2019年危機(9)異臭放つ国・地方組織<本澤二郎の「日本の風景」(3276)

<千葉県公安委員会のお粗末>

 徳洲会医療事故についての千葉県警と四街道署の、いい加減すぎる病院に寄り添う捜査打ち切りに対して、遺族は千葉県公安委員会に抗議の申し立てをしたが、平成3143日付でたった一枚の用紙「苦情申し出に対する調査結果について(通知)」を郵送してきた。


 内容は「平成30年11月2日付で当委員会受理したあなたからの苦情につきましては、四街道警察署では、事件性が認められないと判断したもので、同署及び警察本部における一連の対応についても、問題は認められないことを確認しました」という門前払いのようなお粗末なものだった。

 よほどのことでない限り、公安委員会への申し立てなどない。国家公安委員長秘書官も首をひねる県警捜査打ち切りだったが、千葉県公安委員会は、県警の監視役どころか、警察の「隠れ蓑」でしかなかった。


 国の機構も腐っている。地方の機構・組織も腐りきっている。正義にふたをかける、異臭を放つ腐敗の組織そのものである。日本の危機は、官僚から地方の役所まで腐臭に満ちている、と断罪できるかもしれない。組織人間が腐っている。国民の思いを、真摯に受け止めようという姿勢が見られない。

<徳洲会医療事故捜査を追認するだけ>

 徳洲会と警察の関係は、すでに判明している。そこにはTBS強姦魔事件で大活躍して、大出世した中村格も登場する?森田とかいうタレントのような知事選を徳洲会が応援したという重大な疑惑がある。さらには千葉県議の中には、徳洲会の子分のような県議がいることも発覚している。


 これら邪悪な分子が、千葉県警の早川とかいう本部長に圧力をかけてきた可能性を否定できない。

 それは病院側の言い分を是とした、捜査打ち切りが裏付けている。もしも、そうだとすると、もはや国どころか地方・千葉県の県民に奉仕する警察でも公安委員会でもない。税金泥棒の汚名を切ることになるだろう。

<遺族が再抗議の申し立て>

 罪のあるものを見逃す県警と公安委員会は、小沢事件の東京地検や検察審査会を連想させる。我が家の息子の命を奪った東芝病院(大井町)に対する東京地検と検察審査会レベルだ。東芝病院の関係者は、どこへ行っても息子の命を奪ったことで、安息の地はないだろう。反省と謝罪は人間の道・人道である。治安の警察がこれでは、国も地方も乱れるであろう。2019年危機は、人々の安寧をつかさどる大事な組織・機構での腐敗が、カビのようにはびこってきていることを、人々に知らせていまいか。


 遺族の清和会OBの中原義正は、相手が誰であろうとも、おかしな行動に対して、異議を申し立てる。それが主権者の義務だからである。無気力な多くの国民とは違う。福田武夫の薫陶が今も生きている。


 余談だが、筆者は平和軍縮派の宇都宮徳馬が今も耳元で「権力に屈するジャーナリストは人間失格」とささやいてくれている。

 中原は4月5日に千葉県公安委員会に再抗議の申し立て文書を作成して、同委員会に送り付けた。

 「警察への不信・疑義に応えていない。問答無用という態度は許されない」「公安委員会の通知は、乱暴である。民主的・客観的な第三者的機関の立場を放棄したものだ」などと指摘した後、具体的な警察の対応を改めて暴露した。

<改めて千葉県警捜査の出鱈目、拙劣さ列挙>

 1、捜査には複数であたることを原則としている。一人では公正を維持できない。それなのに四街道署は山田警部補のみ。おかしい。

 2、急死の場合、病院は警察に通報する義務(医師法21条)があるが、それをしなかった。

 3、カルテは担当医が24時間以内に、詳細に診療内容を記載する義務(医師法24条)がある。それについて病院は、平成30年6月2日酒井病院長・大島元病院長・荒木事務部長が中原との面談の席で、カルテ記載の不十分さを認めていた。カルテも疑義がある。

 4、電子カルテ虚偽記載(刑法161条)。カルテによると、急死当日午前11時42分38秒石丸当直医がカルテのキーボードを叩いている。他方、佐野看護師はその2分後にニート(縫合)と記載。これは物理的に不可能で、明らかに虚偽記載である。

 5、防犯カメラの加工疑惑。急死日時の4月29日午前5時から午後1時の間に、防犯カメラに映るべき人物が映っていない。加工した映像で、信用できない。防犯カメラは加工することで、ごまかすことができる。彼はその方面の会社の顧問なのだ。病院による加工カメラを信じ込む警察官。お笑いであろう。

<徳洲会元病院長・前田清貴氏の指摘>

 医療事故に無知な警察官を相手にしていても仕方ない。ここは専門家に登場してもらおう。徳洲会の元院長である。前田清貴氏は千葉徳洲会病院長・千葉西病院長で現在、佐倉中央病院理事長。

 「土曜日の午前中には、担当の非常勤医師一人ではなく、専門医が何人もいたはず。事故の2時間前の7時に俵屋という医師が「異常なし」と診断していたのだから、まずこの医師が駆け付けなかったのか。なぜ救命機器が完備しているICUに入れなかったのか、1500mlの吐血に対して、なぜ輸血をしなかったのか、血圧が低いのに、なぜ昇圧剤を使わなかったのか」など専門医の指摘は、明らかな医療事故、深刻な医療過誤であることを証明している。

<人命軽視の2019年危機>

 中原の具体的な警察とのやり取りも列挙しているが、残念ながら読み取れないので省く。徳洲会病院の内情を知る前田専門医の指摘は素人でも頷くことことができる。

 徳洲会病院に寄り添う千葉県警・四街道署とそれを擁護するだけの公安委員会の、人命軽視の捜査に限りなく疑問符が付くだろう。2019年危機には、多発する医療事故と人命軽視の捜査機関という現実がある。

 日本人は安心して病院に飛び込めない。「明日は我が身」なのだ。病気にならない養生医療に目を向けなければならない。

47日は最愛の息子の命日>

 明日は47日だ。最愛の息子の命日である。大井町の東芝経営の東芝病院の桜が散っていた。誤嚥性肺炎で緊急入院した正文は、数時間後に息絶えた。カルテは、実に1時間40分、看護師は正文の喉にたまったタンを吸引しなかった。

 息ができなくなって、もだえ苦しむ姿が今も脳裏から離れない。原因は看護師も担当医も、反省も謝罪もしない。それゆえである。これがどのような仕打ちなのか、医師も看護師もそっぽを向いているが、被害者の怨念は永遠である。

 庭の桜の枝を切り取って、台所の卓のコップにさした桜は、数日前から満開だ。明日47日には散り始める。胸が詰まる。それもこれも、人間の道を歩こうとしない東芝にある。

<東芝よ、人間性を取り戻せ!>

 東芝とは、弁護士を立てて示談を求めた。おかしなことだが、財閥企業の横暴さは、どう猛な狼である。当方の弁護士もいい加減すぎたのであろうが、相手の東芝顧問弁護士は、一度も接触しようとしなかった。

 本当に恐ろしい東芝である。正文の命を奪った翌年の311東北巨大地震で、福島の東電原発3号機は、まぎれもなく核爆発を起こし、恐怖の中性子を飛散させた。妻の真知子は正文の亡くなった3年後の20131123日、肺腺癌で息子の後を追ってしまった。中性子被ばくなのか?

 巨額粉飾決算で沈没した東芝は、今も傷ついたどう猛な狼として存在している。人の道に入ろうとせず、獣道でさまよっている。徳洲会と千葉県警同様、2019年危機を象徴している。

201946日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

2019年危機(8)安倍と「下駄の歯」<本澤二郎の「日本の風景」(3275)

<池田大作と安倍晋三の密会>

 友人になって数年たつアオヤギさんが「自民党という病」(安倍「壊憲」を一刀両断)という平凡社新書を郵送してくれた。評論家・佐高信の「第一次安倍内閣の時、安倍晋三が池田大作に会いに行ったという有名な話がありますね」というくだりが出てくる。驚いた。知らなかった。息子の医療事故介護で悪戦苦闘、政局のことなど上の空のころだった。

 質問に答える平野貞夫は「池田名誉会長がまだ病気になっていない時期ですね」と当たり前のように応じている。その頃の公明党創価学会は、ややましな宗教政党という甘い認識をしていたころで、ほとんど関心を抱いていなかった。しかし、信濃町監視人間は、しかとつかんでいたのだ。

 「安倍の下駄の歯・公明党創価学会」の原点であろう。

<メモ取りしたシンゾウ>

 安倍第一次内閣発足時、日本と中国の関係は最悪だった。小泉純一郎が日本会議の指示、今でいう「令」で繰り返し、神道の本山のような靖国神社参拝を繰り返して、隣国の怒りを買っていた。

 対中政策を聞き出すという名目で密会に及んだものと思われる。そこで安倍は、池田の話をメモにしていた。この態度に池田は、すっかり騙されてしまう。安倍の靖国参拝はない、と確信、それが程中国大使を通じて、北京に届く。

 平野は「この極秘会談で池田名誉会長が中国側に、安倍に靖国参拝はさせない、と靖国不参拝手形の裏書をしたということです」と明かす。


 安倍は参院選敗北で退陣したが、二度目の挑戦理由が「靖国参拝」を悲願とした。日本会議の意向でもあった。

<見事に騙し、欺いた心臓と太田ショウコウ>

 この池田・安倍の密会による靖国不参拝は、太田ショウコウと山口・公明党執行部の裏切りで、見事に反故にされた。靖国参拝は201312月、安倍は参拝を強行して、北京の反発を増大させる。安倍靖国参拝の日、筆者は訪中100回という個人的偉業を達成していた。


 私事だが、東芝病院で桜の散る201047日、息子を医療事故で奪われ、反省しない東芝を刑事告訴、それを東京地検が不当にも不起訴、検察審査会も検察主導の決着に、とうとう疲れ切った妻の真知子も帰らぬ人になった1か月後のことだった。

<「太田は裏切り者」と声を上げた戦争遺児にやくざ浜名が>

 この201312月に、いわゆる戦争法制の第一弾・特定秘密保護法が強行された。太田ショウコウ以下公明党が全面的に支援していた。その当時、娘婿が公明新聞幹部として活躍していた美人栄養士のKT子さんが「太田は裏切り者だ。池田先生を裏切った。先生は決して許さない」と正義の声を上げた。彼女こそが池田を尊敬する信仰者として、初めて声を上げたのだが、不運にも半年前に、JR巌根駅近くのデーサービスかけはしを経営する学会員・やくざ浜名に強姦、ついで性奴隷を強いられていた。4か月後の426日に「ばらすぞッ」の殺人的脅迫をうけ、その衝撃で卒倒、2日後にドクヘリで搬送された君津中央病院で、健康な強い心臓が止まった。突発性の大動脈破裂である。

 証拠は、彼女の携帯電話に正しく記録されている。「木更津レイプ殺人事件」である。千葉県警と木更津署の捜査の行方が注目を集めている。彼女は戦争遺児として育った。父親は硫黄島戦線に行く輸送船と共に海中に沈んだ。数年間、未亡人は『岸壁の母」を木更津海岸で演じた。帰ろうとする母の手を、幼子は「おかあちゃん、まだ帰らないで。お父ちゃんが帰るまで待とう」と引いたくだりを、未亡人は手記に書いているという。


 戦争遺児は反靖国である。

<公明党裏工作人・平野貞夫が証言>

 永田町を知らないまま政界に登場した公明党創価学会に手を貸すモノが現れた。そんな一人が国会で働く職員で、それぞれ好みの政党の手先となって裏方を務める。

 議会事務局の平野貞夫もその一人で、公明党に深く食い込んだ。筆者は一度だけ彼と会ったことを、まだ記憶している。清和会を率いる三塚博の原稿と称する文章を彼から預かった。経緯を忘れたが、平野は三塚のための文章を書いて、それを届けてきたのだ。原稿は本澤経由で、徳間書店編集者に渡されたはずである。


 筆者も国会法を知らない。あまりにも膨大すぎる条文をだれも読まない。ここに議会事務局の出番がある。彼ら事務屋が政治屋にアドバイスする、これを365日やっていると、これは国会法のプロになれる。


 池田と安倍の密会という極秘情報は、そうした関係の中で手にしたものなのだろう。彼がいま、公明党創価学会嫌いのようだが、それは当然であろう。池田大作の路線とは真逆だからである。

<安倍・日本会議+池田裏切りの公明党創価学会=壊憲>

 一連の戦争法制の強行は、あげて公明党創価学会の、池田裏切り集団の実績である。安倍でも、自民党でもない。池田裏切りの公明党創価学会の戦争屋の、かくかくたる戦果なのだ。

 争いに宗教がからむ世界を、人類は連日新聞テレビで見せつけられている。武器弾薬が活躍している。死の商人の地球である。


 平和を叫んできた宗教とその政治部門が、権力に魅せられて、死の商人の配下となって、日本国民と憲法を欺いている。安倍・日本会議が逆立ちしても不可能な戦争法制と、ついには、日本の戦後体制の核心である「日本国憲法」に襲い掛かろうとしている。


 そのための大掛かりな装置が、詐欺と買収で手にした東京五輪、ついで平和の平成天皇退位と新元号、新天皇と150年前の「田布施」日本に引きずり込もうとしている。違うだろうか。「壊憲」は野党壊滅作戦も想定している。


 小選挙区制を悲願としたA級戦犯の笑っている顔が見えてきた。


 安倍・改憲案は公明党創価学会の案なのだ。9条の自衛隊を明記するという「壊憲」は、池田を裏切った太田ショウコウと山口那津男の狸と狐がやろうとしている悪魔の野望である。

 池田信者は泣いている。KT子さん一人ではない。この日、午前47歳の精悍な顔つきをした佐藤君が、わが埴生の宿に訪ねてきてくれた。大福山に投機された放射能汚染物質のことも伝えた。

201945日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


2019年危機(7)ネット言論弾圧<本澤二郎の「日本の風景」(3274)

<ライブドア・ブログの恐怖の弾圧事件>

 10年以上にわたって正義の情報発信をしてきた「ジャーナリスト同盟」通信は、新聞テレビがおかしくされた今日、相応の役割を果たしてきた、と自負してきた。一度、某氏のペンネームでの執筆がわかり、止めてもらった。匿名を排除正々堂々と真実一路に徹してきた。

 それが2019325日で使用できなくなった。予告もなかった。突然の暴挙である。ブログやネットに無知なジャーナリストは、戸惑い、うろたえてしまった。ブログを提供するライブドアが、突如として牙をむいて、本気で襲い掛かってきたことさえ、理解できなかった。


 ライブドアが、どんな会社か知らない。昔は堀江という若者が立ち上げた会社、というぐらいの知識である。なにゆえ、言論人を押しつぶそうとするのか。合点がいかない。

 ライブドアは、フリーランス・ジャーナリストを排除した、原因と理由を説明をしなければならない。ブログに詳しい読者の支援も期待したい。

<輪転機を止める悪辣な手口>

 今回のネット言論弾圧事件は、新聞に例えると、突然、やくざが新聞社に押しかけてきて、輪転機を止めるようなやり方である。

 捜査員の場合は、令和ではないが、令状を提示することから始まる。中国の清朝時代の映画を見たのだが、そこでもまず令状をかざすことから始まる。

 今回はそれがない。やくざの手口である。

 ブログ開設において、役所の認可が必要なのかどうか。単なる届け出制なのかどうか。知らないが、やくざを使って輪転機を止めるような行為は、明らかに重罪である。

<やくざを使って配送をストップさせる非道な行為>

 筆者の言論を封じ込める一時的な利益者は、いうまでもなく悪しき権力者・権力機構であろう。輪転機を止めて、読者に新聞を配達するという配送業務さえも止めたことになる。

 言論弾圧も極まっている。断じて許されない。声を上げるしかない。言論でライブドアと対決しなければならない。被害者の義務である。

 やくざにレイプされても沈黙する「木更津レイプ殺人事件」の美人栄養士であってはならない。木更津市がやくざに占拠されていいわけがない。犯人は特定している。

 本事件はライブドアである。ライブドアの非道を許してはならない。

<出版社に融資を止める犯罪>

 かつて拙著「大勲位中曽根康弘」(健友館)を世に出すと、まもなく健友館が倒産した。読売新聞元政治部長の多田実さんが、彼の後継者として筆者を送り込んでくれた二松学舎大学も「講座がなくなりました」という巧妙な手段でもって排除されてしまった。

 悪しき権力は、まじめなジャーナリストの糧道を絶ってきた。中曽根・国家主義の悪辣さはそのまま読売言論に通じるだろう。

<数千人の読者を盲目にさせる悪魔の手口>

 とはいえ、残念なことはライブドアブログのジャーナリスト同盟に愛着を抱いてくれた数千人の読者のことである。

 徳間書店元編集幹部は「健康を害して寝込んでしまったのか」と驚いて電話してきた。すなわち、数千人の読者は、ライブドアによる言論弾圧の事情を知らない。多くは健康問題と理解しているのかもしれない。

 言論弾圧は、人権侵害でもある。

 ジャーナリストは、人々の目と耳となって、人々の知る権利にこたえるという、それなりに崇高な任務なのである。長い経験と勘を必要とする。だれでもできる仕事ではない。

<ライブドアに天罰を!>

 ジャーナリストの一番の任務は、権力監視である。権力の不正・暴政への監視である。国会議員も同じだが、彼らはそれを果たせる力が不足している。


 ライブドアは、そんな正義の言論人に場所を提供してきた。10数年も続けてきた。それを突如として、理由もなく止めた。典型的な言論弾圧である。


 同じようなことがほかにあるかもしれない。当事者が沈黙すれば、だれも気付かない。弾圧が正当化されかねない。

 筆者は沈黙しない。叫び続けて行く。天命である。


 ライブドアよ、堂々と説明せよ!これはライブドアへの宣戦布告である。第二の東芝か?

201944日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


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