本澤二郎の「日本の風景」(4937)

<ハマコー人脈を継承していた浜田靖一とやくざの証拠文春写真やっと入手>

昨日は大根の種を少し蒔こうとしていたところに二人の客人が姿を見せた。お陰で関心を持っていた週刊文春の複写が手に入った。事情通であれば当たり前のことだが、最近の若者は知らない。「まさかやくざが国民の代表である衆院議員!嘘だ」という返事が返ってくる。「政治音痴の公明党創価学会の会員は、上からの指示でやくざに投票してきた」というのが実情であるのだから。


筆者には思い出がある。岸信介の娘婿の安倍晋太郎取材を兼ねて、よく安倍のライバルで福田赳夫側近の田中龍夫の事務所に飛び込んだ。あるとき金庫番で有名な中内節子が「どちらの出身」と聞いてきた。「木更津」と正直に答えると、なんと彼女の口から「どうしてやくざが国会議員なの。有権者は何を考えているんでしょうね」と心臓を突いてきた。

これには反論できない。浜田幸一について警視総監・秦野章や千葉県警本部長の渡辺一太郎やその後輩たちにも確認した。間違いなく浜田はやくざだった。日本で最初で最後のやくざ代議士として生涯を終えた。残念ながら葬儀の風景を確認しなかった。「足を洗っているのではないか」という凡人ジャーナリストの判断は間違いだった。


そこで倅の靖一はどうか?中選挙区制のころは、水田三喜男・千葉三郎ら自民党の大御所と言われる人物からハマコー派の実情を容易に手にできた。次なる問題は「ワカ」と呼ばれていた靖一は、やくざと手を切っているのか。

今回の週刊文春に掲載された記事と写真でハマコーやくざ人脈を継承していたことが発覚した。国会議員としても人間としても失格だ。議員をやめるしかないだろう。


前回の選挙の期間中、木更津から久留里・亀山を経由して鴨川へとハンドルを握った。驚いたことに国道沿いの選挙ポスターはすべて靖一宣伝ばかり。事実上、無投票選挙を印象付けていた。「ヒトラーの世界か」と考え込んで、改めて憂鬱になってしまった。だが、歴史は動く。靖一独裁を裏付けた証拠写真を週刊文春がすっぱ抜いた。その写真が手に入った。インターネットを開くと、毎日新聞と東京新聞も報じていた。


「やくざに乗っ取られた千葉県・房総半島」「行政が委縮して住民自治のない千葉県」をも露呈していた。君津市に次いで袖ヶ浦市の水源地に核汚染ごみがやくざ系の産廃業者によって不法投棄された理由と背景でもあった、と断罪できるだろう。


<「木更津レイプ殺人事件」犯の浜名は創価学会に姿を隠して介護施設経営で強姦殺人>

凡人ジャーナリストがやくざ退治に覚醒した原因は、2014年4月に発生した「木更津レイプ殺人事件」取材からである。犯人は富津出身のやくざ浜名の強姦性奴隷殺人事件に遭遇したことにある。

木更津署が即座に逮捕する事件のはずだった。しかし、警察は動かない。森英介元法相の秘書官に要請したところ、同署次長が捜査を約束、同署やくざ担当の刑事2課長と同係長が腰を上げてくれたのだが、人事異動で担当者が代わると態度は一変した。政治がらみの事件として処理した可能性を否定できない。

この事件は、公明党創価学会関連の重大深刻な殺人事件である。ある時期から創価学会が取材を妨害してきた、いわくつきの事件であることも分かってきた。

「創価学会は生きてる人間を重視するカルト宗教」であることも。たとえやくざでも、生きてる犯罪者であれば保護する。そのことを「木更津レイプ殺人事件」で学んだ。


犯人は、やくざと介護施設経営・カルト教信者という3足の草鞋を履いている人物だ。配下には、ヘルパー吉田ふみえと大工高橋清の存在も確認している。うそ発見器で簡単に裏付けがとれる殺人事件である。真っ当な宗教であれば、犯人をかくまうことではなく、自首を進めて罪を負わせる事件である。

姿を変えることで「真人間」と印象付けるやくざが、やってることはやくざそのものなのだ。


<木原誠二事件関連でもやくざから教会の牧師になり、同じ犯罪を繰り返していた!>

浜田靖一問題の証拠写真には「友人の出家祝い」とある。坊主に変身して「善行を積む」といえば聞こえはいいが、実際は浜名同様に元のままと専門家は指摘する。

そのことが、目下の政局を揺るがしている木原誠二事件でも発覚した。なんとやくざが牧師になって日本と韓国を渡り歩いている、というのである。

木原事件追及の第一人者は、Youtubeで公表している。やくざに知恵を授けているのは「ヤメ検」というが、元東京地検特捜部の若狭勝の解説は立派だ。権力に迎合していない。警察の腐敗を暴いていて信用できる分析である。

凡人ジャーナリストは、政権の黒幕は改憲狙いの読売の渡辺恒雄とみている。宇都宮徳馬が「忘恩の徒」と断じたツネの悪行は数知れないだろう。


<木更津市内のラーメン店に「ハマコーラーメン1050円」「細川ラーメン750円」?>

21世紀の金集めの手段であろうか、ラーメン一杯が1050円!木更津市内に誕生したラーメン店のハマコーラーメンの値段である。何もない時代を生きてきた日本人は、すべからくラーメン好きだ。昼時国会内の自民党総務会長の部屋に行くと、一階の人民食堂のラーメンをご馳走してくれた。現財務省の父親・鈴木善幸さん。官邸のカレーライスもいいが、筆者はいつも国会記者会館のラーメンを食べた。注文すると、すぐ出来るからである。

安いラーメンで生きてきた人間は、1050円という金権ラーメンに驚く。入れ墨のやくざで満席か。ハマコーが健在のころは、市内の店という店はハマコーの色紙を飾っていた。ないとやくざがいやがらせをしてきた。

福岡県議団幹事長が「自民党本部は異常だ」と叫んでいるようだが、自民党の隅々が異常であろう。特にハマコー選挙区の地盤は尋常ではない。


<衆院3期の樋高剛がやくざの房総半島に覚悟の殴り込み!>

いいニュースが飛び込んできた。立憲民主党で3期当選の樋高剛が千葉12区に殴り込みをかけてきた。昨日袖ヶ浦市の水田・池田淳・水野清の秘書を歴任した御園豊と一緒に、樋高が姿を見せた。

名前からして勇敢だ。野党を一本化すれば、靖一打倒も夢ではない。公明党は麻生太郎から「ガンだ」と断定されても反論できないほど落ち込んで元気がない。創価学会からも樋高支援の流れが出てくるだろう。水の問題。核汚染ごみの問題でガンが多発してきている房総半島なのだから。

参院行政監視委員長の青木愛についで、樋高も水・環境問題に

取り組んでいくという。早稲田OBは野性的で頼もしい。次男正文も泉下で応援するだろう。


<やくざ一掃に期待する木更津・君津・袖ケ浦・館山・富津・南房総・鴨川・鋸南の有権者>

樋高の名刺をもらって、初めてここが千葉12区であることに気付いた無知な凡人ジャーナリストだった。木更津・君津・袖ヶ浦・富津の君津郡市のほか、館山・鴨川・鋸南・南房総の8市だ。

彼のスローガンもいい。安心・安全・安定の房総半島へと「大転換する」ことを公約していることも知った。千葉県警もやくざの仲間ではいられなくなるだろう。

「覚悟の殴り込み」に拍手したい!房総半島の夜明けが近い!

2023年9月27日記(反骨ジャーナリスト・政治評論家)


本澤二郎の「日本の風景」(4936)

<田中角栄を裏切った山東昭子は女性の鏡は真っ赤な嘘>

人間は万事塞翁が馬に違いない。それでも世紀の女狂いの木原誠二には言葉も出ない。ましてや、左翼から右翼に転向して、右翼政権を「言論の武器」を巧みに悪用して世論操作することを恥じない天下の悪人・渡辺恒雄は、そのことで日本国憲法を破壊し、主権者たる国民を地獄へと追い込んでいることに驚愕するばかりだ。

 

世論操作が可能な言論を独占することで、人々の運命を変えることができる!信じられない悪政がここ10年、30年と継続する過程で、日本はおかしくなってしまった。「議会と言論が狂うと民主主義は健全に機能しない」と生前の宇都宮徳馬さんは、繰り返し叫んでいたが、現実はその通りとなってしまった。


特に生死をかけた中国との国交回復の成果が振出しに戻ってしまった悲劇は、日本人として涙が出てくる悲しい現実である。


その元凶に女の政治屋が関与していた史実を、全国民は記憶しておくべきだろう。日本の男尊女卑は、神道という原始の戦争カルト教に起因する。先日終わった「国技」の相撲は、男たちに天皇の前で「戦い」を強いるものである。仏教には「戦い」を強いるような行事はない。相撲に女たちの関与は禁じられている。土俵に女が入ることさえ許されない。女が立ち入ると「けがれる」というのだ。なんともひどいカルト戦争教を、いまの自民党は選挙必勝宗教とあがめているから不思議このうえない。神道の秋祭りにも反吐が出る。


本題に入る。山東昭子という参院議長が存在した。それ以前には扇千景もいた。彼女のことを安倍慎太郎夫人はよく知っている。前者は田中角栄が政界に引き上げた。当時は「人寄せパンダ」と呼ばれていた。そこに尊敬の観念はなかったのだが、そのことが怨念化したのかどうか不明だが、彼女は田中・大平の命がけの中国との正常化を破壊した元凶である。

尖閣諸島問題を国際舞台に引き上げた主役。彼女は右翼作家の石原慎太郎(当時は都知事)のもとに尖閣を利権問題として持ち込んで、隣国との重大な対立の種をまいた。角栄への裏切りである。山東と同じくらい永田町で生きてきた凡人ジャーナリストには、彼女と一度も会ったことがない。その必要もなかったからである。


<現在の43兆円超軍拡戦争準備に石原慎太郎・野田佳彦(松下政経塾)にボールを投げて尖閣国有化した日中友好破壊者>

山東昭子と尖閣(地権者?)と石原慎太郎とその先に当時の首相・野田佳彦の密談の中身は、どのようなものだったのか。

角栄に育てられた山東が角栄を裏切って「尖閣」を、反中台湾派(青嵐会)に持ち込んだ理由は、今も謎である。埼玉の地権者?は何者かも正体不明だ。


野田佳彦は国民を裏切って消費税を引き上げて民主党政権をつぶした御仁。神道教育を身にまとった松下政経塾の怪しげな出身だ。安倍のために国会で弔辞を読んでいる。政経塾には官房長官の松野博一も、極右の高市早苗もいる。創立者の松下幸之助の野望が見て取れるだろう。金持ちのお遊びではなかった。

戦争で空前の暴利を手にする輩は、財閥である。死の商人がまとわりついている。

いま国民が気が付くと、43兆円の戦争準備が始まっている。日本にもワイマール体制を破壊したヒトラーのような人物が、清和会・日本会議にいたことになる。それを批判しなかった朝日新聞も毎日新聞も、すでに財閥の先兵である電通に支配されている。背後に渡辺恒雄が暗躍していると分析したい!


日中国交回復に汗をかいた戦後最大の成果を、最近は台湾独立派と連携する麻生太郎らによって破壊されてしまった。修復はできるだろうか?


<日本の歴史学者・井上清の本を読め・天皇制国家主義の過ちが見えてくる!>

話を変える。北京の人民大学に留学した人物が、一度だけだったが上海の従軍慰安婦問題シンポジウムで通訳をしてくれた。偶然だが知り合いの中国人ジャーナリストが、彼の面倒を見ていた。そんなことから父親と数回会ったという。父親は三菱総研の研究者だった。

彼は別れ際「この本はすばらしい。ぜひ読みなさい」と言われた。その本を友人の書棚で見つけてめくってみて驚いた。その人は京大名誉教授の、まさに反骨の歴史学者の井上清の著書だった。尖閣は日本固有の領土という外務省の甘い分析を批判していた。


かくして彼の慧眼に触れる機会を手にした。敗戦後の国家神道廃止や財閥解体のいい加減さを鋭く批判していた。一宗教法人でしかない神道が、戦後も大手を振っていることに怒りのペンを振るっていた。それは財閥に対しても。戦争は財閥とカルト宗教によって遂行される。

43兆円の背景を見せてくれる井上歴史書は、誰もが学ぶべき歴史書であろう。天皇制国家主義は歴史の遺物である。


改めて言えることは、山東・石原・野田は、43兆円戦争準備のA級戦犯といえるだろう。政治家が政治屋という政商まみれになると、国は敗れるしかない。非戦の9条を死守する使命が日本とアジアに課せられていることを学ぶことができる。

2023年9月26日記(反骨ジャーナリスト・政治評論家)


本澤二郎の日本の風景」(4935)

<清和会・台湾独立派の好戦派に屈した岸田文雄>

永田町の権力闘争は、入り乱れていて国民の目にはっきりとは見えてこない。新聞テレビの使命はここにあるのだが、右翼暴力団のA級戦犯の岸信介の盟友・児玉誉士夫と深く結びついた読売の渡辺恒雄が、言論界のドンになるや中曽根康弘が認知した清和会政治が延々と継続し、だらしのない肩書欲しさだけの岸田文雄を抱きかかえると、一気に勝負に打って出てきた。


女狂いの木原誠二を駒にして官邸を操って、改憲軍拡を言葉だけではなく実態として推進し、善良な平和国民を驚愕させている。安倍の下で台湾有事をがなり立てていた木原稔は、改造人事で防衛相になるや即刻沖縄に飛んで、第一線の自衛隊員に「覚悟」の発破をかけている。

恐ろしいほどの事態にもかかわらず、米軍と自衛隊の利権にぶら下がって首長になった面々にも「覚悟」を強要して、平和の島とは無縁の危険極まりない南西諸島に変質している。

ゆでガエルの国民は、それでも気付いていない。反中ナショナリズムの波に乗って、正論に水かけをするちゃちなツネの子分が目立つ。


<林芳正は長州安倍派を殲滅して岸田を宏池会会長から引きずり下ろせ=敵は本能寺・宇都宮徳馬の忘恩の徒・読売のツネ>

外相から引きずり降ろされた林芳正は、親子二代の日中友好議員連盟の会長として大事な任務を果たしてきた。才能にも恵まれ、岸田と比較して誰もが林に軍配を挙げる。

14億人の経済・軍事大国と対決するなどという岸田や麻生太郎の危険な思考は全くない。日本は有史以来、中国から漢字文化をそっくり受け継いできたという、斬っても切れない関係にある。中国との太いパイプは、日本外交最大の武器である。


この貴重な武器を戦後に再び手にしたのが、宏池会の大平正芳である。盟友の田中角栄も賛成して日中の国交は正常化した。その意味するところは大きい。それを戦前の国家神道の「神の国」という子供だましの原始の戦争宗教に呑み込まれた神道政治連盟の清和会に政権をゆだねてしまい、岸田もその仲間になってしまった。背後の黒幕はツネに相違ない。


ツネに糧道を断たれた我が五体は、その悪徳を感じ取っている。戦争への危機は、岸信介や正力松太郎のA級戦犯に追従したツネ、戦闘的リベラリストの宇都宮徳馬を裏切ったツネに魅入られた岸田のもとで、どす黒い花は開いている。それが不思議と見えてくるのである。

幻想ではない。


林家は親子二代長州の天皇を操る田布施の輩の暴政と抑圧に耐えながら、政治家人生を過ごすしかなかった。林の面倒を見たのは最初は田中角栄だった。佐藤栄作長期政権が終わると、佐藤派は清和会政治の福田派と田中派に分かれた。林義郎はすかさず田中に従って、日中友好に突進した。田中派が壊れる過程で、田中の盟友である宏池会の大平・鈴木善幸・宮澤喜一に加わって、初心を貫いてきた。息子の芳正もまた同様のレールを走ってきた。安倍が消えて今や林に敵なしの山口県だ。


戦後78年を経た。安倍のゾンビ悪政時代は終わった。安倍を神にするという馬鹿げた工作においそれと従う者はいない。安倍・日本会議や統一教会に服従する岸田を支える理由も価値もない。偏狭なナショナリズムを断ち切る使命が、林にはあるだろう。


敵は本能寺・左翼から右翼に転向して体制深く潜り込んだツネとの戦いが始まっている。老いたツネの先行きは短い。子分である木原誠二も満身創痍で息もたえだえ、記者会見すらできないで逃げ回っている。

核汚染水垂れ流し・43兆円戦争準備・21世紀の赤紙マイナンバーカード・異次元金融緩和による円激安路線の超物価高が、非戦の憲法下で実現できるわけがない。とうとうと流れる黒潮は、林を乗せて列島を突っ走るはずだと想定したい。

2023年9月25日記(反骨ジャーナリスト・政治評論家)


恥さらしの岸田の国連演説!

https://x.com/momotro018/status/1704639794406690929?s=20


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