木更津レイプ殺人事件と不思議信仰者<本澤二郎の「日本の風景」(3420)

<同僚が殺害されても寄り添わない創価学会婦人部>

共同通信の47ニュースが、神奈川新聞のいい記事を紹介していた。性犯罪の被害者を、逆に責め立てる日本の風土という指摘に合点した。筆者が徹底して取材していた「木更津レイプ殺人事件」に対して、当初は喜んで取材協力してくれると期待したものだが、実際はその反対だった。同僚がやくざ強姦魔に殺害されたことに同情して、事件の真相究明に協力するどころか、反対に逃げ出してしまったのである。被害者に寄り添ってくれない、むしろ、突き放すのである。非情ともいえる宗教団体の知られざる恥部に、現在も衝撃を受けている。


<「そっとしておいて」と言って蓋をかけて平然>

 世の中が乱れると、人々は宗教団体に飛び込んで、そこで仲間を作り、厳しさに耐えるという習性がある。自由に生きるという点では、一匹狼がいいに決まっているが、現実は群れて、寄らば大樹を決め込む。


 そこで信心する仲間を増やす、献金をする、という信者が、組織で頭角を現し、周囲から尊敬される。外からは、信頼関係は鉄のように硬く見えるのだが?

 そう思って、戦争遺児の悲惨すぎる殺人事件と、その前提となったレイプ・性奴隷へと取材を進めたのだが、途中から壁ができた。平和に熱心な仏教信者の団体会員が、突然、非協力的になった。

 問い詰めると、意外な反応である。「本人はもう死んでいない。あれこれつつくと、本人にマイナスではないか」と言い張った。要は、死んだ人間に用はない、という言い草に驚かされた。


 釈迦の説いた仏教は、人間を幸せにする、成仏させると説いているはずだ。戦争遺児はやくざに強姦されて、性奴隷から逃げ出そうとして、殺人的脅迫に屈して、病気の中で一番苦痛の激しい大動脈りゅう破裂で即死した。2014428日、君津中央病院で呼吸が止まった。


 被害者は成仏どころか、地獄に突き落とされた。今も地獄で呻吟している。したがって、犯人を捕まえて、重罰を課すことが、せめてもの供養のはずである。

 だが、池田大作の指導が消えてしまった創価学会は、というよりは、木更津の学会組織の婦人部は、そうした仏教の原則さえもわきまえていないのである。これは取材していて衝撃的なことだった。


<「なぜ一人で男大工を家に入れたのか」と被害者を責める者も>

 取材して判明したことは、戦争遺児がやくざに強姦される過程を追いかけていくと、いくつもの罠が仕掛けられていたことが判明した。

 第一は、富津市出身のやくざ浜名は、やくざ稼業を隠して、厚労省認可の介護サービス「かけはし」をJR巌根駅近くで開業、第二に夫妻で創価学会の信者を装っていた。

 第三に、戦争遺児をそこへと誘い込んだ人物は、同じ学会員のホームヘルパーの吉田ふみえ。戦争遺児のKT子さんと吉田の接点は、深くはないものの、吉田から「知り合いの学会員がデーサービスを開業、いま苦労している。助けてほしい」との呼びかけに、人の好い美人栄養士は反対できなかった。

 秋田県の由利本庄市の婿とは別居中で、生活費稼ぎという事情も災いした。

 「浜名さんはいいひとよ。若いときは大工をしていた」という大嘘に引っかかったのが第四。「安くするから頼みなさいよ」という吉田の嘘が第五。

 バイト先の学会員の大工を信じて、玄関先の補修を頼んだのだが、学会員は「なぜその時、友人を家に呼んでなかったのか。油断よ」とこれも被害者を責める言い分だ。

 犯人逮捕に協力したい、という認識ゼロなのだ。


<「相手がやくざではなあ」とやくざ浜名のやり得容認?>

 木更津市は、典型的なやくざの街である。敗戦後に進駐軍が押し寄せ、彼らのための国策慰安所もできた。幼いころ、生活苦の売春婦を「パンパン」と呼んでいたことを記憶している。

 米兵の後に占拠したのが、やくざである。やくざが県会議員、ついには国会議員まで誕生した。そのやくざ代議士の息子と運転手が、千葉県選出の衆院議員と参議院議員であるから、警察もやくざから逃げ回っている有様である。


 こうした風土のもとで、やくざの介護施設第一号店が木更津市に誕生、そこで戦争遺児・美人栄養士は食い殺されてしまったものである。

 筆者が追及しなければ、完全に迷宮入りするところだった。

 事情を学会員に説明すると、彼は「やくざではなあ」と嘆息してレイプ殺人から、これまた逃げてしまった。


<「組織での知り合いだから死んだら関係ない」と冷たい対応>

 今の学会は狂っていると改めて思う。

 KT子さんの親しかった婦人部OBは「組織上の友人知人。亡くなったら関係はない」と言い切った時は、さすがに愕然としてしまった。生きていれば、お互い利用価値がある、その程度の宗教組織といわぬばかりである。


 昔からの反学会派がいることは知っているが、 本来の仏教の教えは、そんなに冷たいものではない。和を大事にする宗教で、他の宗教に勝るはずなのだが?


<「地獄に落ちたら無関係」という薄っぺらな教団>

 1995年の戦後508月の南京・盧溝橋の平和行脚に参加してくれた、父親を知らないで大人になった戦争遺児は、北京で唐の時代の優雅な女性の絵画を購入して、玄関先に飾っていた。

 やくざ浜名は、これも奪ってしまったのかどうか?


 KT子さんは、あれから地獄で泣き続けている。地獄から、浜名とヘルパー吉田と大工佐久間と浜名の妻を追いかけてもいる?

 まともな宗教団体であれば、犯人をかばうのではなく、自首を薦めるのが当たり前のことである。いつ行動を起こすのか注目している。殺人に時効はない。


<逃げまくる被害者の娘たちも同じ信仰者>

 悲しくて声も出ないのは、戦争遺児の二人の娘である。妹には何度も手紙を出して「犯人逮捕」に協力するように呼び掛けてきたが、音信不通である。

 やくざに追いまくられてしまったのかどうか。

 声も出せない信仰者とは?これも不思議でならない。


 真っ当な信仰者は、声を上げて犯人を逮捕、そのことを亡き母親に報告、地獄から救出する義務があるはずなのだが。


<池田氏の「人間革命」は何だったのか>

 思うに池田大作著とされる「人間革命」とは何だったのか。法の支配さえも信じない、性凶悪のやくざ強姦魔を放任するような教えではないだろう。


  KT子さんは、池田親衛隊の第一号として声を上げ、山口狐の前の太田狸の不正を暴いた。続いて沖縄の野原善正は、第二号として山口狐に挑戦、度肝を抜かせた。


 このことは、創価学会が真っ二つに割れている証拠であろう。先の参院選と埼玉の知事選でも判明した。安倍・日本会議の腰ぎんちゃくになった、裏切り者の狐とタヌキに大義はない証拠でもある。

 安倍の毒饅頭で、狂ってしまった信濃町と病の池田に、因果関係はあるとみたい。はたまた、やくざ強姦魔に殺害された戦争遺児の悲惨な運命と関係がないのかどうか?因果応報は宇宙の基本原則である。


 安倍・破憲内閣と狐とタヌキの共闘の行方が、現在の日本政治の方向を決めていることだけは確かであろう。政局の鍵を握る信濃町の動向と「木更津レイプ殺人事件」の決着も無関係ではあるまい。

2019年830日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

神奈川新聞の記事添付失敗

韓国も北朝鮮、中国も友人<本澤二郎の「日本の風景」(3419)

<和田教授らの「韓国は敵か」に署名続々>

和田教授らが「韓国は敵か」という正論を、公然と掲げて署名活動をしていることを、昨日ネットで確認した。すでに9000人の署名が集まっているという。すぐさまネットで署名して発信、9000人に仲間入りした。まだたくさんの友人らは気づいていないだろうから、遠慮せずにサインすべきだろう。

 まともな日本人は、政府に戦争させない日本国憲法をすばらしい憲法と認識している。特に、韓国・中国・北朝鮮の隣人との友好に熱心である。現在は、安倍の暴政を宣伝する新聞テレビの影響を受けてしまっているようだが、事情を説明すれば、大勢が排外のファシズムに流されることはない。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2019/08/post-12867.php

<国際協調主義は日本国憲法の基本原則>

https://peace3appeal.jimdo.com/

 戦前の天皇制国家主義の日本は、想像を絶する悪事を次から次へと強行して、隣国の人々を殺害し、苛め抜いた。それは欧米の植民地主義をはるかに凌駕する悪辣なものだった。弁解の余地などない。朝鮮半島の人々を36年間もの間、植民地支配したことを、誰も否定できない。中国でも「満州国」なる傀儡政権を打ち立てた。ありとあらゆる悪事のすべてを強行して、ついには連合国と真正面から衝突した。この結果、沖縄の多数を死に追いやった。のみならず、挙句の果てに、広島と長崎の頭上に原爆を落とされた。

<死の商人の仲間の日本政府>

 二度と繰り返さないために、立派な日本国憲法を、選挙で選任された国民の代表によって成立させた。この歴史の教訓は、世界の死の商人たちの跋扈を許さない、という決意も貫かれており、文句なしの、人類の宝である。

 したがって、この憲法を破壊しようとしている現政府与党は、どうみても死の商人の仲間ということになる。


 歴史の教訓を、憲法は、戦争放棄と国際協調主義で謳い上げている。右翼の笹川良一でさえも「人類みな平等」と口走っていたほどだ。友好が日本外交の基本原則なのである。


<安倍も河野も公人不敵格・罷免の対象>

 そうしてみると、いまの首相と外相は、どう贔屓目に見ても、日本国憲法の原則を、大きく踏み外している。

 二人とも近現代史を学んでいない。日本人としても不適格の烙印を押されても仕方あるまい。

 二人とも公人失格である。憲法原則を踏み外しているのだから、憲法が命じる罷免の対象者といえる。不思議なことは、安倍の祖父のことから、彼が破憲の人であることはわかっているが、河野太郎の父親は、宇都宮徳馬さんが信頼したほど、まともな政治家だったわけだから、正直、合点がいかない。


<アジアの平和と安定で繁栄する日本・韓国・北朝鮮・中国>

 東アジアは、いずれも一騎当千の国々ばかりである。ソ連崩壊前の北朝鮮だって、それなりの国家だった。

 拉致問題をこじらせた原因は、安倍にある。彼が繰り返し訪問して首を垂れれば、とうの昔に解決していた。

 現在の韓国の民主主義のレベルは、日本を超えている。為政者の独裁は想定できないほどだ。三権分立も確立している。文在寅大統領は、原則として自分の金で食事している。安倍とは比べ物にならない品行方正の人である。


<アメリカに屈しない中国の習近平>

 ワシントンの不動産屋大統領が仕掛けてきた貿易戦争に対して、中国の習近平は、断固としてはねつけている。ワシントンに大義はない。そのことをアメリカ国民がよく知っている。


 トランプのやくざまがいの圧力に屈しない中国がいい。トランプのポケット代わりの安倍に比べると、格が高い。いまではロシアのプーチンと共に、金正恩の相談役として、政治力を行使している。このことからも、半島の火種は消えたに等しい。

 半島は、従来にないほど安定している。


<トランプのポチでない文在寅は立派>

 相次ぐ安倍の報復に対して、トランプに対する習近平のように、文在寅は、足元がしっかりしている。特にワシントンが懇願していた日本とのGSOMIAをきっぱりと破棄して見せた。

 ポチ一本やりの安倍や小泉とは違う。自立した韓国大統領といっていいくらいだ。これらも民主化した韓国を裏付けていようか。東京からだと、うらやましい限りだ。


 韓国の民主主義は、日本右翼の圧力に屈することはない。日本は韓国いじめを早く止めねばならない。野党の奮起を期待したい。

2019年8月29日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

ひも付き援助利権<本澤二郎の「日本の風景」(3418)

<75回渡航=60兆円バラマキ=第二の官邸金庫>

 外務省のHPによると、2012年暮れから二度目に首相に就任した安倍晋三の海外渡航歴は、これまで75回という。この間にばらまいた日本の血税は、実に60兆円という。その多くがひも付き援助だとすると、官邸に入るリベートは莫大な金額に上ることになろう。

 「第二の官邸金庫」と揶揄する向きもある。


<韓国8億ドル援助で判明した利権の構造>

 1965年の日韓基本条約締結で、日本は韓国に対して有償無償含めての8億ドル援助をした。先ごろ韓国のテレビ局は、この援助の全貌を明らかにして、国際社会に衝撃を与えている。


 ソウル地下鉄と浦項製鉄所が建設されたのだが、これの受注企業は日本財閥。戦前の植民地支配をした財閥が、戦後の賠償でも主導権を握り、利益を独占していた。戦前戦後も財閥主導の政治だった。

 植民地支配の場面では、徴用工として当時、朝鮮の男女を奴隷のように働かせて、暴利を手にした。負けじと軍閥は、成年男子を戦場に狩り出し、若い女性を従軍慰安婦として性奴隷を強いた。

 この屈辱的悲劇は、永遠に歴史に刻まれることになる。国際社会で共有されている。いわんや、韓国や北朝鮮、中国のみならず、フィリピンやインドネシアの東南アジア諸国、はては欧州のオランダの女性にも及んでいた。


 性奴隷を強いられた女性は、二度と故郷に戻れない。人権意識の高いオランダ人女性も、オーストラリアの地で生涯を送った。戦争中に多くの慰安婦は、重い性病などで命を落としている。そんな悲惨すぎる彼女らに、戦後74年経っても、真摯な反省と謝罪をしない日本政府に対して、国際社会の信頼と尊敬は無縁である。これをドイツの対応と比較すると、もうお話にならない。


 そこで、韓国やフィリピン、インドネシアなどに戦争賠償をしたのだが、その実態は、日本財閥のビジネスとして、日本企業が利益を独占した。あまつさえ、政界や官邸にも還流<キックバック>させていたのだから、血税を支払った国民も哀れを通り越している。

 そのことを韓国への8億ドル援助が証明してくれたのだが、この腐敗を仕切っていたのが、安倍が尊敬する祖父で、戦争責任者の一人だった岸信介である。安倍が、どう釈明するのか注目される。岸の御殿場の豪邸や莫大な遺産を相続した安倍家にも、疑惑が波及することになろう。


JICA(国際協力機構)は腐敗の温床か>

 そこで新たな注目を集めているのが、60兆円の安倍バラマキ援助の疑惑と解明責任である。モリカケ事件のレベルではない。誰でも認識できる事柄だ。


 実際に、現地で日本援助の詳細を仕切っているのが、表向きは立派なJICA・ジャイカであるが、ひも付き援助が日本政府のお家芸だから、当然のことながら、60兆円そのものを処理する疑惑が生じる。

 「ジャイカは腐敗の温床」という指摘は、昔からだが、いよいよメスを入れなければならない時期を迎えている。


<小沢一郎は知っている!>

 いうところの国策利権である。この点について詳しい人物は、中曽根康弘であろうが、彼の頭の方が心配なので、現役では小沢一郎ということになる。彼は、幸運にも議席は野党である。


 安倍とこのことで正面対決すれば、戦後政治史に残る言論戦となろう。彼は公明党の奥の事情にも明るい。

 志位・枝野らは、三顧の礼でもって小沢を迎えて、腐敗利権の構造を学んで対応すれば、国民の評価が上がるはずである。


 安倍一強対策は、その実、公明党創価学会対策に尽きることも、彼は承知している。創価学会の政治無知のお年寄りを覚醒させる、池田大作裏切り執行部を追及すれば、総崩れする。先の参院選と埼玉知事選で証明されている。

 できれば小選挙区制という民意を反映できない、犬猫議員ばかりの議員集団の議会を改革する時期でもあろう。


<国民の代表であれば徹底的に洗う責任がある>

 いま議会に、国民の代表であると胸を張れる国会議員がいるであろうか。たとえいても、数はわずかで少ない。政府与党内にもせいぜい一人だ。公明党も腐敗政党に堕落してしまって、もはや信頼できない。

 維新は極右・安倍の別動隊で危うい。ややまともな政党は、日本共産党と社民党と、今回政党として認知されたれいわ新選組。問題は二つの民主党だが、内部に財閥労組にしがみついている輩は信用できない。

 ともあれ60兆円を洗う責任が、議会人にある。

2019年8月28日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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