国税庁の不正<本澤二郎の「日本の風景」(3339)

NNI家の遺産相続に注目>

 老人は毎月5万円の借金生活、株や債券を転がして2000万円ないと生きられない、という金融庁の報告書に対して、年収100万円、200万円の労働者は、愕然として働く意欲さえ失ってしまうだろう。年金基金や日銀の株投資で、こちらも破綻が想定されるわけだから、金融庁報告書を一概に嘘だと決めつけるわけにもいかない。

 昨日、事情通が複数のメディア社会部記者と交流してきた話の中に「NNI家の遺産相続に注目する国税庁と法務検察」という興味深い話題があった。資産無縁の大衆にとって関係がない話題だが、検察と国税は破綻寸前の国家財政下、数百億どころか数千億の資産を有するNNI三家の遺産相続問題は、喉から手が出るほどの莫大な相続税を期待できるため、飢えた狼のように調査を始めているというのである。真実であってほしい。

<「墜ちた言論人」の資産200億、300億円だけではない>

 多少のやっかみもあろうが、堕ちた言論人の資産は、数十億どころか、もう一つ丸がつく資産の持ち主で、知られている。

 新聞の収入だけではない。野球だけでもない。政界から財界の工作人・フィクサーとしての顔も知られている。コメント料金5000円の世界の人間には、到底想定さえもできない。


 若いころには、マルキストとして赤旗を振り回した御仁の、壮大なる金儲け話は、それを公表する本を出せば、それだけで大金を手にすることができるだろう。遺産相続人は息子一人のはずだ。

 息子に政治力はない。本人が生きている間に、これに決着をつけようとして、国税と対決しているという?安倍にも協力を持ち掛けている、という憶測もなされている、と事情通は明かした。話半分でもすごい。

<タックスヘイブンの秘密口座も徐々に開示>

 全く無縁の世界なので、正確に伝える能力などないのだが、確かスイスの銀行は、秘密口座の公開に踏み切ったと理解している。どっこい秘密の口座のためのタックスヘイブンは、近年公となったパナマ文書だけではない。


 このパナマ文書だけでも、宗教団体や資産家、NHKまでも秘密口座を保有していたことが発覚している。仰天した宗教政党の党首自らパナマに飛んで、相応の手を打ってきたことも、判明している。

 要は、脱税人のすべてが、秘密口座を所有して、そこに莫大な資産を隠し保有しているといっていい。むろん、政治屋も本名を隠して、秘密口座でもって処理しているわけだから、勢い秘密口座に国税と検察はメスを入れようとする。当然すぎる責任と義務なのだ。

<「安倍家の金庫に6億円の現ナマ」と清和会OB

 余談だが、清和会OBの安倍家にまつわる秘話も庶民からすると、すごい話である。

 シンゾウの実父・晋太郎がすい臓がんで亡くなった時、安倍家の隅々まで管理していた側近秘書も、奥にあった開かずの金庫のなかに、6億円の現ナマを見つけたときは腰を抜かした。

 これをどう処理したのか。時効には違いないが、大きな政治的倫理的な負債となって、今に継承されている。今からでも遅くない。申告して税金を払って相続するしかないだろう、と清和会OBは決めつける。

 彼がどうして知ったかというと、晋太郎の側近秘書の兄貴分だった関係である。弟分が、生前に明かした秘事を彼は今も記憶している。「書いてもいいか」という問いに「どうぞ」と言ってくれるものだから、こうして公開に踏み切った。

 この6億円がどこから来たものか、一部の関係者は知っている。その一部の中には、毎日新聞関係者も含まれているという。安倍の天下取りの原資となったと思われるわけだから、この6億円を徹底追及すると、もちろん一冊のベストセラー本が誕生するだろう。

<犯罪人の佐川・国税庁長官起用の裏が見えてくる!>

 莫大な資産家は、まず100%脱税している、と断罪できるだろう。

 有名な資産家の遺産相続には、大物の政治屋が関与して、国税を抑え込んで、まんまと脱税をして処理してしまう。法の下の平等は、完ぺきに裏切られてしまう日本である。


 市民は、神社の賽銭箱から10円玉を盗んでも逮捕され、豚箱に入れられるのだが、他方で莫大な資産家は、それを正しく税金として納めないで、相続税をごまかしているのである。

<貧富の大格差で公証人は笑いが止まらない>

 NNIとは、悪しき言論人と政治屋と宗教家ということのようだが、最後は公証人の世話になって、資産が脱税資金となって相続されてゆく。

 公証人の年収3000万円は、当事者の心理としては、当たり前と思い込んでいるらしい。腐った病んだ社会そのものである。まともな人間が落ち込んでしまうのも、当然であろう。

<「財閥の500兆円にメスを入れよ」が天の声>

 この機会に財閥がため込んだ500兆円、いやもっとかもしれない天文学的な資産に国税当局は蛮勇を振るう責任があろう。民主主義社会ならそうする!

2019年6月9日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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政治屋と政治家<本澤二郎の「日本の風景」(3338)

<処女作「塀の上を歩く金バッジの面々」の読者と対面>

 過去には政治家がいた。いま政治家を探すのは一苦労だ。利権アサリの政治屋が跋扈するため、比例してやくざ・暴力団も威勢がいい。最近、1万トンもの覚せい剤が押収され、まともな国民に衝撃を与えた。経済産業省や文科省のキャリアが職場で覚せい剤を使用していたことが、とうとう発覚して、これまた衝撃を与えている。そのうちに国会議員や裁判所からも逮捕者が出るかもしれない。

 そんな時、30年前の1989年に書いた処女作「塀の上を歩く金バッジの面々」の読者と30年ぶりに会った。奇遇である。

<木更津市の「野村塾」の藤浪英子さん>

 この本は「ぴいぷる社」の恩田貢社長が本の題名を持参してきて「これで頼む」と押し切られたものである。政治記者20年に対して有無を言わせなかった。

 当時、首都圏紙東京タイムズ政治部長の要職にあったが、引き受けて出版した。これの取材から、政治屋の正体をつまびらかに見聞することができた。

 この本を読んでくれていた、木更津市の藤浪英子さんとの、30年ぶりの再会となった6月7日の梅雨入りの日だった。

 話を聞いて思い出したのだが、当時、東京新聞政治部記者から千葉日報編集局長や千葉テレビ常務を歴任した野村泰さんを中心に「野村塾」という勉強会を立ち上げた。

 いまのアクアラインが木更津市に恩恵を与えるのかどうか、単なる通過地点となって、過疎化が進行するのではないか。そのためには鉄道も敷設すべきだという立場を主張していた。

 藤浪さんも、この会に参加していて、拙本を手にしてくれた。一般人には驚愕するような政治屋の裏側に驚いたという。そのおかげで筆者のことを覚えてくれていたのだ。本との出会いである。

<30年ぶりの再会は久留里の歌声喫茶>

 藤浪さんとの30年ぶりの再会場所は、JR久留里駅前の君津市の上総公民館である。そこで「歌声喫茶 うたごえジョイ IN 久留里」の157回公演が開催され、そこで隣り合わせた。

 月一回の公演だから、もう10年以上の歴史がある。初めて聞くようなロシア民謡は閉口するばかりだが、70代のストレス解消派が100数十人も参加する熱気ムンムンの合唱老人の裏側には「病める日本」を象徴しているようにも感じる。

 

 何かをしていないとボケるとの恐怖心が、老いる人たちに襲い掛かっている。「預金2000万円ないと95歳まで生きられない」とする金融庁の脅し作戦は、ギャンブル投資での資産作りを奨励している。追い詰められる高齢者の心情は複雑である。

<人権派弁護士の愛唱歌「あじさいの歌」を合唱>

 聞いてばかりいるのも癪なのでリクエストした。人権派弁護士で知られた遠藤順子さんの愛唱歌「あじさいの歌」である。

 倒産寸前の東京タイムズの給与は低すぎた。それでも日中友好活動のお尻をたたいてくれた大恩人が、平和軍縮派の宇都宮徳馬さん、宇都宮さんが93歳で亡くなった後、代わって支えてくれたこれまた大恩人が遠藤弁護士。

 彼女は、中央大学の渥美東洋ゼミ1期生で、かつ大学3年で司法試験合格の最優秀生で、大学内でも特別に注目を集めていた。彼女の支援なくして100回も中国と往復することはできなかった。

 しかも、人権派・正義派はやくざに屈しなかった。アベ自公の戦争法制に対して、地元の越谷市の市民運動リーダーとして死の直前まで戦っていたようだ。彼女の純粋な心根が、あじさいの歌詞に表現されている。

 

 もう一つのリクエスト曲は、護憲派首相の大平正芳さんの「北帰行」だったが、こちらは採用されなかった。

<自分を誉めたい足で書いた貴重本>

 それにしても藤浪さんが思い出させてくれた「塀の上を歩く金バッジの面々」は、われながらすばらしい本だと今でも思える。誰も書けない、だれも怖くてかけない真実の活字の羅列である。

 

 政治記者20年の人脈で政治屋の内情を暴露したもので、これは日本の民主主義に相応の貢献をしているはずである。

 恩田さんも偉かった。彼は週刊文春の記者から出版に手を出した。週刊誌では、手の届かない政治屋の金つくりの秘事を、政治記者20年の筆者に押し付けてきたものである。

 文字通りの足で稼いだ成果である。

<政治屋ばかりの自民党と毒饅頭の公明党か>

 そこから永田町を目撃すると、政治家がいない。恥を知る廉恥の政治家がいない。戦争を口にしたり、女買いに狂奔した東大・経済産業省・維新・松下政経塾の丸山穂高に、さもありなんと頷くばかりである。

 

 金目当ての政治屋が、議員辞職の決断をするわけもない。金目当ての国会議員・地方議員ばかりの日本に前途があろうはずもない。

 ともかく自民党は政治屋の政党であって、国民政党ではない。そんな自民党に貴重な一票を投じる公明党創価学会を評価できるわけがない。太田ショウコウや山口那津男らには「安倍の毒饅頭」が降り注いで、身動きができないと見られている。

<88歳の日下部さんは千葉県老人(生涯)大学校での出会い>

 正月の年賀状をいただいた香取市八日市場の日下部行明さんに早めの暑中見舞いを出したら、昨日、丁重な返書が届いた。

 なんと日下部さんとの出会いが30年前だった、と知らせてくれた。出会いの場所は、当時の老人大学校である。ここで10年ほど講師を引き受けた関係で、多くのお年寄りと知り合いになったのだが、日下部さんはその一人だった。現在は生涯大学校と呼んでいるという。

 

 88歳になる日下部さんは、毎年の年賀状で激励してくれる。多分、彼も拙本を何冊か読んでくれている。本を通しての友情も切れないものだ。

 

 お年寄りは、子や孫のために現在を案じている。シンゾウや財閥には、それがない。暴政にも気づこうとしない現在の日本国民であるが、そこでは政治家不在が横行していて、当事者が一向に恥じない。

2019年6月8日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

3分の2議席の恐怖<本澤二郎の「日本の風景」(3337)

<史上最低の首相=歴代3位の長期政権がまだ続く>

 2019年6月5日でアベ史上最低の内閣が、伊藤博文と肩を並べたと報じられた。この国の置かれている厳しい現実と、これが継続されるとの恐怖を裏付けて居ようか。肯定できる何物もないが、それを可能にした民度・議会に3分の2議席を与えた主権者に、ツケは回ることになる。国民の資質いかんで、民主主義は暴政へと変質する。そのことで、日本の前途に希望は消失して、暗闇が覆ってしまっている。

 犯人は3分の2議席にある。それゆえに、安倍晋三という長州は田布施の人間が、明治のさび付いた刀を腰にぶら下げて「富国強兵」にいそしんでいることに、肝心の国民は、まだ気づいていない。そんな日本人が半分もいるという世論調査結果である。

<財閥向けの大軍拡政治で借金の山>

 人生は無情である。昨日は、横浜の友人のお通夜に行ってきたという知り合いの悲しい話を聞いた。若くして離婚した50歳の美貌の女性が、風邪からばい菌が脳に入って、それが原因で亡くなったという。残された幼い女の子の運命も厳しいだろう。


 市民は無理して働いている。働けど働けど暮らしは楽にならない無数の民が存在しているのだが、そこに政治の光は当たらない。

 政府による血税は、1%の財閥向けである。その一つが輸出品には消費税がかからない。支払った消費税が戻ってくるため、財閥輸出業者は毎日がボーナスである。そうして500兆円を貯めこんだ。

 極端な例が、財閥向けの武器弾薬購入による戦争準備である。隣国との戦争向けだから、これは本当に恐ろしい。明治と同じ大軍拡路線である。そうして天文学的な借金が、さらに膨れ上がって、人民大衆の生活を困窮させている。

 格差の拡大は、貧困の増大である。貧困は年金生活者だけではない。この苦しみを年収2000万以上の国会議員や最高裁、NHK・朝日・民放の高給取りは理解できない。

 貧困層を取材している報道が極端に少ない。それは棄民化した東北の民にも言える。

<国民生活にはそっぽ向くアベ自公政権の独裁と暴政>

 武器弾薬にのみ興味を示す田布施の首相は、民のカマドに関心などない。ご自分は、毎日血税を使い放題で、毎夜美食に酔いしれている。それでも、この国の民は、目を吊り上げようとはしない。

 物価は高い。財閥のために年金と日銀が株を買い占めて、株価を支えているアベ政治だから、財界の不満は皆無だ。


 我が家の近くには、70代の夫婦は今も働いている。息子夫婦も。最近になって、さして立派でもない家のローンを払い終わったという。しかし、働いている。老後の預金をわずかでも貯めようと、小柄なおばあさんは、介護施設で70キロの高齢者の面倒を見ながら働いている。

 わずかな収入のために、夜働いている母子もいる。息子とは会ったことがない。自衛隊員と離婚した女性も働きに出ている。時々老いた両親が家の面倒を見にきている。

 幼い二人の娘を置き去りにされた友人の息子は、子供のために現在も独身だ。成長した娘さんが庭に出ている姿を見たことがない。

<病んだ社会の5・28川崎殺傷事件>

 とことん病んでしまった日本社会で、若者の目が輝く様子を見ることは少ない。そこでは至る所で、いじめ・差別がはびこっているのだが、まじめな人間ほど抵抗力は少ない。

 窓を大きく開けて彼らを受け入れてくれる家庭・地域・企業も少ない。どこに飛び込んでも、ノルマが課せられて、これにまじめな人間ほど耐えることができない。

 自殺願望者の氾濫である。中には、少しでも世の中に事態の深刻さを知らせようとして、列車に飛び込んだ。サリンを製造し、使用したオウム事件は何だったのか。

 そして5・28川崎殺傷事件である。犯人はその日の早朝、すっきりとした口調で隣のおばさんに対して「おはようございます」とあいさつして、犯行現場へと躊躇なく向かった。彼にとっての「死への旅立ち」は、健康な人間のすることではない。この国の闇が事件の背後を押し包んでいる。単なる引きこもりではない。そのことを、真正面から受け止める政府ではないことも判明した。

<公明党創価学会の偉大なる成果>

 それでも史上最低の内閣は続く。理由は3分の2議席にある。それを可能にした犯人は信濃町である。主犯は太田ショウコウである。「木更津レイプ殺人事件」の被害者・美人栄養士のKT子さんの2013年12月の叫びだった。

 太田が、安倍の腰ぎんちゃくとなって戦争法制を次々と強硬した。それを支援した山口那津男の公明党だった。そして戦争法制を受け入れた創価学会首脳部だった。

 この絶大な実績と成果が、現代史から消えることはない。

<野党と言論界の重大責任>

 そして問題なのは、これと真っ向から対決しなかった議会、特に野党の無責任にある。それに追従した言論機関は、いま国連からも指弾される有様だ。

 信濃町の大きな壁、無力の野党、そして権力に屈した言論が、この国を沈没させている。結果として史上最低の政権は、さらに延命して、日本と世界の宝物である平和憲法に襲い掛かる!


 深刻な事態の幕開けも近い。それでも議会・言論・国民は覚醒しないのか。1万トンの麻薬・覚せい剤が日本列島に密輸されるやくざ大国のまま、衰退を繰り返すことになる。情けない。涙もでない。

 それでも平然として、史上最低の政府を支えていくのは、間違いなく悪魔である。悪魔の所業であろう。

2019年6月7日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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