欧米はレイプ文化の菅NO<本澤二郎の「日本の風景」(3855)

<世界のTIMEが伊藤詩織さんを顕彰、安倍傀儡政権を嘲笑>

 日本人の民度と欧米のそれは、天地の開きがあることが、改めて証明された。世界のTIMEが、世界に影響力を行使する100人の中に、日本人として伊藤詩織さんを選んだ。日本の新聞テレビは、安倍犯罪内閣の継承者に60%とか70%の支持率だと吹聴して、必死で持ち上げているが、どっこい世界の目は菅NOなのだ。


 この大きすぎる格差・乖離をどう説明できるだろうか。国際社会は、伊藤さんへの悪魔のような、女性虐待を容認する安倍内閣と、続く傀儡政権に対して、強烈すぎる嘲笑を浴びせたことになる。快挙である。


 悪魔の権力にぶら下がる山口御用記者に屈せず、とことん対決する日本人女性は、間違いなく戦後日本の女性史の1ページを飾るだろう。同じ女性でも、悪魔の使いとして、安倍事件を封じ込めようとする上川陽子とは、これまた天地の開きがある。


<安倍の意向に中村格を動かしてTBS強姦魔救済した官房長官>

 「縦割り行政をなくしたい」とわめく菅であるが、既に彼は、数々の安倍犯罪で実績を積んでいる、そのための政府スローガンなのであろう。TBS強姦魔救済事件がそれである。


 女性の弱みに付け込んで、飲食・アルコール・薬物で酩酊させて、ホテルに連れ込んでの強姦魔の手口は、素人の強姦事件をはるかに超えて、やくざまがいである。


 悲壮な覚悟と恥を忍んで警察に駆けこんだことから、警視庁高輪署はTBS強姦魔の逮捕状を、司法の裁判所から取った。アメリカから帰国する山口敬之逮捕寸前に、菅義偉の官房長官秘書官から警視庁刑事部長をしていた中村格が、逮捕状執行を止めてしまった。


 行政官に過ぎない中村が、司法の判断を押しつぶすという、異常な事態発生である。中村の一存で、こんな三権分立を破壊するような、悪辣非道な行為など出来るわけがない。


 主犯は、強姦魔を御用記者として重宝していた安倍であろう。安倍の意向を受けて、菅の指示で官邸の警察官僚が動き、中村に指示した。これが事件の大筋であろう、と多くの国民は認識している。


 TBS強姦魔は、なんと逮捕を免れた。さらに、中村の指示であろう、強姦魔は不起訴となった。21世紀の安倍官邸の、偽らざる法治の実態である。こんなことが許されていいわけがない。


 世界のジャーナリストが立ち上がって、日本政府の悪魔性を暴露したが、すべては伊藤さんの勇気がそうさせたものである。「木更津レイプ殺人事件」を追及していた筆者は、彼女の正義と勇気に感動した。中村格の怪しい行動を監視する友人も同様だった。


<山口強姦魔に顧問料41万円の企業紹介した菅義偉>

 ジャパンライフの巨額詐欺事件に関わった、元朝日新聞政治部長への顧問料3000万円に驚愕したばかりだが、菅によるTBS強姦魔に対して、顧問料月41万円の会社を紹介した菅の暴走を、事情通が連絡してきた。


 顧問料は、せいぜい5万円が相場と思い込んできたジャーナリストは、菅の強姦魔への配慮のすごさに仰天してしまった。連中は金まみれなのだ。金銭感覚が、民衆のそれと異なる。非正規の労働者は怒り狂うであろう。


 菅内閣の金銭感覚から、日本の行財政の今後の行方を分析すると、大変なことになろう。秋田県の田舎育ちが、横浜市議から政界入りした背景には、確実に真っ黒な闇が潜んでいる。誰もが、そう信じるに違いない。

 議員宿舎から散歩しながらの官邸入りにごまかされるアホな日本人は多いのだろうが、専門家の目を欺くことは出来ない。


<伊藤事件を封じ込めた電通支配の新聞テレビ>

 伊藤事件で不思議に思ったことは、NHKはいうまでもなく、朝日新聞などの新聞でも、TBS強姦魔事件を記事にしていない。


 試みに何人かの友人に「伊藤詩織さんの強姦事件を知ってますね」と聞くと、誰もが首を横に振った。日本の新聞テレビは、この今世紀最大ともいえる性虐待事件を報道していなかったのだ。


 前にも書いたが、筆者は息子の医療事故死について、東芝が反省も謝罪もしないため、やむを得ず警視庁に告訴した。このときは警視庁担当の新聞テレビラジオのすべての記者が、記者会見に出席してくれたが、結果はテレビはTBSのみ、新聞は朝日と東京が小さく報じただけだった。


 東芝の政治力の大きさにびっくりさせられたものだが、実際は大魔神・電通の圧力だった。伊藤さんの勇気ある告訴も、電通の仕業だった。官邸の意向に、電通が総力を挙げて、伊藤事件を封じ込めてしまったのである。


 こんなことは、民主主義の国では起こりえないだろう。腐った新聞テレビは、昔からなのだ。


<司法認可の逮捕状を行政が握りつぶした三権分立の憲法違反>

 警察も検察も行政に所属しているため、逮捕状は司法である裁判所が、捜査当局の適正な捜査内容を検討したうえで許可する。したがって、逮捕状を行政当局が、握りつぶすなどということは想定できない。


 三権分立は、国家機能の原理原則であって、これに違反する行為は憲法に違反する。違反すれば、当然、国家を揺るがす政治問題となる。


 伊藤さん事件では、それが発生した。官邸の意向を受けたであろう中村格刑事部長が、逮捕状を握りつぶしたものだから、当然、逮捕状を出した裁判所から、厳しい指弾を受けることになる。最高裁が行動を起こす場面だった。


 実際は、どうだったのか?少なくとも、司法は沈黙。行政の横暴に、司法が屈したことになる。これは重大な事案として、議会で問題になるところだが、これも国民は知らない。菅の縦割り行政解消は、三権分立違反も入るのであろう。


 行政の越権行為に対して、議会も裁判所も不問に付した。これを新聞テレビも報道していない。日本の法治が破壊されていることになる。野党も沈黙というのは、議会も腐りきっている証拠なのだ。


<創価やくざ浜名の強姦事件捜査にも中村格の影?>

 TBS強姦魔を救済する政府の権力乱用行為と同じような事件が、木更津市で起きている。富津市出身のやくざ浜名による「木更津レイプ殺人事件」である。犯人も共犯者も、創価学会員で特定している。


 インターネット読者の多くは、この悪逆非道なやくざ浜名による強姦殺人事件を知っている。証拠は山ほどあるのだが、警察は逃げている。


 一時、森英介元法相の山崎利幸秘書の口添えで、木更津署次長が捜査を開始したものの、その後はなしのつぶて。ここにきて木更津署も千葉県警も、捜査から逃げ回って恥じない。刑事告発状さえも受け取ろうとしない。何があったのか。


 朝日新聞の木更津通信部記者に連絡してやると、喜んで飛びつくだろうと想定したものの、これまた逃げられてしまった。東京新聞にも声をかけたが、駄目だった。新聞界の腐敗は、地方レベルでも極まっている。


 犯人やくざも被害者も、共に創価学会員という、週刊誌が飛びつく、奇怪な強姦殺人事件である。やくざは厚労省認可の介護施設まで運営している。友人らは「背後で公明党が暗躍、中村格が画策したのではないか」と疑惑を募らせている。自公連立を、信濃町が悪用している可能性が強いのだろうか。

 創価学会の腐敗もまた深刻化しているようだ。


<千葉県警と木更津署がやくざの「レイプ殺人事件」から逃亡>

 被害者の戦争遺児で栄養士のKT子さんは、オペラ歌手の佐藤しのぶさん並みの平和主義の人だった。決して父親の命を奪った靖国神社に参拝することもなかったし、公明党の指示にもかかわらず、やくざややくざまがいの自民党候補に一票を投じることもなかった。


 したがって、2013年12月に安倍内閣が強行した戦争法の第一弾・特定秘密保護法を強行した時の共犯者、国交相の太田昭宏(池田側近はショウコウと呼ぶらしい)に対して、激しい批判を投げかけた。おそらく創価学会内での最初の太田批判者であろう。「太田は裏切り者」と指弾して、一躍注目を集めていた。


 そもそも彼女は、生い立ちからして池田の平和主義の信奉者であった。彼が一線から離脱しても、彼女の信仰に変化はなかった。本日、初めて太田のことをネットで開くと、彼は「池田に信心はない」と真っ向から恩師のはずの池田を批判しているではないか。どうやら太田の池田離反は、かなり以前からだったのだろう。

 千葉県警と木更津署が、この性虐待事件から逃亡する背景には、太田の反撃のせいかもしれない?

 TIMEの菅NOは、深刻すぎる男女差別・日本のレイプ文化への、可能な限りの皮肉なのだ。

2020年9月25日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

行革は隗より始めよ<本澤二郎の「日本の風景」(3854)

<財政崩壊の国は、国会議員半減、報酬半減が天下の正論>

 安倍内閣の負の遺産は山ほどあるが、その一つが国の根幹である財政を破壊、天文学的な借金大国にしたことである。負債比率は、円の価値が喪失した敗戦時レベルだ。政府・議会の無能無責任は極まって、人々を絶望の淵に追い込んでいる。それでも彼らは血税で肥え太っている。


 秋田の農民出身の菅義偉なら、この国の膨大な借金に向き合うだろうと、かすかな期待を抱いた国民もいたかもしれないが、苦労人・仕事人の宣伝にもかかわらず、安倍内閣同様に喫緊の課題である行政改革に見向きもしない。


 与野党の国会議員一人1億円以上の血税を懐いっぱい吸い込んで恥じない、悪魔の輩ばかりか。21世紀の吸血鬼をいつまで続けるつもりなのか。直ちに報酬半減、定員半減を、実現すべき時なのだ。日本が債務不履行の国にならないための、政治の第一歩は、すべからく「隗より始めよ」である。


 手を付けなければ、老いも若きも「行革党」を結成して、自公連立とバラバラ野党を蹴散らす時代の到来を予感させる。まずは議会にメスを入れることで、消費税ゼロによる景気対策を同時に実行するしか、日本列島の沈没を救済する道はないだろう。


<イタリアは3分の1削減(年101億円)、日本は世界一の高給>

 コロナで多くの人命を失ったイタリアは、大きく舵を切ったことに驚く。昨日の報道によると、国会議員を上院と下院の定員を3分の1も削減した。


 過去に繁栄した国と国民の意識は、やはり日本と比べると、実にしっかりとしている。議会の質素倹約によって、人々が生存するための改革を実行する。イタリア国民の政治的資質・民主主義の見事な成果に対して、アジアから敬意を表したい。


 お隣中国でも、贅沢三昧の食事を禁止、人民に質素倹約を求めて、自立経済確立に向けて必死なようだ。多くの課題を抱えながらも、コロナ対策では成果を上げ、欧米の経済学者の分析でも、経済の再生にかなり成功して、沈没する気配を感じさせない。「北京には、李克強のような実務派がいるが、日本にはいない」とも事情通は指摘している。


 わが日本はというと、議員定数の多さと議員報酬の多さで、国際的に見て圧倒している。どうしてこんな事態を招来させたのか。日本には見識のある人材が、言論界を含めていなかった証拠であろう。

 アメリカの上院というと、日本の参院に相当するが、定員は100人である。日本国は、与野党国会議員によって、彼らに都合よく組織化されている証左で、自慢できるものではない。官民格差が戦後においても継続してきた、恥ずべき日本なのだ。


 今回のイタリア政界の政界は、実に3分の1も削減した。其の結果、どれほど国家財政にプラスしたのか。日本円にして年間101億円。日本国民は、この数字から何を学ぶことが出来るだろうか。各国の議会人は、日本の議会人に比べて、わずかな報酬に甘んじて、国政に汗を流している証拠なのだ。


 国民の代表者は、まずは奉仕の精神に徹していなければならない。これは国際常識なのだ。このことについて、日本国民の権利意識の低さだけで判断してはなるまい。選良の政治意識の低さにある。血税を分捕って、特権的地位と生活を求める欠陥人を、わが国民は選択していることになろうが、政治を志す一群に問題が潜んでいる。


 かくして国民の代表者が、血税をたらふく吸い込んでいる日本の議会人は、結果的に金銭まみれの腐敗政治を招き寄せている。政府はというと、首相自ら犯罪的腐敗まみれとなる。その典型が安倍晋三だった。誰か異論はあるか。


 しかも追い打ちをかけるように、安倍犯罪のもみ消し人の黒子が、安倍の政治後継者となった異常な事態に対して、言論界は宣伝に躍起なのだ。


<人命よりも電通五輪を先行する危ない菅内閣の前途>

 横道に反れるが、国際原子力機関・IAEA総会では、遂に安倍が東電福島原発爆発炎上に対して「すでにアンダーコントロールされている」との大嘘と、11億円の買収工作資金で国際五輪委員会・IOCを買収して勝ち取った、不浄すぎる東京五輪をコロナが一蹴してしたものの、それでも日本の電通に操られている犯罪政府は、あきらめようとしていないことに、隣国から放射能汚染問題を鋭く指弾された。


 情けないことに新聞テレビは電通の意向に屈して、相変わらず電通五輪の宣伝に懸命であるが、フランス検察はIOCJOC関係者の不正に対して、依然として捜査中である。


 財政が破綻している中での日本の暴政五輪を人々は、支持容認するのであろうか。企業経営者としても失格という評価が定着している麻生太郎の政治責任もまた、計り知れないほど大きい。財務省にまともな役人もいない証拠であろうが、そうした不可解な財政当局の土壌の上に、国会議員のみが肥えて太る官民格差を継続することは困難であろう。


<安倍・黒田の年金基金の株投機で消える危機的事態>

 正義に目覚めた清和会OBの指摘は、いつも的を射抜く威力を、わがペン先に注入してくれる。政府与党国会議員の、それこそ黒子で人生を生き抜いてきた人物の指摘は、アウトサイダーの右翼や左翼の、ためにする言い分と異なる。その指摘は、それ故に危機的かつ重大である。


 いうところのアベノミクスとは、許されざるルールを破る(規制緩和)ことで、一部の財閥1%とその周辺の小金持ちに恩恵を与える、すなわち多くの国民から収奪する、アダム・スミスの初期の資本主義システムを、21世紀の現在に投影させている。言い換えると、民衆から収奪する高度の奴隷化社会なのだ。

 マルクス知らずの人間だが、彼が何というか。おそらく悪魔の手法だと断罪するだろう。新自由主義などという言葉の遊びで、人々を奴隷状態に追い込んでいるのである。


 日銀の黒田は悪人である。国民の生活を考えない悪魔に違いない。安倍と組んでの1万円札を輪転機で刷りまくり、円を意図的に安くさせ、財閥と株屋に資金を流し込んでいる。あまつさえ国民のなけなしの資金である年金基金を、危険すぎる株に大量に投入して恥じない。

 多くの老人が「安心して夜も眠れない」との声が届く昨今である。 


<早くも馬脚!東北復興を切り捨てた政府基本方針>

 気づかなかったのだが、菅内閣の基本方針から「東北復興」の文字が消えてしまったというのだ。その多くがやくざ暴力団に吸い込まれた復興資金に衝撃を受けてきたが、政府方針から外すことで、さらに「やりたい放題」にしようというのか。

 久しぶりに復興大臣に就任した平沢勝栄の顔つきが気になった。口が曲がっている。麻生太郎に似ている。善人ではないのだろう?


 まずは国会議員の定数と報酬の半減が、この国の前途に明るさをもたらすことになる。まずは隗より始めよ、である。

2020年9月24日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

加藤勝信疑惑<本澤二郎の「日本の風景」(3853)

<安倍家のお庭番がなぜ清和会を逃げて経世会・竹下派か>

 最近の派閥事情に無関心だったことから、安倍晋三側近中の側近・加藤勝信が、清和会所属メンバーではなく、経世会・竹下派を名乗ってきている事情を理解できなかった。それを清和会OBが説き明かしてくれた。


 安倍晋太郎と加藤六月の深い仲は、歴史が古い。岡山育ちの星島二郎と岸信介に遡る。星島の地盤を奪い取った加藤六月と武徳の兄弟は、元星島秘書。六月は星島派県議の娘と結婚、彼女の手練手管でのし上がったような人物だ。福田派清和会の関係者も知らない。


 福田側近がよく知っている事柄は、A級戦犯の汚名を着るCIA代理人の岸信介を、福田赳夫は心酔できなかった。岸派を継承した関係で、岸の意向に逆らえず、岸の娘婿の安倍晋太郎を後継者にしたものの、福田は晋太郎を信頼しなかった。

 清和会OBは何度も、面前で福田が安倍を叱責する現場を目撃している。安倍とつるむ加藤六月も評価しなかった。


 現に塩川正十郎など福田側近は「安倍は清和会の人間ではない」と暴露したほどである。息子の安倍晋三自身、公然と清和会を名乗っていない。CIA代理人の岸は、台湾蒋介石の代理人であったことも、全方位外交を提唱した福田の理念と異なる。反対に安倍は、田中派の明智光秀とされた竹下登との連携に力を尽くした。


 他方、県議の娘として遊泳術に長けた六月夫人は、星島と岸の仲良しを利用して、晋太郎夫人に接近、小間使いをしながら、同時に竹下の親類で、盟友の金丸信夫人の懐深く入り込んだ。その前には、リベラリスト・元衆院議長の星島二郎の秘書の夫六月と協力して、星島の地盤を分捕って、見事夫を政界入りさせた。このやり手の六月夫人は、地方議員の父親を見ながら育ち、若いころから手練手管に長けていた。小此木の地盤をむしり取った菅と似ているだろう。「恩師の地盤・人脈を奪い取って、後釜に座るという、戦国武将の立ち居振る舞いである」と清和会OBは指弾している。元三木派の藤井勝志は「あいつは外道」と論難したという。


 問題の娘婿を竹下派に所属させた理由は、加藤を信用しない福田を嫌っての深謀遠慮の結果だった。安倍家のお庭番二代目の勝信が、政界で浮上した背景は、六月夫人と晋太郎夫人の力添えなのだ。菅に対して、政府の金庫番である官房長官を、加藤勝信に継承させることが、安倍夫人と六月夫人の厳命だったことになろう。

 家系のレベルで政府の要職が決められたことに、この国の主権者の悲しい存在が見えてくるではないか。



<金丸信夫人と昵懇だった加藤六月夫人、六月嫌いの福田赳夫>

 「相手のふんどしで相撲を取る」「将を得んと欲すれば、その馬を射よ」を見事に実践した六月夫人の野望は、止まることがない。まだある。私人に過ぎない娘の康子を、驚くなかれ安倍内閣の官房参与に起用させた。さしもの永田町の住人も、これには驚いた。


 少しだけ調べると、彼女は日韓関係の歴史認識が覆いかぶさって、新たな日韓対立の元凶となっている軍艦島などの、明治をめでる安倍国粋政治の根幹ともいえる「日本産業革命遺産」の責任者(産業遺産情報センター長)にも抜擢されていた。

 いわば韓国人強制労働のシンボルともいえる、海中炭鉱・軍艦島採掘問題についての歴史認識に対して、彼女は「虐待も差別もなかった」と開き直った。安倍晋三レベルの国粋主義的主張で、韓国との関係を破壊した。いうまでもなく、国際常識に反する。


 ネットには、すごい情報も飛び交っていた。例の世界を揺るがした「パナマ文書」に加藤康子(こうこ)も登場している、と元外交官が暴露している。元星島二郎の書生として仕えた人物は「ともかく加藤六月夫妻の利権やポストへの嗅覚はすごい。星島の名前を語ってタクシー会社(杉並交通・三鷹交通)を実質、経営して、利益を独り占め、ほかにも中野区に”はまホテル”という連れ込み宿まで経営していた」と暴いている。ともかくやることがすごい。「娘にもその体質が継承されている」とも語っている。


 繰り返すが、土建と防衛利権に食らいついて、盟友の竹下を総理総裁にさせた金丸信の半島出身夫人にも接近、ついには娘むこを経世会入りさせた。それが安倍の長期政権で開花、安倍の泥被り政権のもとで、官邸の金庫を握りしめた加藤勝信の背後には、六月夫人の存在があった。


 


 ところで、筆者の六月印象は、駆け出し記者のころからよくなかった。一度も六月事務所をのぞいたことがない。清和会OBも「福田さんは、安倍も六月も嫌っていた」と証言している。


JP巨額詐欺事件広告塔+日本医師会の500万円献金事件>

 一部のテレビ報道は、勝信が今世紀最大・最悪の詐欺事件「ジャパンライフ」のチラシなどに顔写真入りで、広告塔となっていた事実を伝えている。ネットにも沢山出ている。


 JPは安倍の桜事件でも、犯人の山口隆祥がそれを大々的に活用、言論界も巻き込んで、多くのお年寄りを騙し、奈落の底に突き落とした証言が相次いでいる。安倍も勝信も、この大罪からも逃げられないだろう。林真琴検察の出番である。


 ところで、自民党内には任意の議員連盟(会費千円)が250ほどある。その一つの健康議員連盟の加藤勝信事務局長時代、日本医師会から500万円の献金を受けていたことが発覚した。これを赤旗や日刊ゲンダイが、大きく記事にした。


 あってはならないことで、清和会OBは「勝信の六月遺伝子を彷彿とさせた一番だ」と強く批判している。一説には「発覚したので500万円を戻した」とされるが、それで罪が消えるわけではない。2年前の事件という。黒白を明らかにする責任と、自民党議連なる任意団体が、この500万円献金事件を通じて問われている。


 不正と腐敗が渦巻く安倍内閣下の巨額詐欺事件に関与した内閣官房長官・加藤勝信への徹底追及が、いま強く求められている。

2020年9月23日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


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