2019年危機(8)安倍と「下駄の歯」<本澤二郎の「日本の風景」(3275)

<池田大作と安倍晋三の密会>

 友人になって数年たつアオヤギさんが「自民党という病」(安倍「壊憲」を一刀両断)という平凡社新書を郵送してくれた。評論家・佐高信の「第一次安倍内閣の時、安倍晋三が池田大作に会いに行ったという有名な話がありますね」というくだりが出てくる。驚いた。知らなかった。息子の医療事故介護で悪戦苦闘、政局のことなど上の空のころだった。

 質問に答える平野貞夫は「池田名誉会長がまだ病気になっていない時期ですね」と当たり前のように応じている。その頃の公明党創価学会は、ややましな宗教政党という甘い認識をしていたころで、ほとんど関心を抱いていなかった。しかし、信濃町監視人間は、しかとつかんでいたのだ。

 「安倍の下駄の歯・公明党創価学会」の原点であろう。

<メモ取りしたシンゾウ>

 安倍第一次内閣発足時、日本と中国の関係は最悪だった。小泉純一郎が日本会議の指示、今でいう「令」で繰り返し、神道の本山のような靖国神社参拝を繰り返して、隣国の怒りを買っていた。

 対中政策を聞き出すという名目で密会に及んだものと思われる。そこで安倍は、池田の話をメモにしていた。この態度に池田は、すっかり騙されてしまう。安倍の靖国参拝はない、と確信、それが程中国大使を通じて、北京に届く。

 平野は「この極秘会談で池田名誉会長が中国側に、安倍に靖国参拝はさせない、と靖国不参拝手形の裏書をしたということです」と明かす。


 安倍は参院選敗北で退陣したが、二度目の挑戦理由が「靖国参拝」を悲願とした。日本会議の意向でもあった。

<見事に騙し、欺いた心臓と太田ショウコウ>

 この池田・安倍の密会による靖国不参拝は、太田ショウコウと山口・公明党執行部の裏切りで、見事に反故にされた。靖国参拝は201312月、安倍は参拝を強行して、北京の反発を増大させる。安倍靖国参拝の日、筆者は訪中100回という個人的偉業を達成していた。


 私事だが、東芝病院で桜の散る201047日、息子を医療事故で奪われ、反省しない東芝を刑事告訴、それを東京地検が不当にも不起訴、検察審査会も検察主導の決着に、とうとう疲れ切った妻の真知子も帰らぬ人になった1か月後のことだった。

<「太田は裏切り者」と声を上げた戦争遺児にやくざ浜名が>

 この201312月に、いわゆる戦争法制の第一弾・特定秘密保護法が強行された。太田ショウコウ以下公明党が全面的に支援していた。その当時、娘婿が公明新聞幹部として活躍していた美人栄養士のKT子さんが「太田は裏切り者だ。池田先生を裏切った。先生は決して許さない」と正義の声を上げた。彼女こそが池田を尊敬する信仰者として、初めて声を上げたのだが、不運にも半年前に、JR巌根駅近くのデーサービスかけはしを経営する学会員・やくざ浜名に強姦、ついで性奴隷を強いられていた。4か月後の426日に「ばらすぞッ」の殺人的脅迫をうけ、その衝撃で卒倒、2日後にドクヘリで搬送された君津中央病院で、健康な強い心臓が止まった。突発性の大動脈破裂である。

 証拠は、彼女の携帯電話に正しく記録されている。「木更津レイプ殺人事件」である。千葉県警と木更津署の捜査の行方が注目を集めている。彼女は戦争遺児として育った。父親は硫黄島戦線に行く輸送船と共に海中に沈んだ。数年間、未亡人は『岸壁の母」を木更津海岸で演じた。帰ろうとする母の手を、幼子は「おかあちゃん、まだ帰らないで。お父ちゃんが帰るまで待とう」と引いたくだりを、未亡人は手記に書いているという。


 戦争遺児は反靖国である。

<公明党裏工作人・平野貞夫が証言>

 永田町を知らないまま政界に登場した公明党創価学会に手を貸すモノが現れた。そんな一人が国会で働く職員で、それぞれ好みの政党の手先となって裏方を務める。

 議会事務局の平野貞夫もその一人で、公明党に深く食い込んだ。筆者は一度だけ彼と会ったことを、まだ記憶している。清和会を率いる三塚博の原稿と称する文章を彼から預かった。経緯を忘れたが、平野は三塚のための文章を書いて、それを届けてきたのだ。原稿は本澤経由で、徳間書店編集者に渡されたはずである。


 筆者も国会法を知らない。あまりにも膨大すぎる条文をだれも読まない。ここに議会事務局の出番がある。彼ら事務屋が政治屋にアドバイスする、これを365日やっていると、これは国会法のプロになれる。


 池田と安倍の密会という極秘情報は、そうした関係の中で手にしたものなのだろう。彼がいま、公明党創価学会嫌いのようだが、それは当然であろう。池田大作の路線とは真逆だからである。

<安倍・日本会議+池田裏切りの公明党創価学会=壊憲>

 一連の戦争法制の強行は、あげて公明党創価学会の、池田裏切り集団の実績である。安倍でも、自民党でもない。池田裏切りの公明党創価学会の戦争屋の、かくかくたる戦果なのだ。

 争いに宗教がからむ世界を、人類は連日新聞テレビで見せつけられている。武器弾薬が活躍している。死の商人の地球である。


 平和を叫んできた宗教とその政治部門が、権力に魅せられて、死の商人の配下となって、日本国民と憲法を欺いている。安倍・日本会議が逆立ちしても不可能な戦争法制と、ついには、日本の戦後体制の核心である「日本国憲法」に襲い掛かろうとしている。


 そのための大掛かりな装置が、詐欺と買収で手にした東京五輪、ついで平和の平成天皇退位と新元号、新天皇と150年前の「田布施」日本に引きずり込もうとしている。違うだろうか。「壊憲」は野党壊滅作戦も想定している。


 小選挙区制を悲願としたA級戦犯の笑っている顔が見えてきた。


 安倍・改憲案は公明党創価学会の案なのだ。9条の自衛隊を明記するという「壊憲」は、池田を裏切った太田ショウコウと山口那津男の狸と狐がやろうとしている悪魔の野望である。

 池田信者は泣いている。KT子さん一人ではない。この日、午前47歳の精悍な顔つきをした佐藤君が、わが埴生の宿に訪ねてきてくれた。大福山に投機された放射能汚染物質のことも伝えた。

201945日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


2019年危機(7)ネット言論弾圧<本澤二郎の「日本の風景」(3274)

<ライブドア・ブログの恐怖の弾圧事件>

 10年以上にわたって正義の情報発信をしてきた「ジャーナリスト同盟」通信は、新聞テレビがおかしくされた今日、相応の役割を果たしてきた、と自負してきた。一度、某氏のペンネームでの執筆がわかり、止めてもらった。匿名を排除正々堂々と真実一路に徹してきた。

 それが2019325日で使用できなくなった。予告もなかった。突然の暴挙である。ブログやネットに無知なジャーナリストは、戸惑い、うろたえてしまった。ブログを提供するライブドアが、突如として牙をむいて、本気で襲い掛かってきたことさえ、理解できなかった。


 ライブドアが、どんな会社か知らない。昔は堀江という若者が立ち上げた会社、というぐらいの知識である。なにゆえ、言論人を押しつぶそうとするのか。合点がいかない。

 ライブドアは、フリーランス・ジャーナリストを排除した、原因と理由を説明をしなければならない。ブログに詳しい読者の支援も期待したい。

<輪転機を止める悪辣な手口>

 今回のネット言論弾圧事件は、新聞に例えると、突然、やくざが新聞社に押しかけてきて、輪転機を止めるようなやり方である。

 捜査員の場合は、令和ではないが、令状を提示することから始まる。中国の清朝時代の映画を見たのだが、そこでもまず令状をかざすことから始まる。

 今回はそれがない。やくざの手口である。

 ブログ開設において、役所の認可が必要なのかどうか。単なる届け出制なのかどうか。知らないが、やくざを使って輪転機を止めるような行為は、明らかに重罪である。

<やくざを使って配送をストップさせる非道な行為>

 筆者の言論を封じ込める一時的な利益者は、いうまでもなく悪しき権力者・権力機構であろう。輪転機を止めて、読者に新聞を配達するという配送業務さえも止めたことになる。

 言論弾圧も極まっている。断じて許されない。声を上げるしかない。言論でライブドアと対決しなければならない。被害者の義務である。

 やくざにレイプされても沈黙する「木更津レイプ殺人事件」の美人栄養士であってはならない。木更津市がやくざに占拠されていいわけがない。犯人は特定している。

 本事件はライブドアである。ライブドアの非道を許してはならない。

<出版社に融資を止める犯罪>

 かつて拙著「大勲位中曽根康弘」(健友館)を世に出すと、まもなく健友館が倒産した。読売新聞元政治部長の多田実さんが、彼の後継者として筆者を送り込んでくれた二松学舎大学も「講座がなくなりました」という巧妙な手段でもって排除されてしまった。

 悪しき権力は、まじめなジャーナリストの糧道を絶ってきた。中曽根・国家主義の悪辣さはそのまま読売言論に通じるだろう。

<数千人の読者を盲目にさせる悪魔の手口>

 とはいえ、残念なことはライブドアブログのジャーナリスト同盟に愛着を抱いてくれた数千人の読者のことである。

 徳間書店元編集幹部は「健康を害して寝込んでしまったのか」と驚いて電話してきた。すなわち、数千人の読者は、ライブドアによる言論弾圧の事情を知らない。多くは健康問題と理解しているのかもしれない。

 言論弾圧は、人権侵害でもある。

 ジャーナリストは、人々の目と耳となって、人々の知る権利にこたえるという、それなりに崇高な任務なのである。長い経験と勘を必要とする。だれでもできる仕事ではない。

<ライブドアに天罰を!>

 ジャーナリストの一番の任務は、権力監視である。権力の不正・暴政への監視である。国会議員も同じだが、彼らはそれを果たせる力が不足している。


 ライブドアは、そんな正義の言論人に場所を提供してきた。10数年も続けてきた。それを突如として、理由もなく止めた。典型的な言論弾圧である。


 同じようなことがほかにあるかもしれない。当事者が沈黙すれば、だれも気付かない。弾圧が正当化されかねない。

 筆者は沈黙しない。叫び続けて行く。天命である。


 ライブドアよ、堂々と説明せよ!これはライブドアへの宣戦布告である。第二の東芝か?

201944日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


2019年危機(6)おかしな「令和」<本澤二郎の「日本の風景」(3273)

<令月しらず、規則決まりを押し付ける令に反発が>

 万葉集に令月という文字があるという。しかし、意味は不明である。安倍晋三のとってつけたような美しい意味はない。自民党最右派の清和会OBが電話してきて言うのには、全く評価できない新元号・令和であると断言した。「おかしい。万葉集は国書、漢籍と異なるというけれど、漢字は中国から伝わってきたもの。国書も根っこは漢字ではないか。問題は令だ。律令・政令・条令や命令の令である。上からの目線で、規則を押し付けるという意味。弾圧も込められていて堅苦しい。そもそも、令が頭にくる文字は少ない。ともかくわかりにくい。子供たちがなじむだろうか」と真っ向から異論を展開した。


 うなづけるではないか。筆者などは、令月とはどんな月をいうのだろうか、と的をはずして頭が混乱、シンゾウではないが狂ってしまいそうだ。

<出典は中国の古典、また安倍の大嘘>

 令月の出典は、万葉集第5巻梅花歌の「初春の令月にして気淑(よ)く風和(やわら)ぎ」。実際は、この数百年前、約2000年前の東漢時代の張衡(地震測定の製造者)の「帰田賦」に「於是仲春令月、時和気清」とある。また、全唐文にも「時唯令月、景淑風和」と。

 さらにさかのぼると、礼記・経解の中に「発号出令而民説(悦)謂之私、上下相親謂之仁」と使われている。

 万葉集独自の文字でないことは明らか。国粋主義者も、ここまではわかっていなかったのだ。恥を知らない国家主義者・ファシストらしい誤魔化しは通用しなかった。

<靖国の言霊ゆえにシントウ礼賛の令>

 今朝も電話してきた清和会OBは「令は霊。靖国の霊・コトダマ」と断じた。靖国派の安倍の思いが込められた令とも決めつけた。

 「神社本庁・神道の野望実現」とも分析した。「神社は喜んでいる」という。なんともあきれてものも言う気にならない。

<貴族・封建時代の律令制度の令ゆえに過去に前例なし>

 奈良・平安時代にさかのぼると、当時の天皇制は貴族社会、それを維持したのは律令である。律令で国を治めた。当時の庶民は、単なる「働きアリ」でしかなかった。

 想像しなくてもわかるだろう。彼らに漢文の素養などない。文字も読めない。庶民が歌を作れるはずもない。万葉集に彼らの作品があるはずがない。

 二人の天皇のもとでは、元号が同時期に2つ並立したことがあったが、全部で248。この間、令は一度も使われなかった。なぜか。令は体制の中核・律令ゆえの令だからである。

<軽重軽薄の愚策?>

 自民党の反安倍の急先鋒の石破茂は「違和感を覚えてしまう」と多くの日本人同様に、なじめない元号に異論を唱えている。

 あわてて官邸はNHKを動員して、国民の支持取り付けに狂奔しているが、時代の流れは「おさらば元号」であろう。

 中国古典を勉強したことのある自民党本部職員OBは「軽重軽薄な愚策」と断罪した。これまたうなずけてしまう。

 いえることは、最初から万葉集から、何か探せ、で始まったものであることが、薄々感じられる。それゆえ、さらに不可解な5つの候補を並べた。令和は最初から決まっていたのだ。

 文化勲章の人物が選んだのだろうが、その人物は、原典・出典が中国の古典からとったという事実に気づかなかった。かくして、安倍の得意中の得意の大嘘となってしまった。

 「安倍・日本会議の軽薄さを露呈する一番。歴史に残る?とんでもない」「官房長官の菅は、新元号を安倍に書かせようと画策した。安倍の美しい文字を天下にさらそうとした。さすがに、文字は書けない、読めない、それに下手な文字を主権者にさらすことは、側近に止められたようだ」

<海外では国粋主義価値観反映と>

 欧米の学者は、安倍の犬のような記者とは違う。本物がいる。

 令の文字から、安倍・日本会義の狙いを暴き出していた。さすがである。

 「国粋主義的価値観の反映である」と決めつけた。英・テレグラフや米国の研究者は、日本会議の野望を暴いて見せた。韓国のリベラルな新聞も、シンゾウを突いていた。

 ネットに登場した中国の分析の一つは「平和をゼロにする」というものだった。令は零・ゼロと皮肉った。国際社会の令和包囲網が、瞬く間に確立してしまった。それと日本の学者の薄っぺらさを暴露したことになる。

<元号制終わりの始まりか>

 世は21世紀である。古代でも中世でもない。卑弥呼の占いの時代ではない。

 学校では、すべからく西暦で動いている。どこの国も同じである。日本一国、万世一世などという大嘘など通用しない。

 すでに1945815日の敗戦で、過去の「原始のしきたり」「国家神道の日本」は、太平洋に沈めてしまった戦後である。

 天皇は象徴で、憲法が規定する国事行為を行うだけで、政治的発言も行為も、憲法が禁じている。その大事な約束事を反故にして、166億円投入の皇位継承に狂奔する自公のシンゾウ一家。

 やっていること、やろうとしていることは、国民・主権者を奴隷のように思いこんでいるのであろう。許しがたい心臓である。

<帆船・日本丸を放棄して空母「出雲」に警戒せよ!>

 166億円投入の目的は、好みの天皇を、150年前のように「田布施」から誕生させた、ということなのであろう。これは何としてもいただけない、許されざる行為である。

 徹底した政治利用に、象徴に徹してきた平成天皇の怒りの心情は、いかばかりであろうか。天皇に準じてきた皇太子も同様であろう。特に皇太子妃も同じく、複雑な思いに違いない。

 この機会に、皇室はシントウと手を切るのである。原始の宗教から離脱することが重要である。靖国神社宮司に愚弄される皇室ということは、シントウ・神道に羽交い絞めにされているからである。靖国の宮司の配下としての天皇は、もはや象徴失格である。

<ライブドア言論弾圧で「ジャーナリスト同盟」通信沈没>

 そこまで、徹底した政治利用は、憲法が政府に要求する、船に例えると、帆船・日本丸を海中に沈めて、再び大陸と半島に牙をむける空母「出雲」に乗り換えようという魂胆である。


 驚いたことに、こうした正義の言論を沈没させたのが、ライン・コーポレイション傘下の憎っくき「ライブドア」である。10数年継続したブログ「ジャーナリスト同盟」通信を、真っ先に攻撃・沈没させた。その罪は万死に値しよう。


 昨夜、消された「ジャーナリスト同盟」通信のことを心配して徳間書店OBが電話してくれた。彼の驚きは尋常ではなかった。ネット世界での言論弾圧事件なのだから。まさか、の出来事である。

 法的な対抗策も考慮してくれるだろう。期待したい。

20194月3日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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