女の罠?<本澤二郎の「日本の風景」(4591)

<家庭崩壊と児童虐待の統一教会が地方議会向けに「家庭教育支援」と「青少年健全育成」工作の巧妙作戦>

 岸信介や笹川良一が国際勝共連合(統一教会政治部)に教え込んだ国会議員工作は「若い女を使え」だったことが、いまでは誰も理解出来るだろう。「強姦されても110番通報しない」(木更津レイプ殺人事件)ような、自立できない女性を重用する事例は少なくない。内閣で女性起用に熱心だったのは安倍。小泉にも言える。多くの教団や企業の信者獲得・製品売り込みにおいて若い女性が、常に先兵とされる。


 朝日デジタルが取材した「私は統一教会と連携して議会活動。違和感がない」と公言する地方議員も、統一教会との接点は女性信者だった。そこに何があったのか?

 統一教会の頂点に立っていた安倍晋三の周辺にも、女性が多く目立った。「安倍家の仮面の夫婦は昔からだった。それも影響したのではなかったか。父親の晋太郎も同じで、夫人を泣かせていた」ことも永田町では知られてきた。なかなか修身斉家治国平天下の指導者は、日本に存在しない。


 最近の統一教会の政治工作の中身は「家庭教育」や「青少年育成」という。多くの国民は気付いてないはずだが、統一教会の大罪の一つが「家庭崩壊」や「児童・子供虐待」である。言行不一致も極まっている。したがって、その反対の活動を大々的に宣伝するさいにも、若い女性を前面に立てて、隠れた闇の信者からの私財強奪を正当化させる?違うだろうか。


 同じようなことは、武器商人にもいえるが、彼らは戦争をさせて暴利、他方で都市の再建でも暴利だ。ウクライナとロシアの今後がそうであろう。戦争を金にする悪魔の人間の典型が「死の商人」に違いないが、統一教会もやや似ていないか、との声も聞く。たとえば上命下服という組織論は軍隊で貫徹されている。法律家の話では警察・検察のルールともいう。犯罪捜査において差別が繰り広げられる理由だ。軍隊式はカルト教団に共通するノルマも同じだろう。特に自立しない女だと効果100倍だろう。自由主義者は、首に鎖をはめられてもNOである。悪しき共産主義の政党や国も、この罠にはまる傾向が強い。


 いえることは、統一教会国際勝共連合は、国民に有益な組織体ではない。有害かつ危険なカルト教団であると、繰り返し断罪したい。昨夜遅く東南アジアから電話が鳴った。「安倍・国賊の国葬の本が売れている」と話していた。


<「無知は犯罪」である=被害者救済弁護団の公報活動も大事>

 統一教会元2世信者のさゆりさんの記者会見に驚き、怒り狂った国民は、かなりの数に上った。彼女を外国特派員協会の記者会見場に登場させた関係者の努力に対して、敬意を表したい。ところが、統一教会本部は会見中止という信じられない要求・指示を、言論機関の特派員協会に押し付けてきた。結果は逆効果だったが、重大なことは会見中止指令を、言論の自由を掲げている外国特派員協会の記者会中の会見場にまで押し付け、それを強行した政治力のすごさである。

 日本で唯一の外国特派員協会を、あろうことか自由に手なずけている政治力と闇の資金力に驚愕せざるを得なかった。ジャーナリストなら、この説明を

理解するはずである。


 日本記者クラブの腐敗は、ナベツネ時代に入ってから常態化?右翼言論が際立ってしまったが、外国特派員協会は各国特派員が主導権を握っている。日本政府が横やりを入れる事態など想定できない。しかし、さおり会見では国民が目撃している場面で統一教会本部が実演させた。


 そうしてみると、統一教会国際勝共連合の知られざる闇の権力による集金強奪の犯罪的行為が、いかに強力なものなのか、会見中止要請強行は特派員協会としても、しっかりと検証すべきだろう。由々しい一大事である。


 同時に日本の法曹界の対応である。政治と宗教のこと、信教の自由(20条)についての確たる解説を国民に示すべきだろう。言論界のあいまいな解説は、公明党創価学会の金に左右されていると見られがちだ。

 統一教会被害者弁護団の態勢確立が急務だ。議会・行政・司法への大掛かりな働きかけ、国民に対する広報など、日本弁護士連合会を挙げての対応も求められている。恐ろしや日本政府がカルト教団に操作されてきたという、深刻・危機的な事態をどう克服するのか、国連など国際機関に提訴・協議を含めて

の打開策も。カルトの宗教法人解散は当たり前であろう。

 無知は犯罪である。


<猛省する凡人ジャーナリスト=歴史の真実に向き合う教育不可欠>

 7月8日以来、凡人ジャーナリストは猛省しきりである。国賊を国葬にする岸田内閣の閣議決定にさえも、国民は阻止することが出来なかった。怪しげな政府は、いまも継続している。

 問題の本質は、日本人は歴史を知らないことだ。教えない近代史から遠ざかって良しとしてきた。これは間違いだ。日本の教育に問題の根源がある。しっかりと歴史を学ばせる。そうして誕生した日本国憲法の基本も、小中高で学ばせることが、必要不可欠である。


A級戦犯も岸信介も笹川良一知らないでは困る=学校教育に力入れよ>

 いま我々が当たり前のように活字にしている歴史について、若者は理解していない。岸信介も笹川良一も知らない。

 油断していると、オウム真理教も忘れがちだ。戦前回帰派は、統一教会も間もなく忘れるだろうと見ている。これでは日本の近代は遠のくばかりであろう。1945年に時計の針を戻した近代史を、身につけさせることが不可欠だ。

2022年10月11日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

(朝日デジタル)宗教法人「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」と地方議員は、どのように関わってきたのか。教団側の理念や「家庭教育の推進」「同性婚反対」といった主張に共感し、教団と付き合ってきたという自民党の小松良行・福島市議(60=4=がインタビューに応じた。

<無知の右派系議員は女性に甘い?>

(同)教団の講師と話した時、「家庭教育支援」や「青少年健全育成」の話題を出された。自民党が法案成立を目指している政策だ。県PTA連合会長を務めていたころから、教育学者の高橋史朗氏が唱える「親学」に傾倒し、家庭教育支援の必要性は認識していた。私は認定こども園の運営法人理事長という立場であり、保育系の団体でも、家庭教育支援は話題になっていた。

<地方議会を制圧するカルト教団にからめとられる熊本県の悲劇>

(同)国が家庭教育の基本方針を定めるという「家庭教育支援法」の制定を求める意見書が、全国各地の地方議会で可決されている。家庭教育は、宗教法人「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」が重視する。意見書を可決した自治体が最も多い熊本県では、教団の友好団体の幹部を務めている男性が立ち上げた団体が、意見書を求める請願の提出者になっていた。

(原子力ムラと徹底抗戦する)竹野内真理blog発見「311は地震が原因・東芝製3号機はプルトニウム燃料使用による核爆発」と真実を公開していた!http://takenouchimari.blogspot.jp (安倍を国賊と断じた)自民党・村上誠一郎議員が涙を流して独白 安倍政権の安保法制を批判Youtube動画も!141,914 回視聴 2015/06/17 自民党衆院議員の村上誠一郎氏にインタビューした。自民党議員でありながら「安倍政権が掲げる安保法制に反対だ」と公言し今の自民党の有り様な …


統一教会解散は天の声<本澤二郎の「日本の風景」(4590)

<権力の中枢がカルト教団に監視・操作される日本を許せるか>

 元統一教会2世信者のさゆりさんの外国特派員協会での記者会見は、同教会の不正と腐敗と犯罪行為を、素朴に分かりやすくしっかりと説明した。戦後の政治史上、最も優秀な政治家で知られた宮澤喜一が「私はサユリスト」と公言していたことが頭に浮かんだ。彼女は女優の吉永小百合のような知性の人だった。


 彼女の最後っ屁「統一教会を解散させてください」という叫びに特派員協会記者団から大きな拍手が沸き起こった。これも珍しい。彼女の怒りの抗議は、天の声である。天とは日本国民・主権者の意味である。世界に発信された。


 権力の中枢が、外国のカルト教団に監視され、かつまた操作されてきたことを、国民は断じて許さない。国賊・安倍清和会排除を決して忘れてはなるまい。憲法20条の信教の自由に真っ向から違反している。


<戦争犯罪者・A級戦犯のための政府は天に唾するもの>

 統一教会の源流を探ると、そこに満洲人脈を確認することが出来た。安倍の祖父である岸信介ら戦争犯罪者(A級戦犯)の野望実現のために、日本列島に放たれた悪魔のオオカミだった。

 日本はアメリカのポケットといわれてきたが、実際は統一教会のポケットでもあった。前者は武器弾薬を大量購入して、後者はか弱い市民に襲い掛かって「悪魔だ」「地獄だ」などと、実に幼稚な馬鹿げた口実でもって、身ぐるみすべてを剝ぎ取る追い剝ぎ泥棒組織だった。宗教に値しない。


 真っ先にまともな宗教団体が統一教会の解散を叫ぶ場面だが、それがなかったか、声が小さかった。日本の宗教法人が腐りかけていることの証明となった。「信仰しない自由」を正当化させているのではないか。


 岸田内閣は、自らをまともな政府だと自認するのであれば、即刻解散命令を裁判所に提訴すべきである。その逆であれば、A級戦犯の満洲人脈の政権であることを、改めて世界に知らしめることになろう。


<日本国憲法の「戦争放棄の9条」が日本とアジアの平和と安定の基礎>

 アジアの緊張は、ぐっすり眠っていた尖閣問題を石原慎太郎が蓋を開け、民族派松下政経塾の野田佳彦が国有化して、日中関係をぶち壊した。安倍のもとで台湾有事策略を進行させて、日本核武装化に向けた憲法改悪ムードをまき散らしてきた。これこそがA級戦犯の後裔政府の危険な対応だったことを、国民はしっかりと認識すべきだろう。

 このことが北京の強権体制誕生に貢献してしまった?猛省すべきだ。50年前の日中友好は、アジアの平和と安定の基礎という両国民と政府の認識は今も正しい。林外相は、極右のフジサンケイ批判ごときに屈してはならない。国民は分かっている。


 戦争放棄の9条は、世界の宝である。目下のロシア・ウクライナ戦争が証明している。悲惨の二字を地球上に書いてはならない。A級戦犯の国賊勢力に屈するなかれ、である。


<岸田文雄の「9条は変えない」(宏池会60周年記念・2017年)は国民を欺くための嘘だったのか>

 昨日は2017年に書いた「日本の風景」を眺めていたところ、当時の岸田文雄の発言が見つかった。宏池会会長として創立60周年の集いを主宰し、彼は「憲法9条は変えない」と宮澤喜一の薫陶をそっくり受け止める発言をしていた。


 宏池会は、吉田茂を始祖とする保守本流の池田勇人が立ち上げた。参集した戦後派の官僚群は、戦争放棄の日本を当たり前と思っていた。憲法改悪など論外だった。

 ポスト中曽根の自民党総裁選において、宮澤は「核兵器の時代において9条こそが最高の武器だ」とあっぱれ平和軍縮論を公言した。傍らで池田行彦が「宮さん、なかなかいいことを言う」と筆者に耳打ちした。行彦は池田勇人の娘婿だ。彼が長生きしてくれたら田舎で晴耕雨読の生活は無縁だったかもしれない。むろん、A級戦犯の言い分と全面対決したろう。


 今の岸田は危うい。信念がない。それが統一教会問題にも現れている。屈すれば、政権の先行きは厳しい。外国のカルト教団に弱者の私財を奪われ、地獄に突き落とす深刻な事態を目の前にして、そのことに屈するようでは、この世は終わりではないか。


<宗教法人法違反は明白=国賊・清和会排除で即決着>

 統一教会は、1日も早く解散させることが不可欠である。清和会のA級戦犯グループ排除は、国賊ゆえに排除するほかない。宮澤喜一・池田行彦の宏池会理念を貫徹せよ、である。

2022年10月10日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

岸信介の私邸が統一教会の本部に「西郷どん」と「高峰三枝子」がつないだ数奇な縁

さゆりさん涙の感動的会見<本澤二郎の「日本の風景」(4589)

<悪魔の統一教会解散を叫ぶ2世信者=Youtube動画を見ていて涙>

 この世は地獄なり!統一教会信者2世の告発会見を見て心底、そう思う。カルト教団は、信教の自由を盾にして人権侵害をやりたい放題、それに行政・文科省も事実上、放任してきた。安倍銃撃事件が起きなければ、これからもずっと蓋をかけられていた。

 山上徹也の母親は、今も地獄に突き落とされた家族に向き合おうとしていない。統一教会のマインドコントロールという、世にも恐ろしい脅迫(犯罪)によって、健全な精神を奪いつくすという、一種の魔術にかかっているのだろう。日本に心を健全にする本物の専門家が存在しない。これもまた恐怖である。


 そうした地獄の人生から生還した2世信者が、10月7日に外国特派員協会で記者会見した。今一番大事な場面で、統一教会問題から逃げる日本記者クラブに対して、唯一の窓口になってくれている外国人記者クラブに感謝したい。


 元2世信者の鈴木さゆりさん(仮名)の勇気・正義と涙の記者会見の様子をYoutube動画を見て、反骨の凡人ジャーナリストも涙をもらってしまった。カルト教団は悪魔だ。日本人はいま悪魔のカルト教団と闘争している。権力の中枢が、文鮮明というくだらなすぎる悪魔の教義に操られている!しかも、ほぼ半世紀前からである。


<日本国民必見の恐怖のカルト教団に支配されてきた自民党政府>

 自民党議員は、実に三つのカルト教団によってバッジをつけている。神社本庁・創価学会と統一教会であるが、信者に恐怖をとことん植え付けることで、財産のすべてを奪いつくす。その結果、家庭を崩壊させ、信者のみならず子供たちまで地獄に突き落とす虐待行為は、文字通りサタンの金集め・強奪する犯罪組織と断罪できるだろう。その被害者の典型が山上家だった。


 同家の長男は自殺し、次男が復讐に燃えた。その先頭に立って恩恵を受けていた元首相を襲撃した。このことがカルト教団関係者を覚醒させた。その一人がさおりさんだった。

 彼女の証言が、今までのそれよりも衝撃的だった。覚醒した純朴なさおりさんの淡々とした統一教会批判に心を打たれた。会見の途中で統一教会本部から横やりが入ったが、彼女は屈しなかった。涙を振り払いながら、カルト教団の恐怖を語り続けた。立派だった。TBS強姦魔の山口に屈しなかった伊藤詩織さんを思いだした。さおりさんは自立した女性だった。夫の支えもあった。

 自民党関係者必見の記者会見である。彼女の声は、世界へと発信されている。カルト教団の犯罪は、日本のみならず国際社会へと拡大している。それにしても、恐ろしい事態であろうか。金集めを教義にした点で、やや創価学会的であるが、そのあくどい手口は他に勝るだろう。

 彼女の叫びは「大金ノルマ=韓国へ送金・あと300億円」「脅迫(子孫が地獄へ行く)の中で生きる信者(山上家の母親も)」「献金で家庭崩壊=子供は貧困・児童虐待」「文化庁は解散させることが出来るのにしない不思議(清和会政治力)」などか。

https://www.youtube.com/watch?v=Bq3a9VolVRs


<さゆりさん(仮名)の叫び「統一教会解散させて」‼>

 さゆりさんは、今自由の身となった。そのためには「親と組織との戦いに勝つことが不可欠」といった。恐怖を徹底的に植え付けることで、脱会者を抑制するカルト教団が君臨してきた、21世紀の日本に改めて衝撃を受ける。それを放任してきた日本政府。それどころか、カルト教団の黒幕が安倍晋三を中心とする清和会だった。

 国賊であろう。それでも岸田は安倍を国葬にした。岸田もまた断末魔の前途を予告する声も。国賊・清和会日本会議解体も不可欠だ。

 今年のノーベル平和賞は、ロシア・ウクライナ・ベラルーシの人権団体と人権

擁護に貢献した人物に与えられた。さゆりさんの活動も、この輪の中に入っている。国民は彼女とその仲間を支援するだろう。彼女の最後の叫びは「統一教会を解散させてください」。肝に銘じたい。日本国民のほとんどがさゆりさんの味方である。

2022年10月9日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)


ラテンアメリカでの統一教会の暗躍(Aさんのメール)

http://nobuyoyagi.blog16.fc2.com/blog-entry-803.html?sp

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