」という虚構を押し付けたこと>

 自民党と公明党の大罪は、いくつもあるが311の教訓を排除して、原発再稼働を推進していることである。子供たちの未来を奪いつくそうとしている。そのことに気付かない愚かな自民党と公明党である。


 依然として「核の平和利用」という利権政治にどっぷりつかってしまっていることである。恐ろしい誤まれる虚構にしがみついている政治は、真の政治ではない。保守本流の大義に目覚めて、原発全廃を政府の政策の核心に据えるべきである。強く要望し、子供たちが安心できる環境・温暖化対策を打ち出して欲しい。善幸流に期待したい!

2021年5月25日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)




(時事)自民党の環境・温暖化対策調査会木俊一会長)は、政府が見直しを進めている地球温暖化対策計画に関する提言を大筋でまとめた。温室効果ガス排出量を2030年度に13年度比で46%削減する新目標の達成に向け、同党議員や中央省庁職員が率先して自宅への太陽光パネル設置や電動車購入などに取り組むよう強調。今週にも二階俊博幹事長や小泉進次郎環境相らに提出する

(筆者もまだ見ていない、送信されたばかりの竹野内真理blog

http://takenouchimariessay.blogspot.com/2014/11/blog-post.html

IOCのアジア蔑視・人種差別?<本澤二郎の「日本の風景」(4093)

<恐ろしや金儲けファーストのバッハとコーツの利権特化の東京五輪>

 電通五輪利権強行に疾走してきた安倍晋三・森喜朗・菅義偉が、ようやくにしてコロナワクチン対策に本腰を入れてきているが、しかし、それでも五輪強行の秘策など見つからない。維新統治の大阪のひどさは、ただ事ではない。ネットを見ると、毎日のように顔写真を出して、まるでスターになったかのような府知事の顔を見せつけられてきた国民からは「反吐が出る」との声が聞こえてきた。


 自公維の衰退ぶりは、はた目にも哀れさを印象付けている。ところが、五輪利権で生きる吸血鬼・IOCは、日本のコロナ禍どこ吹く風とばかり、日本政府と日本国民に「やれッ」と命令する。「NOは許さんッ」とばかりにラッパを吹くものだから、人によっては「ハイル・ヒトラーか」と連想する人も出てきた。


 二人とも、五輪出場経験のある弁護士だというが、世の中はやたらと金儲けばかりの弁護士で、簡単に困ったからといって、おいそれと弁護士に相談して、いい結果を手にすることなど出来ない。要はいい加減な法律家集団で、ヒラメ検察とヒラメ判事が多数と同レベルと認識したほうが間違いない。


 ともかく、ドイツ人のバッハと豪州人・コーツの反人道的で、無責任な号令に日本人は屈するなかれ、である。


<たかがスポーツでコケにされてるアジア・日本政府と国民>

 世界が工業化の波に洗われて以来、各国で争いが始まったが、欧米の知恵者はアジア人同士の戦いを巧妙に仕組んで、自らは漁夫の利に徹してきた。そのさい、いつも日本をダシにしてきた。典型が日清戦争と日露戦争である。徳川幕府を打倒するさいも、地方の下級武士の命を利用した。おろかな日本人の小説家は、たとえばやれ坂本龍馬はすごかったと、記念館まで作って祀っているから、歴史の正統派からすると、つばを吐きたくなる。


 ベストセラー作家は、心得たもので、ありふれた人物を英雄に祭り上げる作品を想像して、これまた金儲けに励んできた。


 そして今回の五輪は、石原慎太郎を都知事にするところから、五輪利権獲得競争が開始された。それを小池百合子がどう始末するか、それが政局の鍵の一つになっている。100年に一度の疫病がそもそもどうして武漢に誕生したのか。本当にコウモリなのか。米国の細菌兵器研究所から持ち込まれたのか、犯人の特定さえしていない。

 ここにきてWHOも、IOCレベルの国際機関であることも分かってきた。所詮、人間のやることだから、完璧な組織などないのだろう。第一ワクチンがそうだ。いまだ海のものか山のものか、確たる証拠などない。友人の一人は、打って5日ほど経っても、だるさや無気力から解放されていない。アメリカでは、二度目のワクチンをしない国民も少なくないらしい。


 看護師500人の招集をかけた五輪組織委員会は、未だにその結果を公表できないでいる。命を懸けるワクチン接種に、そう簡単に応じられるものではないだろうし、看護師不足は以前からだ。それに保健所にしても、これまでは食中毒に特化して、病院の医療事故やインフォームドコンセントなどの深刻な事件事故について、事実上、回避・放任してきている。降ってわいた、コロナに打ち勝つような技能も知識もない。これが混乱に輪をかけてきた。


 IOCWHOも、日本を知らずして、自身の懐ばかり気にして、ただハッパをかけている。独裁者のようである。要するに、日本人や日本政府がどうなろうとも、ともかく強行して金儲けしたい、この一点であろう。


 改めてアジア蔑視の欧米人感覚を、日本列島の人々に発信してきている。これにNOとは言えない新聞テレビは、国民を代表していない。アメリカでは、アジア人が差別され、中には殺害された人もいると報告されている。声を上げるアジアの民が報告されている。


 声を上げたい。欧米のIOCの金儲けに手を貸すような日本人は、間違いなく売国奴であろう。人間の命を軽視する、日本を軽視するIOCに屈してなるものか。

 

<電通・トヨタ・パナソニック・ブリジストンも関与した廃止阻止作戦か>

 IOCのお尻をつついている犯人がいる。電通である。血税に手を突っ込んだ電通には、借りがある国民である。個人的にも借りがある。東芝病院医療事故では、許しがたい関与に泣かされた。電通の被害者は、この列島にたくさんいる。


 友人は、調べてくれた。IOCスポンサーのことである。電通と協力している五輪強行派だ。やはりトヨタだった。事情通は「愛知は右翼の春日一幸の地盤。維新も跋扈する世界。目下、大村知事を追い落とそうと、リコール偽造署名事件で大荒れ中。トヨタとパナソニックにブリジストンタイヤだ。この三社の不買運動が不可欠だ」と秘策を明かしたものだ。

 <市民は不買運動に立ち上がれ!>

 市民が巨大な財閥企業に対抗する方法は、確かに不買運動である。


 筆者は、早々と東芝不買運動を始めた。先日は客のいないようなケーズデンキに出かけて、真っ先に店員に向かって「東芝NO」と伝えると、彼は正直に「うちは東芝の宣伝はしていません」に気をよくして、少し高かったが、エアコンを買ってしまった。


 人間の命に向き合えない東芝への小さな抵抗運動は、東芝経営陣が社会的責任を自覚するまで継続してゆく。何事にも市民は声を上げる!これが大事なことである。


 昨夜びっくりすることが起きた。ユウチュウブに竹野内真理のそれが、ふいに表示された。反骨のジャーナリストの映像が一杯出てきた。彼女の命を守る言論戦に妥協はない。本物のジャーナリストだ。本日も彼女の勇敢な主張を紹介したい。脱帽するような内容ばかりである。


 もんじゅ西村謀殺事件を書いたことから、誰かが彼女の存在を教えてくれたから知った。朝日新聞の女性記者は、彼女を参考にするといい。編集局長は、彼女を講師に呼んで勉強会を開いてはどうか。日刊ゲンダイの女性記者も凄いが、ともかく竹野内真理は立派なジャーナリストである。

2021年5月23日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


[東京 21日 ロイター] - 国際オリンピック委員会(IOC)のコーツ調整委員長は21日、東京が緊急事態宣言下でも今夏の大会を開催する考えを示した。「宣言が出ていようと出ていまいと、われわれが取っているすべての対策で安全な大会は可能だ」と語った。


<あなたはご存知ですか。必ず見て読んでください。仰天することばかり>

竹野内真理の権力に屈しない反骨記事に圧倒される!

 http://savekidsjapan.blogspot.com/2013/03/letter-to-ioc.html 


https://fukushimaworkerslist.blogspot.com/2014/08/nhkpm-abe-criminally-accused-for-his.html

五輪?冗談いうな!<本澤二郎の「日本の風景」(4094)

<フクシマ・首都圏の子供たちの放射能汚染隠しと電通利権が目的!?>

 世界の原発全廃運動に奔走している竹野内真理さんのblogが送信されてきた。「覚醒」という映画45分を昨日見た。実に、重い映像で、政府や東電の福島原発放射能隠しの実態について、住民や学者・医師らが気付いて、その声をまとめた貴重な記録映画である。逃げるNHKに対抗して作られたすばらしい映画である。


 首都圏にいると、10年経った放射能汚染被害を忘れがちだが、映画から恐ろしい福島原発隠しの東京五輪強行策という視点が、にわかに脳裏を支配してきた。安倍晋三の嘘「ふくしまアンダーコントロール」、制御したので心配ご無用というハッタリと、IOCを買収した五輪獲得の野望を、否応なしに見て取れる。


 そのことにいち早く気づいていた人たちが、貴重な記録映画を残してくれていた。竹野内の原発全廃を叫ぶ執念に、今回もまた脱帽である。イカサマの小泉純一郎の原発ゼロは、政治的な野心がチラついて嫌らしい。彼は日本の原発に限っているが、彼女の叫びは地球規模に及んでいる。真っ当な主張である。


 放射能汚染による、子供たちの将来を、粉々に打ち砕く健康被害は、チェルノブイリから学ぶことが出来るだろう。そこでも当局の隠ぺいが、IAEA・国際原子力機構によってなされているが、同じことが日本でも、福島でも繰り広げられていたのだ。


 「原子力の平和利用」というまやかしの言葉を、足元から崩壊させた福島の今世紀最大の原発炎上という不条理を、隠しおおすという日本政府とIAEAの野望を突き崩すことが、現在は何よりも重要な日本民族とアジアの政治的課題といっていい。


 そのための政権交代は、福島放射能隠ぺいのための東京五輪作戦を阻止することが、その第一歩であることが分かるだろう。新聞テレビは右翼の傘下に入って窒息寸前だが、五輪阻止による放射能汚染から、未来に生きる子供たちを救済する命の戦いが、今なのだ。



<猛省!首都圏の子供たちも放射能汚染まみれか>

 猛省するばかりである。もんじゅ西村謀殺事件の被害者・トシ子さんの裁判闘争から、幸運にも、当局によって蓋をかけられ、眠らされようとしていた真のジャーナリストの存在を知って、五輪を操る電通大魔神と原子力ムラ・原発ロビーによる日本崩壊作戦に気付かされたことになる。


 首都圏の人たちのほとんどは、放射能汚染は福島のことで、首都圏は関係ないと、むりやり自身を説得して暮らしてきたのだが、どうして子供たちはそうではない。放射能に対する抵抗力がない。

 新聞テレビがゆでガエルになると、人びとは盲目を強いられてしまう。正義の言論人の出番封じは、簡単である。そこからも、五輪退治が急務であることを悟らされる。コロナのお陰かもしれない。


 茨城県の筑波で働く中国人研究者は、子供を北京の両親が面倒を見ているという。正解である。東電の東芝製3号機の核爆発による被ばく者は、首都圏に及んでいるはずだ。むろん、東北にも。日本列島の半分は、子供や妊婦にとって安全とは言えないだろう。


 沖縄が一番安全の地だが、日米安保の関係によっては、台湾有事ともなれば、もっとも危険な地域になってしまいかねない。日本での五輪に狂奔する安倍・菅の自公とIOC、そして背後のIAEAの暴走を許してはならない。


<原発再稼働!直ちに止めよ。原発全廃に舵を切れ>

 安倍・自公による原発再稼働の強行も悪質であるが、311の場面で、なぜ当時の反自民の菅直人内閣、続く野田内閣が原発全廃を決断できなかったのか。くやしい。おろかな政治屋だったのだ。与野党とも、こぞって日本を自滅に追い込んできたことが理解できる。


 原発を安直に受け入れてきた日本人の民度、電力会社と電通に操られてきた新聞テレビの言論界は、広島・長崎でも覚醒しなかった。そして311でも、覚醒しない。余りにもひどすぎないか。


 子供たちの未来、希望の人生を考えると、何としても原発を全廃することが、日本の再生を約束する。そのために日本国民は、遅いが決起する場面である。電通利権の五輪にうつつを抜かしている時期ではない。


 直ちに原発全廃を公約する新党結成か、それとも真っ当な反自公維の野党連合の結成が、喫緊の課題であろう。岡田克也はどうした?眠っているのか。目を覚ませ!


<安倍・菅の自公は万死に値する。IOCも五輪中止だ!>

 子供たちに放射能汚染を隠して、五輪を強行しようとしている神道の自民党はいらない。平和を放棄した戦争党に変身した創価学会の公明党も、ともに売国党であろう。

 安倍と菅は、万死に値するだろう。林検察は韓国の検察を見習え、である。

 肥満の村上誠一郎は、もう命がけの戦いをしなければ、支持者が泣きだすだろう。痩せれば長生きもできる。岡田を支援して、野党連合政権を作り上げ、原発ロビーを排除してはどうか。これが最後の忠告である。


 ろくでもない自民党の政治屋と共に自滅するか、それとも鬼滅の刃となるか。いま決断する時であろう。日本会議の神道政治連盟に足を突っ込むようでは、たかが知れる。21世紀において、神道は有害無益ではないのか。アジアの声である。


<重すぎる映像が届いた!竹野内真理blogを見て拡散・拡散!>

 なにはともあれ竹野内blogを見てもらいたい。福島の真相が、覚醒した市民や学者らが、証拠を提示して、人類に語ってくれている貴重な映像である。これを拡散して欲しい。中国の学者もぜひ見て、拡散してほしい。


 ドイツのメルケルに続け、である。

2021年5月24日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

いつも秀逸なブログをありがとうございます。

また、私にとって非常に勇気づけられる内容です。

こちらの私のブログにも手短に紹介させて頂きました。

https://koukaishitsumon.blogspot.com/2021/05/open-letter-to-ioc-on-tokyo-olympic.html

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。



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