岸田の安倍国葬逃亡作戦<本澤二郎の「日本の風景」(4551A

<「サタン統一教会指令の安倍国葬」を憲法は断じて許さない!>

 数匹の蜂が、ヘチマや名前の知らない紫の花から花へと、まるで疲れを知らないように蜜を吸っている。傍らでは、この季節になると、毎年のように飛んでる大型のクロアゲハが一匹舞い続け、休憩しようとしない。今年も庭先の自然に変わりはない。しかし、この国はというと、壊れかけて息も絶え絶えだ。

 統一教会事件・安倍国葬問題・コロナ・円安物価急騰、さらに戦争支援を続ける岸田内閣と、この国の人々は10年前から窮地に立たされている。この危機においても政府は、国会を開こうとしない。それに野党も安住して恥じない。もう秋ではないか。余りにも深刻すぎる国の恥である統一教会事件と連動する安倍国葬問題から、内閣も関係者も逃亡している。

 政府には人がいない。右往左往している様子が目に映る。憲法が禁じて許さない安倍国葬を正当化することなど出来ない。統一教会というサタンの命令に服従させられてきた日本人は、売国奴を除いて安倍国葬に反対である。


<盛り上がるコロナ禍の政教分離・安倍国葬反対デモ>

 昨日の2022年8月31日は、安倍国葬反対デモが大きく盛り上がった記念すべき日となった。官邸と国会周辺は、全国から集まったであろう将来を憂うる市民4000人で埋まった。友人は中部圏から参加して怒りを爆発させた。

 高齢だから本当に疲れた、それでも若いころ日参した国会を包囲して、安倍国葬にのめり込んでしまった、統一教会の傀儡政権に一撃をくらわした。感謝したい。地方都市でも毎日のように安倍国葬という最悪の、唾棄すべき政府行事を食い止めようと、善良な市民は街頭に飛び出して、断固反対の気勢を上げている。


 安倍・自民党と太田・山口の公明党創価学会が強行した、自衛隊を戦場に狩り出す戦争法強行(2015年)のときは、全国で100万人規模の反対運動が繰り広げられた。最大で400万人にも上った。宇都宮徳馬の「日本人の平和主義はいい加減なものではない」との遺言は本当だった。

 戦争ほど残酷なものはない。絶対に正当化されない戦争へといざなう安倍・日本会議神道と統一教会を、このままのさばらせてなるものか。安倍内閣ほどの悪政は、他のそれを圧倒している。素人でも分かっている。政教分離は日本人が生きるための、二度と過ちを繰り返さないための、歴史の教訓である。国際社会も監視している。アジア諸国だけではない。

 ワシントン・モスクワ・北京・ソウルも、決して77年前を忘却してはいない。


<人間の悩みに付け込んで財産を奪い尽くすA級戦犯と文鮮明に乗っ取られた日本を子孫に残してなるものか>

 安倍銃撃事件が起きるまでは、凡人ジャーナリストは統一教会の犯罪について忘却していた。新聞テレビも放置してきた。その元凶は清和会という自民党の恐ろしい極右派閥の存在だった。法務検察を抑え込んできたためである。恥を知れといいたい。正に国賊である。沈黙する森喜朗・小泉純一郎・福田康夫は真実を語れ、と叫びたい。笹川の日本財団・東京財団もそうだ。

 この半世紀の間、日本で大きく膨らんだ勢力は、笹川一族と岸・安倍の一族だった。一度落馬した人物が二度も政権を手にした背景である。三度目も視野に入れていた参院選の最中に、安倍銃殺の闇の力が働いた。山上徹也単独犯によるものではない。

 「統一教会に乗っ取られていた日本を、日本人の手元に帰せ」という運動がしぼむことはない。


<(追記)友は国会デモ・我は江澤ブルーベリー園で昼寝しながら思考>

 友人は国会デモに足を向けた。感謝感激である。筆者は、日本一のブルベリー園の高台にある、東屋の休息台に寝転んで、思考する贅沢な時間を手にした。周囲の木々の蝉は「もう秋よ」と鳴く蝉もいれば「まだ夏だ」と押し返す蝉もいる。上空を見上げると、真っ青な空の下を、様々な形をした白い雲が流れている。さわやかな風が五体を包むと瞼が閉じる。

 眼下に1500本が生い茂るブルーベリー園は、江澤夫妻の苦節10年の成果だ。紫色に膨らんだブルーベリーは、無農薬果実の王様。普通は水田や畑の休耕地を利用しているが、ここは山の傾斜地を利用した正に自然そのものである。8年も受付をしているおばさんは「土日に人は多い」という。「テレビで知った」という埼玉県からの主婦らのグループとも出くわした。5分でブルベリージャムを作れる施設も。地下200メートルからくみ上げた冷たい浄水もふんだんに飲める。駐車場から50Mほど登る脇道には、山からの絞り水が美しい。

 園主の夢は広がるばかりで、未開の地の周囲に新たに山桜や花桃の木など、男女が語り合える遊歩道まで準備中だ。そのうちイノブタという最高の健康肉を食べさせる屋台が誕生するかもしれない?それまで地球が健康でいられるよう祈りたい。安倍や石原慎太郎ら日本会議・統一教会の日本核武装論は、まっぴらごめんだ!

2022年9月1日記(政治評論家)

安倍国葬の恐怖<本澤二郎の「日本の風景」(4551)

<自民党の安倍・統一教会派「保守団結の会」の永久顧問?に就任>

 金と票を提供してくれる自民党統一教会と公明党創価学会は、政教一致の永田町の仲間のようだが、昨日はまたすごい事態が起きたことが報じられた。死人を永久顧問にした「保守団結の会」。初めて聞く自民党の議員連盟である。2期10年では満足せず、明らかに3期目を狙っていた安倍晋三の心臓に驚かされるばかりだが、改めて神道と統一教会をバックにした、安倍の政治的野心の大きさを裏付けて余りある。安倍銃撃事件の深層を、識者らに垣間見せていまいか。

 筆者の勘では「改憲の先に日本核武装計画の具体化」だとみたい。自公維の野望でもあろう。この場面でワシントンと激突することになる。むろん、中国や南北朝鮮も反対する。国連でも大騒ぎになる。オウム事件の真相は、秘密の核兵器開発などと指摘した、日系アメリカ人の島津レポートとも符合する。

 「安倍政治の遺志を継ぐ」の核心と受け止めたい。ヒロシマ・ナガサキ・フクシマの人たちは、より真剣な思考と反核運動に期待したい。恐ろしい野心の背景には、神道・日本会議と統一教会の連携だといえなくもない。大胆すぎる分析だが、おそらく真実に近いだろう。安倍の御用記者や学者は、その概要を知っているはずだ。


 核廃絶を当たり前に叫びながら、実は54基の原発で核兵器材料のプルトニウムの大量生産の不思議を、小泉純一郎も知っている。福田康夫も。口を開けと諫言したい。


国葬で安倍は「霊界で生きて地上の戦いに加勢する」?と郷路弁護士>

 統一教会の元信者から、教会の不気味な教えと信者獲得の勧誘方法を学んで、その結果として2003年に宗教法人・統一教会の違法性を、法廷で勝ち取った札幌の郷路征記弁護士が、いま「安倍国葬反対に立ち上がっている」ことをネット情報で知った。


 2発の弾丸で即死した安倍が、今度は「霊界」なる、ありえない架空の世界で生きていて、地上のサタン(日本人)との戦いに加勢する、という架空の話を信者に発信するという。

 お化けのような話が通用する宗教法人に仰天するばかりだが、これこそがA級戦犯の岸信介・児玉誉士夫・笹川良一・文鮮明が編み出した日本乗っ取り計画どころか東アジア征服計画か。既に安倍内閣10年が立証している。

 日本人の無知蒙昧ぶりに声も出ない。真っ当な在日朝鮮人たちは「日本と韓国の右翼は昔から今も水面下でつながっている」と指摘している。確かなのだろう。


「安倍の国賊国葬は日本を滅ぼす」と警鐘乱打>

 古代の神がかりの原始宗教は、朝鮮半島が源流との見方がある。その前は大陸の道教が関係しているかもしれない。これにキリスト教の一部を拝借した文鮮明の統一教会が、岸や笹川のもとで提携して、既に国盗りに成功していたことに愕然とするばかりだが、国際社会では認知されない。

 安倍の60兆円バラマキ世界行脚の狙いも、見えてきたのではないか。超借金大国日本がなぜ60兆円か。森・小泉・安倍の清和会政治のもとで、日本の財務省は殻にされ、財政通は一人もいない有様だ。

 金をばらまいての国際戦略を、岸田も真似を始めた点を注目したい。宏池会は大蔵官僚の派閥のため、借金を恥とする観念が存在したのだが、岸田にはそれもない。

 とにもかくにも安倍の国賊国葬は「国を亡ぼす」ことになろう。統一教会のための国葬は、断じて容認できない。


<統一教会は違法宗教法人であり解散が相当

 自民党は神道・日本会議だけでなく、文鮮明の統一教会にも食いつぶされていたことが、白日の下にさらされた。郷路征記弁護士の孤軍奮闘によって、宗教法人失格であることも判明した。

 統一教会の勧誘それ自体が違法行為であることが、最高裁でも認められた。

不幸な女性から1億円も強奪して恥じない、正にサタンそのものの統一教会であろう。解散を命じる時である。野党は本気で立ち上がれ、である。

 これ以上、不幸な日本人を生み出すことは、許されない。カルト教団を野放しにする社会は、信教の自由と相容れない。そもそも統一教会は、宗教団体ではない。

 日本は表現の自由が保障されている。統一教会を受け入れる人たちは、遠慮なく声を上げたらいい。反対に被害者は、法廷に駆け込めばいい。信仰をしない自由もある日本である。

 欧米ではカトリックの神父らが、幼児を性的虐待をしていたことが発覚しているが、財産を根こそぎ奪い取る事件はまだ起きていない。文鮮明は日本にとってサタン・悪魔であろう。日本人は受け入れることは出来ない。本日は山のブルーベリー園で鬱憤を晴らしたい。

2022年8月31日記(政治評論家)

「地獄に行くのが怖いから…」男の子たちが受けた性的虐待NHKスペシャル



清和会は国賊派閥<本澤二郎の「日本の風景」(4550)

<岸信介・福田赳夫・安倍晋三の清和会は統一教会を擁護・育成した破憲勢力=福田康夫は?>

 安倍晋三銃撃事件が、保守合同後の自民党の心臓部・闇を暴いてくれていることに、凡人ジャーナリストは天を仰ぐばかりである。無知の恐怖に驚愕くして膝が折れる感じだ。同じ思いをしている野党関係者も多いだろう。岸と福田と安倍の清和会にぶら下がって、生活費を稼いできた御用記者たちも、当人の自覚は別として哀れである。

 主権者である国民の資産を詐欺まがいの手段で、根こそぎかすめ取ってきた清和会にぶら下がってきた右翼暴力団・笹川良一勢力の繁栄を見ても、その利権の巨大さを裏付けている。日本に正義の黄金バットのような人物が現れるのか、それともこのまま彼らと一緒に沈没してしまうのか。

 誰も日本の先行きを見通せる人物はいない。「安倍晋三だけは総理にしてはならない」と叫んできた後藤田正晴の遺言は、正鵠を得ていたことになる。「岸信介を断じて許せない」と人生のすべてを、岸打倒にかけてきた宇都宮徳馬の正義に脱帽するばかりだ。福田康夫はどうか。心情を語る時である。


 人間の価値はおおむね誰を信頼するか、で決まる。国賊・安倍にぶら下がって生きてきた言論人・官僚・財界人・法曹界の輩は、岸田文雄と共に国賊国葬に掛けるしかないだろうが、国賊国葬反対のうねりは全土で燎原の火のように燃え盛ってきている。安倍が2015年に自衛隊参戦法を強行したさい、全国で100万人デモ、400万人デモが起きた。岸の60年安保反対デモを上回った。


 戦争法強行を境にして公明党創価学会は、内部崩壊へと突き進んだ。統一教会国際勝共連合と日本会議・神道にかけて天下取りに成功した清和会・自民党もまた、安倍銃撃事件を境にして、没落することになろう。日本国民は必ずや目を覚ますことになる。


<文鮮明の三男の殴る蹴る罵声の動画に国民の頭は混乱>

 一瞬やくざ映画を見ているような錯覚を覚えてしまった。2日前のブログが掲示板「阿修羅」に掲載されたのだが、そのコメント欄にその一コマが飛び出した。日本語ではないので、詳細は不明だが、やくざの親分らしい人物が文鮮明の三男という。

 文鮮明の後継者なのか。韓鶴子の子供でもあるのだが、紳士とは無縁の男で、信者の男性等をなぐるける様子からサタンの化身を連想してしまった。一見に値する。彼らを支援してきた岸・福田・安倍の清和会は、日本の政治史上最も野蛮な国賊勢力だったと改めて分析可能であろう。


<世界日報元編集局長は半殺し=警察検察は沈黙=新聞テレビも>

 こうした様子を、なんとなく信濃町(公明党創価学会)に重ね合わせる人たちがいることを知っている。「統一教会と一般の宗教団体を区別せよ」と逃げまくる公明党代表・山口那津男を嘲笑うかのように、FLASHがカルト教団に詳しい東大名誉教授のインタビュー記事を配信した。


 そこでまた恐ろしい事実を突き付けられてしまった。統一教会の機関紙で知られる「世界日報」の編集局長だったという人物が脱会して、文藝春秋に告発記事を載せたという。彼は間もなく半殺しにあう。殺人未遂事件だ。

 びっくりだ。誰も知らない。そう報道もしない。警察も捜査しなかった。さすがはカルト研究の第一人者の紹介記事である。本日のブログに張り付けようとしたが、筆者のネット保存技術の失敗で断念するほかなかった。


<言論界と警察を抑え込んだ清和会・自民党の恐怖>

 テレビ時代に入った高度経済成長期に「天下御免の向こう傷」という時代劇をよく見た世代である。視聴者は正義の活劇だから見ている方も楽しかったが、問題は統一教会もまた、日本国内で何をしてもお咎めがなかった。

 清和会は福田赳夫の役人時代の逮捕歴の教訓から、早くから法務検察に手を伸ばしてきた。その成果の一つではないだろうか。統一教会だけでなく、右翼の笹川一族の暴走も裏付けて余りあろう。山梨県上九一色村周辺の笹川別荘で、主人の陽平を囲んで森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三ら清和会首相経験者が昼はゴルフ会と夜は高級料理をついばむ宴会の映像を、国民は何度か見せられたが、それは平家物語の「祇園精舎の鐘が鳴る」合図だった。


 日本は今も戦前のお芝居を見せられているのである。そろそろ近代の幕開けが近い!

2022年8月30日記(政治評論家)

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